3度目の正直、というけどそんなものじゃない。
4回目か、5回目か。
今度は行けるのでは、の気持でまたしても懲りずに試すニンニクの醤油漬け。
生じゃないのにちょっとコリコリした歯応え。
市販のニンニクの漬物のような漬物を作りたい。
何回挑戦しても望むような作品?にならなかった。
加熱するとグニャグニャになり、生のままだといつまで経っても漬からないのがこれまでだった。
青森のニンニク製造販売店のブログで、「収穫してすぐの」にんにくで、というのを見て「これでは?」と気づく。
これまでは乾燥させたニンニクを使っていたように思う。
確かな記憶ではないが「収穫直後」を意識した記憶はない。
収穫直後の乾燥させる前のニンニクはジューシーだ。
これで漬け物にすれば、あのテクスチャーになりそうだ。
先日掘り上げて、特に小さい球だけを別にしてあったので、それを使うことにした。
ピンポン玉くらいの小さな球の厚い皮を何枚も剥いて、最後の薄皮も剥がして粒を一つずつに離す。
しんどい作業だ。
ニンニクの汁がつくと強烈な刺激になるから指先にちょっとでも傷があると出来ない。
包丁で指の皮まで剥かないよう注意しながら、一粒一粒。
指先がベタベタしてくるので何度も蛇口まで行く。
この小さな1瓶分を作るのに1時間じゃ終らなかった。
大きな粒の球を使えば早かったんだよ。
そこのところは「欲」。
今年こそは喜ばれるニンニク漬けを作りたい、という執念(笑)でやり終えた。
つるつるになったニンニクの粒をビンに入れたら、醤油を注ぎ込んで蓋をし、半年間お休みいただく。
こんなに苦労しても半年も経たないと結果が出ないのだ。
それでも、美味しくできればそれでいいのだけれど・・どうでるかな。
1時間辛気臭い皮むきに取り組みながら思ったこと。
「自分で育てたニンニクだからこんなことを毎年繰り返すけど、1個100円のものを買ったのではやれないなぁ。」
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