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2019年5月5日日曜日

カラスの暇つぶし活動は進化している?

あれー、ウッソウ~!

トウモロコシが無い!

近くに千切られたり抜き取られたりして散らばっている。
そんなぁ・・

大きな苗は15cmになっていた。
発芽し始めたのもあってちょっと不安もあった。
でも10cmくらいのが殆どだった。

これくらいになっていればもういいだろうと、畝を覆っていたベタ掛けの不織布を昨日外したのだった。頭が閊えていたものが多かった。

シートを外してみたら全部の箇所で発芽していることがわかり、モヤモヤしていた頭もスッキリし、さぁ今年はいいものを・・と気合を入れていた。

今朝、見回りに行くとこんなことに・・・何ということか(泣)

食べるためにしたのじゃなく、ただ遊んだだけ。
余計に腹立たしいではないか。

その前にも、ダイコンの種を蒔いたらこれも次の日に掘り返されていた。
これは私が蒔いたのを見ていた、としか思えない行動。

ゴンベェが種蒔きゃカラスが穿る・・ってね。

インゲンやエダマメを蒔いて発芽しかけたころ、ずるずるっと抜き取ることは彼らの遊びの常套手段。それが10cmにもなったものを抜いたり、1ミリにも満たない種を掘り出したり・・どんどん高じているみたいだ。

毎日澄ました顔をして庭をフラフラと散歩しているカラスが1羽いる。
たぶんアレだろう。
黒光りするボディを見せて、我が物顔に歩き回るのをボーっと見ていた私は甘かった。

こんなことをして人に迷惑をかけることでヒマツブシするしかないのか。
良いと言われている頭をもっと別の方向に使ったらどうなのか(怒)

すぐに新たな種を購入し、全部蒔き直した。
パラパラと数本残っていたのは抜いてしまった。

成長が違うものを残しておいても、開花時がずれてしまうので使えないだろう。
全く、迷惑な話だ。

想定外の様子にあわてて残骸を片付けてしまい、写真はなにも無い。

2018年7月26日木曜日

トウモロコシの収穫ー惨めな結果

雄花が出る頃から緊張を伴うトウモロコシ。
今年の品種はスィートコーンのハニーバンダムでピーター610。

雄花が出ると同時に虫害跡や穂の異常が見つかり、焦った。
これ以上被害を広げてはならないと、すぐに殺虫剤を散布。

殺虫剤は、先ず播種前に土中にダイアジノン(粒剤)を混ぜ込んでいる。
発芽直後にネキリエース、出穂前にイモムシを発見したのでスミチオン、雄穂が出てから
スミチオンとトレボンをそれぞれ数回、絹糸が出てから更にスミチオンとトレボンを1回ずつ。

虫穴がどんどん増えるので、薬の回数が増えてしまった。
去年は雄穂が出る前にスミチオン、出てからはダイアジノンだけ数回だった。

今年は絶望かと思いながらも、授粉のタイミングだけはバッチリだった、ように思う。
これに希望を繋いで、引き続き1本ずつ観察、チェック。

この頃からの成長が、とても速く驚く。

袋の説明によると雌花(白いヒゲ)が出てから19~26日が収穫適期だと。
19~26日ってずいぶん間隔があるけど。
トウモロコシって、収穫が1日違うと味に違いが出るから慎重に日を選ばなくてはならない。
7月3日に雌花が出て、ヒゲが茶色くなったので14日に試しに取ってみたら当然早過ぎた。


粒が小さく、甘味が乗っていない。未完成。
覚悟はしていたけど、穂先が虫にやられている。

16日経過の19日に再度試して、あ、全体にもう1歩。

更に21日にまた試して、OK、粒も大きくなり甘味もだいぶ増した。満足する甘味じゃないけれど、品種特性かな。



翌日22日(ヒゲが出てから19日)には全部収穫。

ヒゲのあるところの皮をちょっと剥いてみると、かなりの割合で変質。
実のどてっ腹に小さな穴が見えるものが3~4割くらい。

想像以上のひどい結果だ。

薬を良くできた昨年と同様にやればよかったものを、ネット情報に迷ってしまったのが虫害の原因。

種の剪定は手間を省いて近くのホームセンターで2,3種類の中から、耳に覚えがあって格安なものを選んだのが良くなかった。
種はネットで買ったほうがいいかな~。

寸刻を争う食べ時

トウモロコシは畑から取ってきたらすぐ茹でろというけれど、収穫後1日経つとこんな風になる。



収穫してすぐに孫のところに送ったけれど、到着までには1日経過してしまうから、きっとこんなものを食べたのだろう。
トウモロコシを嫌いになるのでは?それとも私を嫌いになる?




2018年7月3日火曜日

トウモロコシの人工授粉は今日だ!

トウモロコシに雄穂が出始めると後の生育は超特急で進む。

穂の出現と幾日も置かずして虫害も出、その対策に追われている中でとっとと雄穂に花が咲き、雌しべが見えて・・と日々状況が進化している。




雄穂の花粉がチラチラと風に揺れるのを見ると、あ、授粉の適期になった。
絹糸のような雌しべもほぼ出揃ったし。


授粉は天気が良い時でないとうまく行かないという。
天気予報は?

明日から暫くは雨、曇りの連続。
晴れは今日だけ!

今日が多分唯一の授粉チャンス。
花粉、絹糸(けんし)、晴れ・・の3拍子が揃わなくてはならないから。
風は今日はとても弱いから、風に任せたら自然の授粉はおぼつかない。

花粉がいっぱい着いている穂を首の辺りで折り取って、うす緑色のひげ(絹糸)の上でハタキをかけるように軽くはらはらと振って花粉を落としていく。

ヒゲの上で留まる花粉より地面に落ちてしまう花粉の方が多く見える。
でもこれが人工授粉のやり方だから、何本も穂を取っては花粉落しを繰り返して念入りに授粉作業をした。

授粉がちゃんとできていないと、実がきれいに揃わないのだ。

まだこれから出てくる雌しべもありそうなので、その分の雄穂を数本残し、不要な穂は全部切った。

オオタバコガやアワノメイガのような害虫がこの穂に産卵していることが多いので、授粉を終ったらすぐ切り取ってしまえば以後の虫害比較的防ぎ易いという理由で。

こんな形の穂の中から卵を見つけ出すのは、かなり困難だよね。


ここはまだ梅雨が明けない。
そんな時期の授粉作業は一瞬のチャンスしかない。

素人が作りやすい時期に種蒔きをすると、授粉の時期は大体梅雨期にかかってしまう。

他所の畑を見ると、丈の違うトウモロコシが植えられているが、それは収穫をずらすというより天候による受粉の成否を考えての植え付けかと思えるようになった。

人工授粉なんて悠長なことをするのは家庭菜園の特権で、出荷目的で多量に作付けすると、風による授粉に頼らざるを得ないからでは。


2018年6月29日金曜日

トウモロコシは害虫に入られてしまったか?!

メイガかヨトウか


穂に異変が出ている!
穂の途中がポチッと茶色く変色していたり、断続的に変色箇所があったり・・
これは何?




泡の塊のようなフンもあった。
糞を掻き落としてみると


齧った跡だけで穴にはなっていなかったので、入ってはいないようだ。
助かったかな。

アワノメイガかアワヨトウのようだ。
葉には被害らしき様子は確認できない。

少し前に何匹かの幼虫を捕殺した。今思い出せばそれはメイガじゃなくヨトウムシに似ていた。

犯人の特定ができてもできなくても、どちらにしても薬でやっつけるしか策は無い。
幼虫を見てからスミチオンやオルトランをたびたび噴霧していたが、撒ききれていなかったのだろうか?

やはり予防が肝心


去年はスミチオンとダイアジノンを予防的に散布や噴霧し、ほぼ完璧に忌避できた。
ダイアジノンは予防的使用らしいので、今からではたぶん効果はないだろう。

トレボン乳剤が良さそうなので、今回はこれで、穂や茎の傷口を中心に葉の茎に接している辺りなども目掛けてしっかり噴霧した。
もうこれ以上の被害が出ないように。


日々目覚しく成育し、昨日は穂が顔を出したところだったのが今日はすっかり広がった穂に花が着いてきた。


下の方には実ができ始めている。中にヒゲが見えるものもある。


収穫までもうすぐだ。

ヒゲ(雌穂)がでたら人工授粉を開始する。
これがうまくいけば約3週間後(7月末頃か)には収穫になるようだ。

実が膨らんできても、イザ収穫となるまでは気が抜けないのがトウモロコシ。

収穫時の結果はこちらで

2017年7月10日月曜日

おおものスィートコーンの収穫

ようやく収穫の適期になった、というかその前の試しどり。

絹糸がこげ茶色になって、その数も少々少なく薄くなったように見えたら、もういいかい?

で、皮をちょっと剥がして中を覗くと、うん、先端まで黄色く色づいた粒が見える。
3日前は粒はまだ白かった。

捻るようにしてポキッと茎から折り取ると、こんな風な出来具合。


目方を量ると380g。
500gになるとの説明だったけど、まぁいっか。

皮を全部剥いで見ると、ほーら。


綺麗に授粉できている。
その点は大成功だ。

早速茹でた。
たっぷりの水に入れて火をつけ、沸騰後5分。

その間に3%の塩水(これもトウモロコシが全部浸る量)を作っておく。
沸騰して5分経ったら引き上げて、塩水に数分。

これでOK。

ホンノリ暖かくて、塩気もあって、水から上げても萎びない。パチン、パチンだ。
茹でる時間も短い。

さぁ、いただきます!

正直なところ、甘味が薄い。
ダイエットコーンだね、こりゃ。

でも、風で苗の根が浮いてしまったのを何とか更生させ、ムシの害も、カラスの害もなく収穫までこぎつけたことを喜ぼう。
頑張ったよ、わたし。

2017年7月2日日曜日

トウモロコシの雄穂は全部除去 

トウモロコシの雄穂は、ようやく全部の花粉が無くなってお役御免になったことがよくわかったので、すっきりと1本残らず切り取った。


雌穂の授粉が済めば頂部の雄穂は不要なので取ってしまった方が防虫の意味でもいい、という理屈はわかったけれど、授粉したかどうかの確認は実が太ってこないとわからないよね。

どうすれば・・と思案しながら時間が経過。
そのうちに雄穂の花粉が順になくなってくるのを見て、あぁそうか、と気づいた。

花粉がなくなったら取ればいいのだ。
そんな簡単なことだった。

それで、順に切り取っていって今日は最後の作業。
全部きれいになくなった。

前に一度わき芽も掻いたのだけれど、残しておいたわき芽にも絹のような毛が出るので、どうにも気になって、思い切ってそれも全部取り去って本当にスッキリ。


それで、肝心の実の方だけど。
授粉はできたようで日々太ってはいるように見えるけど、こんなペースでいいのかな?


改めて袋の説明を見直すと、「おおもの」という品種のトウモロコシは「長さで目方を稼ぐ」とあった。
そういうことなんだ。

長さは(大体揃っているけど)平均的な実で30cm。
普通のスィートコーンと比べて長いような気もする。

太さはおよそ5・5~6cmくらい。
ちょっと皮を剥いて覗いてみたところ、実はまだ小粒で真っ白。

説明によると収穫適期は、「絹糸抽出後20~25日」とある。
じゃあ、あと1週間から10日くらいかな。

これは一斉収穫。
悩ましいことよ。


今日は今までに最高の暑さだった。
朝7時で30℃、正午ごろは37℃、2時過ぎは32℃で夕方6時でもまだ30℃。

梅雨前線が上がって、太平洋高気圧の影響をモロに受けたということかな。
明日もまた似たような予報。

室内で冷房を使うと足が冷えるのと外に出た時に辛いので、扇風機だけにしていた。
室内の空気を動かすだけでも体感温度がずいぶん違うものだ。

2017年6月24日土曜日

トウモロコシ わき芽に雌花?

この状態は、正常なのか異常なのか。


私には正常とは思えなかったので、写真に収めた。
こういうのもいっぱい。


メジベ(のような白いヒゲ)を持った穂の周りを雄穂が取り囲むように出ている。

言い方が違うかな。

わき芽には雄穂が付くのは普通らしい。
そこに雌穂も一緒に出ている、と言ったほうがいいのか。

何、これ?


「スィートコーンおおものF1」という品種のトウモロコシ。
主茎の周りにわき芽がでた。

わき芽は掻かない方がいいらしいので放ったらかしで放任した。
3本も4本も出て、ニョキニョキ伸びた。

主茎の先端に雄穂が出て、そのうち雌穂も出て全体が鬱蒼としてきた。
よく見ないとどれとどれが1株なのか判らないくらいになった。


1株1株を見ていくと、わき芽(側枝)3本のうち1本は先に穂が付いている。
雄穂であったり、だらりとヒゲが下がっていたり。



知らなかったのだけど、側枝はそのままにすれば先端に雄穂が出てくるものらしい。
でも今回はそこに雌穂らしいものが同居しているから、納得がいかない。

いくらググってもそれらしい書き込みには出会わない。
1つの実で雌雄一体という種類の植物はあるけれど、トウモロコシは違う。

正常ではないならば、考えられるのは肥料過多。
美味しい実を採りたいから、畝作りのときに「ドカン、ドカン鶏糞を入れておいた」とうちの作男が申していた。

関連で思うのは、トマトの多肥現象だ。
果房の先から葉が生えてくることがある。

これは何度も経験済み。胸を張って言うことじゃないけど。
これと似ている。

トマトの方は生殖現象で、トウモロコシの方は成長現象だから全く違う、かな?

収穫を目指す正常な実は、この後虫害から逃れられれば多分育つだろうから、今回の現象はこの辺で。
そのうちに何かわかるかもしれない。

とにかく伸びすぎたわき芽と2本目以降の雌穂をは除去することで、全体がさっぱりした。


これで簡単に本数が数えられるようになった。
44本。

余分な雌穂の皮を剥いて出てきたヤングコーンは、10センチ。


150cmもある幼稚園児のよう。




2017年6月21日水曜日

台風並みの荒天

ずいぶん荒れた。

朝から雨風が強く、昼過ぎは風速8mで(ヤフー予報)横殴りの雨はまるで台風。
ガチャン!という金属音に窓から外を見ると、庭の物干しからステンレスのポールが吹き飛ばされて地面に落ちていた。

単に飛ばされて落ちただけで、二次被害は見当たらずそのまま辺りに目をやると、1mほどの琵琶の木が斜めになっている。

ビワ 強風で倒れる

折れたという感じじゃなかった。

そしてこちら。


これは遠くで見ても、骨折。

一番危ないトウモロコシは・・


風圧に懸命に耐えている感じ。
倒れ防止の紐は張ってあったけど、かぜの方向が違う。

2時ごろ、雨はピタッと止み風も弱まった。
空も明るくなり、これで雨は終ったようなので長靴を履いてスコップを持ち外へ。

琵琶は根が持ち上がってしまったのを直し、支柱をして踏み固め終了。

ナスは案の定完全に折れていた。

強風で折れたナスの枝

2本仕立てにするつもりでいたうちの主枝の1本だ。
もう少し伸びたら方向付けも兼ねた支柱を追加しようと思っていたのだけど、風を甘く見た。

この枝は諦めて、これからの枝の伸びを見ていこう。

トウモロコシは、傾いた株を起こして根元を踏み固めればいいだろう。
そして、蔓ものはというと・・

ドロ汚れがひどい。

泥で汚れたメロンの葉

土の上を這っているのだから、どうしようもない。
こっちも。

強い雨で汚れたメロンの葉

ここも。

メロン 強い雨で汚れた葉

これも。
ドロで汚れたメロンの葉

ポリフィルムや稲藁などでマルチをすれば、こんなことにはならない。
そもそもスペースの無いところで無理に栽培しているから、十分な設備はできない。

泥だらけになったのをそのままにはできないから、如雨露で水をかけながら洗えるところは洗った。
先端が主で、若い芽や花が複雑に付いているのできれいに落すことはできなかった。

キュウリやナスのように立ち上がっているものは、常に下の葉は除去するように気をつけていたのでドロ撥ねの害はなかった。

気温や風、雨などの変化には、もっと気を使ってやらなくちゃいけないね。

2017年6月18日日曜日

トウモロコシの人工授粉 1回目

雄花から遅れること2週間、雌花が出始める。
今のところ1日に1本か2本。

トウモロコシ 雄花と雌花

目標どおりのいい実ができることを願って、順に人工授粉してみよう。
そんなことしなくてもたぶん実は付くだろうけど、20本の2列程度の畑ならした方が確率が高くなる筈。

難しいことじゃない。
先ず花粉がいっぱい付いている雄花を選び


舞妓さんの簪みたいに、小さい短冊のようにゆらゆらしているのが花粉。
これが付いている穂が雄花なので、この穂を先ず1本折り取って


取った穂を手に持って、開いている白い雌花の頭(白い毛のような部分)を撫でるようにしながら花粉を付けて行く。


この雌穂についている糸のような物1本1本が、授粉することで「実」に生るのだ。
ふ~ん、という世界だね。

今回は開いた雌穂は4つだけだったので、折り取った雄穂は1本だけ。
チャンスを逃さないように、何度かこの作業をする予定でいる。

全部授粉し終わったら雄の役割は終了なので、使わなかった穂も全部取ってしまうといいという。
そのままにしておいてもいいが、トウモロコシにとって大敵のアワノメイガが入りやすいので無いほうがいい。

アワノメイガにやられたらせっかくここまで育てた甲斐なく、哀れなことになってしまう。

でも、確実に授粉できたかどうかの不安があって全部切って取ってしまうのは勇気が要る。
虫害の心配もあるけど、少しは残しておいた方がいいのではとも思う。

どうしたものか・・・



2017年5月14日日曜日

トウモロコシの定植

昨日はほぼ一日中雨、一時はかなり強く降った。
そして今日は晴れで風も弱い。

植付けには抜群のタイミング。
4月16日に種を蒔いたトウモロコシを定植した。

1箇所基本2本植えで、22箇所。
予定通りなら44本できる筈。

トウモロコシ 定植

品種はスィートコーンの「おおもの」といって、「甘さもサイズもヘビー級」なんだって。
元肥は事前に牛糞、鶏糞、ヌカをしっかりほどこしてある。もちろん石灰も。

吸肥力が強いということは、つまり肥料を沢山必要とすること。
今年はこのところを今までとグンと変えてみた。

定植時の株間は30cm。
列間は70cmくらいという説明だけど、そんな畝幅は無いのでいつもやっているようにやはり30cmで植えた。

仲間同士で花粉を飛ばす、あるいは自家受粉するのだ。
方法は風媒。

そのためには最低2列はないとできないと言われる。
3列以上でやったことはないけど、2列あれば何とかなる。

何で2本植えかというと、危なくて、不安でとても1本にはできなかったから。
育苗中に強い風に吹かれて、根が持ち上がって切れてグラブラしているものがいっぱいあるのだ。

こんな状態になっていた。

トウモロコシ 風害

この白い細い部分は「根」だった。
風に持ち上げられてしまったみたいだ。

半数近くがこんな状態で、泣きたいようだ。
種を買い直して初めからやり直そうかと考えたけど、まだみんな生きて成長はしているので、ひとまず植えて様子をみようとなった。

新しい根が出てくるように、上まで土を掛けて深植えにし、しっかり押さえた。
もちろん植え穴にはオルトラン粒剤を混ぜ、土からの殺虫対策もしっかり。

これでしっかり成長してきたら1本に減らそう。
そうできることを願う。

植え付け終わったらネキリエースという、これまた殺鼠剤みたいな殺虫剤を下部の周りに撒いて幼苗が切り倒されないように予防。
せっかく根付いたと思ったら、ある日突然倒れている・・なんてことにはしたくない。

根切り予防薬

暑かった去年は7月前半には収穫になってしまったが、今年はどうかな。


2017年5月7日日曜日

大型連休の嵐、その爪痕

連休最後の今日は、朝から風が強い。
予報によると風力5~6とのこと。

メロンのテントが何度も剥がされ、定植したばかりのインゲンは1センチ近くも土から出て傾いた。

もうしっかり根を張っているはずのトウモロコシの苗も、こんな風に。

傾いたトウモロコシ

風が地面から吹き上がったのか、上着を持ち上げてお腹を見せるかのように隋が出てしまっている。

傾いたトウモロコシ


拙いなぁ、どうしたらいいのだろう。
予報を見ていたなら、避難すべきだった。

もう一つの嵐。

8歳、6歳、2歳、1歳の4人の孫。
彼らにとっては年に2~3度のイトコ同士の顔合わせ。

言えば解るのは8歳だけで、6歳はその場は「うん、わかった」と言えるが、全然わかっちゃいない。
気が向くままにロウゼキを働き、怒られている。

2歳は黙って(まだ言葉が出ない)目を輝かせて、庭中を走り回っている。
躓いて転んでも泣かない。

1歳10ヶ月は、嬉しそうにニコニコとイトコたちの動きを眺めながらヨチヨチと追いかけている。

隣組全戸に聞こえそうな騒音が一日中響いている。
こどもの日でもあることだし、ここはお許しいただこう。



ここまではハラハラしながらも、普段は動かさない顔の筋肉を使って傍観。

ところが、2歳の全身運動が止まりしゃがみこんで静かに何やら「お砂遊び」中。
あっ、あ~っ!何をしてくれたの~~

種を蒔いてあるポリポットを持ち上げてひっくり返して次々とジャーッと。

2つ3つと芽が出始めていたレタスだよ・・(泣

2歳じゃ、出し放しにしておいたこちらが悪い。
叱るにしかれない。

こういう被害は想定外だった。




2017年4月22日土曜日

トウモロコシが発芽

トウモロコシが一斉に芽を出した。

トウモロコシの発芽

種蒔きは4月16日。
品種はスウィートコーンで1代交配の「おおもの」。


本当にこんなに大きなトウモロコシができるのかナぁ。
事の行きがかり上、選んでしまったけれど結果はいかに・・

各セルに2粒ずつ蒔いて、44セル。
発芽適温(地温)は25~30℃と、わざわざ断り書きを貼り付けてある。

裏に小さく書いてある注意書きだけだと、「出ない」と文句を言われるのかしら。
まぁ、私も書かれている説明をちゃんと読まずに突っ走るので、他人事ではないけど。

昼は25度を超えることが多くなったが夜の温度が適温までないので、セルトレイは終日屋内(21度)に置いた。

細かいことを言うと、この種も埋める時に向きがあるように書かれていたのを何かで見た記憶があるけど、どっち向きなのかは忘れたのでランダムに埋めた。

どうやらその説は関係なかったみたいだ。
畑一面に栽培する場合はそんなことしていられないものね。

芽が出たのでそろそろ肥料(鶏糞)の鋤きこみをお願いしなくては。



このところネギ類の成長が旺盛だ。
貧弱でどうなることかとハラハラさせたタマネギが、今まで経験がないほど立派な葉になっている。

茂っているタマネギ

今度は上の成長が良すぎてこれまた心配になった。
でも、まだ球にはならないが、膨らみ始めている。

地際がしっかりと太ってきたタマネギ



ニンニクもかつてなくしっかり伸びている。
少々混んでいるが。


育苗中の一本ねぎもピンと上を向いて元気だ。


九条ネギは、ぼうずができて芯は硬くなっているが葉はやはり元気に成長中。
葉だけなら今も食べられる。







2016年7月13日水曜日

トウモロコシの収穫 まぁ食べられないことはないけど・・

毛がこげ茶色に変わった実の先端をちょっと裂いてみて、粒が黄色くなっていたので良さそうだなと9日に収穫。

ダメージは覚悟していたけれど、やはりこんな感じ。



先端は例外なくやられ、お腹あたりの皮に異常があるものはこんな風だった。
中には芯が茶色く変色しているものもあった。

幸いだったのは、受粉が成功していたこと。
人口受粉したのも、自然受粉のも。

だからこんなふうに虫にやられたけれど、汚い部分を切り捨てれば食べられる。

早速茹でて食べました。
あぁ、スイートコーンだ、美味しい!

虫害さえなければ売り物になるほどの出来だった(その虫害が肝心なんだけど)。
来年は完璧に作るゾー!



他人には差し上げられないオソマツなトウモロコシだけど、身内ならと送りました。チルド便で。
そのうちに笑顔でかぶりついている孫の写真がメールとともに届くことだろう。