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2020年5月12日火曜日

頂芽がなかったトマト苗

いっぱい並んでいた中から選んで買ってきた中玉トマトの苗。


数ある中からずんぐりしてしっかりした苗を選んだつもりが、持ち帰ってよく見ると


頂芽がない。


そこには気づかずに買ってしまったが、今から取り換えに行っても初めからなかったことの証明ができないし、どうしようか・・・

よく見ると、下の方からけっこう太い側枝が1本育っている。
ということは、たぶん店で並んでいたときすでに頂芽は無かったのではないだろうか。

まぁ、お客が自分で選んでレジへ持っていくシステムだから、どれを選ぶかはお客の責任ということでこの際しかたないか。

さてどうしようか。
他の店で探したが、中玉の苗は置いていなかったので、代わりにミニを買ってきた。
問題の芯なし中玉は捨てるのはもったいない。

下から出ている強い脇枝を活かせないだろうか?
ナスの剪定で間違えて切ってはならない主枝を切ってしまったときに、代わりになりそうな枝を伸ばしていく方法をとる。

これをやってみよう。
ということでそのまま定植して6日後、こういう姿になった。


無かった頂部にも新芽ができて、「私が主です」みたいな雰囲気になってる。
これでまた”オットット”となる。


トマトの基本的管理は、脇から出る側枝は全部かき取るのが原則だ。
ちょっと亜流だけどミニトマトの使う方法で、収量を増やすためにわざわざ脇の枝を伸ばしてもう1本の主枝に育てるやり方がある。

で、また発想を変えて、この手で行ってみよう。
2本とも主枝として育てよう、ということになった。

これで木は活きた。
がトマトは実がついてからが難しい、今年はどんな結果になるか。



2019年7月29日月曜日

とまとの雨対策にポリマルチは効果あり

家庭菜園なんだけど作るからにはキズのないトマトを作りたいと、今年は思い切って畝にポリマルチをしてみた。


でも初生りの実はヘタから外に向かって2cmほど縦に裂けた。その時の記事はこちら


ポリマルチだけじゃだめか。
じゃ、傘も着けてみよう、気休めみたいなものだけど。


袋のとじている方もカットし、筒状にして上の口を茎に縛って止める。合羽を着せたようになる。
この画像は一昨年のもので、この方法は一昨年から試みていたがいい結果は出なかった。

今年の結果はー
6月下旬の作品↓

大玉の割れ玉は出なくなった。
ほぼ順調にいいものが出来ている。

せっせとビニール傘を差しかけ、収穫時は袋の下の口を持ち上げてそーっと実を外す。
それほど面倒じゃない。

今年はほぼ2ヶ月間毎日雨がふっていたと言っても過言じゃない。それでも大玉トマト
は裂けなかった。

トマトにとって雨除けとしてのマルチは効果があったのだ、実に掛かる雨と根が吸い上げる水とを避ける必要があるようだ。

定植から2月もすると3段目の収穫が出来るようになったが、実が小さくなってきたの
で、追肥が必要だ。
畝はポリフィルムにすっぽり被われている、どうやって?

苗が小さいうちは、植え穴から入れればよかったが、もう根はかなり遠くまで広がって
いるだろう。植えた時の穴から入れたって効果は無さそうだ。
仕方がない、ポリフィルムを剥がして畝の肩下の辺に化成肥料をパラパラと蒔いた。

軽く(と言いたいけれど土は固かった)耕してフィルムを戻したけれどそれを押さえる
土の確保が難しい。
通路を引っかいて何とかフィルムの端を押さえたけれど、畝間の幅に余裕は無い。

肥料切れが原因かどうかわからないけれど、成長の様子が変になってきた。葉の色が薄く
形も小さくて成長してこない。肥料不足の現象ではないか。


化成肥料で追肥をしているが、復活の様子は見えてこない。ここまで、か。


家庭菜園でもプロほどじゃなくても畝にマルチをしたり、屋根を掛けたりと防水対策を
している人も多い。

トマトは雨(水)に弱いのに、5月頃から露地で栽培すると色付いて大きくなってくる頃は梅雨と重なる。カラ梅雨でほとんど雨が降らなかった夏は良いとまとが出来た経験と今年のマルチから、できるだけ雨を避けることでいいトマトができることが実証された。

家庭菜園だからと言っても、植えっ放しではだめだ。収穫という結果をだして初めて遣り甲斐が生まれる。自分に向かっての言葉だけど、ある程度の努力は必要だよ。

今年は雨による裂果被害から守ることができ、一つ前進。
来年は肥切れを起こさないための技術を積みたいものだ。

今年のもう一つの成功は、オオタバコガの被害も無かったこと。
オオタバコガに入られると実が大きくならずに落ちてしまい、一旦入られたら最後で手の打ち様が無い。

今回は予防として薬(プレオ)を使った。その効果があったのだろうか。

その代わりかどうか、雨が多かったという環境の違いで寄ってくる虫も変わったのか、ワラジムシ(ダンゴムシの小型)がいっぱい湧いた。


ヘタの近くに1mmほどの穴をあけるが深くはないので、自家用ならそこを削れば食べられないことは無い。

大玉トマトに関しては今年は努力の甲斐があったと言えるのだが、中玉トマトは横に裂
け目が入ったものが多かった。当然のように味は薄く感じた。
同様の環境で同じように手をかけても結果に違いが出るのは品種のせい?

2019年6月26日水曜日

大玉トマトの裂果

大玉トマトはやっぱり屋根を作らないとちゃんとした実が取れないのかなぁ。
今年は株元をポリマルチしてみたのだけれど、やはり裂果してしまった。

1段目が色づき始めると同時に裂け始めた。


ここまで葉も実もいい感じで、5段目まで実が着き1段目が昨日は夕焼け色になり、今朝はこの色づき。中玉はちょっと前から色づいて、今日は収穫できそう。


大玉はこの状態で収穫をし、追熟で色だしをすれば見た目の被害はごく僅かで抑えられそう。でも今年初なりでもあるので木なり完熟で食べたい。

今日は良く晴れて気温も高いので、夕方までにはかなり色付きも進むと思えるので、この房はこのまま行こう。
2段目の房からは雨避けの袋掛けをしよう。効果の程は疑問だけど今のところそれ以上の手はないので。

この裂け口を放任して生らせたまま色着くのを待てば、キズ口が腐ってくる可能性が高い。予報では明日からはずっと傘マークで最悪の条件のよう。

大玉トマトは雨が最大の敵だ。
だからその年の気候次第で結果が大きく違ってくることを、経験してきた。
かと言っても、家庭菜園にビニールハウスまでは不可能だしね。なるべく簡単な雨避けを考えるしかないかな。



ということで、割れヒビがはいった未熟トマトをそのまま冷やして食べた。

やはり未熟は未熟なりの味で、正直言えば香りが・・なんだけど、うちの畑でできたという身びいきでまぁそれなりに美味しかったです。

その後の経過はこちらから



2018年7月4日水曜日

トマトとオオタバコガ

予防をサボるからミニトマトがこんな状態にしてしまった。


こんな大被害になるまで放っておいたのは誰だ!?


この実も、大きくならない、変だなと思いながらも周囲の観察を怠っていた。

こっちは葉の影になっていて、葉を避けてみたら・・・↓


フンまみれでモソモソ動いていた。
ピンセットでつまみ出そうとしたら中に潜り込まれてしまった。
これは茶色。

こちらもかなりのドン臭いけど、向こうの力はかなり強く、潰れない程度の抑え方ではまず逃げられてしまう。

そのつもりで探せば簡単にみつかるのに、あ~あ、後悔先に立たず・・

逃げられた1匹以外に、今日は3匹も殺してしまった。
「虫も殺せぬような・・」というけれど、この程度の虫を殺すのもかなりの抵抗があるものだ。

だからって虫に哀れをかけていたわけじゃない。
こんなのを3匹捕まえて処刑した。


穴をあけて潜り込もうとしているオオタバコガ。
今度は逃がしてなるかと、しっかり掴んで引きずり出し下に置いたらくるんと丸くなってジッと動かず。


次のは、間もなく伸びてソ、ソ、ソと逃げ出した。
いくらドンな私でも、これを追うくらいはできたので動いているオオタバコガを捕らえることができた。


拡大してネット上にあるサンプルと見比べるとオオタバコガに間違いなし。
成長に従って体色が変化して、緑色のは最も若い幼虫で、大きくなってくると茶色になるのだと。

蛾になった成虫は茶色い羽をもっている、なるほど。

このページの3枚目のが茶色のオオタバコガで、ちょっと先輩らしい。
それで力が強かったのかな。

オオタバコガは卵を1個ずつ産むのだそうだ。
塊になっていないから葉に産みつけられた卵を見つけるのは至難の業、とのこと。
まして、葉の上じゃなく葉の裏側。

たとえ1個見つかっても、その時には既にあちこちに・・
卵のときに始末をしないと、潜って中に入られたら農薬も殆ど効果が無いらしい。

仕方がないので、穴を開けられた実はとって捨て、茎はそこから切り捨てた。
そうしたら芯のない茎になり、この先は変な恰好になっていくのだろう。


2018年6月19日火曜日

大玉トマトにビニール傘

いよいよ梅雨本番かな、明日は豪雨との予報。
その後もずっと傘マークが続く。

順調に育っているトマトが危ない。

今はきれいに育っている「桃太郎」


こちらは色づき始めた「米寿」


いつもやっている方法で、でも結果は裂けてしまうのだけれど、せめてもの対策でヘタの窪みに水が貯まるのだけでも防ごうとポリ袋で傘を作った。



経験上から、大玉とまとは水に弱いからハウスがないときれいにはできない。
原産地がアンデスの山地だから、強い光と乾燥した土地がいいのだと。

日本の、しかも梅雨期を過ごしての栽培は路地では無理がありそうだ。
上からだけの雨を避けても、地面に浸み込んだ雨水を根が吸い上げてしまうから結局実が裂けて、そこから腐敗してしまう。

根の周りにフィルムを張って雨をはじいたら、どうだろうか・・
トマトの根ってとても旺盛に伸びているから、水を吸い上げる根の先端は遥か遠くなので、僅かな面積でカバーしてみても役に立たないだろう。

だからこんなふうにしても悪あがきでしかないけれど、何もせずに手を拱いているよりはという訳。
もしかしたら、今色付いている1つは完璧な姿で収穫できるかも、なんて理屈が通っていない(^^;



2017年7月3日月曜日

トマト色づき 初収穫

中玉とまとに色が着いてきた。


1房に6球
1球はゴルフボール大。

上の2球が真っ赤になったので、今日は初収穫。


あ、やっぱり割れている。
雨除けが遅かったのと、下から吸い上げたからかもしれない。

完全なものを作るなら、屋根を建てなくちゃだめなのかな。
これは今夜の私の夕食の一品  楽しみ~♪。

2017年6月25日日曜日

とまとの雨よけ

もう降り出しちゃったけど、手遅れかも知れないけど、表面的には異常がないのでパッパッとやってみた。


1列4本だけのトマトは、「屋根」を設置するスペースもないのでこうしてみた。
ポリ袋を筒状に切ってトマトの房を入れ、上の口を止めただけの簡単なもの。

直接雨がかからないようにという意味では、何もないよりはいいかな、と。
土に浸み込んだ水を吸い上げるから、やはり屋根がないと意味がない、か。

自己満足、無駄な労力になるのかな。

***********************

今日は結局夕方まで雨がショボショボ。
風が無かったので、止み間を縫っては気晴らしに外に出てみる。

県知事選の投票日でもあったので、それもいいチャンス。
途中で知り合いと立ち話で、ここでまたガス抜き。

貯まり始めたキュウリをピクルスにする作業もやった。
酢漬けにしておけば、息子達は多分喜んで持ち帰るだろう。

高い送料を使い、鮮度を落してまで送ってやるほどのものじゃないなら、これはいい案かな。


2017年6月14日水曜日

トマトは寸詰まり、葉が巻き込んで・・肥料過多かウィルスか

大玉トマトの木の姿が気になる。
去年と同じくウィルス病に罹っているのだろうか?

大玉トマト 肥料過多か

葉が鬱蒼として全体にずんぐりして、上部の葉は葉脈がぐるんと巻いている。
茎は頂部で急に細くなっている。

大玉とまと 葉の巻き込み

トマト 茎先端が細い

ウィルスだとしたら一大事。

トマトの「黄化葉巻き病」の特徴は 
(発病初期)
・新葉が葉縁から退緑しながら表側に葉巻症状となる。
・後に葉脈間 が黄化して縮葉症状となる。
(症状が進むと)
・生長点付近で節間が短縮し、株全体が 萎縮する。
・開花しても結実しないことが多い
情報元はここ
・ウィルスを持ち込んだとされるコナジラミ(白い小さな蛾)の姿は見ていない。


それに対して現状は
・新葉の色は少々薄い緑色で、新芽ならまぁこんなもの、という程度。巻いてはいない。
巻いているのはその下の葉。
隣り合って2本植えてあるうちの1本が、支柱に葉がくるりと巻きついているのだ。

・葉脈間の異常も見えない。
・生長点付近で節間が短縮している→これが気になる。
・実は1房だけ着いている。これも時期的にはこんなもの。

こうして見ていくと、黄化葉巻き病である可能性は低いようだ。

では、肥料過多だろうか?
茎は先端以外は太く、葉の量多く、色は濃い目これらは肥料過多の形状。
では茎の先端が急に細く成っているのはどう見るのか。

元肥に牛糞、米ぬか、カキガラ石灰を施し、その後1度だけ化成肥料を追肥している。
元肥の量はどうかわからないけど、追肥の化成肥料は余計だったかな。

どうもこちらの方がクサイように思えてきた。
が、念のため今日にでも殺虫剤を撒いてもう少し様子を見よう。

なぜ殺虫剤?
この病気を媒介する虫(タバココナジラミ)を退治することで病気の拡大を防げるという理屈のようだ。



2017年5月27日土曜日

中玉トマトにホルモン剤

丸二日間の雨、よく降った。
室内は蒸して不快だったけど、野菜たちはみんな生き生きしている。

根が上がってしまって倒れかけたトウモロコシも、原因不明で萎れかけてたナスも生き返った。
多すぎてもだめだけど、水は大事だねぇ。

今朝はちょっと肌寒かったけど、ギンギラギの快晴。
そうだ、トマトにホルモン剤のチャンス。

中玉トマトの花の具合はこんなふうに1房に3~4つの花が咲いている。



背の低い湯飲み茶碗のような容器に、50倍に希釈したトマトトーンの液を作り、そこに花の部分をポチャッと浸してやるだけのこと。

生育全体を通じてこの時期に1回だけの作業だけど、これをすることで実着きがよくなるのだ。実に簡単なことだけど、プロの(プロから教えてもらった)ワザ。


この花は実は2段目の花。
第1花は取ってしまった。

この順序がいまひとつわかっていない。
第1花の摘除は、開花したときなのか実着きを確認してからなのか・・

どちらかによって、ホルモン処理の効果が違ってくるかもしれない。


トマトトーンはホルモン剤で、いわゆる農薬ではないし価格も安い。
ホームセンターで買えるので、使うといい。

今日はこの中玉種2本だけの処理。うちの大玉(2段目)はまだ開花しない。



2017年3月4日土曜日

ねぎ、トマト、唐辛子の種蒔き

今日もまた種蒔き。

いつもに比べて風が穏やかに感じて外に出たが、いざ作業を始めてみると手の中に取り分けたタネが吹き飛びそうであわてた。

今日の野菜は
根深ネギに中玉トマト&トウガラシ。


ネギはケシツブより小さく、トマトにトウガラシはぺらぺらと薄い。
野菜の種は豆類以外はほとんど小さいけど、60個分の種蒔きは楽じゃなかったなぁ。

たまたまなのだけど、この3品はいずれも「嫌光性」の種だった。
光が当らないように深く植える必要がある。

連結になっているセルトレーに、種蒔き用土と砂を混ぜ合わせて入れ水を掛けて湿らせたら種を蒔く。

ポットの土に3箇所か4箇所割り箸をズズッと差しこんで深さ1cmほどの穴をあけ、そこに種を落とし込んでいく。

ケシ粒より小さい、そして黒い種を1粒ずつ指先で確認しながら落していくのだけど、狙いが定まらなかったり、落ちたかどうかわからなかったりしても目で確認は出来ない。

で、カンに任せて、次へ。
全部落し終えたら穴を埋めるようにして周りの土を掛け、指の腹で押さえておく。

ふかふかの土を押さえるとズブズブと沈んで、深さ1センチにしたつもりがれっれっれっとなってしまったけれど、なんせちっちゃい種だから5ミリも掛かっていれば光は届かないのでは。

勝手な解釈で、よしとする。
でも気になったので上から砂を掛けておいた。

それがこれ。

それからトマトとトウガラシも蒔く。

トマトは6粒しか残っていなかったので紛失したら アウト。
風に飛ばされないよう注意して、1ポットに3粒きっちりと蒔く。

トウガラシは蒔く直前に、乾燥させてある昨年の実から種を取り出したもので、いっぱいあることもあり気楽に蒔けた。


左2個がトウガラシ、右2個がトマト。
トウガラシは1本がちゃんとできればそれでいいし、トマトは中玉はあまり喜ばれないから上手くできれば2本でも多いくらい。

これらは外でも時間をかければ発芽するようだけど、温めれば早いと思うので、ジャガイモに倣って発芽までは玄関に置くことにする。

今日ようやくジャガイモの畝に堆肥が入った。
明日には植付けができると言われたけれど、芋をカットして干しておくのを失念。

気ばかり焦って頭が付いていかない。
忙しい、忙しい・・

2016年8月8日月曜日

トマト黄化葉巻病とういウィルスに感染していた

実はポロポロ落ち、素直に伸びないでいじけたようなトマトの原因は何だろうと思いながらそのままにしていた。

ようやく、ちょっと調べただけで「あぁ、これのようだ」と探し当てた。

「トマト黄化葉巻病」
状態そのままの病名。

上部の葉の緑色が薄く黄色っぽく、葉自体がとても小さく上に伸びる力が無い。
下のほうの葉は巻き込んで、全体にグシャグシャになっている。
生った実も落下するのが特徴と。

↑葉の広がりがなく、全体におかしな形

↑頂部の葉色は薄く、葉が短く縮れている


↑下方の葉もクルクルと巻き込み、全体がひっ絡まったようになっている

ぴったり当てはまる。
情報元はここ。
http://www.maff.go.jp/chushi/anzen/seisan/pdf/yamaguchi3.pdf


わかったと喜んでいる場合じゃない。
生産できない、食べられないのは仕方ないとしても、ウィルスの一種とのこと。

治癒不可能で、すぐに抜き取って木を始末しなければならないと。
トマトに限らずウィルスに罹ってしまったら治療薬は無いんだそうだ。

このウィルスの原因はタバココナジラミという虫。
羽を持つ白い極小さなムシ。

気温が高い時に発生し、取り付かれてから20~25日で発病するそうだから、この1月くらいの間に発生していたことになる。

病気が出てからは治しようがなくても、虫が付いたらすぐに始末していればここまでにはならなかっただろうに。

日々よ~く観察していなくちゃいけない。


2016年8月7日日曜日

次々とひび割れるトマト

またまたトマトの話題。

10日程前に少し雨が振り、直後に赤くなっているトマトが一斉にひびが入った。
残念だけどわかっていても防ぐ手立てがなく諦めて、虫食いトマトと一緒に全部捨てた。

地下にしっかり溜まるほど降った雨じゃなっかたのに、今でもどんどん割れたトマトがぶら下がる。



そのまま腐ったり、ぶら下がったまま干しとまとになっていたり。
割れてすぐなら味に変化はなくおいしく食べられるけれど、すぐに腐ってくる。

前に降った雨はまだ地下にあるのだろうか?
伸びた茎の新芽も縮れたような小さな葉になっているので、木全体が病気かも。

もの言わぬ植物のご機嫌をとるのって、本当に難しい。


今朝もまた、下にぶら下がった枯葉と一緒にどっさりと処分した。


2016年7月17日日曜日

トマトの虫害 オオタバコガ

鈴生りに実ったミニトマト。


が、ポロポロと落ちてくる。


変だなぁと実房をよく見ると、うん?実に穴があいている。


もぎ取ってみると



中にいる虫が見える!
これは大変なことに!

どんなふうになっているかと、切ってみれば・・ジャーン!


これはひどい!

虫を掘り出して地面に落とすと、くるんと丸まった。


しばらく放置し熱いコンクリートの上でぐったりするかと思ったら、そのうち体を長く伸ばして移動を始めた。動きは結構な速さだ。

ワッワッとあわててトドメを刺す(これが勇気がいるんだ)。


オオタバコガのようだ。
大群。

畝の端から端までよーく見ていくと、実だけじゃなく茎の途中にも穴があいて成長点が噛み切られているものもある。
こんなこと初めてだ。

オオタバコガという活字は見たことはあったけれど、自分の作物への被害は経験が無い。
あってもごく僅かで気がつかなかったのかも知れない。

調べると、トウモロコシやトマトに被害が出、実に入られたらその実を除去するしか手は無いと。

トウモロコシとトマトは畝が隣合っていた。
被害時期がほぼ一緒。
もしかしたら同じ虫だったのかも。

いずれにしても、観察が粗っぽかったなぁ。
大いに反省。

食害された実を取り去ったら、ほとんど何も残らなかった。
悔しい。

その後殺虫剤を散布し、今後の収穫を待つことに。
3日後の今日、また実房がぶら下がり始めたので取り合えず安堵。


オオタバコガの大発生。
来年からは早くから注意しなければ。



2016年6月4日土曜日

トマトにキュウリ、2回目の植え付け

2回目と言ってもやり直しではなく、収穫をずらす目的での植え付け。
当初トマトは大玉2本、ミニ2本、キュウリは1種類を2本ずつ苗を買って植えた。

総合的にもう少しあったほうがいいので、後から種をまいてみた。
トマトの実生栽培は初めて。

5月1日ポットに蒔いて、保温兼防虫のケースの中で凡そ1ヶ月。

トマト(中玉)はこんなふうに本葉が2枚出たところで


この中から2本を選択し、その2本を夫々芯を摘んで脇芽を2本出させた。


播種からおよそ1ヵ月後の6月2日にこれを畑に定植。


Yの字になって2本仕立てになっている。
脇芽をすべて摘んで主幹1本だけで育てる方法を、今まではとってきた。

そういうものだと思っていたけれど、こうすればあまり高くならずに収量も1本仕立てより多くなるとの情報を得て、それはやってみるべきと。

既にうえてある苗は大きくなっているので、やっていいのか疑問だったので、種からのこの中玉種だけで試そうと思う。

まだ弱弱しい感じがあるけど、発芽して1月もしているから大丈夫では。


キュウリも追加は種から。
やはり5月1日ポットに蒔いて、保温兼防虫のケースの中で凡そ1ヶ月。

品種は「ときわ風みどり」
蒔いてから1ヶ月、こちらは何の手も加えていない。

まだ本葉が2枚の頼りない姿で、なんだかヌーッと腰高の徒長したような苗ができた。
はやく定植したほうが良さそうなので、やはり6月2日にこれを畑に定植。


アンドン囲いで風から守ってやりたいところだけれど、ネット際なのでそうはいかず、支柱を立ててそれに固定。
支柱を斜めにしてあるのは左(北)方向に持っていきたいから。

良く見ると、もううっすらと2箇所にうどん粉病がでていた。
すぐにサンヨールをかけておいたけど。

目が離せないなぁ。


こちらは苗から育て始めたキュウリ「北進」の今の姿。


1日に強い風が吹き荒れて、下のほうの葉がボロボロになってしまった。
それまでは濃い緑色の大きな葉がついて、惚れ惚れするようだったのに。

今回植えたきゅうりとのバトンタッチは果たしてスムーズに行くだろうか。