2017年4月30日日曜日

溝施肥で植えてみたナスの小苗

店頭の苗が豊富にあるGW前に手に入れておこうと、29日に買いに行った。
いつもの¥70の苗を目指して売り場へ。

どれもこれも見逃してしまうほどの小さな苗だった。
さんざ迷って、結局これら(箱の中にある苗)を購入。右のトマトは私が種蒔きから育てた苗


このうちのナスとキュウリを翌日(4/30)には植えた。
地温は30度以上になっているし、近所の皆さんも植えているから大丈夫だろうと。

今年は元肥の施し方を変えて、「溝施肥」にしてみた。
先ず堆肥としての牛糞と石灰は事前に鋤き込んでおいた畝の真ん中に、鍬で溝を深めに掘る。
溝施肥1

その溝に元肥のケイフンを置いていく。

溝施肥2

次に苗を植える位置に油かすを置いて、そこに割り箸を立てて印をする。
今年は苗の間隔を1mにした。2本仕立てにしたいのでこのくらいは必要になる。

溝施肥3

そこまでやったら、印の割り箸を倒さないように気をつけて土を2~3センチ埋め戻す。
このう埋め戻しの作業は、肥料が苗の根に直接触れないために行うもの。

溝施肥4

この後は植え付けになる。
ポットから外した時に、十分ではないけど白い値が外側に見えて、根鉢が崩れることもなかった。

鉢にある苗には事前に防虫剤や殺菌剤の薬液を灌注しておいた。
今回はサンヨールという殺菌剤と殺虫剤を混合した薬剤にした。

割り箸が立っている位置にオルトラン粒剤(殺虫剤)をパラパラと蒔き、土を寄せて水鉢を作り水を入れる。
水が浸み込んだら苗を置いて土を掛け、手で押さえておく。

ナスの植え付け

後は苗の支柱とアンドン用の支柱を立てアンドン(風除け)をすれば終了。

アンドンで風除け

少々わずらわしかったけれど、この方法だと植え付け時に有機肥料の施肥ができるので、バタバタせずに済むし、肥料も上穴の分だけでいい。

だからケイフンも「穴」で良かったのだ。余計なことをしたようだ。

この溝施肥や穴施肥は、予定通りに畝が空かなかった時や急に予定が変わって準備できていない時にはとても便利だ。

それに元肥を畝全体に鋤きこむ方法よりも肥料効果が高い、とする説も見える。
今後は基本的にこれでやろうかと、いまのところの胸算用なり。


今回の「苗が小さい」件は、思うに値段との折り合いでは。

いつものように70円(税込み)で売ろうとしたら、こうなったのだ、多分。
燃料代、手間賃、資材費などの値上がりでここまでしか育てられなかった、か?

売価を上げたら売り上げが落ちる、という販売側の判断の結果ではないだろうか。
いつもの大きさにまで育てたらいくらの値になるのかは知る立場じゃないけれど、景気は良くないんだよね。

考えすぎ?
単に気温が低かったからかも。





2017年4月29日土曜日

エンドウの冷凍保存 これもゼイタクのうち

毎年のように冷凍保存。


1日1回の収穫では大きくなり過ぎてしまうキヌサヤ。
その都度食べきることはできない。

で最盛期には収穫したらその日のうちにさっ熱湯を通して冷凍。
これはこれで長期間使えて便利。

炒め物なら、解凍せずにこのままフライパンに入れればいい。
汁の身で使うには、やはり凍ったまま厚い煮汁に入れて1分ほどそのままで。
飾りの色としてなら、やはり凍ったままもう一度さっと茹でる。


スナックエンドウも同様に冷凍してみた。
やはりさっと熱湯に通して、水切りしながら冷ましたら冷凍に。

ブランチングしたスナップエンドウ

スナップエンドウは、解凍後に茹で直してどの程度になるのかはわからない。
今年は試作段階。

あと1回の収穫を残すだけで、これは終了。
今年初めて作ってみた野菜で、作りやすく調理も簡単で、さっと茹でただけでお酒のつまみなんかには便利で美味しい。

野菜の無人販売所でささやかに安く売っているのだけれど、キヌサヤもスナックエンドウも売れない。

原因はわからないけれど、食べたことがないという人も少なからず居るみたいだ。
食べたことがないものは興味も無く、その値段が安いのか高いのかも判らないよね。

スーパーの棚を見ると、高いところに少量並べられていて、1パック10枚前後で100円強(スナップの場合)。

キヌサヤだってとても高い。
キヌサヤと玉子の取り合わせなんて、これ以上無いほど美味しいんだけど・・

これじゃ気楽には手が出せず、「口に入れたことない」のは珍しくはないか。
やはり自分で作ることはとてもゼイタクなんだね。

スナックは収穫が始まってから2週間で終ってしまった。
収穫期間が非常に短いのも高価な原因かな。

2017年4月28日金曜日

細長い春キャベツ

10月に蒔いて半年、ようやく収穫期を迎えたキャベツだけど何だか変な形になった。

縦に長いキャベツ

いきなりトウ立ちだろうか。
「ある程度の大きさで寒さに遭遇すると花芽が分化する」のがトウ立ちの原理なのだ。

花芽の分化とは、こういったものの場合つまりトウ立ちのこと。
ある程度の大きさってどの程度かわからないのだけれど、このキャベツは秋に蒔いて今収穫だから小苗から葉の数10枚そこそこで冬越している。

アブラナ科の野菜は春暖かくなってくると花が咲くものが多いし。
もっと早くに収穫しなきゃいけなかったのかな。

ドキドキしながら包丁を入れる。

トウ立ちはなかったキャベツ

大丈夫だ。
芯の先が少々怪しいけどね。

外葉の数枚が頂上で立ちあがってしまっているんだ。
伸びようとする成長が旺盛で、巻き込みが間に合わなかったみたいに見える。

出来上がるまでに時間がかかるけど、待つだけで、防虫など他に手がかからないこの時期のキャベツはトウ立ちさえなければ、安心して畑で待つことができる。

柔らかくて瑞々しく、千切りも楽にできて、生でたっぷりいただきました。

2017年4月26日水曜日

ジャガイモの芽かきと土寄せ

ジャガイモの生育は速い、もう蕾ができている。
去年の記録を見ると、やはり同じ頃だった。


今年が特に早いわけじゃないようだ。
背丈は20センチを越えて、ちょうど間引きサイズだ。


枝がいっぱい出ている株は2~3本にして芋の数を減らし、1個を大きくするため。
抜きたい枝の地際を片手で押さえながら、別の手で引き抜く。

こちらが間引き前


間引いた後はこうなって、散髪後みたいにスッキリ。


ズルッと抜けたり、ボキッと切れたりするけどどちらでもいい。
おお、もう大豆大のジャガイモができている。

今年はどうしたことか枝の数が少なく、抜くべきものは僅かで簡単に終ってしまった。
どっちみち抜いてしまうのだから、少ないからって困ることじゃない。

芽欠きが済んだら根の周りに土を寄せる土寄せ作業。
せっかくできた芋が土の上に顔を出さないようにする作業だ。

土から顔を出すと、芋は緑色になって食べられなくなるからね。
あの緑色の部分は、芽と同様に天然毒素(ソラニン)を持っていてその部分は食用にはならない。

光に当るとできる毒素でその部分を除去すれば大丈夫だけど、毒は作らない方がいいよね。
人の肌が陽光に当るとできるのはメラニン。
これも女性から見ると毒素で作らない方がいいよね。

ということで、鍬で根元にその外側にある土を寄せる。
(忘れなければ)そのときに化成肥料で追肥するといい。

後は収穫を待つだけなんだけど、花がやけに多いような・・・
いつもなら1~2割りの感じだけど、ほとんど全部にできている。

収穫に影響するだろうか。

2017年4月25日火曜日

部分マルチで地温を上げる

トウモロコシと同一のセルトレーに西瓜とマクワウリを蒔いて、トウモロコシはとっとと芽を出したので外に出したいけれど、スイカにマクワはまだ熟睡中。

トウモロコシは外で陽に当てたいけれど、スイカとマクワはまだ温めたい。
トレーをカット?う~ん、型が崩れるだろうな。

困って、考えてこうしてみた。


これが良かったかどうか凡そ9日で発芽開始。


カメラ角度が90度違っちゃったけど、上の画像のトレーと同一のもの。
スイカとマクワウリが小さな芽を出している。

が、出ただけで喜んでいてもだめで、植付け後の地温もそれなりに必要。
そこで一般的には畝全体にポリシートを張ることになるる訳だけど、1畝、2畝そっくりマルチするほどのスペースが取れないので、このようにしてみた。


30cm角くらいに切った透明のビニールシートをパッチワークのように畝間の端に置いた。植えるのはここ。
植えつけるスペースの土だけを温めようという訳。

植付けまで3~4週間。
それまでこうしておけば土が温まるだろう。

実はこれ近所の畑で似たことをやっていたのでヒントにして真似たのだ。

そこでは肥料の袋をいっぱい並べて畝の天だけを覆っていた。
去年もその風景をみたが、ピンとこなかった。

色とりどりの肥料袋を何枚も並べて小石で押さえていた。
どう見ても美しい絵ではなく(ごめんなさい)、何をしているのだろうぐらいに思っていた。

その人は少しずつ多品種を栽培していて、お金を掛けずに工夫しているのが見てわかる。
ハタと保温だと、気づいた。

畝をそっくり覆わなくても、これでいいのか!
そこから今回の「部分マルチ」を思いついた。

我ながらいい案だと、今は悦に入っている。
どこかで何かが抜けていたりするんだけど・・・。

上の画像のようにメッシュの箱の天井にだけフィルムを張っただけでも、中は40度にもなってるので、たぶんこのやり方でも地温を上げることはできそうだ。


2017年4月24日月曜日

落花生の種蒔き

発芽適温(地温)は20℃前後、4月下旬あたりからというのが去年買った種の説明。
その種でできたマメを種として使うのだから、もうズバリ適期だ。

去年の収穫時に、よくできた豆を選んで陰干し乾燥して保存していた。
品種は「千葉半立」。

自家採取の落花生の種 千葉半立

去年は畝が空かなかったので5月下旬まで待っていたので、ついのんびり構えていたが今年は前作も数日前に終り、もういつでもいい。

これの殻を割って取り出して、種として十分なものが46粒だった。
去年買った1袋は45粒入りだった。その中には割れていたものもあった。

落花生の種

この中から30粒を選び、セルトレーに入れた土をよく湿らせたら1セル1粒ずつ置く。
種が大きいから作業は簡単。

落花生の種蒔き

土の量が少ないかなぁ、と感じるけれどポット30個は扱いが大変なのでこれで行くことにした。なるべく早めに植えつけよう。

タネを軽く押し込んだら上からも土を被せて、もう一度軽く押さえて完了。
土は種蒔き用土に海砂を少し混ぜて水の浸み込みを良くし、且つ増量も兼ねて。

最後に乾燥防止と遮光を兼ねて新聞紙を被せる。

蒔いた種の乾燥防止に新聞紙

これで発芽を待つ。
去年は1週間だった。この時期だから似たようなものじゃないだろうか。

去年収穫した後に土中に忘れられていた落花生が、自然に芽を出していた。

自然に芽を出した落花生

元々生命力が強い種なんだねぇ。
この場所でいいなら、収穫時にそのまま埋めておけば翌年もそれでOK、とは行かないかな。


2017年4月23日日曜日

ソラマメのアブラムシにも牛乳 効果なし

ソラマメに集まるアブラムシって避けようがないのだろうか・・・

アブラムシ発生のソラマメ

セロリに発生したアブラムシが、牛乳を散布することで簡単に駆除できたので味を占めてソラマメの緑色のアブラムシにもシュッシュッとやった。

アブラムシに牛乳を吹き付ける

すぐに動かなくなった。
牛乳のタンパク質が作った幕で、その日は死んだように見えた。

1~2日後も変わりなく、いや増えている・・みたい。
ちょっと揺らしてみた・・あ、動く。

仮死状態になっただけ?
それとも死骸とは別の固体が更に集まったのか?

とにかくソラマメについた緑色のアブラムシには牛乳は効果がなかった。

牛乳が掛かった虫は窒息死したとしても、乾いて固まっただけのところに次から次に飛来(?)したら、牛乳はずっと掛け続けていなくてはならない。

指先で払い落とす程度じゃ間に合わないような状況になったら、牛乳なんて生優しいことをしていてもだめなんだ。

アブラムシは病気を持ってくるから放って置けない。
薬の出番かな。











2017年4月22日土曜日

トウモロコシが発芽

トウモロコシが一斉に芽を出した。

トウモロコシの発芽

種蒔きは4月16日。
品種はスウィートコーンで1代交配の「おおもの」。


本当にこんなに大きなトウモロコシができるのかナぁ。
事の行きがかり上、選んでしまったけれど結果はいかに・・

各セルに2粒ずつ蒔いて、44セル。
発芽適温(地温)は25~30℃と、わざわざ断り書きを貼り付けてある。

裏に小さく書いてある注意書きだけだと、「出ない」と文句を言われるのかしら。
まぁ、私も書かれている説明をちゃんと読まずに突っ走るので、他人事ではないけど。

昼は25度を超えることが多くなったが夜の温度が適温までないので、セルトレイは終日屋内(21度)に置いた。

細かいことを言うと、この種も埋める時に向きがあるように書かれていたのを何かで見た記憶があるけど、どっち向きなのかは忘れたのでランダムに埋めた。

どうやらその説は関係なかったみたいだ。
畑一面に栽培する場合はそんなことしていられないものね。

芽が出たのでそろそろ肥料(鶏糞)の鋤きこみをお願いしなくては。



このところネギ類の成長が旺盛だ。
貧弱でどうなることかとハラハラさせたタマネギが、今まで経験がないほど立派な葉になっている。

茂っているタマネギ

今度は上の成長が良すぎてこれまた心配になった。
でも、まだ球にはならないが、膨らみ始めている。

地際がしっかりと太ってきたタマネギ



ニンニクもかつてなくしっかり伸びている。
少々混んでいるが。


育苗中の一本ねぎもピンと上を向いて元気だ。


九条ネギは、ぼうずができて芯は硬くなっているが葉はやはり元気に成長中。
葉だけなら今も食べられる。







2017年4月21日金曜日

ブロッコリーを灌注処理をしてから定植

ずっと待っていたブロッコリーの定植がようやくできた。
ポットに種を撒いて育てていたブロッコリーを畑に定植。2mほどの場所に5本。
少々窮屈かな。

ブロッコリーの定植


予定していた畝が空かなくて、播種から64日にもなってしまった。
間に合わないと考えて、途中で苗ポットを1周り大きなものに移植。

そして今日ポットから外してみると


やはりずいぶんな根の量だ。
ポットを大きくして正解だったようだ。

このところ何ヶ月か育苗した苗を畑に植え付けるという作業からご無沙汰だった。
去年覚えた「灌注処理」のことをすっかり忘れかけていて、危なくスルーするところだった。

畑に植えつける前のまだポット苗の時に、適正に薄めた農薬を水遣りをする要領で本体と土にかけてやること。

そうすることで薬が苗に浸透し、定植後の2~3週間は何もせずに病気や害虫を防ぐことができるというもの。

今回のブロッコリーにはプレオという殺虫剤を灌注した。
殺菌剤は、経験上ブロッコリーには致命的な病気は出たことがないので入れなかった。

植えつけるときには更に土にオルトラン粒剤を混ぜ、土の中にいるかもしれない害虫の害から守るための処置も。
せっかくここまで育てた苗だから、念には念をと。


ブロッコリーはアブラナ科。キャベツと同じでウワバ、コナガ、アオムシ、ヨトウムシたちの大好物なんだ。

モンシロチョウもモンキチョウも見かけるようになったから、今日使った農薬の効果がなくなる頃には防虫ネットも張らなくてはいけない。

風に振られて弱るのを防ぐためと、やたらと茎がグニャグニャ曲がるので割り箸で支えもした。

ブロッコリーの定植

これでまず1つの懸念が解消。

2017年4月20日木曜日

エンドウにはうどん粉病の予防薬

今朝はキヌサヤエンドウとグリンピースに、うどん粉病の予防薬を散布。
使ったのはこれ。

うどん粉病予防に使ったサンヨール

まだ出現していないうどん粉病だけど、必ず出る。
はびこってしまってからではどうしようもないので、カビが見えていないうちに手を打たなくては。

実はこれも昨年その実績を作って、納得した。
「予防だよ、予防が大事だよ」と言われていても、白くなった葉を見るまではなかなか動けず、発生してから「しまった!」というのが今までだった。

虫の害と違って、牛乳でというわけにはいかないんだよね。


今朝も目が覚めたときには既に風が出ていたけれど、止む瞬間もあったので思い切って実行。突然吹かれて逆流した液体が腕にかかってしまうこともあったけど、とりあえず一通り終了。

野菜の病虫害の予防は、人間の予防接種のように1回やればいいというわけにはいかず、危険のある期間は繰り返し手をかけなくてはならない。

そういう手間暇をかけて作る野菜だと考えると、店に並んでいる野菜の値段は高くはないんだね。

そうそう、薬剤散布前に必ずしなければならない大事なことは、収穫中の野菜は少々未熟でも散布前に収穫しておくこと。

農薬が掛かった野菜は3~4日は食べられないからね。
このサンヨールは撒いたその日だけ避ければ、翌日から収穫できる。


かって私も農薬を忌み嫌っていて無農薬を旨としていた頃はロクな野菜ができなかった。
師匠に使い方を教わり、正確に希釈して撒かれた薬は数日(薬によって違う)で分解し人に影響は出ないとわかり、最低限で使うようになった。

自然農法では、病害虫に強い野菜を作って無農薬でというけれど、並大抵の努力じゃできない。
家庭菜園程度の備えである程度の形にまでしようとしたら、農薬も止むを得ないと思う。

2017年4月19日水曜日

セロリにアブラムシ 牛乳で退治

ギョッ !
ごまを振ったような騒ぎ。


茎を軟白化するために地際から30センチくらいを、肥料のポリ袋で覆っていた。
昨日、収穫するために袋を取り除くと、この通り。

メガネとムシメガネを持ってきてよ~く見ると、6本の足が見える。
やはり!アブラムシだ。
ケシツブ以下の黒い小さなアブラムシ。

根元には大豆大のナメクジも、1匹や2匹じゃない。
(写真をとる前に考えずに全部捕殺してしまった)

このところの雨続きが呼んだのかな。
日除け用のポリ袋も良くなかったかな?

どうしよう・・
もう収穫しているから、殺虫剤は使えない。

ナメクジには塩でいけるかも。
アブラムシはどうする?

ネットで探すと色々出てくる。
牛乳、酢、木酢液、石灰、石鹸水など。

主に生で口に入れる野菜だから、違和感がないのは牛乳か酢。
牛乳を濃くして散布すればいいと。

ん?濃くした牛乳?
薄くすることはできるけど、どうやって濃くするの?

ハハ、きっと未経験者が書き並べたサイトだろうな。
牛乳が乾くと幕ができるからそれで窒息させるという理屈だそうな。

解らないことはないので、すぐにやれることなのでやってみた。
晴天ではなかったけれど、風速6mという風が吹いていた。

今朝見るとまだ黒い点々がいっぱい。
あ、でも障っても動かない。

なるほど~。
シャワーの水をかけて死骸を落そうとしたけど、これがまたしっかり張り付いていて落ちない。

水を掛けながらブラシでセロリの溝に沿ってこすり落してようやく粗方きれいになった。


いやぁ~、牛乳の粘着力って凄いんだ。
それにラクチンだし。

今日も風速7mだって。
洗濯物はハンガーごと飛んでしまうような暴風。

北海道ではすごい吹雪だったそうだ。
もう4月半ばを過ぎようというのに。

明日はこの風もいくらか弱まるらしいから、今度はソラマメのアブラムシに牛乳で攻めてみよう。




2017年4月14日金曜日

そらまめに着くアブラムシ

ソラマメに花が着くと必ずやってくるアブラムシ。

ソラマメに着くアブラムシ

先ずは成長点に多く集まる習性があるようだ。

成長点に集まるアブラムシ

アブラムシって黒い種と緑色のとがあって、ここにはいつも緑色のアブラムシが来る。
先ずは成長点にやってくるが、気がつかずにいると枝全体にビッシリと着いて、それは気持悪い絵となる。

早いうちから観察し、来たら追う、来たら追う。
手袋をして、枝を傷めないようにそっと払うか軽く枝全体を揺するようにすると、パラパラと地面に落ちる。

それがまた上に登ったり舞って戻ったりはしないようだけど、念のため落ちた虫は踏み潰しておこう。

花は咲き終わって花柄が黒く汚らしいけど、そこから小さなサヤが見え始めた。

ソラマメの小さいサヤできる

生育過程は順調なんだけど、背が伸びない。
現在90センチ。
他所のと比べてだいぶ低い。

この後花を間引く「摘花」も予定に入っているのだけれど、どうしたものか?
身長がない分花の数が少ないかもしれないから、間引くほどのサヤができるのかな。

2017年4月13日木曜日

カブの若葉が穴だらけ カブラハバチかダイコンハムシか

気温が上がったとたんに、なのか本葉が出始めたカブの葉が穴だらけ。

穴だらけのカブの葉
穴だらけのカブの葉

カブの葉には針のような穴がいっぱい
穴だらけのカブの葉

双葉のうちはまだ大丈夫と油断していたら、3~4日間目を離したらこれだ。
予想できたことなのに、また対策をさぼった。

すぐに手を打たなくてはならないけど、犯人がわからない。
カブによくいる虫はカブラハバチであることが多い。

カブラハバチは昼間でも見つかることがあるのに、まったく姿が見えない。
が、こんなにカンカンと照らされれば、彼らだって土の中でお昼寝だろう。

ダイコン(サル)ハムシの可能性もあるようだ。
いずれにしても見つからないし、この状態じゃ数も相当だろうから手で補虫するのは非現実的。

酢とか牛乳とかという手段も言われるけど、そんな生やさしいことを言っていると被害はどんどん拡大してしまう。
となれば、おっくうだけど農薬しかない。

腹をくくって(笑)早朝6時前に農薬散布準備にかかる。
始める前にもう1度犯人探しをしたけど、やっぱり影も形もなし。(喰い穴があるんだからこの言い方はないか)

ぴたっとはまるかどうかは自信ないけど、手持ちの薬剤でカブラハバチにはマラソン乳剤、ダイコンハムシにはモスピラン顆粒あたりが適当と判断し、それを混合した。

量れるギリギリで出来上がり量は400cc。
これでも2~3回分はある。

この作業をするたびに、家庭菜園に農薬は向かないと思うけど手で捕らえることができない害虫を始末するに他に効果的な方法がない。

少々の被害があっても収穫ができればいいけれど、カブやダイコン、キャベツなどのアブラナ科の野菜は害虫の防除なしでは収穫もない。

葉が葉脈だけのレースになってしまうから、キャベツは形にならないし、カブやダイコンはやせ細ったものしかできない。
何度も経験した結果、最低限の農薬は必要と思うようになった。

防虫ネットはアオムシのようなものには効果がある。
このカブに付いた極細かい虫や、元々土の中でチャンスを狙っていた虫には全くだめ。

なんだか農薬論みたいになってきちゃった。
続きはまたいつかの機会にしよう。

とにかくせっかく蒔いたのだから、なんとか食べられるところまで持っていきたいと、気が重い農薬散布をしたと言いたかったのだ。
効果を出すためには、この作業を週に2~3回繰り返さなくてはいけない。

不要な野菜にまでかからないように風の無い時にやらなくてはいけないのだが、このじきはいつも風が強くて、散布のチャンスが難しいんだ。

なんとかなりそうなのは早朝。
それで6時前ということだけど、それでも微風はあるし日も当っている。
風がない時は雨が降っている・・・悩ましいことだ。

下の写真の手前がカブ、奥側は二十日ダイコン。
二十日ダイコンは今のところ無事。


もちろん同じように農薬散布をしておいた。
穴があく前に予防散布をしたから、被害後に対処したカブとの違いが見られるかな。



2017年4月12日水曜日

スナップエンドウ収穫開始

おいしそうに膨らんだスナップエンドウ

今年初のスナップエンドウ。

4株全体でこれだけの収穫。
2人で1回分のオツマミにちょうど良し。

花柄と筋を取ってサッと塩茹でして食卓へ。
シャキシャキした食感が美味しい。

昨年の11月初旬に蒔いて5ヶ月。
冬越しなので時間がかかる。

莢の長さがちょっと短いね。肥料不足かな。
これでいつまで収穫が続くのか、初めての栽培みたいなものなので様子見もある。
キヌサヤエンドウもぼつぼつ出来ている。

2日続きの雨とその後の気温上昇で、ジャガイモ、タマネギ、九条ネギが急に大きくなってきた。

ソメイヨシノもこの辺では今日は満開のようだ。
風が強いので、終るのが早そうだ。

2017年4月11日火曜日

メロンの発芽苗が徒長

これはサンライズというネットメロンの発芽から3日目の様子。


種を蒔いたポットを、地温を上げるために屋内に置いて発芽を待った。
3日前には土が盛り上がってきて、明らかに今日は出るというときに2泊で外出。

帰宅したらこんなに徒長してしまった。
こうなるだろうとの予想はできたけど、気温低下もわかっていたので顔を出す前に外に出すのはまずいだろうとそのままで出かけた。

言い訳をすれば、外出の予定は予めできていたけど、保温して蒔いた種が何日で発芽するかという見通しが立たなかった。

あ~ぁ。
そして今日もまた雨。

全体にしっかりはしているようには見えるけど正常にもどれるかな?
こういう場合、どう対処したら良かったのかな?

とにかくこのまま屋内に置くことはできないので、外のミニハウスに移したけど今日の光の量はごく僅か。

最近家庭菜園で栽培できるネットメロンが流行っているみたいだ。
昨年も別品種だけどやってみたら、なるほどできた。
このときには保温はしなかった。

味を占めて今年も、種をネットで注文して栽培を始めた。
8粒/1袋で540円(郵送料込み)也。

1粒が60円くらいに付く貴重品。
2年に分けて作るつもりで今年の分は4粒。

さすがに全部揃って出た。
いきなり徒長させたことが結果に響かなければいいけど。



2017年4月8日土曜日

庭のモモが開花


去年、庭に植えた桃。
6日に開花。

品種「日川白鳳」で、早生種。
収穫期は6月だというが、今年はまだ生らせる予定はない。

雨の一日だったけど気温は高めだったので開花に至ったのだろう。
まだソメイヨシノは見ていない(多分咲いているだろうけど)が、この花もいい。
赤いほっぺをした幼い女の子のようで、なんとも可愛い。

今5~6輪開花していて、まだ数輪がいろいろな大きさの蕾で控えている。

2017年4月7日金曜日

ブロッコリーを大きなポットに植替え

植替え終ったブロッコリー



種を蒔いてから48日も経っている。
予定の場所にはまだ早生タマネギが残っていて、どうしたものかと。

思案しているばかりじゃなく、もういいかげんに畑に植え付けないといけないなぁ。
そうだ、ポットを一回り大きくして土の量を増やせば苗のままでもまだいいのでは。

ということで即、実行。
種蒔きのときは直径6cmのポットに3粒蒔いている。

それが苗が10cm以上になり、窮屈かも。
9cmのポットに土を足して、1ポットに3本あった苗を1本ずつにしてポット数も増やした。

本当はそんな植替えは邪道なんだけど、どうも2本を犠牲にして1本にするということがもったいなくて出来ない。

必要数以上に上手く育ったら安く売ってみよう。
ちょっと楽しくなってきた。


2017年4月6日木曜日

ジャガイモの発芽状況 芽だしの効果はあったか?

3月5日に植えたじゃが芋は、ちょうど一月経ったところでこんな状況だ。

一番早く芽を出した畝
ここと

ここ

やや遅れて

ここはちょっと大きめもあるけど、ほぼきれいに出揃っているなぁ。


最終ランナーはここ

ここはまだ全員が顔を出していない。
土が持ち上がっているのでもうすぐ出るだろうとは思うけど。

どれも植付け前に「浴光催芽」といって、陽にあてて温め予め芽を出させた種芋を植えたもの。

この処置をすると、土からの発芽が揃って、早く、収穫時期も早まり、収量も上がると種屋さんや経験の長い人のネット上での書き込みを見た。
本当ならいい事だらけ!

私の芋も確かに芽は出ていたけれど、十分だったかどうかは自信がない。
芽の大きさにバラつきがあったし、この程度なら去年もやっていたのでは?とも。

で、発芽状況はというとご覧のとおりで揃っているとは言えない。
一番下の写真の畝はなんでこんなに悪い(遅い、揃わない)のだろう?

他の畝に比べて、朝の陽がちょっと遅い。
朝日は大切だと聞くけど、原因はそこ?

まぁ、この場所の畝全体が遅いのだから浴光催芽によって「発芽が揃う」かどうかには関係がなさそうだ。
他の畝の様子をみると「発芽が揃う」ということに関しては首を傾げる結果に。

その他の条件に期待しよう。