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2019年6月28日金曜日

エダマメ収穫 久々に上出来

極早生のエダマメが収穫できた。
4月19日に蒔いてから68日、大きなサヤではないが下から上までほぼ均等に膨らんだ。


かつてこんなふうに出来上がったことは、記憶の限りにはない。
大袈裟に言うほどの品質じゃないのだけれど、サヤの上から下まで同じように膨らんでいる。

早過ぎず遅すぎず、多分今が採り時と見た。
二人で1回分として上の写真の量を引き抜いた。

扁平莢はごく僅かであとは全部丸い豆が入り、目方は200g弱だった。
3粒入りはあまり無く殆どが2粒入りのサヤだったけれど、それはそれでいい。


エダマメなりの味ものり、硬過ぎず、美味しかった。採り時を過ぎると豆は大きくなるが味が大豆になってしまいエダマメ独特の甘味がなくなってくる。それが甘く柔らかかったので適期だったと思える。

虫にも寄りつかれなかった。
去年も一昨年もカメムシに集られて散々だったが、今回はきれいにできた。

口幅ったいし、たまたまだったかもしれないけれど、やはりするべきことをすれば違う、という感想。

というのは
1つは元肥の量。

ネット上での種屋さんの教えに基づいて計算した量と種類をすき込んだ。
エライな~、計算したんです。

少し前まではまったくいい加減にやっていたんです。
豆類は自分で根にチッソを溜め込むから、「肥料は不要」だと思い込んでいたんです。
結果はできたり、できなかったり。できた年はきっと残肥(前回の肥料が残っていた)があったんでしょうね。
肥料は要らないのじゃなく、他の野菜に比べたら窒素分は少なくていいということなのに。

基本的な施肥量は、エダマメの場合N、P、K=6,14,10(1㎡あたり)というのを基に、予定地の面積から割り出した。

Nはチッソなので鶏糞、Pはリン酸なので熔リンを使用、Kは適当な単肥が無く木灰を適当量に混ぜ込んだ。
2ヶ月の間に1回だけ過リン酸石灰(K)を追肥として使った。

働かない頭を四苦八苦で動かして、汗をかきながら計算して、この計算で合っているかしらと不安になりながら畝にすき込んでいたのだけれど、結果はO.Kと出たようだ。

記録はしてある、後で見て判るかどうかは疑問だけれど。

いい加減や適当はもちろんだめで、「勘」で当るほどの力はない。
この数株の根には根粒もできていて、それを見てもこれで良かったのだろうとの気がする。


2つ目。カメムシについても、対策をした。

背が高くなるまでは防虫ネットをし、それが閊えてしまったら外して、薬を予防的に1回だけ使用。
やはり今まではエダマメにネットなんて考えれもみなかったが、考えたらカメムシは羽を持っていてブ~ンと飛んでくるのだから、細かい目のネットでなら防御できるということ。

ネットが効いたのか薬が効いたのかは判らないけれど、「予防」の措置を取ったことが良かったと言える。

エダマメは何回にも渡って蒔いていて、今回収穫したのは最初の分なので、この後の分はどんな結果になるのか。
全部の結果が出てみるまでは、あまり大きなことは言えないか。


2019年5月18日土曜日

エダマメの摘芯 1本立ちにすべきか

エダマメの摘芯ということを初めてしてみた。
発芽後ちょうど60日、葉が4枚くらいになった枝豆。品種は茶豆、早晩性はわからない。


防虫ネットをフワッとかけて鳥よけ兼虫除け(にはなっていないか?)で今のところいい雰囲気で育っている。

この芯(成長点)をカットして、こんな風にした。


摘芯の目的は脇枝を多く出させるため。

どの辺りから出るのだろう、多分カットしたすぐ下辺りではないだろうか。
摘芯をしない場合(今までやってきた栽培)では、側枝ってどうなっていただろう?

ちゃんと見ていなかったんだ、姿が浮かばない。

1本当たりの豆莢はそう沢山はできなったので、出てきた芽を間引きせずに1箇所に3本くらいまとめて育てていた。
今年も2~3本ずつで育てている。

種屋さんの指導では1箇所1本にするようにとなっている。
それじゃ効率が悪くてもったいない、と思っていた。
1本当たりの豆の数が少なかったので・・

最近になってようやく気付いた。
摘心して側枝を増やせば莢(実)の数も当然増えるから、1箇所1本でいいのだと。

たぶんそういうことなんだろうと。

私の家庭菜園の師匠は母。
時間に余裕の無かった母が、なるべく手間を掛けずに食べられる形にする方法を考えたのだろう、間引かずにそのままで育てればできる豆の数は同じだと。

当時の栽培では種は自家採取だったから、種代の計算なんてしなくても良かった。
そう考えれば納得がいく。

さて、どんな結果になるか。
この後はカメムシ対策になるかな、去年はずいぶんひどくやられたから反省してそこのところも頑張らなくちゃ。

2018年9月2日日曜日

エダマメに実が入らない原因はカメムシ

マメ科の根には根粒菌がつく、というのは常識と思っていたのですが・・
今年のエダマメにはそれが無い。


すっきりときれいな根だ。


今年のエダマメは全滅だった。
1回目に蒔いた中早生の黒豆は、7月末の台風で枯れた。

ずらして蒔いた茶豆は、いくら待っても実が入らなかった。
莢はびっしり着いているのに膨らまずに枯れていく。


チッソ肥料が多すぎてツルボケしたなら、マメサヤがここまで着かないのでは?
肥料はチッソ系は少なめにし、リン骨球を加えている。

莢はできているのに、その中のマメが成長しないのだからたぶん根粒菌とは関係ないでしょう。


カメムシがいっぱいいたので、2回ほどスミチオンで退治した(これは良く効いた)。
横道だけど、カメムシっていろんな形があるのだねぇ。
緑色、茶色くて小豆粒みたいなもの、褐色、細長く足の長い大きなアリのような形のもの・・どれもあのニオイは共通。

汁を吸うのだろう、穴のあいたサヤや変形した莢もいっぱいあったが、全部やられる前に退治しているから膨らむサヤがあってもいいのに、なんて手前勝手な言い分。

答えがあった。
種屋さんのページだから間違いないでしょう。
実が膨らまない原因はカメムシだった。

カメムシへの対処が遅すぎて、実が成長しなかったということで、根粒が着いていなかったことは、生育には関係なかったようだ。


2017年7月9日日曜日

エダマメの根に根粒がない

木が小さく、莢の膨らみ具合も7割くらい。
大きく膨らんでいる莢もあるので、全莢が膨らむのを待つと先に膨らんだ豆は硬くなりまずくなるので2本ほど抜いてみた。

これが抜いた株の全容
草丈がとても短いが、莢はまぁまぁか。

エダマメ 収穫

わかり難いので、ヌードにすると

根粒菌が付かなかったエダマメ

1本当たりの莢の数はそんなに貧しくはないのでは・・
ただ膨らみ方が揃っていないから、豆のボリュームは小さい。

木の成長が良くないこと意外はそれほど何って思わなかったが、
茹でようと、根を切り莢を外していて気づいたのは「根粒が付いていない」。

この写真は土の上なので良くわからない(撮り直そうと、捨てた根を探しに行ったけど見つからず)が、普通は(たぶん)付いているはずの小豆粒大の根粒が全く無かった。

ふ~ん、こんなこともあるんだね。

根粒というのは、豆類の根に寄生している根粒菌の集まりで、その粒の中に固定しているチッソを宿主に送るという仕事をしている。

それが無いのだから、このエダマメは肥料として与えられた養分だけでここまで来たということか。

根粒菌の存在を信頼して、元肥も追肥も化成肥料をほんの少し施しただけだった。
だからの結果というのはわかる。

でも、「根粒菌は空気中のチッソを固定」すると言われるけれどこのエダマメの周りの空気にはチッソが無かった?

茹で上がったマメの味は、甘味も旨味にも欠けていた。

2016年8月6日土曜日

少雨の夏がエダマメを育てた のか

投稿がずいぶんお留守になっていた。
テーマがなんとなく頭の中でぼんやりと広がるばかりで、焦点が定まらず・・しっかりしなきゃ!


雨がろくに降らないまま7月18日には梅雨が開け、そのまま今日までまとまった雨は全く無い。
ジョウロで撒いた水じゃとても間に合わず、エンビ管に小さな穴をあけた補水具とでもいうような道具を夫が工作してくれて、それでちょろちょろと流しっ放しで水遣りをしている。

水が出る部分


一言口にするといろいろと工夫をしてくれます。


結果、先月の水道使用料は前月のそれより8㎥もオーバーした。
野菜はそれで何とか持ち応えてはいるけど、水をあまり欲しがらないナスでもかなり勢いが落ちている。

天気予報を見るとまだ雨マークは見えない。
台風(やっと5号)が発生したようだけど、ここに影響は無さそう。

気温もぐんぐん上昇中。
測ってないけど、どうも34度とか35度とか・・・


そんな中でエダマメが成果を挙げている。
10日~2週間ほど空けて、ずらして3回種蒔きをした。

1回目の播種が5月4日の黒豆で、収穫が7月15日。
1~2日早めに採った方が良かったかな、という感じだけどこんな状態だった。


葉っぱの量も多いけど、根粒菌もいっぱい。

豆が付いたところを拡大すると、こんな風。


やや太りすぎ?

2回目は5月5日蒔きで普通の青い豆。
この収穫が7月22日。

1回目の黒豆の収穫未了のうちに採ることになった。
もっとも枝豆の収穫期間は3日間だとも言われるので、先の分の収穫は終っていなければいけない。

量が多すぎて間に合わなかっただけ。
2回目のも良い出来。

3回目も黒豆で播種は5月20日。
こちらはまだ収穫時期にならない。

1回目の黒豆は播種後71日で収穫している、それもちょっと遅れて。
3回目の黒豆は既に75日経っているが、まだちゃんと膨らんでいない。

すっすっと出来るにはこの地方では5月初旬に種を撒くといい、と覚えておこう。
その時の気候にもよるけれど、袋の説明にある日数より5~10日早い。

豆類は水気は要らない、らしい。
雨の無い夏、これが生産に寄与したようだ。

それに結果に関係があるのかどうかはわからないが、栽培の畝に海砂を混ぜて土の嵩を増やしている。

もともとの畑の土は肥料気はなく小石がいっぱい混じっている。
その土を出してそこに海砂と市販の野菜培養土とで畝を作った。

砂は水保ちが悪いので、直接種を蒔くことは危険なので全部他で発芽させてからここに定植。
常識を外れた、でも理屈では出来るはずのやり方をしたのでどうなるかと気をもんだけど、この土作りは問題なかった。



大量のエダマメが、茹でられて剥き身状態で冷凍庫で出番を待っている。
お盆には10人の胃袋に納まる予定ナリ。


2016年4月21日木曜日

発芽が揃わないエダマメ

芽が出てはきたけど、う~んちょっとヘンだなぁ。

1つ目が出たのが19日。
蒔いてから8日経過。

これで次々に出れば問題ないんだけど、21日の今日になってもこんな。


半分も出ない。
あぁ、これはだめだ。

何が悪かったのかなぁ?

種は新しいから質には問題なし。
種袋の説明を見直しです。

蒔き時は3月末から。
(早蒔きは育苗)とあり。

発芽までの日数5~7日
発芽温度(地温)25~30度
ですって。

育苗ってことは、蒔き床の温度を上げよということ。
25~30度の地温になれば5~7日で芽がでるよ、って書いてあるよ。

これも今蒔くなら地温を上げてやらなきゃならなかったんですね。
豆を蒔くのに温めるなんてこと頭になかったので、知らん顔してた。

そして新聞紙の覆い。
なんともアサハカでしたねぇ!

保温のつもりでしたけど、遮光になってしまったのですよ。
せっかくお日様輝く戸外に出しても、日よけをしてしまったら意味ない~~。

思えば、「種を蒔いたら芽がでるまで新聞紙で覆って・・」と教わったのは確か真夏。
できるだけ温度を下げてやる必要のある、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイなどの頃だった。

なぜ?を考えずに、いつでもそうするものと捉えていたんですねぇ。
なんとも恥ずかしい・・・。


このポットはそのうち芽が出てくるでしょうが、成長が揃わないと管理が面倒なことに。
これ、どうしようかな?








2016年4月11日月曜日

エダマメを蒔く 第1回目

ビールのつまみの代表、枝豆の播種です。
何回もずらして蒔いて、ずらして収穫する予定の第1回目はこれ。


「極早生茶豆」です。
播種後77日が収穫目安と書かれています。
今蒔くと6月下旬には食べられそうです。順調なら。

ビールは一年を通しての嗜好品ですけど、そのお友達のエダマメはやはり汗をかくようになってからが美味しいようです。
今年は夏場は切らさぬように、が目標。


では準備です。

種は、20cm間隔で植える計算で1箇所3粒として今回は18粒。
ささやかです。
とりあえず植えられるスペースは120cmの畝1箇所なので6箇所分。

この18粒を昨夜から水に浸しておきました。


今回は直播せずにポットで苗を作ります。
カラスのいたずらを防ぎたいから。

カラスは豆の芽が地面から出始めると、待ってましたと遊びに来ます。
芽をズ、ズ、ズーっと嘴で引き抜いてしまいます。

餌にする為にやるんじゃなく、遊ぶのです。
遊び盛りの若いカラスの仕業なんだそうですが、遊ばれているかと思うと腹が立ちますねぇ。
もう一度蒔き直さなくちゃならないし。

だからちゃんと苗ができたら植えつけられるように、僅かな数でもありポットに蒔くことにしました。


まずポットの穴をふさぎます。
材料は薄い木綿布。


ここに種まき用の土を入れます。


この土は安くはないですがバッチリ出ます。
葉物なら少しの量でいけますが、大豆の種は大きいので結構使うのでもったいないけど何度も蒔き直していると何かと不都合ですし。

この土をさっきのポットにちょっと多めに(水をやると沈んでしまうので)入れ、水をかけ、落ち着くのを待って植え穴をあけ、種を3粒ずつ落とします。


手前の黄色い棒は穴を開ける道具で、温度計のケースです。
種がストンと入る穴が開けられれば何でもOK.。

そして種がかくれるように土を掛けて、上から押さえます。


バットのようなものに入れたら新聞紙で全体を覆い終了。
昼間は日なたに出しておけば、土の温度が上がって発芽が早まりますよね。


あ、新聞紙の上からも水を撒いておくともっといいですね。

新聞紙を掛けておくのは、保温と乾燥防止です。