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2022年9月19日月曜日

ブロッコリー苗の徒長 プロも防止できない?

プロを見下げたように聞こえますが、そうではなくプロですら!かと感じたのです。

何度やり直してもヒョロヒョロと伸びてしまうブロッコリー。
そして伸びきった茎を支えきれずに倒れ、果ては枯れてしまう。

気の長い私でも耐えられず諦めて今回はホームセンターの苗を買ってしまいました。

買って帰ってから落ち着いてみれば、これもひどく徒長しているではないですか。
安かったのは徒長苗だから、か。


6連ポットが328円。
1本が55円じゃ損得計算だけなら買わないテはない。

これは出荷時に付けたと思える値札なので、店での値下げ品ではないのです。
PBで大量に作った苗で、安くしてでも徒長苗を売らざるを得なかった、と読み取れます。

ブロッコリーの苗の徒長は防げないということだろうか。
他にもキャベツやカリフラワーも徒長するけれど、ブロッコリーの徒長はが際立っている。
(カリフラワーの状態は定かな記憶がない)

これまでの経験から、ブロッコリーは小さい時は茎をくねくねと曲げながら育つ。
ならばこのまま植えよう。

でも本当にこのままだと地べたに寝てしまい、立ち上がるのに大変なエネルギーが必要になるのだから、ちゃんと根を張って立てるようになるまでは支柱を添えて助けてやろう。


たぶんこれでいい。

今回は「種から育てる」という私の基本を外してしまったけど、徒長を防げないならこれも一つの手段。
1本の苗から1つ以上の花蕾が収穫できればモトは取れるのだから。

苗の徒長を防ぐやり方が分かったのじゃないが、これはこれで受け入れようというケジメのようなものができたような気がする。




2019年9月2日月曜日

防虫対策は発芽直後から

何の対策もせずに外気に当て、あっと言う間に穴だらけにしてしまったポット苗を、薬をかけて早めに植付けることできれいな苗になった。

これは発芽後3週間の苗。こんなにボロボロにしてしまった。


キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー。
針ほどの穴が数個見つかってから2日後には葉がほとんど無い状態になった。

でも定植後1週間でここまで回復できた。
キャベツ


ブロッコリー


カリフラワー

葉先に異状があるけれど、これは別の障害

葉が大きくなり穴はなくきれいになった。
見翳らなくてよかった。



一番上の写真の状態を見て、こりゃだめだ、どれもこれも復活は無理かと思うほどの被害状況なので初めから全部やり直そうかとも思った。

今蒔き直しても時間的にはまだ間に合うけれど、3週間も育ててここまでになったのにもったいない。手当てをしてみてそれでもだめならやり直そうと、粘った。


殺虫剤を使う


ひどい虫害状態のポット苗は、肉眼では発見し難い卵や1mm以下の幼虫をとりあえず殺虫剤(今回はプレオフロアブル)で対処。

殺虫剤を撒いて暫くすると、周りにはゴマ粒くらいの緑色のウンチがすごい量で散らばっていた。

多分葉の裏に卵を産まれたのだろう、薬を使って駆除するしかない。
ポットでの育苗中でこうなったら、今更ネット張りしても遅い。

そして落ち着いてから定植。
健全な苗なら葉の数などからして定植には少し早いけれど、時間的には播種からもう3週間経過しているから、いつまでも日陰のポットの中で育てるよりできあがっている外のベッドの方がいいのではと判断。


殺虫剤は効果を発揮したようで、上の写真のようになっていた。


植えたら間髪を置かずにに防虫ネット


そしてすぐにしっかり?防虫ネットでガードした。


この土の中にも何かの幼虫や卵がいる可能性もあるので、ダイアジノンを混ぜ込み、更に根切り虫対策にデナポンも根元にパラパラと。
それでもどこからか賊はやってくるけれど考えられる限りの手は打たなくては。


高温期の育苗は先ずは防虫


苗を育てるために、本葉が出たら直射日光にあてて成長させるべきと、陽の当る場所に移動したが徒長が怖くて防虫用ネットを張らなかった。
この判断は間違いだった。

徒長しても結果には障らないのだから、害虫から守らなくちゃだめだ。特にアブラナ科の野菜は緑色のイモムシたちの大好物。

それに、こんな日差しの強い時期に直射に当てるのは、間違いないのようだ。
防虫ネットに重ねて遮光資材を使うことも考えなくちゃいけなかった。

今年の9月は真夏より気温が高くなると言われている。
慎重にやらなくちゃ。

こうして栽培を続けた結果は・・こちら

2019年2月14日木曜日

キャベツの手抜き二期作 

こういうのは二期作とは言えない?


正規にできたキャベツは12月中に正規に収穫終了。
収穫後1株だけそのまま活動継続させたら、こんな風になって、既に小キャベツが2個採れた。

これなら、邪魔にはならなかったのだから全部そのままにしておけば良かった。
この写真のいちばん大きな球は赤ちゃんの頭くらいで、柔らかく厚い葉で包まれている。

まだトウ立ちする様子はないから、もう暫く生産活動続行してもらおう。
後がつかえていなくて温度が適当なら、キャベツって収穫後律儀に片付けない方がいい。

ブロッコリーは脇芽の収穫をあてにできることは知っている人が多い。
分に漏れずうちのブロッコリーもやはり子沢山。


こんなふうに株の回り中に脇芽(蕾)がついていて、これは最初に株の頂にできた花蕾と味的になんら変わらないので、儲けものなのだ。

蕾が開かないうちに摘めば大きな花蕾よりも使いやすくていい。


今年はこれが豊作。
利用し終わるのとトウ立ちして黄色い花が咲くのとどっちが早いかな。

2018年10月10日水曜日

台風被害からの復旧

台風24号の最接近から10日。
枯れるべきものは枯れ、生きるべきものはちゃんと復旧できた。

すぐに水をかけて塩を洗い流したものはほぼ元どおり。ハクサイにキャベツそれと早蒔きのダイコンはこれがだめになるとやり直しが効かないので、必死に救出。思いが通じて!元気になった。

ハクサイの、これは「郷秋」でみんな斜めに倒れたのだけれど、傷跡はもう何もない。


葉の数もこんなに増えて、今は虫害もほとんど見られない。


もう1種類は10日遅れで蒔いた「京都3号」で、やはり順調。これは小苗だったので塩を被った以外の傷害はなかった。


残暑が続いているように思えても、ここで10日の違いははっきり出るもんだ。


キャベツも後遺症らしき様子は無く、順調。虫害が見えるがこの程度はさほどの影響は多分無いだろう。


これは直後に追加した株、定植後8日のもの。元々予定していた。


重かったせいで大袈裟に倒れちゃたのはカリフラワー。
根が持ち上がったかな、と思いながら起こして根元の土をしっかり踏んでおいたらこれも復活。


角度が良くなくて見にくいけど、これで3本。
ところが台風の害からは復活したけれど、その後1本がちょっと様子が変。


外葉がへなへなっとなってしまう。水をやった時にはしゃんとするのだがそれが1日持たないのだ。自分で水を吸い上げることが満足にできないみたいだ。これは青枯れ病?
やな予感。。。

ちょっと被害が大きかったのはダイコン。
セーノ!テで全部45度?の角度で倒れていたのを、無理にならない程度に起こして塩を洗いながしてここまで復旧できた。


ほぼ垂直に立っているように見える。が、果たしてまっすぐなダイコンになっているかは疑わしい。葉は枯葉が目立つ。どんなものが出来上がるかな。

ブロッコリー以外は品種を変えればまだ蒔くことはできるのだけれど、収穫が来年になってしまう。そうはしたくないのだ。できれば11月から収穫し2月中頃まで順次利用できるようになるのが今年の理想だ。

水を掛けなかったので何とも可愛そうなコトになったのが、サトイモにサツマイモ。


まだ掘ってみていない。もうおよそ出来上がっているのではと思うので明日にでも掘ってみよう。


伸びた蔓をフェンスを跨いで外側に下ろしながら伸ばそうと持ち上げてあったのがいけなかった。下を這っている葉はそれほどじゃないのに


里芋同様、高いところの葉が濃く塩を受けたようだ。
さつま芋は収穫にはまだ半月程早いのだ。可愛そうなことしちゃったがもう少し頑張ってもらわなくちゃね。


地表に1センチほどになっていたカブは全滅だったので、蒔き直した。余りに小さく、あの強風と塩に耐えられなかったのだ。カブは1回目は虫で全滅し、2回目は台風。美味しいから作りたいのだが、実に育てずらい野菜だ。

塩害に強いのがネギだった。



少し倒れ、葉が途中で折れてしまっていたが、そのまま成長している。ありがたい。

今年の台風はもうないと希望的に思うが、来年からは台風の後はとにかく真水で洗うことだ。葉がついていればこれで助かる、忘れないようにしよう。

小作業の連日  

収穫を切らさないため、少量ずつずらして蒔く。秋の作物は蒔ける適期は短いために逃してはならじ、だがくっついてしまうのも困ると緊張する。その結果毎日のように30分から1時間くらいの作業をする。それだけのために着替えて、作業後はシャワーを浴びて・・作業時間より準備や後始末に時間がかかってしまう。
月初めの台風が去ったらようやく連日の晴れ。もう10月半ば、さすがに朝夕の気温は下がってきたが、日中の気温はまだ28度、日差しはまだ強く、長袖長ズボン、帽子に汗拭きタオルの重装備、薄いが化粧も。
それでも顔のシミは増える一方。単なる日焼けだけなら戻ろうがシミの肌は復旧しない。。。

どこから見ても「農家さんですか?」になった。農業者に失礼かな、今の農業従事者は日焼けなんかしていないようだ。え?それは若い人のことだろうって?


2018年10月4日木曜日

台風一禍 まずは塩抜き、傷跡は殺菌剤で病気予防

当地にとっては近年覚えが無いほどのすごい台風だった。
中心はだいぶ北に逸れたけれど、台風の際は通り道の南側が風の被害を受けやすいようだ。

風雨のピークは30日夜10時40分ごろから1日1時くらいまで。
ここで電灯は消えた。
ゴーゴーという風の音とたまにピシッと何かが壁や窓にぶつかる音が、短時間だったが実に恐ろしかった。

明るくなった時には雨は止んで風もだいぶ弱まってはいたものの、平常時並にはならない。外に出ると家の周りはわが家の所有物ではないゴミがいっぱい。

とりあえず住まいに異状はなく、畑の様子を見る。
さっと全体を見たときには全滅か!と思った。

いつもよりかなり力を入れて対策をしたつもりだった防風ネットは、全部壊されて支柱が野菜に覆い被さっていた。もっとひどいのは完全に剥がされしまった。

これはダイコン。蒔いてから1月余り、根はもう1センチ程の太さになっている。


南西からの風にやられたのか、皆同じ角度でバッタリ。
この時は倒れて外葉が千切れていただけに見えていたので少し起こして(完全に起こすには抵抗があった)、土をよせて経過を見る。

3日後。


傷められた葉は白くなり、黒くなって枯れた。
でも何とかなりそうなので引き続き様子を見ることに。

ブロッコリーは、倒れたネットの下敷きになっていた。


うまく育たずにたった2本だけになりながらも、ここまでくれば大丈夫のところまでいっていたのが、葉を全部むしりとられて無残なことになりthe end.

第2弾がちょうど移植できるまで育っていたので、すぐに定植。
たった4本だけど、有ってよかった。
ブロッコリーは今年はもう蒔けないので、これに期待したい。

ダイコンと隣り合った雑居畝。
やはりみんな同方向に寝て、葉は折れている。


カブは双葉のままで引きちぎられて、3日後には枯れてしまった。
だいぶ大きくなってきたコマツナにチンゲンサイも、葉の縁が黒くなって茎が折れている。

カブは蒔きなおし、コマツナにチンゲンサイはこのままでも食べられるからとりあえずこのまま。ネギも葉が折れて、折れところから枯れかかっている。

里芋は


ボロボロの葉だけしかない。
これはどうしようもないけど、そろそろ収穫できる時期なのでもう暫くこのままで頑張ってもらおう。

ハクサイ、キャベツは丈が低かったためか被害は軽くて済んだ。
と今は思っているが・・

ナスはこの台風がなければあと1月はぼちぼち収穫があったはず。
今回のことで葉が全部枯れ、枝が引き裂かれたので、思い切って終了とした。

一巡した後、壊れた防虫(防風)ネットを除去して倒れた野菜をそっと起こしたら塩抜きだ。シャワー口をつけたホースを引っ張って水道水で弱めの水圧で全部洗った。
ここでは強風の後はこれが必須作業だと、近所の人から教わった。

その後は、殺菌剤の散布だ。
傷がついた植物は病気になりやすいのでこれも必須作業。
ついでに殺虫剤も混ぜて噴霧。

最後にまた防虫ネットを設置しなおして片付け作業の終了。
丸1日かかった。












2018年8月2日木曜日

キャベツ、ブロッコリーなどの種蒔き

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの種蒔きをした。

こんなに暑くて発芽するのだろうか?と思ってしまうけど、発芽最適気温はどれも15~30度となっている。
それなら、最適ではないけど33℃、34℃の今でも発芽しないことはないだろう。

ポットに蒔いて白い寒冷紗を掛けて家の北側に置いた。
へぇ~、3日目にほぼ揃って発芽!


強いんだねぇ。

うまくいけば次々と蒔いて長期に収穫したいので、少数ずつだ。
定植まで枯れさせないように水の管理をしっかりとしなくては。

ブロッコリーとカリフラワーは食べ方が似ているから、同時にいっぱいできても困るけど、カリフラワーは自家用で食べたいと。ブロッコリーは無人販売では比較的よく売れる方なので、結局2種類必要。

でも植える場所が・・
紙面上では悩むけどそのうちどこかが空いてくるかも、と楽観している。

気温と虫害が異常だから、収穫まで持っていけるかどうか。

2018年7月14日土曜日

ブロッコリーは腐敗病に・・またも多肥障害

これがブロッコリーかと思えるような容姿。


葉の虫害も然ることながら^^;蕾の状態に注目。
この茶色いのは?

こちらは少しマシだけど、やはり茶色くなりかけている。この後広がってくるかもしれない。


どうしたのだろうと、調べたら「花蕾腐敗病」という病気だった。

こちらのサイトにお邪魔しての回答によると・・
専門用語が混じったページでその中から解る部分だけを読み取っての結論はこれ。

被害

花蕾に発生する。はじめ花蕾の一部に濃緑色の水浸状の病斑が形成され、後に、淡褐色~黒褐色に腐敗する。激しく発病すると、花蕾全体が腐敗する。

発生

発蕾期に曇天や降雨が続いた場合に発生が多くなる。病原細菌は、罹病残渣中に残存し、降雨によって運ばれ感染する。窒素過多は発病を助長する。

この花蕾を加熱して食べてみたら、特に変な味はしなかったがやはり美味しくはなかった。病気とわかるとちょっと気持のいいものじゃないので、止めた。

また、肥料過多による障害だった。
「また・・」というのは、既に春のブロッコリーで多肥による生理障害の状態(差し葉)を経験したので、これもかと。

表れ方が前回と違うのは、時期の違いと思える。
今回花蕾ができたのは梅雨真っ盛りの頃。条件にぴたっとはまってしまったのだ。

10個作ったブロッコリーが、菌の伝染により全部花蕾腐敗病となってしまった。
肥料を増やしたらどうなるかを試すために、あえて多肥状態で栽培したのだから、結果が出たということなのだ。

ブロッコリーには肥料の与え過ぎはご法度の結論。
これまでも施肥量が原因と思える異常はなかったのだから、肥料メーカーや種屋さんの教えに従っていこう。

今回のブロッコリーは3月末に播種し、育てたもの。
3ヶ月余りで収穫だから特に時間がかかっていたわけでもない。

が、梅雨時を経ての真夏の収穫はこのように病気、虫害、色が薄いなどの見た目の悪さなどで、無理やりになるのだろう。

あらためて今回使用した種の袋の説明を見れば、3月以降が蒔き時になっている。


つまり、やっぱり、肥料過多が主原因だったのか。







2018年5月30日水曜日

ブロッコリーの葉に大穴

犯人はコガネムシ


防虫ネットの外から1センチ程の穴が1個だけ見えた時には、あまり気に留めてはいなかったが、突然あっちにもこっちにも・・

これはならじとネットを剥がしてみれば、そこにはテラテラと光るかなり大きな虫がいるではないか!

ここに2匹。

ブロッコリーの葉をコガネムシが食害

こっちに1匹。


まだこっちにも・・

ブロッコリーの葉をコガネムシが食害


これはフン。


株全部を細かくチェックして、とりあえず見つかったのは5匹。

1匹ずつ葉の上から引き剥がして踏み潰した。
こういう大きな虫は潰す時には抵抗が大きい、物理的にも精神適にも。

3月に植えたブロッコリーで、定植直後からネットを張って外からの虫は入れないようにしていたので、つい2~3日前までは惚れ惚れするほど綺麗だった。


どこかから飛んできたんじゃない。
土の中に居たんだ。まだ。

去年はコガネムシの幼虫が大発生して、じゃがいも大根も根に大穴が開き大変な被害だった。

それだから今年の春は土に殺虫剤を徹底的に鋤きこんで、やっつけたつもりだったけどま完全退治はできなかったようだ。

根や茎(地際)をやられなかったのは幸いだったが、成虫がこの後もまだ外に出てくるかもしれない。頻繁なパトロールを心がけねば。

元肥にバーク堆肥を使っているから、多分その中に卵があるのではと思う。
バークの代わりに牛糞や豚糞を使っても、虫の種類が違うだけでやはり害虫の卵はいるだろう。




2018年5月19日土曜日

施肥量を変えてみる その1-ブロッコリー 

徒長にこだわってきたけど、どうもブロッコリーというのはそもそも徒長しやすくそれが結果には影響しない、というのが今回の結論。

茎ブロッコリーが収穫できたのだ。
これが、それ。

頂花蕾の初期摘徐をしなかった茎ブロッコリー 収穫

なかなよくできているように見える、が収穫前の姿は・・
蕾の頭が平たく開いて、すぐ脇から側枝がいくつも同じ形の蕾をつけている。
こうなれば私にもわかる(^^;

頂花蕾の摘除をしなかった茎ブロッコリー

こうなってみて初めて、こっちが茎ブロッコリーだったと判明。

この下にある写真がいわゆる普通のブロッコリーなので、それと比べて蕾の形の違いがはっきり判った。苗の徒長に関するブログその1 その2 その3

この花蕾を摘んでしまうと、後にはほとんど残らなかった。
蕾ができてきた時に、茎ブロッコリーなら頂上の蕾は切ってしまわないといけないのだけれど、普通種との区別が付かずそれができなかった。

4株の茎ブロッコリーが皆こんな状態なので、一度に全部収穫することになりアッという間に終り。
それぞれに2~3本ずつ残っているが、この先側枝は増えるだろうか?

これよりも徒長の激しかった普通種のブロッコリーは・・
S字に寝ころがってから立ち上がり、側枝をボサボサといっぱい出しなが頂花蕾を作っている。

多肥で側枝が出すぎたブロッコリー

普通こんなに枝はでないと思う。

そして花蕾は茎ブロッコリーとは違ってこんもりとしているが、こんなふうに蕾の間から小さい葉が何枚も出ている。

多肥が原因でさし葉(リーフィー)状態になったブロッコリー


「さし葉(リーフィー)」という現象だ。

苗が徒長しても結果花蕾はできたが、ボサボサの枝とリーフィーが意味するのは明らかな「チッソ過多」。

故意に元肥(鶏糞)を増やしてみたが、ブロッコリーには多肥はよくないと判った。

この春から作り始めた野菜の殆どを、肥料の量を今までの2倍以上にしてやってみたが、
明らかな違いがここで出た。

これまでの間にキャベツ、ほうれんそう、小かぶ、小松菜を収穫したがそれらは明らかな差が見えてこなかった。葉物野菜にはもっと肥料を増やしてもいい、増やすべきということのようだ。肥料の種類も考えねばならないかな。

ブロッコリーは葉ではなく、花(果実)を収穫する類なのでチッソ肥料が多いと葉や茎が繁りいわゆるツルボケになり、花(果実)が実り難くなるという理屈が当てはまった結果だった。

多肥は妥当ではなさそうと思いつつも、ことしは「試す」ことで一部の納得の結果が得られたわけだ。

この後続いて栽培したブロッコリーにも多肥の結果が。
こちらをどうぞ。

ジャガイモ、レタスなどの結果はこれから。
ちょっとワクワク。


2018年4月20日金曜日

低温で変色したブロッコリー 生育にも影響

もうどうでもいのだけど、納得できずに気になってならない。
これ程寒かった?

紫色に変色したブロッコリーの葉 3月

ブロッコリーの葉がみごとに紫色に変色してしまった。
3月17日に種を蒔いて、発芽後から戸外で育てた。
もうそろそろいいのでは、と。

3月25にはこの辺のサクラは満開だった。

それが双葉は変色し、その後に出た本葉は緑色。
でも大きくならないのだ。

本葉は出たのだから成長していないわけではない。
これの1週間後に蒔いたのと比べると、変であることがよく解る。

成長が遅れ後の苗に追い越されたブロッコリー

あ、この真ん中のは・・・


これ、左の苗グループの中から発掘したもの。
どうも元々は右のグループの仲間だったようだ。

そうか、じゃやっぱり17日に蒔いたのはどこかで強烈な低温に遭ったのだ。
中央のはその時どこかで保護されていた・・と。

で、苗の成長が遅れているのは蒔いた時期と育った環境がよくなかった、ということになりそうだ。
発芽温度は20℃となっているので、それなりの場所で発芽させたが、生育温度が足りなかったか。

こうして書きながら整理してみると、わかってくることがあるんだねぇ。


ところで徒長してくねくねと茎が曲がったブロッコリーをそのまま植えたのだけど、その様子はというと・・

全体にこんなに成長した。


2月16日播で、育苗中に徒長したがそのまま植えつけたものだ。
植付から27日。

今茎はどんな状況かというと・・
こんな。

順調に生育中の徒長苗

こんな。

順調に生育中の徒長ブロッコリー

曲がって、一旦土に寝そべってから立ち上がった。
途中から根が出て上手く支えてくれるかもしれないと、「寝かせ植え」をしてみたが、茎からの発根はしていないようだ。

でも、まっすぐ立っていたら今はこの防虫ネットを持ち上げているだろう。

この辺で止まってくれればネットを張ったままでいい。
で、首尾よく花蕾がつけば「怪我の功名」なんてね。

ブロッコリーって大抵茎が曲がって伸び、フラダンスをしているよね。
だからこのまま育ってもちゃんと花蕾は付けるのでは、と楽観している。


2018年3月25日日曜日

ブロッコリーの徒長苗を植えてみた

クネクネと曲がった徒長ブロッコリーの苗のその後。

気温が低い時期に室内で育てたのがいけなかったかと、やり直して、発芽後に丁寧に戸外で育ててみた。

いきなり高温の戸外に出さずに、先ずは日陰でじわじわと日光に当てて。
でも結果は・・

同じだ~。
そもそもブロッコリーとは、こんなもの?

播種から37日の現状はこれ。このポット苗は比較的マシなものだけど。

播種から37日 徒長したブロッコリーの苗

本葉は3枚で4枚目できかけている。もう植えてもいい大きさにはなっている。
ひたすら悩んでいても仕方がない。育苗の日数は経ったので植えてみよう。

予め堆肥、元肥(鶏糞)、石灰、殺虫剤(前作にコガネムシ被害大だった)を混和して出来上がっている畝に茎ブロッコリー4株と共に植えることにした。

その気になったのは「寝かせ植え」とか「斜め植え」という方法があることを知ったから。
この苗にはこの方法が使えないかと考えた。

定植時に寝かせて植えることで、茎の上の方にも発根し丈夫な苗ができるという。
徒長苗の利用が目的の方法じゃないだろうけれど、やってみるべし。

こんなふうに掘った穴にごろんと寝せて

徒長したブロッコリーの寝かせ植え

子葉の生え際まで土を掛けた。
そうすると深植えになるので良くないかな、との不安もよぎったけれど先ずはやってみるべし。

徒長苗6本を35センチ間隔で植えつけて


土の中にも2種類の殺虫剤をいれたけど、これから飛来する虫を避けるために防虫ネットを張る。アオムシ、コナガ、ウワバなどこれからはシーズンだからね。


右上に茎ブロッコリー4株、これも発芽直後は徒長したように見えたが外に出して以降はやや締まって、まぁまぁの苗になった。


危うく忘れるところだった「灌注処理」を、前日にブロッコリー苗2種に施した。
灌注液は殺虫剤(プレオ)+殺菌剤(ダコニール)にした。

畝の空きスペースには、時期をずらしてこれから播種するブロッコリーを植えるつもり。

2023.11.21追記
斜めに倒して植えた苗は、自力で起き上がりがんばって大きな蕾を付けました。