2016年3月31日木曜日

セロリに脇芽 本体はス上がり

セロリが立派になっています。


まだ食べられそうなので折り取ってみました。
こんな出来具合です。


店の品と見かけは大体一緒です。
でも切ってみると葉が付いている第2節は中が白くなって小さな穴が空いていました。


ようやく一人前の大きさになった時には既に採り遅れ。
マタ、ヤッテシマッタ・・・
寒い頃が収穫の時期だったんですね。

過去に3回ほど栽培したのですが、これほどの株になったのは始めて。
この株は8月に苗を2鉢買ってきて植えたもので、かつて無くよく成長しました。

一生懸命育てたんですよ。
多肥で栽培するのだというので肥切れにならないよう気を使い、白くしたいと覆いもし、太く柔らかくなるのを待っていたら、どうも収穫の時期を逸してしまったという情けないことに。


収穫のついでに黒い覆いを取り外してみると


あれま、株の外側に新しい株がいっぱい。

こんなふうになるもんですか!

柔らかいのでは、と千切ってみると意外と筋っぽい。
若くても時期は時期、ですかねぇ。

茎の外側が茶色くなっているけど、病気かムシか。


今年もまたセロリのお花見をすることになりそうだけど、まだ食べられる茎と子株を何とか考えなくちゃ。


ここまで育つなら今年も苗を買ってこよう。
4度めの正直、こんどこそ美味しいセロリを食べるぞ。




根元に近い

2016年3月30日水曜日

レタスとブロッコリーの苗を買って植える

レタスもブロッコリーも本葉が出掛かっている育苗中の苗がありますが、その収穫はレタスで早くて5月。

売られていた苗は私のより1月以上は進んでいると見て、4月から食べられそう。
ブロッコリーも同様で1月以上はずれそう。

だいたい今までは3月に保温せずに種を蒔いても育たなかったので、不安と疑念を抱きながら蒔いたら出たので、ちょっと予定が違ってしまった。

こんなことならもっと早くに苗を買って育てるべきでした。


今更そんなことを愚痴ってもしょうがないので、買ってきて植えました。
4株で210円のお買い得苗です。


ブロッコリーの品種は「緑嶺」となっていますが、レタスは「玉レタス」、以上。
玉レタスって品種名?
ま、どうでもいいか。どっちみちこれしかなかったし。


帰宅後すぐに植えました。
畝の準備は出来ていたので、早速植付け作業開始。

必要な道具は
軍手、移植ゴテ、殺虫剤、スケール、水を入れたジョウロ

植付け手順は
1、畝に植付け用の穴をあける
今回は1つの畝にレタスとブロッコリーを昆植します。
うまく目的通りになるかどうかは結果を見ないとわかりませんが、コンパニオンプランツです。

レタスを近くに植えると害虫避けになるとの情報が、あちこちに散見されます。
実際に経験上からレタスには虫は寄ってきません。
そしてブロッコリーはとても虫に好かれるので、想像上この組合せは適当と思えます。

ちょっと疑問はコンパニオンプランツとして使われるレタスは、その実例画像は非結球レタスです。
でもその理由は見当たらず、玉レタスでは役に立たないとも書かれてはいないので、これでやってみることにします。

突っ張らずに非結球レタスにしたらと思うでしょうが、味の好みが合わないんです。
このコンパニオンが必ず目的を達するならそうしますが、まだ半信半疑なのでね。
虫もしたたかですから。


そういうことでレタスとブロッコリーを交互に植えつけます。
株の間隔は35センチにしました。

レタスは25センチ、ブロッコリーは40センチにとの説明なんですが、そんな難しいことはできないので大体こんなもんでいってみよう、と35センチ。



スケールで計りながら印をつけていきます。
目見当でも構わないのですが、穴数が足りなくなったり土が余ったり足りなくなったりして結果の見栄えも悪くなるので面倒でもスケールを使い、苗の根鉢がスポッと入る大きさの穴を開けます。


2、穴の底に殺虫剤を入れます。
私の場合「オルトラン粒剤」

浸透移行性で、野菜の根から吸収された薬成分が寄ってきた虫(主にネキリムシやアブラムシ)を殺すという機能のある、ずっと長く使用されている農薬。


こんな具合です。



3、苗を植えます。
傷めないように静かにポットから外し、穴に埋めたら周りの土をかけて根の周りを両手でぎゅっと押さえ根鉢と畝の土を密着させます。

苗の周りに再度、念押しのオルトランをパラパラと蒔いておきましたが、あまり意味がないように思います。

最後にしっかり水をやって作業終了。
道具の忘れ物が無いように片付けます。


苗ポットに付いていた栽培説明があります。


はっきり読み取れないかもしれませんが、下の方にやや小な字で書いてあるものを読むと
「収穫前の種苗であり栽培後に食してください」と書かれています。

何のことか?としばし考えました・・・

2016年3月29日火曜日

ソラマの摘花は?

ソラマメの花ってきれいですね。
花の数(量)もいっぱいで。

その花をチラと見ながら「これって、こんなにいっぱい花を着けてていいの?」と夫クン。

あ、そうだ摘花。
花に見とれている場合じゃなかった。



ソラマメには多すぎる花を摘除するという作業もあったっけ。
いつ?
どんなふうに?

莢ってどんな風に付くのかと問われても、「さぁ?」と頼りない。
何年やってんだか。

詳しい知識はなにもないので急いで検索。
http://www.pref.ehime.jp/h35118/6296/hukyujoho/nogyojoho/joho17/soramame18-3.html
ここでとても良くわかりました。


多くのエネルギーを使って花を着けるので、そのままだと一粒一粒の豆が小さくなってしまう。摘花しなくてもある程度は自ら落としてしまうが、摘花で無駄なエネルギーを使わせなくて済むのだと。

一々なるほど~ですが、もう一度現場を良く見てみよう。
それからネット上の情報っていつまであるかわからないので、ここでも簡単に記録しておこう。


こんなふうに5~6個の花を付けた花房が節ごとに1本ずつ付いています。


その花房の元に近い方の花2つを残してあとの花を摘み取ってしまうと。
このように寂しくなります。


しかしです。
気が付かない内に根元に近いところはもう莢が出来ているではないですか。
そのほとんどは勝手に2本ずつ。


まだ黒い花殻を被ったままのがほとんどですが、勝手に理想の数になっているじゃない。
「ある程度は自ら落としてしまう」と書かれているけど、自分で数の調整をしているではないですか。

わざわざ摘花の作業をする必要はないと判断します。
茎の上の方についた花は摘むとしても、とりあえずこのまま見守り、1箇所に沢山の莢が着くようならそのときは間引きましょう。


それにしても何のためにこんなに沢山の花を咲かすのだろうか?
人間に見せる為? まさか。
何かそれなりの理由があるんでしょうねぇ。




2016年3月28日月曜日

ホウレンソウの種蒔きのコツ

ホウレンソウは発芽率が悪くて・・とか、うまく芽が出せなくてといったことをよく耳にします。
私もかつてはそうでした。それが当たり前とも思っていました。


それが、発芽を成功させるコツがあったのです。

ホウレンソウは、コマツナやチンゲンサイを蒔くようにただ土にそのまま埋めただけではうまく発芽してくれません。
播種前の準備が必要なんです。

この日に蒔こうかなと思ったら、その4~5日前、少なくとも前日から準備します。
そういう意味ではちょっと面倒ですが、そうすればまず間違いなくそろって芽を出します。
これまでうまくできなかった方は感激しますよ、やってみてね。


手順はこうです。

1、先ずプリンとかヨーグルトを食べた後の容器(使用中の食器でなければ何でもいい)に水を入れ、その中に蒔く予定量の種を袋から出して(これは勘ですね、私の場合)入れます。

2、一晩そのままにします。

3、翌日水から上げて、木綿布かキッチンペーペーで包み外側の水を切ります。

4、布かペーパーにいれたまま更にビニール袋に入れて冷蔵庫へ。

5、ちょっと芽が出てきたら畑に蒔きます。
蒔くときに芽を傷めないように気をつけて。

これでそろって発芽します。
ここまで完全に出来なくても上記3の手順までした後土に蒔いてもそろって発芽します。


ホウレンソウは発芽さえうまくいけば病気もあまり無く、虫にもやられないので楽です。
良く知られらことですが、土の酸性には弱いので事前にやや多めの石灰の混入は必須ですよ。

ホウレンソウはうまく芽が出なくていやだという人がいます。
こういう風にやったら、きっとホウレンソウが好きになりますよ。

私もこれを知ってから、ホウレンソウの種蒔きが楽しみになりました。


今日はこのようにしたホウレンソウの種を蒔きました。
品種は「味いちばん」(渡辺交配 マグワイヤほうれん草)
3月下旬から4月いっぱいが播種期限という丸いタネです。


赤い色粉がまぶされていますが、これは単に蒔き具合がよくわかるようにとの目的のようです。
同じように色がついたものでも、種の大きさや形がきれいに揃っているものは殺菌などの機能がプラスされているので、水に漬けることは止め、直接蒔きます。

このタネを1晩水に漬け、5日間冷蔵庫でお休みいただくと・・・
出ました、小さな芽が。


さぁ、これで蒔けます。

この種は有効期限を過ぎていますから、ちょっと厚めに蒔いておきました。
蒔いたら発芽までは水を切らさないのもコツのです。




何でこうするとうまく発芽するかということを考えてみました。

ホウレンソウの種は発芽を阻害する厚い外皮に覆われているのだそうです。
一晩水に浸すことでその厚い外皮が消滅してしまうのですが、何らかの化学反応を起こすのでしょう。

更に数日間冷蔵庫に入れておくと、小さな白い芽が出ます。

これはどうして?

そこで思い出したのが、発芽の原理 です。
収穫したタマネギやジャガイモが秋になると芽を出し、困っていろいろ調べたときに
植物は低温に反応して芽をだすものと、高温に反応して芽を出すものとがあると教えられました。

ああ、それでタマネギやジャガイモは秋に気温が下がってきて芽を出すのだと、納得したのですが、そこまで。
その先に思いが及ぶことはなかったのです。

今回やっと気づいて、じゃぁ芽を出させるためには冷やせばいい。だから「冷蔵庫へ」ということなんですね。
難しい理屈じゃなかったんですよ。

1を聞いて10を知る頭があればすぐ気づくことなんでしょうが、10を聞いても7か8しか理解できないとなかなか前にずりませんねぇ、悲しいことに。

低温で発芽を促し、その後は土のお布団を掛けてお日様に温めてもらって本格的な発芽となるわけなんですね。

何で?の理屈がわかって納得できると、なんかとても利口になったようで気分がいい(笑)





2016年3月27日日曜日

ジャガイモの芽が顔を出した

やっと顔をみせました。



重そうに土を持ち上げ始めてから3日。
土が割れた後ずいぶん時間がかかったように感じました。

待っていたからか、このところちょっと寒かったので外に出てみたものの二の足を踏んだか・・

まだ全部そろってはいないのですが、メイクィンもはるかもどちらも出ています。
こんな大きな石ころの畑ですがジャガイモは強い。

2ヶ月半後にどんな芋がどのくらい収穫できるか、ドキドキしながら手を掛けます。






2016年3月26日土曜日

九条ねぎもここまで太る

2月に植替えをし(ブログ3/18)、その後2回追肥と土寄せを繰り返して丈はあまり伸びませんが太くしっかりと育ちました。

どうやらこの品種は「九条太ねぎ」のようです。
(売り場では「九条ねぎ」としか表示されていなかった)
それなら1本ずつ植えてもいいみたいです。

ネギボウズの頭を切りながら試し採りです。


自分で言うのも何ですけど、立派ですよね。

長さ40cm、根元の直径2cm。
畑では寸足らずに見えたけど、こうしてみると青い葉と白い茎部分の相対の問題。
薬味ねぎと呼ぶにはもったいない大きさになりました。

味?
ネギボウズが付いていた芯は硬かったので捨てましたが、あとは全身柔らかく美味しくいただけました。


九条ネギも白くぽっちゃりとなるんだねぇ。
嬉しい。

煮たり焼いたり薬味にしたり・・大活躍してくれそうな九条太ねぎです。


2016年3月25日金曜日

冬ダイコンの保存方法 工夫でいろいろ

お彼岸が過ぎ3月もあと1週間弱で終わり。
そろそろ畑からダイコンの姿は消える頃で、ちょっと季節ボケの話題。

先日近所のオジサンから教わった知恵のもう一つは、ダイコンを畑で保存する方法です。


a)葉を根の付け根から切り離し、そのまま置く
この方法は去年知り、今年も僅かな本数ですが実行し、つい最近まで腐らせずに美味しく食べることができました。

こちらに来たらどこの畑にも丸裸のダイコンがニョキニョキ。
これがダイコンの保存方法であることを知らない人がみたら異様な光景。

他所の畑ですが、こんな具合です。



それがこのオジサンのダイコンは青々とした葉がそのままになっているのです。
トウ立ちしませんか?と聞くと、「芯を摘んであるから大丈夫だよ」と。

b)葉の芯を摘み取る
なるほど~。確かに芯を摘まれたらダイコンも花を咲かせることはできないなぁ。
トウが立たなきゃスも入らない・・・かなぁ?
芯を取っても葉がダイコンの水分を絞ってしまわないだろうか?
う~~ん、この方法はちょっと疑問あり。

c)葉を取り除いて土に埋める
土に穴を掘って埋めておいてもいいんだよなぁ、とも。

あぁ、そういえば私が育った地方では(長野)そうしていたっけ。
出来上がったダイコンの葉を取り除き畑に穴を掘って埋める。
その穴にダイコン、ハクサイ、ゴボーなどの冬野菜をまとめて入れ上に藁の帽子を被せてあった。

これは寒い地方だけのやり方かと思っていたけど、どこでも大丈夫なんだね。
数年前に一度ごく浅い穴に埋めてみたことがあるけど、腐ってしまった。
穴の深さが不足していたかな。


また機会があればオジサンにもっと詳しく聞いてみたいけど、今年の経験で「葉を切り取ってそのまま保存」で問題がないので、次回からもこのまま実行でいい。
  

いろいろなやり方があり、みんなそれぞれ工夫しているよ、とオジサン。

要は「工夫」なんだ。  こうでなくては、という場合もあろうが植物の生理や性質などを知り、自分の環境や都合や事情に合わせ工夫することが成功のカギか?
人の真似ばかりじゃ、条件が変わったらオロオロだものね。


畑に置くよりももっと長期に保存するには、「干す」ことです。
真冬に、出来あがったダイコンを葉ごと吊るして乾燥させます。

やり方は、ダイコンの葉の部分を縛って、軒下などの雨がかからない風通しのよいところに吊るしておきます。
待つこと凡そ3ヶ月。水が抜けてカチカチになりツィストした干しダイコンが出来上がります。




暮れ頃に干すと畑に大根がなくなった頃これができあがります。

どうやって食べるかというと・・
このままでは包丁の刃がたちませんから、先ずは全体を水の中に入れて柔らかくなるまでおきます。
柔らかくなったら煮るなり炒めるなりして調理してください。

調理方法に応じた大きさに切ってね。


日なた臭いとも思いますけど、味が濃縮されていて美味しいですよ。










2016年3月24日木曜日

ジャガイモ植付け第2弾 第1弾は発芽開始

本年2回目のジャガイモの植付けです。
畑の準備の都合で2回になってしまっただけで、ずらしたことの意味はありません。

今回はちょっと丁寧に植付けをしたので、記録しておこうかなと思います。


種にする芋は、いつも通りスーパーで買った食用芋。
今回の品種は「北あかり」

購入後1週間ほど放置するとうまい具合に芽をだしました。



芋の大きさは平均で80gぐらいだったので、半分にカットしました。
芽が片方に偏らないように良く見て切り、切断面を上にして並べ乾燥させます。


切り方を知らなかった昔、なるべく沢山の種にしようとカレーに入れる芋のように切り刻んだことがあり、今ではわが家の笑い話です。

はい、半切りしたのを1日干したらこうなりました。


周りが縮んで切り口は粉を噴いたようになり、こんな感じでいいかな。

これを堆肥を漉き込んで準備できた畝に植えつけていきます。
ジャガイモの元肥に石灰は入れません。ジャガイモは酸性の土が好きなんだそうです。

でも芋の成長にはカルシュウムが必要なので、木が育ってきたら石灰などのカルシュウム肥料を与えます。なんだかややこしいですね。

植付けは、条間30センチ間隔になるよう溝をあけて、株間も30センチで芋を伏せて置いていきます。で、元肥に入れてあればこれは必須じゃないですが、芋と芋の間に化成肥料を施しました。

こんな具合です。


土の色が変わっていますが、水を撒いたのじゃなく高低差があるので影が出来ています。

最後に土を掛けて終了。

畝の中央部が高くなっていますが、後で土寄せをする時に都合がいいように高く残しておきました。どうしても上の方に芋が出来てくるので、途中で土寄せが必要になります。

完成したジャガイモ畝です。





第1弾として3月8日に植えたジャガイモは発芽を始めました。

昨日は変化がなかった畝に今朝は地割れが見えたので、もしかしたらと近寄ってよく見ると割れた地面の中にかすかに緑色が見える。



これはまだ発芽とは言えないかな。
でもこうなったらもう時間の問題。

で、改めて全体を見るとそこだけじゃなくほぼ全箇所に地割れ。
植付け後17日。

品種はメイクィーンとはるか(北海道)でやはりスーパーで食用として並んでいたものです。毎年食用を使いますが、特に出来が悪かったという年はありませんでした。


やはり早い。
何が違うのかは定かじゃないけど、これまでの経験より1週間は早い。
この地方が暖かいのか、今年が暖かいのか?

文句をいうスジじゃない、有難いです。

植えた直後に強い雨が降り、土が固まってしまい大丈夫かなと心配していたのです、夫クンが。
第1弾のジャガイモの担当者です。


サスガだねぇ、と褒めたら「ジャガイモは家庭菜園の初心者向きだってさ」。


2016年3月23日水曜日

ソラマメにアブラムシの季節

かなり風通しよく仕立てているのに、やっぱり寄ってきます。
ソラマメにアブラムシが。

茎の先の方に緑色の米粒みたいな虫がビッシリといます。


側芽を取り除くのに気をとられていたら、このとおり。
全部の茎にいるわけじゃないのが不思議です。

今日は風邪があって薬は適当じゃないので、軍手をはめて軽くたたいたり、振り落としたりして本日の分は退治しましたけど、またすぐに寄ってくるでしょう。
どこから来るのだろう。

このままにしておいたら木がだめになるかといえば、そうでもないのですが、収穫量に影響すると聞きます。

だいぶ慣れてきたのですが、この手は子持ちのいいものじゃありません。



2016年3月22日火曜日

待ちきれずダイコンの種蒔き

15日に蒔いた20日ダイコン(ラディッシュ)が芽を出しました。
20日に発芽が始まり今日はほぼ揃いました。


今日はよく晴れて気温は16度。地表から3cmくらいのところの地温を測ると(午前10時頃)19度ありました。
晴れると日中は土の中は暖かくなっているんですね。


今日は暖かいけど週末にはまた寒くなるとの予報だけど、20日ダイコンは出たのだから30日大根もそろそろかな・・理屈になってないか・・とミニダイコンを蒔きました。

出来上がるとお尻が太るダイコンです。





一度に何本も出来てしまうとスが入るので、先ずは6本分の種まき。子供のお遊びみたいだねぇ。
また追って蒔きます。

ダイコンは移植は出来ないので畑に直に蒔きます。
ダイコンの根は地球の中心に向かってまっすぐ伸びるので、一度抜いて移したらまず同じようにまっすぐには埋められないからです。

余談ですが昔、間引いた苗がもったいないからと他所の場所に移して育てた人がいました。
結果、ダイコンはトグロを巻いていました。
私のごく身近な人の話です。



こんな風に蒔きました。

2日ほど前に雨が降り、土はまだ湿っています。

2週間以上前に元肥として木灰、カキガラ石灰、化成、米糠をすき込んでおいた畝に約10センチ間隔に直径2~3センチ深さ1センチ程の穴を開けます。

そして1箇所に3粒ずつ種を落としていきます。
こんな具合に。


面倒でも3粒の間隔を置いて蒔いておくと、あとで間引くときにラクです。
種を置いたら周りの土をかけて、上から押えておきます。

「土をかけたら押える」ことを忘れると芽が出ないことがあります。
知らなかった頃は押えずに知らん顔をし、出ないナぁと首を傾げてました。
種なんて土に蒔いておけば簡単に発芽するものだと思っていました。

これで終了。
土が乾いているようなら水を撒いておいた方がいいですね。


明日からは毎日「今朝は出ているかな?」「明日は出るかな?」とドキドキしながら見回ります。


2016年3月21日月曜日

ネギボウズ現る

やっぱり、というより「当たり前に」ネギボウズができてしまった。



畑で年越しをしたネギは、春が来て暖かくなればボウヤが生まれる・・これが生理です。

ネギ、タマネギ、ダイコン、キャベツ、ブロッコリー、セロリ、ニンジンなど多くの野菜は生育中に冬になり、そのまま春がくれば花が咲きます。
これらの花はもう何回も見ているのに、今更何を・・です。

植え替えたので、もしかしたらと淡い期待をしたのですが甘かったようです。

近くの畑では収穫されなかった野菜たちが次々と開花してます。今は主に黄色い菜の花が風に吹かれ春が来た、春が来たって歌っているみたいに周囲を明るくしてます。

「ある程度の大きさのときに低温を経験し、その後気温上昇すると抽苔(トウ立ち)が起こる」という野菜が多いのですが、トウ立ちにはこれだけじゃなくて複雑な条件の組合せがあり、種類によって時期がいろいろになるようです。

解りやすいページです↓
http://www.takii.co.jp/tsk/y_garden/spring/point05/index.html


タマネギは冬の間に大きく育ててはいけないと言われるのはこれが根拠なんですね。


さて、うちの九条ネギです。

前回(3月18日)のネギのところで書いたように「できた種を使う」方法を教わったんだから、実行のチャンスですよね。
たくさんはいらないから2~3本はこのまま成長させよう。後はボウズが大きくならないうちに摘み取って本体を使いましょう。硬くしないうちに。

2016年3月20日日曜日

また安物買いで銭を失ったかナ・・・難ありの種生姜・・・

「半額」の表示に釣られて買ってしまったショウガの種。


もう?
生姜の植付けはナスやトマトを植えつけた後じゃなかったかな。
ショウガってかなり温度が必要だから明らかに早いと感じながらも、この地はいままでの所と比べ何でも早いという印象が強いのと、「50%off」の表示に釣られ買ってしまった。



50%offの理由は、1箇所のカビ。
ほんのちょっとだけだった。



帰宅して記録を見ると植え付けは早くて4月末。発芽は早くて6月1日。
時間がかかっても芽がでればほぼ成功、なかなか出てくれないんです、これが。

それなのにこんな種を買ってしまって、まずかったかな?
「安い」という言葉に弱いんだなぁ。


ショウガは掘り上げてすぐの新ショウガを甘酢漬けにしたのを1年中ストックしたい。
それには市販品を使ったんじゃ高上がりで、手を出しそびれます。
だからなんとしても結果を出したい。



カビが出ている箇所はざっくりと切り取り、他にもちょっとあやしいと思う部分も削り取って、一まとめにして畑の隅の土の中でお休みいただきました。

専用のベッドができるまで。

結果は吉とでるか凶とでるか?

2016年3月19日土曜日

根深ねぎ 発芽間で2週間かかる

根深一本ねぎが発芽しました。
育苗用の土に種を蒔いて2週間、待ちました。



10日後には白い絹糸のような芽が2~3本見えたのですが、そこからここまで4日掛かりました。




3月初めから播種可能で、なるべく早く蒔くようにとの説明があります。
発芽までに時間がかかるので、なるべく早く蒔くようにということでしょうか。


このままここで育てて、畑に移すのはゴールデンウィークの頃がいいようです。
堆肥、石灰、リン酸肥料をやや多めにと。


8-8-8の化成肥料ではPのリン酸が足りない、と。


リン酸肥料とは・・さしあたり思いつくのは単肥では骨粉だけど、溶リンなんていうのもある。
単肥ではないけど鶏糞はPの含有率が高い。



手持ちの参考書で見ると
「リン酸肥料は全量元肥が基本」とゴジックで書かれている。

理由は・・・
作物は、リン酸を生育初期に必要とする。根が十分に伸びる前に吸わせて体内の細胞に蓄えておくと、その後の生育がよくなる。



追肥で使うものじゃなく堆肥などと一緒に植付け前に土に入れておかなくてはいけない。
忘れないようにしよう。


2016年3月18日金曜日

ネギの種まきはズボラがいい

午前中は晴れていたものの夕方からは雨。頻繁に降るようになりました。
それでも寒くはないです。


少々の行ったり来たりはあるけれど、ぐんぐん暖かくなり人々の動きも活発になってきたようです。
私もその一人?で、運動を兼ね近隣を見て回るための散歩の回数が増えてます。

昨日もより沢山の畑が見られるコースを選びながら出かけました。何か無理やりといった感じで銀行への用も伴って。

過去に会釈をした程度で会話まではしていなかったオジサンにまた会いました。
畑に入ろうとしていたところです。
明らかに家庭用と思える菜園。

一旦はまた会釈のみで数歩行きすぎたのですが、バックし思い切って声をかけました。


キヌサヤは紫色の花が咲いている。
ダイコンは葉をつけたまま数本立っている。
ネギが何種類か植えられている。
一番通り沿いには私が知らない野菜が植えられている。


声かけのきっかけとして、見たことのない野菜を指して「これは何ですか?」と尋ねました。
「かつお菜って言ってるけどナ」とやや自信が無さそうでしたが、続いて食べ方や成長の仕方などを説明してくれました。

これは、あとでネット検索しようと名前をしっかり頭に入れておき、次々と他の野菜についても質問。いやな顔をせずに10分ほど時間を割いてくれました。



かつお菜を持っていかないかと言われたのですが、入れ物がなく菜っ葉を掴んで銀行に入る分けにいかずお断り。これはちょっと残念でしたが、オジサンの話にはとっても収穫がありました。

その中のひとつが、ネギの種蒔きです。
太く白く育てるネギです。

もうじきネギボウズが出来てきます。
ネギボウズというのはネギの花、タネになる部分ですよね。

袋に入って売られているのは、ここから採取された種です。
採取し、乾燥し、保存したものを買って蒔いているんです、普通。


このオジサンは言いました。
「.タネのできたネギボウズは『家(うち)に持って帰っちゃだめだと言う』んだよ」と。
種が自然にこぼれるままにし、そこで芽を出させるのが一番だと。

でもそれでは収集がつかなくなるので、実際は事前に畑を(畝を)用意しておくのだそうです。

そうなんだ~。

そうやって地場の野菜を育てていくのか・・


採取した種を乾燥して、保存してという手間の掛かることをしなくてもいい。
タネができた時にはもう播種の時期が来ている、と。

これは都合がいい。


私は先日1本ネギの種を蒔いて、今ちらほらと発芽中。
これがうまく育ったら、言われたようにやってみよう。





さて今うちの畑にあるネギはというと
去年の夏植えた(ホームセンターで売られていた「乾燥九条ねぎ」)ネギが分岐を重ねて数は増えているのに硬く、食味が悪くなり、外葉の枯れも目立ってきたので植替えを思いつき、2月に1本ずつ別の畝に植え替えました。

2月中頃 こんな様子でした↓


葉を切り縮めて1本ずつ植え↓




一月弱でここまでになりました↓



植替え時期が適当だったかどうか全く調べることもしなかったのですが、果たしてどうか。
もしかしたらこの後すぐにネギボウズ誕生!になるかも。

1ヶ月の間に2度の追肥(化成肥料)と土寄せをしたのですが、成長が早い。
もう収穫を始めてみてもいいかなという大きさ。

九条ネギは植えるときは数本ずつまとめて植えるものだと、後で言われましたが
こんなに太く育つなら1本植えでもいいのではと、とりあえずこのまま様子を見ることにします。
なるべく白い部分を長くしたいから、頻繁に土寄せもして。


植替えの時に残ってしまったネギは、別畝の隅に移動させただけで放ったらかしにしていたら、成長が止まったままです。
もちろん順に食べてはいましたが。



肥料の効果がよくわかります。





そうそう、「かつお菜」。
ググってみました。

九州地方の特産で、高菜の仲間とか。
葉っぱ一枚が1メートル近くにもなって、高菜のような辛味はなく柔らかく美味しいと。

食べ方は主に炒めたり、煮たり。


煮た葉菜はあまり喜ばれないうちじゃ、消費できそうにないのでこれは知識のみに留めることにします。




2016年3月16日水曜日

タマネギに追肥をすべきかどうか?

今この辺りで耕作をしている畑では、どこも一面にタマネギ、タマネギ、タマネギ・・・
店頭では白い新タマが2月の頭から並んでいましたよ。

生育中、収穫中(抜かれたタマネギが畑にそのまま置かれている)、既に収穫を終ったもの(残骸や掘り返した土の色が変わっている)といろんな段階でとにかくタマネギだらけといっても言い過ぎではない。

一枚の畑が大きく、たぶん元は田んぼだったのかな?
プロの農家が多いのかな。
ふ~ん、ここはタマネギの産地なんだ。



産地であるかどうかには関係なく、わが家でも昨年11月に新しい土に植えました。
今までも毎年作っていました。


一昨年までは苗を買っていましたが、今回は種からの挑戦です。
蒔き時と定植時期が極短期だと教科書などでは書いているので、時期選びは緊張ものでした。



その時期を外すことなく無事に?育ちましたが、今肥料を追加しようかこのままで行こうかと迷っています。
苗から育てても同じなので、経験はあるからと気楽に構えていましたが、オットドッコイ!経過状況が違うじゃない。

植えつけたのは凡そ150本で、途中抜けたのもあるから120~130本かな。
それが全体でこんな様子です。

タマネギ 生育




近寄ってよく見ると
こんなに立派なところもあれば

タマネギ 追肥


こんな貧弱なところも

たまねぎ 追肥



追肥は年明けに2~3回だけというのが一般的なセオリーです。

これには訳があって
1、タマネギは栽培期間が長く、かつ肥料食いなので肥料を絶やしてはいけない
のですが
2、球が太ってくる春先には肥料を止めて水を絞らなくてはいけない
のです。

大食いだからと肥料を与え続けると、球は大きくなりますが水っぽくて保存が出来なくなるのです。
つまりこれは保存を前提とした晩生種の作り方。


うちのは明らかな晩生種(泉州中高黄)ですが、初期の育ちが思わしくなかったので12月のうちに少しずつ3回も施肥をしました。他の畝同様に元肥としての肥料が明らかに不足していたとの見方で。

その後も1月と2月に各1回ずつ。
これで回数だけは超過なのですが、成長不良の苗はこのままじゃたぶん一人前の球にはならないのでは、と思案中です。



こうして書いているうちに頭が整理できてきました。
成長不良の苗にだけ追加で施肥しよう。

もうすでに間に合わなくて水っぽいボカボカの小玉タマネギなるものも出来るかもしれない。
そうなったらそれから順に食べればいいのでは?



なんだ、簡単なコトじゃない。






2016年3月15日火曜日

葉物野菜の直播開始 コマツナ・ブロッコリー・ラディッシュ

昨日の雨で地面はしっかり水を含み、今日は晴れ。
3月も15日まで季節は進んで、ぼつぼつ直蒔きもできそうです。

手持ちの種ではコマツナ、チンゲンサイ、ラディッシュが播種適期になっています。
では、この3種を蒔くとします。


場所は---
あれー、無い。

あーでもない、これでもうまくいかないと作付け計画をグダグダ決めかねていて、結局用意してなかった。
ホウレンソウやダイコン用に準備の畝はできているけど、それらを蒔くのはまだちょっと早そうだ。

早いと解っているものを蒔いて失敗するより時期が合っているものを蒔くべきだよね、と一人合点し
急遽予定変更でホウレンソウやダイコン用の畝にコマツナ、チンゲンサイを蒔くことに。

こういうのを「現場合わせ」といいます。自慢すべきことじゃないけど私の得意ワザです。



これらはどれも難しいことはなく、既に元肥や石灰を敷きこんである畝に1cm程の深さの溝を作りそこにパラパラと小さな種を落とし、掘った土を戻し上から軽く押えて終い。

パラパラと蒔く種の量は「出来るだけ薄く」です。
沢山蒔くと後で間引くのが大変です。

間引いた菜も食べられるので、一食になるくらいの間引きができればそれもテではあるのですが、これらの葉物は一度に沢山収穫しても困るので、少しずつ何回かに分けて蒔きます。そうすると1回の間引き菜の量は知れたもの。味噌汁の実にはなってもおひたしや和え物は無理ですね。

今回の私の場合は、コマツナもチンゲンサイも1.5メートル程。
どっちも青菜なのでたぶんこんな量でいいのでは。


収穫予定は4月中~下旬頃かな。
うまく発芽したら4月中に2回目を蒔く予定です。




ところでこの種は去年の秋に百円ショップで購入したものです。
2袋で108円。

イタリア産で内容量10mg。
モノによっては量が少ない場合もありますが、そのほうが嬉しいんです。
1年、2年じゃ使い切れなくて捨てることになることを思うと、安いのは嬉しいです。

品質に差は感じられないし、野菜の種ってどっちみち輸入品ですからね。
ただ説明が荒っぽいので慣れていないものは要注意なのと、新品種は売られていないのが欠点です。

種 100円ショップ




作業ついでに、今育苗中のキャベツやブロッコリー用の畝に石灰を入れました。

先日芽を出したキャベツが畑にデビュー出来るのは3~4週間後でしょう。
だからまだ急ぐことはないのですが、石灰は早くても問題ないようです。

土のペーハーをアルカリに傾けるのが目的ですが、一旦PHを上げてしまえばその後ある程度はそのままの状態を保てるようなのです。

それと石灰にはいろんな種類があって、それによっては水を含むと(土に混ざると)発熱するものがあり、種まきや植え付けの直前だと害が出てしまうのです。

発熱するのはたぶん生石灰で、普通素人が家庭菜園で使うのは苦土石灰が一般的のようですからあまり神経質になるには及びませんが、直前ではちょっと不安になります(論拠はありません)。

今回私が使ったのはカキガラ石灰です。
カキガラ石灰は自然農法や無農薬栽培の場合によく使われます。土を固くしたくない為のようです。

その辺にこだわらなければ安い石灰で構わないんです。
私は自然農法や無農薬のつもりじゃないのですが、昨年秋にハズミで買ってしまい残っていたので使いました。


本当は散布量も計算して(土を硬くしないためにも)すべきなのですが、経験上こんなもんかな、でこんな感じに撒きました。
手前の畝3列がそれです。

石灰を撒く

ここには2月末に牛糞や米ぬかを入れてあります。
これを軽くうない込んで、再度形を直して終了。

どうせ入れる化成肥料も一緒に混ぜ込んでしまえば、鍬を振るう作業が1回で済むのですが、化成はあまり早くに入れると雨で流れてしまい効果が薄れます。

じゃぁ石灰は2月に堆肥と一緒に入れておけば、今回わざわざ鍬を使わずに済んだのに・・・
その辺は私の支離滅裂さであり、理屈ではないのです。
反省し、次回に生かします。


化成肥料は後で苗を植えつけるときに入れる予定です。

2016年3月14日月曜日

キャベツ、ブロッコリーが発芽・・土地柄か全国的な暖かさか

今日は一日雨。
朝目覚めたら降っていて、強弱のばらつきなく一日中静かにしっかりと降ったので、水の量としてはかなりになりそうです。

成長中の植物にとっては嬉しい雨でしょうが
裏の空き地は田植え前の水田状態。
うちの畑の中に埋めてある水中ポンプからも、頻繁にピューッ、ピューッと水を吐き出しています。



今年の冬は暖かい、とは言われているけれど。
試しに蒔いてみた種が芽を出しました。

四季どりキャベツ(味星)とブロッコリー(スティックセニョール)、玉レタス(メルボルン)の3種類。

3月5日に種をそれぞれポットに蒔いて、10日にはレタスが出、12日にはキャベツとブロッコリーもモコモコと顔をだしました。


レタス 発芽

ブロッコリー 発芽

キャベツ 発芽



特別保温らしいことは何もしてなく、ポットをバットに並べて新聞紙で覆い家の北側の軒下に置いただけです。
これはいつ蒔いても同じ手順。



3月にはいるとそれまでよりぐっと暖かくなり、この日から数日は最高気温が19℃~23℃と特に高かったということもあります。ベストなタイミングだったのでしょうか。


種の袋にはどれも2月から蒔けると書かれてはいますが、(保温すれば)とうい条件付と解釈していました。
プロじゃないのでさすがに2月に保温してまでやろうとは思いませんが、3月上旬で保温なしで発芽した経験はないのでちょっとびっくり。

やってみるもんですねぇ。