今年も例に漏れず。
胴回り12~13cm程のまだ日も浅い小玉スイカをかじられた。
こんな小さなスイカで美味しかったのだろうか、と思ったが中は赤くなっていてタネもできている。それなりの味はあっただろう。
(横に避けているのは、捨てようと放り投げたため。直後に、写真に撮らなきゃと気付いて拾ってきた)
じゃあ早く手を打たないと、味を占めてまた来る。
去年と同じく、こんな風にする。
大きくなっているスイカから順にあるだけの網カゴを被せ、カラスに外されないよう、また風に飛ばされないように重石を置く。
今も毎日カラスはやって来るが、少し離れた場所から暫く眺めては諦めて飛び去るので、先ずは成功。
100均で買ったプラスティック篭で、スイカとマクワウリ、メロンに被せてカラスの被害から守っている。
目が細かいのと底部分はベタなので被せると中の様子を見るには外さなくてはならず、少々面倒だけど他の方法は適当なものが考えられず、カラスと知恵比べをするには仕方がない。
市販のカラス脅しみたいなアイテムはいっぱいあるけど、これなら絶対というのは無いようなので我が家のオリジナル。
カラス避けとしてのお役が終ったら、洗ってすぐに物置に収納すれば、何年も使えるはずで、これで毎年収穫できれば安い。
このやり方はカラス避けだけじゃなくこのままで他の役にも立てられることに後で気が付くことになった。
予想外の現象が起きたのです。
後日、もう一つカラスの習性として気付いたことが。
カラスだけじゃなく野生の生き物のほとんどがとる行動だろうけれど、雨上がりは要注意。
昼間ずっと雨に降られた翌朝はいくつものスイカ、メロンに被害がでた。
網カゴが足りなかったので、低い木の下の草に覆われた場所で生育しているスイカや、まだ未熟の小さめのスイカ、熟れたマクワウリなどが突かれていた。
雨の日は餌に有りつけなく、多分飢餓状態なんだろう。だから雨が上がったら夜明けと共に来て未熟だろうと、邪魔ものがあろうと挑んでくると、やられてから思えば、当たり前のこと。
やっぱりカラスの方が上だった。