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2023年3月3日金曜日

徒長したソラマメ苗 定植後-その1

 異様に徒長したソラマメの苗をそのまま外に植えて、その後どうなった?

2月初旬に、ポットから降ろして畑に植付け
凡そ1月後の様子は・・

はい、これです。
植付け当初に副えた支柱をぐんぐん超えて、支えきれずに深々とお辞儀してしまいました。


当初頂部にだけしか見えなかった葉が、根元にも付き枝にまで成長してます。


今のところこれなら今後太る方にも成長するのではないだろうか。
もっと長い支柱に替えてしっかりと支えをして、もっと葉を増やそう。


根元の枝葉がもう少し増えたら、このズル長い芯は切り詰めればいい。
それでたぶん、遅ればせながらも正常の苗と同じように生育していくんじゃないだろうか。



2023年2月2日木曜日

そら豆が発芽しない 発芽の3条件 わかっているようで難しい 

昨年秋に蒔いたソラマメが発芽しなかった。
恥ずかしながらその前年のも発芽させられなかったのです😓

なぜ?・・今更ながら基本のキに立ち戻って原因追究し、今からでも可能なら再挑戦しようと思います。
ちょっと大げさかナ。
でもわかる限りは答えを出さないと、この先ずっとミジメなことになるでしょうから。

 植物の種が芽を出すのに必要な最低条件は
・温度
・水
・空気
これは小学校でならったことで、空気や水のように当たり前に知識として知っているつもりでした。

その条件をクリアするための目安は種袋に書いてあります。


当地は「暖地」だと思うのですが、「温暖地」であっても播種適期は10月半ば~11月いっぱい。
従って10月26日に1回目を畑に直蒔きしました。

1か月経っても芽は出ませんでした。
そら豆は7~8日程で発芽することもあるのですが、2週間以上かかることもあるので待ちました。

全く出なかったのでやり直しで11月末に2回目を播種。
パカッと種が割れるのですが、そこまで。

もう今年は諦めるつもりでしたが今までに何回も作ってきて、原因もわからずに諦めるのは悔しい。

発芽の適温は20度。
もう畑で直播きは無理。
でも家の中なら20℃を確保できると思い、ポットに蒔いて玄関で様子を見ました。

播種は正月明けでした。
1週間後には1つ目が出、その8日目にはこんな風になりました。


温度と水と空気が揃ったということです。

水遣りは指先で土表面の様子をみながら、蒔いた時の土にもたっぷり水を入れたので発芽までの間に1回だったカナ。
多すぎたら腐ってしまうので緊張します。

去年の秋は雨がほとんどなかったのだろうか?
自己記録によればそれほど少なくもなかったよですが・・

そら豆は特に空気が大量に必要で、土の外に種の一部を出しておくのもソラマメ特有のやり方で、直播きでもポット蒔きでもそのように埋めました。こんな風に蒔きました

この結果から言えるのは、11月の地温はそのままでは20度は無いと思えるのでなんらか保温対策が必要だったのでしょう。
不織布でも新聞紙でもかけておけば保温ができ、保湿にもなったのでしょう。

播種時に保温が必要という説明は種袋にはないけれど、「適温」との乖離があり危険だと思うならするべきでした。あの小さな袋にこと細かな説明は入りませんから、自分でよく考え考えるべきでなんですね。

発芽後はどうしたら・・
今外に出したらこのヒョロ苗は根も十分出ていないだろうから独り立ちは無理だろう、さらに「徒長」になることを承知でしばらくそのまま生育(間に数回の水やり)してみよう。

数日間日中は小さなビニールハウスの中でお日様に当てて慣らし運転、その後寒さのピークを越えたところで畑に定植しました。
定植直前の苗がこれです↓


すごい徒長!
正常な成長はできないかもしれないけど、ここまで来たので植えます。

根張りもこれなら↓


はい、5株定植完了。


左3本が20cm、右2本は小苗。いずれも葉が出ています。

こんなことならもっと気温が上がってから蒔いた方がよかったかナ。寒冷地では3月蒔きで夏の収穫なのでそのパターンではどうだろう、って今更なにを。。。



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2019年5月16日木曜日

ソラマメが枯れたのは水枯れか病気か?

ソラマメの葉が黄色くなってきた、と思ったら翌日には縁が茶色く枯れてきた。


この姿はこれと同じだ。


鉢植えのナシが枯れた。
共通するのは水不足。

ナシの方はコンクリートブロックの上に置かれた鉢物だから、水遣りを忘れたらたちまち枯れる。10日も放っておかれたら当たり前に枯れる、反省。

ところが土に根を張っているはずのソラマメが、たった10日の日照りで枯れた。
他の野菜は皆元気なのだ。

この晴天が続く前までは平均1日置き位に雨だった、それもその都度それなりの量で。
だから首を傾げたくなる。

でも枯れたのは事実。

下の方にもまだいっぱい付いている莢は、外見は熟しているように見えても触ると手応えがなくフカフカ。


割ってみると、案の定実は異状。




皮が赤っぽくなっていたり、ほとんどは小さくてシワシワ。
これはきっと栄養や水が届かなくなって死にかけているからだろう。
ワタの部分が黒くなっているのも、組織が死んでいるからだろう。

やっぱり水枯れが原因?
それとも「青枯れ病」か何かかな?

この色形が変になった豆を茹でて食べてみた。
決して美味しいとは言えないけど、妙な味はせず食べられないことはなかった。

う~ん・・・

残念だけど、片付けてしまおう。
葉菜などと比べて株が大きいので、抜くのも大変だろうと構えて取りかかったが、以外と簡単に根が抜けた。

写真を忘れてしまったが、ボリュームが無く寂しい根だった。
やはり健全ではなかったか。

それに簡単に抜けたということは、根張りが浅いということ。
それなら、水不足も考えられる。
今更だけどソラマメって根が浅いんだ。

病名はわからないけど病気もあって、水も切れてしまって・・the endだったのか。

病気の原因はタネにあったかもしれない。
前回栽培したものから採った自家採取品だったから、保菌者だったのかも。
(昨年産はアブラムシの被害が多きかった)

完全な良品質でもなかったものからの種を使うのは危ない。
「安物買いの銭失い」と言われるじゃないか。

2018年11月7日水曜日

ソラマメの発芽

ソラマメの種を土に埋めてから17日経って、ようやく発芽が始まった。
こんな形で出てくる、ちょっと変わった双葉。

ソラマメの双葉

それにしても待たせてくれた。
手前の2つがその17日目に出た芽で、その2日後にまた1つ。
後3つはまだ何も見えていない。

腐ってしまったのか、干からびてしまったのかと思うほど心配しながら待った。
初めての自家採取の種だったから、種がダメだったのかと不安も交えて。

短期で発芽させるには


私の場合年によって発芽日数が違うのだ、直に蒔いたりポットで発芽させたりと気まぐれなところもあるが、同じ条件の場合を比べても差が大きい。
思うに、水分調整が難しいのではないか。

特にこのようなポット(セル)に植えると、頻繁に水遣りすれば腐り足りなければいつまでも出ない、ということかと。

ソラマメの種は体積があるので全体がふやけるまでにかなりの時間が掛かりそうだ。それなら遠慮せずにたっぷり水遣りすれば早いかと思うが、似たような大きさのインゲンマメを発芽させるには水が多いと失敗する。どこがどう違うのか単に外見での判断はできないいようだ。

その点、直接畑に植えれば極端な日照りとか長期に連日の雨にでもならない限り、平均的日数で発芽するのではないだろうか。
私の古い頭では豆類はそもそも直に植えるもの。そのほうが楽だし・・

今回は予定の場所にカブやら小松菜やらが占領していて、それまではポットで生育させて、それらが終った頃にちょうど移植できるのではという管理人に都合の良い計算だった。


2018年5月31日木曜日

ソラマメうら生りを収穫

アブラムシ被害が小さく、木がまだ元気


今年のソラマメは例年に比べて結果が良かったということのようだ。
それらしくできた(うちではA級)豆の収穫が一旦終った後、そのままにしていた株から又収穫出来たのだ。

末生り(うらなり)というのだろうか。
形はとても悪いけれど実は入っているようなので、もいできた。

ソラマメ2度目の収穫

莢から出した豆はこんな風。

末生りそらまめだけど美味しく収穫

手の親指の爪ほどのも混じるけど、大きい豆もまだオハグロにはなっていなかった。

さっと茹でて食べてみると、美味しい。
これは儲けものだ。

種取り用にとそのままにしていて、種として残すには形が悪いのと数が多すぎることもあり、選んで小莢を収穫。

A級の収穫開始から1月近くになる。
まだ緑色の葉がいっぱい付いている。健康に育つとこんなにも長生きするんだねぇ。

昨年まではここまでの収穫はなかった。
なぜかな?

今年はアブラムシの害がとても少なかった。
それで木がいつまでも元気で、小さいながらも上の方まで実が入ったのだ。

例年ではA級の莢を収穫するとその後すぐに木が枯れてきた。
アブラムシは成長点の付近に集中的に寄るので、木の寿命がそこで尽きてしまったということかな。

アブラムシの忌避、退治がソラマメ収穫のポイントだと良くわかった。

小さな莢が多かったのは摘花(果)作業をしなったからだろう。
家庭菜園でそこまでしなくても・・と軽く考えていたけどそれじゃ良品はできなかった。

2018年5月19日土曜日

オハグロになったソラマメ

ソラマメが美味しく食べられる時期が終った。
見た目がこんなふうになったら、収穫適期は過ぎた。


莢の背中のスジが黒くくっきりと出て、皮の表面にはアバタもできる。
この莢を割って中の豆を取り出すと、そこにも黒い筋ができている。


これがお歯黒(はぐろ)と言われるもの。

こうなっても食べられないわけじゃなく、ホクホクとしていて美味しいと感じる人もいる。だけど甘味がぐっと落ちるのは確実。

硬くなっているので茹で時間も長くなるから、そのところでも時期外れを感じることができる。

わが家ではフレッシュな豆を味わうのはここまで。
できればこの直前で限界としたいところだが、莢から豆を出してみないと確実にはわからないので、最後はこれになる。

まだ木が枯れてはいないし、小さめの莢がたくさん生っている。
充実した莢を数本残しておき、来年の種にすべきを失念。しょうがないから今残っている中から比較的大きいものを使うことになる。

今年収穫したものは去年できた豆から採った種だった。
収穫時期としてはほぼちょうどいい時だったと思うが、生育全体としてはどうだったか。

草丈が100センチに達しなかったこと、莢が大きく膨らんで収穫できたのは下のほうの一部だけだったことに不満が残る。
草勢が増せば却って豆莢が貧弱になったかもしれないが。

上部の莢が膨らまなかったのは、途中の管理で摘花、摘果をしなかったのが原因だったかも知れない。
地際からいくつも出る枝の整理は丹念にしたのだが。

その整枝のおかげかアブラムシが極少なかった。
成長点の辺りに見つけてすぐには叩き落し、その後2度殺虫剤(サンヨール)を散布しただけで大きな被害になる前に終了となった。




2018年5月9日水曜日

ソラマメの収穫はやや早目がいい

莢の状態を見ただけでは難しいのだけど、今年の初収穫はほぼ最適期だった。

こんな状態の時。

そらまめ 収穫期

ソラマメ 収穫判断

ソラマメ 収穫判断は慎重に

黄色い矢印のものだけを収穫する。
日々こうした莢が増えてくるので、毎日よく見て適期のものだけを収穫する。

艶々と膨らんだ莢が下を向いたら収穫のタイミングと言われるが、今年の経験では必ずしも熟した時に下を向く訳じゃない。
上向き又は水平くらいでも莢の背の線が黒く変色しているものもかなりあった。

上から触ってみて硬くなくちょっと柔らかいと感じるくらいがいいかな。
莢の背の線が黒く変色したらもう遅いくらい。

ソラマメって若いときにはその名のごとく天に向かって突き上げるように実が着く。
収穫できる頃には下を向く。

重くなるからかな。
莢の中に豆が1つか2つしか入っていないものもあり、そんなのはあまりぶら下がってはいない。

収穫して莢から出した豆はこんな様子だった。

ソラマメ 莢を外して収穫適期と思える状態

全体が浅い緑色で、まだ若いというイメージだ。

沸騰した湯に入れて2分ほど茹でて、食べて見た。
柔らかくて、甘い!

もうちょっと熟してもいいかな、というのが家人の感想。
この「もうちょっと」というのが難しいのだ。

それが1日なのか、3日後なのかの判断は私には無理。
莢から出した豆にオハグロといって、芽のような部分が黒くなったら食べごろという人も
いるが、我が家の好みではそこまでは許されない。
それに莢を外してみないと判らないのではしょうがない。

豆や芋はその糖分が十分に乗った時が一番美味しいので、そこを過ぎて糖がデンプンに変わってきたら味は落ちてくる。なるべく大きくしたいというならそうすべきだけど。

その例では、昨年のさつま芋は大失敗だった。
その時のブログはこちら

より長く栽培することで糖分がより多く作られる、と思い、収穫期を引き伸ばし植えつけてから167日(サツマイモの収穫期は凡そ120日)もしてから収穫した。

カボチャのようなさつま芋がでてきた。
すごい!と喜んだのだが、食べてがっかり。

「紅あずま」ってこんな芋だったの?と品種に責任をかぶせたりもした。
紅あずまさんに悪かった。

蒸かしても、煮ても焼いても干しても甘くないのだ。
芋の中の糖分は全部デンプンに変わってしまったのだった。

芋の場合は一旦掘り上げてから、日陰で乾燥させることによって甘くなっていくのだった。

豆もいつまでも木に生らせていると硬くなって甘味も無くなっていく。
甘い豆を食べようと思ったら、糖分がデンプンに変質する前に収穫しなくてはならない。

と言っても早ければいいかというと、若すぎたらそれはそれで糖はできていない。
その判断は”キャリア”でしかない。

だから家庭菜園は2年や3年じゃ成果は出ない。
1度2度失敗したからって諦めず、経験と知識の積み重ねが大事。なんてね^^v




2018年1月14日日曜日

厳寒期の畑 低温が続くこの冬で

新しい年になって、気温は一層厳しくなった。

3年目にして朝6時半ごろの気温は連日マイナスとなり、毎朝のように結氷を見ている。
暮れには防草シートが凍っているのに気が付かず、すべって尻餅をつき未だに尾骶骨に痛みが残る。骨折してるかな?

今朝も早朝は-2度。
9時を過ぎてもこの通り。


白く見えているのは薄い氷。
日当たりの良くない近くの畑では、大根の葉が凍みている。

うちの野菜たちは・・・
一番気になるタマネギ。

これは中晩生(なかて)。


さすがに成長はできないけどしっかり生きている。
大丈夫。

一番心配な晩生種(おくて)は・・



種から育てたものでひょろひょろした危なっかしい苗だったけど、よく頑張っている。
この時期にこの様子なら、暖かくなればぐんぐん伸びるだろう。よかった。

寒さでかなりダメージを受けているのはニンニク。


外葉の枯れがすごい。
芯に近い数枚はしっかりとして色も濃い緑だけど、他所の畑と比べると茶色の外葉がとても多い。

砂地のせい?
命に別状はなさそうだけど、何がそう違うのか。


みごとに失敗したのはハクサイ。
ほんの僅か期待してみたけど、やっぱり巻かなかった。


まるで巻く気なし。

少しだけ期待してみたけど、う~ん残念。力及ばず・・の姿がこれ。
巻きかけていても、ここまでか。
春のトウ立ちを待とう。


ミニ白菜だけは形になって、大切に利用中。
普通の白菜が1/4株で150円もしているので、助かっている。


この大きさで1株が500gくらい。
300g位から食べられるそうだけど、ここまで待って良かったなぁ!

次、キャベツ。3段階で生育中。
まずは年内に出来上がって今収穫中の残り2個(700~800g)。


次に控えているのは、もう食べられそうだけどちょっと小さ目のが5個。
5個全部はファインダーに収まらなかったので、そのうちの3個。
残り2個も同様の大きさ。


その後は12月に植えつけたばかりの、まだ小苗状態のがこちら。


アンドンの中でじっと寒さに耐えている。
出来上がるのは暖かくなってから。

寒さには強く日々成長しているのが、このエンドウ。


大きな株でも高さがおよそ15cm。
霜にやられない適度の大きさのようで、どれも生き生きしてるように見える。

やはり晩秋に蒔いたソラマメ。
これも問題なし。
これも大きくなってから低温にあうと成長に障りが出るといわれる。



こちらは今が旬のホウレンソウ。
寒さには強いのだけれど、べたっと地面に張り付いて立ち上がろうとしないまま葉は大きくなっている。


使用上の問題はないけど、袋に入れて販売するにはちょっと困る。

そしてやはり旬のダイコン。
品種は「YRくらま」で、今回初挑戦。
遅く蒔いたのでまだ十分の大きさにならないが、寒くなって成長が良くなってきた。


今日から収穫開始。


左側の大根の長さが28cmで葉が付いた状態でおよそ1kg。
市販品は30cmくらいで1本300円也。

ちょっと遅れたけれど作っていて良かった~。

これらが今生育中、収穫中の品々。
大根は1畝そっくり虫害でだめになり、白菜は巻かず・・で一時は落ち込んだけれど、何とか自分の食糧分は確保できそう。

この経験は今後の勉強材料にしなくては。


















2017年11月3日金曜日

ソラマメはお尻を出して植える

10月31日、ソラマメを蒔く。
袋の説明によると蒔き時は10月末となっているので、この日にした。

ソラマメは植え方にちょっとコツがあって、こんな風に土に埋めるのがセオリー。

ポット蒔きのソラマメ

全部土の中に埋めないで、土の表面に種豆のお尻が見えるように種を埋める。
空気を欲しがるんだって。

それから、「オハグロ」と言われる黒い部分から根と芽が出るのでそこが下になるようにしないといけない。

こういうことを知らずに適当に蒔いていたときも発芽して成長していた。
できることはできるが、発芽時に大変なエネルギーが必要になるのだそうだ。

こうして植えれば発芽までおよそ1週間だけど、知らずにやっていた時はきっと発芽までにかなりの時間が掛かっていたのだろう、もう覚えていないけど。

これはポットに蒔いているけど、直蒔きでも同じようにお知りを出してオハグロを下にします。
くれぐれもハトとカラスにご注意を。

今回の種は品種は一緒だけど質が違う。
赤いのは今年の春にできたものを自家採種した種で、青いのは去年蒔いて残ったもの。
だから元は一緒。

なんだけど、自家採種したソラマメってうまく行かないという噂もある。
質の良さそうなものを厳選して種にまわしたけれど、だめかも知れない。

やってみなくちゃわからないから、今回は試して見ることにする。
経験を重ねて色々と知れば知るほど手がかかるようになるものだ。

だけど、たぶん、わからないのだけど少しは力もついてきているのではとも思う。
そう思わなくちゃやってられないしね。

2017年6月6日火曜日

乾豆そら豆を作ろう

あまり多くの莢はできなかったものの、熟しだすと一斉なので食べるのが間に合わず、美味しい瞬間はあっという間に通り過ぎて、ぱさついた味になる。

このままじゃしょうがないので乾燥させることにした。
乾燥させて、来年のタネに。

種でもこんなにはいらない。
長野県の伊那地方に「お多福豆」という、惣菜なのかお菓子なのか、いや今時ならスィーツでしょうという豆の加工品がある。

これはたしかそら豆が原料だった。
これ作ってみよう。

こんな風に莢が黒くなるまで木に生らせたままに。

乾燥ソラマメ


ここまでになったら取り入れ、更に日にあててカラカラになるまで干す。

ソラマメ サヤごと乾燥

幸い好天続きだったので、3日くらいでカラカラの真っ黒になった。
そこで種用と豆で食べるものとを選別し、乾燥豆は殻から取り出す。

乾燥ソラマメ そら豆の種

種になる方は良質にしたいので、なるべく大きな種になるよう1つの莢の中に1個か2個入っているものを主に選んだ。

完全に乾いたらあとは湿気ないよう風通しのいい場所で保存すればいい。
お多福豆風の煮物は暇になったら、じっくりと戻してゆっくり煮ることにしよう。

ところでここまでの乾燥の仕方なんだけど、この方法で良かったかどうか?
乾くことは乾いたけれど、これで種として大丈夫かどうか自信はない。

ググッてみても信頼して良さそうな情報に巡り会えず、結局テキトーになってしまった。
サヤのまま乾燥させたのだから、死んでしまってはいないと思うけど。

2017年5月25日木曜日

ソラマメ不作 栄養不足かアブラムシか

今年のソラマメは、丈はやっと1メートルで下半分くらいまでしか実が着かなかった。
上には未熟な莢すら着いていない。


花はいっぱい付いた。
それが実にならなかったということは、栄養不足だったんでしょうかねぇ。

豆類は自分の根でチッソを作るから、肥料は少なめでというのだ基本だけれど、少なすぎたのか。
ここのところが難しい。

もう一つ心当たりは、アブラムシ。
今年は尋常じゃなかった。

去年は手で払い落としただけで除去できたのに、今年と来たら牛乳で窒息はその時だけ。
3日後には収穫できる程度の農薬でも効き目なし。

仕方なくマラソン乳剤(かなり強い)を散布してようやくいなくなった。
その後、気のせいかなんだか木に勢いがなくなったように見えた。

実際に弱っていたようだ。
そして弱ってくると弱り目に祟り目で害虫や有害菌や虫のエサになるようで、こうなる。

ソラマメ 虫害

生き物の世界は厳しい。


そして・・・テーマが変わるけど
好みの違いと思えばそれまでなんだけど、とり時をいつにするかで舌触りが変わる。

甘味と柔らかさ(ねっとり感)を好むなら早めの収穫、ホクホクとした歯応えを好むなら
ちょっと遅め。

家族の好みに合えば、少々の失敗も笑いとばせるもの。
収穫時期は大事だ。

でもいずれにしても収穫末期にはどうしても硬くなるので、食欲が涌かない。
それならいっそのこと「乾燥まめ」にしてはどうか。

と思いついて木はまだそのままにしてある。
木の命がある間は生らせたままミイラにし、木が終った後はもぎ取って更に乾燥させることにしようかと。

ソラマメ 熟成中

カチカチの茶色いソラマメを炒ってもらって食べたのは、遠い昔。
今も乾燥ソラマメって、小売されているのだろうか。





2017年5月12日金曜日

ソラマネがそろそろ収穫適期-試しどり

お豆の季節だねぇ。

キヌサヤ、スナップエンドウ、グリンピースそしてしんがりはソラマメ。
できるべきものはできたのか、莢が全体に垂れてきた。

収穫が近いソラマメ

こんな具合に。

サヤが垂れ下がったソラマメ

スジがはっきりとできている莢で、触ってみて硬めのを2本取ってみた。

完成していそうなソラマメ


サヤを割ってみると

そら豆の試しどり

おぉ、いいねぇ。
一寸というほど大きくはないけど、そろってできあがっている。

たった4粒だったけど、塩茹でで試食。
う~ん、ケッコウ、結構。

外見は完成しているように見えても、外から押してみるとまだフニャフニャしている莢が多いので、まだ本格的な収穫にはならない。

少しずつ食べ進むにはちょうどいいかな。
焼きソラマメがとても美味しいそうだ。
この次は試してみよう。