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2020年3月23日月曜日

甘トウガラシを育てるー早春からの育苗

甘トウガラシを種から育ててみる

トウガラシは高温で育つ野菜。
発芽適温(地温)25~30℃、生育適温25℃ということなので種から育てるにはそれなりの保温施設が必要になる。

過去にやったブロッコリー、キャベツ、レタスなどでの数々の失敗に懲りもせず、より高温が要求されるトウガラシ挑戦することになった。理由や記事後半で書く予定。

先ずは発芽。
玄関三和土(20℃)に置いてみたら11日目に発芽した。


2日後には双葉が開いた。
下の写真上2つのポットはタカノツメで、下の2つが万願寺。発芽時点から大きさが違う。

そう、万願寺はシシトウくらいの大きさになれば食べられるが、20㎝くらいまで大きくなると聞いた。故に双葉も大きめなのかな。


ヒョロヒョロにならないうちにお日様にあてなくてはいけない。
でも外に出したらそのままでは温度が全然足りない。これは簡単じゃない、どういう風にしたものか・・。

朝早くに目覚めた私は、お布団の中で考えた(よく眠れてすっきり目覚めれば、頭の回転が比較的スムーズ。起き上がる前に考えるのがいいみたい)。

少し思案して思いついたのはスイカの育苗に使うビニールテントだ。手持ちがある。
確かかなり高温になるはず。

初めからの計画なしで、行き当たりばったり材料を集めるのは先が思いやられる。
ともかく、これで試してみよう。

廃材やら家庭用雑貨をいろいろ集めて、日当たりのいい土の上にセットして様子をみた。
曇天の今朝10:00P.Mに測ったテント内の温度は30度。外気温は20℃だった。


そして晴天になった正午には48度!
これは上がり過ぎ、急いで風が通るように裾を2辺捲りあげた。
暫くして温度計をみると34度まで下がった。

これでいい、たぶん。
夕方気温が下がってきたらまた20℃の玄関内に引っ越し。
こうして地温が25度くらいまで上がるのを長い間待って畑に定植すればいい。

ここまでの経過をもう少し詳しく記録しておきたい。

種の自家採種

去年苗で育て、食べてみて大のお気に入りになった「満願寺」。
次も絶対に作りたいが、近隣のホームセンターで種を見たことがない。
市内に種専門店もないので、育てたトウガラシから種を採った。

晩秋に完熟の実をとって、2~3か月陰干しし、播種直前に種を出してポットに埋めた。
これが自家採種の種。
写真左はタカノツメ、右が満願寺甘トウガラシ。



トウガラシの発芽

常時20℃が確保できる場所はあった。
でももう少し温度を上げたいので、発砲スチロールの箱に入れてみた。フタがなかったので不織布で覆った。
こんな程度ではたぶん1度の効果もあったかどうか?今思うに、本当に温めたかったら箱全体を毛布のようなもので包むんだったと。
でもまぁ、11日で発芽したのだから実際は20℃でよかったのだ。

戸外で光を浴びる

発芽したら次は十分な光だ。
うまく光を取り込めないと、茎ばかりが伸伸びて徒長苗になってしまう。

日光は十分あるが、風が冷たく外気温は平均18~19度、そのままでは育たない気温。
ビニールハウスのようなものが必要なんだけど、と考えて設置したのがスイカ育苗用テント。
付属の針金支柱では頼りなく、7mmくらいの太さのアーチ状プラスティック支柱がちょうど合った。このテントの中にポットを収め裾をありあわせの材料で抑え様子を見た。

お日様の角度と比例して中の温度はぐんぐん上昇。
テントの天部には小さな穴がいくつも空いているのだが、その程度の換気ではとても間に合わず裾をあげて調整し、何とか30℃くらいに落ち着く。

もっと大きなテントがいいのかもしれないなぁ。
いつもの保温箱はレタスとキャベツが使用中で、適温が違うのでその中には入れない。暫くこのままでいってみよう。


こういった経過で種蒔きから19日経ったが、これが苗として首尾よく出来上がれば、今まで当たり前に苗を買っていたナス、キュウリなども種から育てられることになる。
うまくいけばだけど、面白そうだ。

一つ気にかかるのは、この種が在来種かどうかということ。
F1だったら結果ダメかもしれないけれど、元がポット苗では調べようがない(泣)


 *****道草ウォーク****


桃(日川白鳳)開花



2017年3月20日月曜日

予想外に早くキャベツ収穫

このキャベツは4月に入ってからの収穫だと予定していた、がもう出来上がった。
10月2日に種を蒔いて168日。


ここ10日くらいでぐんぐん大きくなってきて、しっかりと締まったので採り時。
外葉を取ってこんな感じに。


目方を量らずに息子に手渡してしまったが、持った感じで1300gはあったように思う。
春のキャベツといっても10月初めに蒔いたものだから、しっかり出来るのだろう。

10月の初めに蒔くのと下旬に蒔くのとでは出来上がりが1ヶ月くらい違ってくる。
種袋の説明ではそこまでは読めないので、これは覚えておこう。


それから、ポットに蒔いて保温していたトウガラシとネギがやっと元気に発芽。
これがトウガラシ。


そして、1本ネギ。

ネギの芽って、不思議な恰好だねぇ。
写真がボケていてわかり難いけど、芽の先に種殻がくっついていてそれが茎(?)に折れ曲がったようになって付いている。

これがいつどうやってまっすぐな葉になっていくのか、興味深いところだ。

トウガラシもネギも、発芽まで温室で12日かかった。
ちゃんとした苗になるまで大事に育てなくては。

2017年3月4日土曜日

ねぎ、トマト、唐辛子の種蒔き

今日もまた種蒔き。

いつもに比べて風が穏やかに感じて外に出たが、いざ作業を始めてみると手の中に取り分けたタネが吹き飛びそうであわてた。

今日の野菜は
根深ネギに中玉トマト&トウガラシ。


ネギはケシツブより小さく、トマトにトウガラシはぺらぺらと薄い。
野菜の種は豆類以外はほとんど小さいけど、60個分の種蒔きは楽じゃなかったなぁ。

たまたまなのだけど、この3品はいずれも「嫌光性」の種だった。
光が当らないように深く植える必要がある。

連結になっているセルトレーに、種蒔き用土と砂を混ぜ合わせて入れ水を掛けて湿らせたら種を蒔く。

ポットの土に3箇所か4箇所割り箸をズズッと差しこんで深さ1cmほどの穴をあけ、そこに種を落とし込んでいく。

ケシ粒より小さい、そして黒い種を1粒ずつ指先で確認しながら落していくのだけど、狙いが定まらなかったり、落ちたかどうかわからなかったりしても目で確認は出来ない。

で、カンに任せて、次へ。
全部落し終えたら穴を埋めるようにして周りの土を掛け、指の腹で押さえておく。

ふかふかの土を押さえるとズブズブと沈んで、深さ1センチにしたつもりがれっれっれっとなってしまったけれど、なんせちっちゃい種だから5ミリも掛かっていれば光は届かないのでは。

勝手な解釈で、よしとする。
でも気になったので上から砂を掛けておいた。

それがこれ。

それからトマトとトウガラシも蒔く。

トマトは6粒しか残っていなかったので紛失したら アウト。
風に飛ばされないよう注意して、1ポットに3粒きっちりと蒔く。

トウガラシは蒔く直前に、乾燥させてある昨年の実から種を取り出したもので、いっぱいあることもあり気楽に蒔けた。


左2個がトウガラシ、右2個がトマト。
トウガラシは1本がちゃんとできればそれでいいし、トマトは中玉はあまり喜ばれないから上手くできれば2本でも多いくらい。

これらは外でも時間をかければ発芽するようだけど、温めれば早いと思うので、ジャガイモに倣って発芽までは玄関に置くことにする。

今日ようやくジャガイモの畝に堆肥が入った。
明日には植付けができると言われたけれど、芋をカットして干しておくのを失念。

気ばかり焦って頭が付いていかない。
忙しい、忙しい・・

2017年1月18日水曜日

小鳥は葉を、私は花蕾で共生?

ブロッコリーを収穫した後を片付けないでそのまま畑に残しておいた。
前に、季節は忘れたけれど、普通のブロッコリーをそうしておいたら脇芽が成長してまたいくつかの花蕾が収穫できたので。

柳の下のドジョウはいなかった、のではなくこの時期はそんなことは望めない。
ちょっと考えりゃ解ることを・・・ハハ

で、どうなったか。

こうなった。


みごとに食べ尽くされて、残るは葉脈だけ。
ヒヨドリのヒーヨちゃんたちだよ。

私の食料にはならないところだから、特に追うこともしなかったら、う~ん見事なもんだ!。
今はムシもほとんどいないから、専ら主食だね。

もう仕様がないから、スジだけの株を片付けたらスッキリと現れたのは


これはわたしのエサもある。
でもやはり葉が食べられている。

そしてブロッコリーの株が無くなったら隣のホウレンソウを狙いだした。

やっぱり何か対策をしなくちゃいけないかな。

近所の畑は鳥避けらしい装置(?)は見かけないのに被害も見えない。
私の目に映らないだけ?



先日の雪は、ピーマン、シシトウを完全に枯らしていった。
暮れからこっちはすっかり忘れていたけれど、今日見回ったら枯死していた。

同じ仲間と思われるトウガラシ(タカノツメ)は、葉はすっかりなくなっていたけど生きている。


これは強いんだねぇ!