2019年10月28日月曜日

大根にアブラムシの猛襲 防虫ネットがアダになったか

9月に蒔いた大根にアブラムシがすごい勢いで集っている。



肉眼だと白ゴマをふり掛けたように見え、アブラムシであるという確認はできなかったので、何にでも効きそうなマラソン乳剤を散布して様子をみた。

翌日みれば、変化は殆どないので改めて拡大鏡で確認。
やっぱりアブラムシ。

丸っこくて飴色をしたムシがうようよと動き回っていた。
マラソンを散布した数時間後に雨が降ったので、効果が無かったのかも知れない。

薬をトレボンに替えてやり直し、翌日チェック。
いなくなったところと、まだ活動中のところとあり、がっかり。
今日の夕方にでももう一度撒いてみよう。

このアブラムシの猛襲をみて、拙かったかなぁとの心当たりは防虫ネットだ。
9月初旬はまだ夏のような温度で、無防備な幼苗は簡単に害虫にやられてしまうので、発芽と同時に防虫ネットを設置した。

ある程度成長したところで外せばよかったものを、まだ危ない、まだ、まだとネットをいつまでも外さなかった。(大根にネット掛けしている畑って他には見ないね 笑)
更に悪いことに、他の畝よりも幅があったので3列植えにしていた。

大根がどんどん大きくなり頭も閊えたりで風通しが悪くなり、外そうと思ったころには台風の連続到来で、また外せなかった。

ようやくネットを外せる環境になった頃は、このアブラムシと葉の徒長。
ご覧のように、長くなった葉がみんな寝ている。


みんな垂れ下がって下を向いた葉をみてアブラムシの攻撃で総倒れかと思ったが、多分徒長しての姿。
防虫ネットの設備を全体に大型にしてやれば、こんなことにはならなかっただろうけれど、それにはネットと支柱を新しく買わなくてはならず、あるものでいいことにしたのが拙かった。

それ以前に、3列と欲張ったことがいけなかった。
何事もその時、その時の判断違いが結果を大いに左右してしまうものだ。

アブラムシに集団攻撃されたところから距離を置いて、こんな姿も。


場所が違うよ君、それに仲間を沢山呼んできて欲しいな。

2019年10月26日土曜日

玉ねぎの間引き苗を移植

間引き苗を移植してみた


間引いた葉物や大根までも、移植して育ててしまう達人が近くに居て、そんなことができるのかと考えさせられている。
大根のようなものでも、十分に根が張る前で且つ小さすぎない時期なら可能なのかも。

そこで私もやってみることに。

たまねぎで。
9月末に蒔いた晩性の「吊り玉葱」は上手く育って、先日1回目の間引きをした。が、10月に入って蒔いた「ネオアース」にどうも不安がある。

これが今の「吊り玉葱」で、間引いたあとの様子


で、こちらがネオアースで、播種日は10日の違い。


疎らなのと、本体が細く小さいのとでどこにあるのかわからないような写真になってしまった。何とも頼りない。
まだぽちぽちと日々数本ずつ増えてはいるようにみえるけれど、とってもアヤシイ。

間引いた苗は捨て難くて、根を水に浸けて取ってあった。
そこで、これを活用すべきと気付き早速植付けた。

昨日1日雨で、地面はしっかり水を含んでいたので簡単に浅い溝を掘って、およそ1cm間隔で植付けた。


上手く根付いてくれればいいけど。
ちなみに奥にボーッと青っぽくみえるのが、心配なネオアース。

播種時の地温が高かったか


栽培説明書によれば

10月上旬が適期となってはいるが、適温は15度~20度なので、蒔いた頃は20度は越えていたように思う。
吊り玉葱の適温はやはり15度~20度。

こうなると発芽不良の原因はわからないのです。

先輩諸氏には、「玉葱の種蒔き時期は、外したらだめですよ。袋に書かれていることを良く見て蒔くんですよ」と口酸っぱく言われていた。

表に示されている時期と適温地温表示とが合わない時は、どうしたらいいのだろう。
よくあることなんだけど。




品種によるバラつきか

落花生に付着したカビは危ない 台風19号の二次被害

天日干し途中のラッカセイにカビが発生してしまいました。


天日干しを始めて2日目に外で広げられない状況が発生。
物置に干し網ごと仕舞うことも考えたのですが、間違いなくネズミが来るので仕方なく小さな網カゴ2つに納めて玄関のタタキに5日ほど置きました。


その間玄関の開閉は全くなし、つまり留守にしたのですが、風通しは無かったのです。
上の写真は帰宅後に撮ったもので、すでにカビだらけです。
もう少し考えるべきでした。

全く食べられないかどうか調べました。

1粒を口にしてみて、異味、異臭は無くむしろ甘味を感じ廃棄し難く、そのまま2日置きましたが、プラスの情報も名案も思いつかず、涙をのんで捨てました。

落花生に生えるカビには「アフラトキシン」という毒物(発癌性)を持つカビである可能性が高いらしいのです。
加熱で菌が死ぬことはなく、中の豆の表面や味に異常がなくても感染していることもあるとのこと。

食べても結果的に何ともないという情報もありましたが、癌ですからすぐに体調変化が起きるわけはありません。化学的知識が無いので止めたほうが無難と判断しました。
対処を急いでいたとは言え、もう少し他の保存方法を考えるべきでした。残念・・・

その緊急事態とは、台風19号による水害でした。
わが家ではなく、実家がある長野。

床上浸水で臍あたりまで水が上がった、との連絡で救援に駆けつけねばならなかったのでした。

千曲川の氾濫なんて聞いたことが無かったので、信じられませんでした。
メール中の臍(へそ)という字は膝の間違いじゃないかと調べたくらいです。

私たち夫婦が到着した時には、大量の泥は取り除かれていましたが1階の家財道具(特に家電品)のほとんどは使用できませんでした。

見ることはできませんでしたが、床下に入り込んだ泥水はそのままでしょう。
これが原因で家が使えなくなる可能性は大きいと思えます。想像するに家主の頭の中は真っ白です。


近年の気象がとても荒くなっていて、不安が増しています。
「温暖化現象」が原因と報じられ、今回の身近な人の被災を見て、私たちの日々の生活の仕方をしっかりと腰を据えて考えなくてはと強く思うのです。



2019年10月9日水曜日

噂のハクビシン現る!

ハクビシン現る
といっても実物を見たわけじゃなく、カレが落としていった物を発見したのだけれど、その場所はわが家の庭のド真ん中。



柿の種がいっぱい混じっている、これはどう見てもイヌやネコのじゃない。
わが家の周りには野良犬、野良猫は見ないし、大きさはネコのよりずっと大きい。
犬はいろいろだけど、ノラでも今頃の若い柿なんか食べないだろう。

果物のタネ混じりの排泄物は、この大きさだと間違いなくハクビシンのよう。
わが家より少し山手に寄った畑では、スイカ、カボチャ、ウリなどが被害にあっていると聞いていた。

ここも時間の問題と思っていたら、とうとう来た。
今の時期は餌になるものは何もない。様子見だろうか。

他所で腹に入れたものをうちに来て置いていったのだ。
様子見に来たが何もなかったので、腹いせの行為?

来年はブドウが出来る予定だ。
担当の夫は悩んでいる。

過去、山の中に住んだときに、やはりハクビシンに狙われ夫が追い払おうとしたら逆に威嚇され恐怖だった経験がある。そしてブドウはほとんどが彼らのお腹に納まってしまったのだ。

野菜担当としても、夏のマクワやスイカ、メロンをどう守ったらいいか。
これまでのようなカゴを被せて小石で押さえた程度の簡単な工作じゃやられてしまうのでは。

このフンから想像するとハクビシンは結構大型のようだ。
ハクビシンは木や塀などを登って目的地に入るし土を掘ることもするようだ。

従ってイノシシやシカのようにネットを張って防ぐことはできない。
寄り付かないようにするにはどうすればいいのだろう。