2019年10月26日土曜日

落花生に付着したカビは危ない 台風19号の二次被害

天日干し途中のラッカセイにカビが発生してしまいました。


天日干しを始めて2日目に外で広げられない状況が発生。
物置に干し網ごと仕舞うことも考えたのですが、間違いなくネズミが来るので仕方なく小さな網カゴ2つに納めて玄関のタタキに5日ほど置きました。


その間玄関の開閉は全くなし、つまり留守にしたのですが、風通しは無かったのです。
上の写真は帰宅後に撮ったもので、すでにカビだらけです。
もう少し考えるべきでした。

全く食べられないかどうか調べました。

1粒を口にしてみて、異味、異臭は無くむしろ甘味を感じ廃棄し難く、そのまま2日置きましたが、プラスの情報も名案も思いつかず、涙をのんで捨てました。

落花生に生えるカビには「アフラトキシン」という毒物(発癌性)を持つカビである可能性が高いらしいのです。
加熱で菌が死ぬことはなく、中の豆の表面や味に異常がなくても感染していることもあるとのこと。

食べても結果的に何ともないという情報もありましたが、癌ですからすぐに体調変化が起きるわけはありません。化学的知識が無いので止めたほうが無難と判断しました。
対処を急いでいたとは言え、もう少し他の保存方法を考えるべきでした。残念・・・

その緊急事態とは、台風19号による水害でした。
わが家ではなく、実家がある長野。

床上浸水で臍あたりまで水が上がった、との連絡で救援に駆けつけねばならなかったのでした。

千曲川の氾濫なんて聞いたことが無かったので、信じられませんでした。
メール中の臍(へそ)という字は膝の間違いじゃないかと調べたくらいです。

私たち夫婦が到着した時には、大量の泥は取り除かれていましたが1階の家財道具(特に家電品)のほとんどは使用できませんでした。

見ることはできませんでしたが、床下に入り込んだ泥水はそのままでしょう。
これが原因で家が使えなくなる可能性は大きいと思えます。想像するに家主の頭の中は真っ白です。


近年の気象がとても荒くなっていて、不安が増しています。
「温暖化現象」が原因と報じられ、今回の身近な人の被災を見て、私たちの日々の生活の仕方をしっかりと腰を据えて考えなくてはと強く思うのです。



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