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2019年7月5日金曜日

砂地で人参の種蒔き

「時なし五寸人参」の種袋を見ると、7月下旬までが蒔き時との説明があるので蒔いてみた。
播種日は6月25日。

前日に元肥や石灰を混ぜ込む。
2週間くらい前に混和するのが理想的だけど、ニンジンは計画に無く思いつきで始めたのでバタバタになった。

蒔く場所のPHを計ると6.2。このままじゃまずいと、石灰を入れる。
元肥は、いつものように鶏糞。ニンジンは生育期間(90日前後)が長いので鶏糞が適当。そして根菜なので熔リンも入れた。
この3種を一度に全部畝に混ぜ込む。

さてこの場所は砂地。
細かい種を砂地に直接蒔いたら、潜ったり流れたりしてしまうのではという心配があり、畝の中央に溝を掘ってそこに種蒔き用土を置いてから蒔くことにした。

これが種蒔き用土を客土した溝


ここに殺虫剤(オルトラン)をぱらぱらと蒔いてよく混ぜたら水を浸み込ませる。
幅2cmくらいの細い板を使って、床を平らに均す。これはどんな種を蒔く時でも共通の作業で、発芽を揃えるため。


ここまでしたらいよいよ種を蒔く。
ニンジンの種って細かい。蒔きやすく整形したものもあると思うけど、今回は緑色に着色だけして形はそのままの種。


およそ1cm間隔で置いていく。バラバラと蒔いてもいいけれど後で間引く時に大変なので、今少しだけ苦労しておくほうが効率的。
なぜかニンジンは密に蒔かないとうまく育たないのだそうだ。

全部蒔いたらごく薄く土を掛けて、指先でそっと押さえておく。
この時期には不要かとも思ったけれど、この後不織布を掛けておいた。


不織布は本来保湿が目的なので、その意味では毎日雨が降っている頃は必要がない。
掛けてある土の量がほんの僅かなので、強い風が吹いたら飛ばされるのではと思い、念のため。

こうして待つこと5日。
出ました、ややまだらながら。発芽までの日数が予想より早かったが、時期のせいかな。



被写体の位置がどこかわかりにくく、ややピンボケ・・

改めて袋の説明を見ると、発芽率は55%以上と。
ニンジンは発芽率がこんなもんなんだねぇ。
「発芽したらもうできたようなものだ」なんて言う人もいるくらい。

この種袋には生育適温の表示はなかった。
説明どおりに芽は出た。が、暑さに向かって順調に育つのだろうか?

生育の経過は順次記事にする予定。


。。。砂地のこと。。。

先日市内で海岸にごく近い農地を見る機会があった。
一面の砂地の農業地帯。
この時期なので葉物は見えなかったけれど、サツマイモ、エダマメ、ネギ、サトイモなどが栽培されていた。
こんな広い畑で、私がやったように客土して種を蒔くなんてことはしないだろう。ということは砂地でもたぶん何でもできるのだろう。

2017年8月11日金曜日

ニンジンはそのまま畑でいつまで保存できるか

秋に蒔いたニンジンは春になるとトウが立つので、収穫はそれまでに済ませないと使えない。

じゃぁ春に蒔いて夏に収穫期を迎えたものは、いつまでそのまま畑に置いておけるか?
トウ立ちはするのだろうか?

必要が生じるまで、じっと放っておいてみた。
播種から158日だった。

五寸ニンジンなので、採り時から1月~1月半経過。
掘り上げた時はこんな姿。

ニンジン 収穫遅れ

どれも肩のところが大きく傷になっていたが、根は太って長さもあり大きさという点ではいい感じ。
葉は枯れ始めて、いかにもという風に硬くなっている。

葉を外し、土を洗い流して良く見る。

ニンジン 虫害

肩の傷は、ドロドロした状態ではなかったので害虫にやられたようだ。
2ミリくらいの白っぽい虫が1匹いた。

この写真ではよくわからないが、表面には黄色っぽい横スジ(側根というらしい)がくっきりと現れ、ニンジンが木の根のように見えていた。

包丁を入れる前から「硬そう!」。

虫食いの肩の部分を切り落し中の状態を見たが、スは入っていない。
輪切りにしたときも、皮を剥いた時のも当たり前に柔らかではなかった。

キンピラで食べてみた。
食べられない硬さではなく、それなりに美味しく食べられた。

これ以上置いたらどうなるかは解らないけれど、春に蒔いたニンジンは出来あがってからも長期に畑で保存?できることがわかった。

いつかトウ立ちはするのだろうけれど、春に比べればゆっくりと利用できるようだ。
但し、虫対策は必要。


2017年7月4日火曜日

キアゲハはニンジンが大好き

いた、いた。
艶やかな衣装がよく目立つ。

キアゲハ幼虫 ニンジン

キアゲハの幼虫だ。
ニンジンには必ず寄ってくるから、驚かない。

やっぱり来たね、ぐらいの反応だ。
それにしてもこの色柄は目立ち過ぎて危なくはないのだろうか。

動きもとっても鈍いし。
羽化して飛び立つまでには相当の数が間引かれるんだろうなぁ。

虫を乗せたまま葉を折り取ってコンクリートの上に放っておいたら、いつのまにかいなくなっていた。
小鳥が「いただきま~す」と片付けてくれたのだろう。

ニンジンは蒔いてから凡そ100日。
ようやく根の大きさがそれらしくなったら、うどんこ病が出た。

うどんこ病 ニンジン


根は出来上がったということにして、うどんこは今更止まらないだろうから放置しよう。
ニンジンの数は大したことがないから、上が終ったら掘り上げて保存するということにしようか。

2017年3月24日金曜日

ゴボウの種蒔き ニンジンは蒔き直し

ゴボウをどうしても作って欲しい、と言われナスの数を減らして割り込ませることにした。

事前の元肥は、牛糞を2月に入れておいた。
石灰も10日程前に鋤きこんだ。

そうだ、ヌカも入れようと思い立って昨日入れた。
そこに今日種を蒔いた。

種を蒔く前に植え溝にヌカが混じっていない土を置いて・・と考えていて
あ!そのまま蒔いちゃったよ~。

生ヌカが混じった土に蒔いたらまずいよねぇ・・・
どうしよう・・(泣)


今更どうしようもないよ、やちゃったんだから。
結果の無事を祈るのみ。

そのことを除けば、とても丁寧に蒔いた。

先ず、畝に殺虫剤(オルトラン粒剤)を撒いて簡単に混ぜる。
写真はとったけど見えないので、省略。

次に水を撒いて土を湿らす。


雨上がりにやれば全体が湿っていていいのだけど、そううまくはいかない。

次、溝をつけていく。


私は3センチ角くらいの角材(あり合わせ)を使う。
そのままの土だと表面が凸凹で、種を落した位置が揃わないために平らにする作業。

1cm弱くらいの深さで溝をつけたら、10センチ間隔で種を落していく。
溝をつける板を定規にもしてあるので、それを使う。


蒔く種は昨日から水に浸してあった。


ゴボウの種は皮に発芽抑制物質があり硬いので、そのまま蒔いても発芽し難いから。
で、浸水にあたっては蒔く数も計算しなくてはいけないということになり、いきあたりばったりではまずい。

今回は3mの畝に10cm間隔なので90粒。
数え間違いもあるだろうから、100粒にした。

水から引き上げてすぐに蒔こうとすると、種が指先にひっついてしまってなかなか落ちずとてもイライラする。
一旦ティッシュにでもとって水を拭くか、あれば砂にまぶして蒔くといい。

予定通りに蒔いたら極薄く土を掛けて、またさっきの定規付きの板で上から押さえて置く。
ゴボウは発芽に光が欲しいので、厚く土を掛けると出てくるのに大変なんだ。

まだ寒いから、防寒着も着せてやる。


これも風にはがされないよう、何箇所も止める。


これで完了。

こんなに丁寧にやったけど、ヌカがねぇ~。
どうなるのかなぁ。

3週間も前に蒔いたニンジンはまだ出ない。
時間がかかる種ではあるけど、これは多分失敗だろう。

作業ついでに蒔き直した。

基本的にごぼうと同様だけど、点蒔きじゃなくて条蒔き。


ニンジンは発芽、幼苗時はある程度仲間が一緒でないとだめなんだって。
隣と手が触れ合うようでなくちゃ、上手く成長しないのだと。

種もすごく細かいので、その点でも点蒔きは難しいからスジに蒔いたほうがやり易いこともある。

間引きの手間は大変だけど、間引いた若いニンジンは美味しいからそれを楽しむこともできる。


空気はだいぶ暖かく感じるけど、相変わらず風が強い。
東京では数日前にソメイヨシンノが開花したというが、このあたりの気候は去年よりずいぶん遅れているように感じる。

2017年3月3日金曜日

九条ねぎの株分け、移植

一昨日の夕方から昨日の午後にかけて暖かい雨が降った。
もう冬じゃない。

そこここに早咲きの濃いピンクの桜が人の目を惹いている。
春の農作業の始まりの季節になった。
さぁ、忙しくなる。


昨年の夏に干し苗を買って植えておいた九条太ねぎが、分けつして1株4~5本に増えている。

これが植替え前の様子で↓とても柔らかくおいしそうに出来ている(前に葉を摘んで食べた後に新しい葉が再生)株もあり、今動かさなくてもとも思ったが・・


掘り起こしてみると、元は1本だったのがこんなに増えている。


これなら分けて植えなおしたらもっと増えそうだ。
昨年も2月に植替えをしているので、時期的にまずいことは無さそうだし。
(昨年のねぎは5月ごろひどいサビ病に罹ったので、終らせた)

10日ほど前に予定の畝に鶏糞と石灰を鋤きこんでおいたので、雨上がりの今日植替えの実行となる。
ネギは土質はあまり気にしなくてもいいようだけど、参考に計るとPHは6.7でちょうどいい。

鍬で深めに掘った溝に10cm弱の間隔で1本ずつ並べる。
大量の根が絡み合っていて1本ずつに離すのにちょっと大変だった。


このまま土を被せるとネギが曲がって伸びてしまう(曲がっていても使えるけれど、ひと手間かければまっすぐになる)ので、起こしてまっすぐにして葉の分岐部分まで土を掛ける。


1本ずつ穴に埋めるように植えて、葉が伸びた時に掛ける土を少し残すように植える。
葉ねぎだから途中の土掛けはどうでもいいのだけれど、白い茎部分もあったほうがなおいいので。

これで作業終了。
根付いたら葉を刈り取りながら収穫が出来る。

それまでの間に合わせで、植替えしないネギも少し残しておいた。
成長の仕方を見るのも楽しみの一つ。


今日は、昨日の雨の後の晴天で直播きには絶好のチャンスだったので、ニンジンの種蒔きもした。


去年から使っている品種でごく普通のにんじんと思うけど、前回は病気が出てしまった。
「しみ腐れ病」らしいのだが、原因がわからないのでとりあえずそのまま再挑戦。

点蒔きにしてみた。
まだこの時期なので発芽までは日数がかかるかな。


2016年10月9日日曜日

ニンジン 3回目の種蒔き

8月半ばから蒔き始めて今回で3回目。
初回のはもうずいぶん大きくなった。


左端が1回目の分で播種から52日。
その右のやや小さめは2回目の分で播種から30日。

その右、白く見える部分が今日蒔いた場所。
乾燥防止にベタ掛けシートをベタっと掛けたので。

今日の午前中は雨。
予報によるとこれから先はしばらく雨は無く、ようやく空気が乾いてきそうだ。

今は強い風が吹いてきた。
ニンジンは特に発芽までは乾燥させてはならない。

今地面はしっかり濡れているので水遣りなしで蒔いたけど、この風では裸状態ではまずいかとベタ掛けシートで覆った。

実はこの種蒔きはもう適期を外れている。


この説明では8月いっぱいまでは路地でそのまま蒔けるようになっている。
が、発芽適温は15℃~25℃。

今日は気温も地温も22℃でしっかりこの範囲に入っている。
生育適温20℃とあるから、まだ大丈夫。

と都合よく解釈して、できたらラッキー!で播種。
発芽する頃には20℃をキープ出来るかどうか?

発芽はできても育たないかも知れない。
そう読むべきかな。


お盆前あたりから今日までほぼ毎日のように雨だった。
そんな長かった雨の期間が終った、そう思うだけでも気分がhighになったようだ。


2016年8月27日土曜日

ニンジンが発芽した

ニンジンの発芽が始まった。
蒔いてから7日目。思ったよりだいぶ早かった。


均一に出ていないけど、蒔き方が蒔き方だったからこんなもんでしょう。
マニュアル通りにやったのだから当たり前だろうけれど、ちょっと嬉しい。

でも水遣りを欠かさない、ということに神経を使った7日間。
ニンジンは発芽すればほぼ成功したも同然と言われるから、いい結果が出るとホッとしたり、嬉しかったり。

これで世の中が信じられるようになる(笑)。


9月いっぱいまで蒔けるようだから、10日もしたら2回目を蒔きたい。

2016年8月20日土曜日

ニンジンの播種

一月も前からベッドだけは用意できていて、昨日(19日)やっと種を蒔いたニンジン。

  

ブロッコリーの苗が出来たけど植える場所を確保していなくて、困って空いていたニンジン用地を一旦拝借した。暫くして空き地ができて(ゴボウが順に消滅したため)ブロッコリーはそちらに移転。

そのうちに家事が忙しくなって、しばらく忘れ・・
他人のブログを見て「蒔かなくては」と気づき、本日に至る。

元肥を鋤きこんでから日が経ってしまい土が固く締まってしまったので、軽く起こしてから蒔き溝を作り、種を薄く蒔く。



いえ、薄く蒔くつもりだったけれど指の先から落ちた種は結構多めで均一になっていない。
土に落ちた種をいじっているとせっかく平らにした蒔き溝が台無しになるから、ひとまずこのまま発芽させることに。

雨が降った後で蒔けば条件がいいのだけれど、近日中の雨は全く期待できないので水を撒いてからの播種とした。

ニンジンの場合被せる土は極薄くするのがポイント。
畑の土を使うと薄く掛けるのは難しいから、種まき用土を使って薄く土掛けをし、その上から手でぎゅっと押さえて種と土とを密着させたら念のためもう一度水を撒いて終了。

普通ならこれで種まき完了だけど、何しろすごく暑い。
説明にある播種適期の範囲ではあるのだけれど、この夏は一度ならず高温で苗を失っているから、日よけをすることにした。

幅40cm、長さ80cmの小さな畝だから、丁度いい大きさのシートなんて無い。
さんざ悩んで1、8m×5mの寒冷紗の端をきることにした。

後で困ることも考えられるけど、今蒔いたニンジンを見殺しにするのはもっとマズイ。
ということで、こんなふうにして完了。


日除けなので裾は固定せずに、風通しもあるのであえてフリーに。


さて、袋にあるマニュアル通りになっているかチェック。

・蒔き方はこれで間違ってはいないけど、すじ蒔きより点蒔きにすれば発芽後の間引きが楽だった。

・発芽までは水をきらしてはならない、と。
雨が降らないからねぇ、注意、注意。

・発芽温度(地温)15℃~25℃とある。地温を測っていないけど、気温が32~33℃はあるから、う~ん、地温は30℃以上ありそうだ。
ここは温暖地の範囲なのか暖地に括られるのかが微妙なところで、温暖地ならば播種のタイミングはギリギリだ。気温が下がるのを待っていられない。
いずれにしても8月が蒔き時らしいけど、それで地温を25℃に保つには書かれていないけど日除けが必ず必要と読めばいいのかな。

これで発芽まで10日から2週間。
天気予報を見る限りでは、明日からは徐々に気温も下がっていくようだけど上手く発芽できるかな?


今年の厳しい暑さと雨の無い夏は、野菜の生育には厳しかった。
後半はあれもだめ、これもだめでちょっと世の中不信気味(笑)。