2019年9月10日火曜日

ナスのスレ、アバタ、カサブタの原因

店頭に売られているようなつるっときれいなナスをつくるのは、けっこう大変。
皮が変色したりキズになる原因はいろいろあるようだ。

*ひどいカサブタ・・なすのこのカサブタのような異様なキズはダニが原因だった。



ちょっと気持悪いようなカサブタ状。
チャノホコリダニが原因だった。

お茶の木につくダニとのこと。
ホコリダニというくらいだから、かなり小さな ものなのだろう。
遠視の目でいくら見つけても見えないはずだ。

このホコリダニによる被害はナスの他にもキュウリやトマトにも良くあること。
画像を持っていないのでここで披露はできないけれど、キュウリのヘタの近くが白っぽくざらざらしているのを見ることがあるが、それもチャノホコリダニの仕業。

同じように大玉トマトのヘタ近くにも白っぽいアザのようなものができることがある。
キュウリにもトマトにもと言われてみて、あぁこれだ、と思う。

*ハシゴのような模様になるこれはテントウムシダマシによる被害だ。
良く見るナスの絵柄でこんな実ができている木にはテントウムシダマシがいっぱいいる。


あまり適切なモデルじゃないが、ハシゴまたは階段状の模様が出来るのが特徴。
こんな実がついている木の葉はひどいレースになっている。

*葉と触れ合うことで擦れてできた傷もある。
風に揺すられた表面がザラザラとした葉が近くのナスの皮をこすることで出来る傷なので、位置を合わせてみるとよくわかる。


テントウムシダマシはそこに居るものは手で潰すなり追い払うなりできるが、またすぐに別の個体が寄ってくる。ホコリダニは見えないので手での対処は不可能。

そうなれば被害実がでたらやはり薬に頼る他ない。
その実を含めて2~3日中に収穫になりそうな実を全部収穫した後で、全体にしっかり防虫剤を散布。

チャノホコリダニにはモレスタンが良く効いた。
その後に大きくなった実はどれもツヤツヤのピッカピカ。

どれも被害部分の皮を剥いて使えばどうということはないのだが、やはりツヤツヤときれいなナスは魅力的だ。





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