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2019年9月28日土曜日

採り時を逃したマルセイユメロン

今日か、明日かと気にしながら採り時を過ぎてしまった。
それに気付いて慌てて収穫したのが、着花日(と思える日)から63日目。
アチャ~、えらいことをしてしまった。

↑株元は枯れてしまった
既に収穫した実を含めて、これで2株分。途中の摘果はしていない。

↑何かに齧られている(勢力が落ちている証拠)

↑近寄ってみる

もう皮が腐り始めていたが、中はどんな風か?
一番進んでいる実を取って、表面の傷みを除去して2つに切ってみた。


腐敗臭はない、これなら食べられそう。ちょっとホッ!
早速1片を口へ。

2週間ほど前に試したものよりはだいぶ甘い。
ちょっとアルコール臭がある、腐る直前の発酵だろう。

タネの周りは柔らかいが、皮に近くなるとシャキシャキとした歯応え。ここまで熟してもまだシャキシャキ?
マルセイユメロン本来の歯応えかと、少し調べたがそんな記述はない。

この実の色はβカロティンとのこと。カボチャと良く似た色だが、カボチャの味はしない。
当たり前だけど、以前に傍にカボチャを植えたら交雑してしまったことがあった。

この写真の中の一番大きな球の目方が2.2kgだった。

それより2週間以上前に収穫して、試しで食べてみたのがこちら。これは1.9kg。
確実ではないけれど、着花後47日。大きさ的には十分な大きさになっていた。


まん丸ではなく縦に入ったスジが少し凹んで、特徴的な形になっている(その辺もカボチャを連想させる)。色も灰色っぽい緑色というのか、あまりきれいな色じゃない。それでそろそろではと思ったのだけど・・

軸に付いている白い布はメモで「25」。7月25日のことで、推定の受粉日。
計算すると受粉から48日で、適期とされる50~55日からすれば少し早かったということか。

ヘタの周りはというと


茶色くコルクのようにちょっと厚みが出て、少し浮いているように見える。
結果だけど、これが「離層ができ」る(できつつある)状態ではないだろうか。

もっと若い実のヘタは、若い順にこんな状態だから。




畑から持ってきて5日ほど置いてから切ってみた。これで適期の範疇に入ったという計算になるのでは。


出来ている、と思った。
浮き浮きしながら食べてみた。


甘味が薄く、実がまだ硬い。
でも、う~んいい色だねぇ。香りもうっとり。

でも今こうして完熟(を過ぎたけど)の実(上の写真)と比べると皮の厚みが違うことがよく判る。多分あと10日過ぎくらいがちょど良かったのかな。

ちょっと早かった、もう少し。
そのうち離層から果実がポロリと離れるのだろう、と待つことに。
実はこれが大いなる間違いだった。

収穫適期には「離層ができる」というのを、「離層ができて、自然落果する」ものと思い違いしていたのだ。自然に蔓から離れるのは別の品種の説明だったのを頭の中で混同してしまい、のんびり待っていた。

サカタさんの説明によれば収穫適期は着花(受粉)日から50~55日。
最初に試しで収穫した実は3日~8日早く、遅れた!と思った日は1週間くらい遅かったということのよう。
受粉推定日が合っていれば。

適期は短いという説明もあったが、なるほど微妙なんだ。


露地メロンというこの種のメロンを手掛けて4年、品種は2種類。
最初は苗をホームセンターで見つけて、その後はタネから栽培しているが、一度もちゃんと出来上がっていない。

マクワやプリンスメロンより手間がかからず大きなネットメロンができるという、良いこと尽くめの説明を見て毎年挑戦するが結果が出ない。
採り時がわからない、途中で枯れた、日は経過しても糖度が乗らず果肉も硬い・・・

プロ向けの果実の所為か、あまり詳しい説明がない。
子づる、孫づるの数、整枝云々といった面倒な作業は不要だけど、結果をみれば決して簡単じゃない。

さて、来年はどうしたものか・・


2018年9月18日火曜日

メロン類のツル上げ 収穫終了

まだ気温が高いからもう少し頑張ってくれるかなと期待もしたが、もう限界。

メロン・マルセイユは病気の場所とは別の場所で1本育っていたが雨で次々裂果。それでも糖度はあったので5個ほど自家用で収穫。最後の1個を先日収穫しすぐに冷蔵庫へ。
今朝切ったが、美味しかった。



ニューメロンはかろうじて生きているが、もう大きくならないので昨日の収穫を以って終らせることに。
小メロンがいくつか付いていたが、これは苦いのでどうしようもない。

マクワウリも最後の数個がやっと色付いたが、表面は虫の穴だらけ。


なんとも痛々しい姿。
これは未熟かもしれないけど、待っていると腐ってくるので終わりにしよう。

まだ青く小さい実がいくつか付いているけど、もう木が枯れている。
欲張るのはよそう。
いや違う、私ががんばっても木が死んでるのだからメロンは頑張りようがない。

植えた日が1月くらい違うが、去年は8月20日頃で蔓上げだった。
日数的にも気候的にも限界のようだ。

収穫日の読みがちょっとずれてしまい、お盆の孫たちには十分ではなかったが、私たちの糧にはなり売上げにも貢献してくれた。
来年はもっと考えて家族によろこんでもらえるようにしたいものだ。


無人販売に出してみて思ったこと。

・「マクワウリ」を知らない人が多いこと。
私が幼少期(50年以上前)にはおいしいおやつだったが、今はもっと美味しくて店でいつでも手に入るものがあるからか、大人でも 50歳代以下は知らないようだった。

知らないといえば、「水なす」も知られていないのだ。
たまたま顔を合わせたお客さんと話すと、炒めて食べた、と。

それでもいいけど、浅漬けの美味しさを知って欲しい。

マクワウリ、プリンスメロン、水なす・・どれもスーパーの店頭では見ない。
農産品直売所があれば知られるのだろうが、うちの近隣には無い。

この街には大きな工場はいくつもあり、外国人も沢山住んでいるけれど魚、野菜などの品揃えは画一的で誰でもが必要とする物だけしか並んでいない。
それでコトは足りるのだけど、とてもつまらない。





2018年8月19日日曜日

マルセイユメロンの突然死

2キロ級のネットメロン(マルセイユ)がごろんごろんとできていて、初収穫は9月初旬ごろかと楽しみにしていた。



最初に授粉したメロンだけは日付をメモしたが、完熟すると自然にヘタがはずれるというものなので、後は何も記録しなかったので収穫までの日数は殆どがわからず、熟した時が収穫時ということに。

最初に授粉したメロンが7月17日だったので、それの収穫予定は9月10日前後。
後の殆どはそれから遅れること1週間以上のつもりで待つことに。

ところが、ところが・・
上の写真を撮って3日後。

1株全体がぐったり。
水が上がっていないのだ。


地際の様子を見ても、親蔓はしんなり状態であること以外は異常がわからない。
こんな大きくなっても「青枯れ」ってあるのだろうか?

あるようだ。
トマトなんかが、色付く寸前にやられることがあるという。

まずいなぁ、まずいよこれは。
隣の株にも伝染する、出たら4~5年はその畝が使えない・・云々。

青枯れ病かどうかは確定じゃないから、そうでないことを願う。

で今困っているのは、枯れてしまった株にできたメロン9個。
2キロ位の大きさ(ハンドボールぐらい)に出来上がっているものが殆どで、1キロ未満の小玉は2~3個。


見た目はもう出来上がりだけど、蔓の付け根はまだがっちりとしている。
多分授粉後2週間ぐらいと思われるから、当たり前だけど。

とりあえず割って熟し具合を見てみる。


色は付いているが白い部分が厚く、見るからに熟し足りない。
ハハ、カボチャの匂いがする。

食べてみるまでもないけど、意地汚く口に入れてみた。
甘味の「あ」の字も無く、果肉はサクサク。

こんなにいっぱい、どうしよう~。。。

先ず思ったのはコンポート。
砂糖の甘味で食べてしまおうか、と。

しかしこんなに沢山は無理で、結果捨てるのでは砂糖と手間と過熱エネルギーの大いなる無駄。
ちょと甘味のあるプリンスメロンの即席漬けをした時は、食べられたが余り美味しいものじゃなかった。

何かいいテはないかとくググッてみて、サラダとかマリネなんていう方法がチラ見え。
やはり一度に沢山たべられる調理方法ではないけれど、作ってみる価値はあるか。

今日はとりあえずマリネで行ってみた。
酢と砂糖と油で、ちょっとワインなんか加えて和えたら何とかなるのでは?

結果ー食べられないことはないという程度で決して美味しい料理ではなかった。
甘味が出ないメロンって果肉には味も無いんだねぇ。

これみんな捨てるの~~(涙)

2018年8月3日金曜日

プリンスメロンの裂果

台風の雨が原因か?


新生児の頭くらいの大きさになったプリンスメロンの花付き(お尻側)部分がぱっくり割れている。同じくらいのメロンが3個。

これは台風通過1日後に発見した傷。


こっちはそれから3日後に発見した、別の固体。


日付けラベル(授粉日と思われる日を書いた)は、割れた3個のいずれも7/15と生っている。実の大きさも殆ど一緒だ。


台風#12は28~29にかけてだった。
割れを発見したのが29日。
そうなると、雨だ。

雨は欲しかった、全体に。
でもまとまった大量の雨は、「害」になってしまった。

過去の経験で、このまま放っておくと裂け口から腐ってくる。
7/15が授粉日だとしたら収穫日は8/20頃の筈なので、今はまだ全く未熟のはず。

う~ん、もったいない。
1案-ウリとして浅漬けにしてみた。以前試した卵大のメロンと違ってほのかな甘味があって、まぁまぁ。
2案-収穫して室内で追熟させてみる。これは時間がかかりすぎて腐るのではとの不安があるが、暫く様子を見ることにする。
3案-より熟した1個をそのまま食べる。甘味はごく薄く家人には拒まれたので一人で毎日楽しんでいる。

しかし、それにしても・・・突然の大雨は防ぎようが無い。
数日後にはまた13号台風に狙われている。

・・・後日の編集・・・
上記2案の結果は、やはり1週間後には中が腐って果汁が流れ出した。
13号台風は、東に反れてくれそうだけど水が無いのは辛い。

2018年7月19日木曜日

メロンは授粉後1週間で野球ボール大に

ニューメロン、マクワウリの授粉後の成長具合のこと。
多分授粉していると思える日から1週間後の大きさがわかった。

小指の爪くらいの実を見つけたらその日の日付ラベルを付けて、毎日見ていた。
1週間経った今日の様子がこれ。

これがニューメロンでちょうど野球ボールの大きさ。
掌の中に納まっている。



こっちがマクワウリ。何に例えたらいいか・・長い方向で9cmだった。


10cmのもあったが、誤差か、個差か。ウリボウのような縞模様は消えかけている。

どちらも株元から8節目くらいに着いた実で、順調に生育している最も速い部類がこれら。
ニューメロンの収穫適期は授粉から35~40日。
ちょうどお盆の頃。

マクワウリも大体同じらしいが、マクワは完熟になると生り口の周りにヒビが入るのでそれがサインだと、今年知った。

雌花の下に卵形の小さい実が見えたら、その日付けを書いて蔓に止めているのだが、果たして本当にその日が授粉日かどうかは自信がない。

それから授粉してない固体はそのうち消滅してしまうからいいが、授粉後の成長が遅れている固体は実際の授粉日はもっと早い可能性があるので、同じ日付のものがいっぱいあるが大きさは様々なので、個々の収穫日は読めない。

なのでこれで完璧ということにはならないが、受粉日の確認を逃してしまいかなりの大きさになってから気づいた時に、凡その経過日数がわかれば助かる。

もう1点、今年は子蔓が50cmくらいの頃から整枝ができたので、それを空き地に誘導し、蔓が絡みあってぐしゃぐしゃになることがなく実の管理ができている。



そして3方に広げた蔓が風で動いて傷付かないように、今年はこんな工夫もしてみた。


川岸で拾った丸い石をキッチン用の水切りネットに入れて、メロンの蔓に結びつけたのだ。ソフトボール程大の石でも結構な重量があるので、余程の強風でない限りはこれで大丈夫そう。

蛇足だが、葉の上の白っぽい粉のようなものは米糠。
有機農法のサイトで見たやり方で目的は多分栄養補給と思われるが、うどん粉病や虫害も忌避できているような気がしている。


2018年7月15日日曜日

未熟メロンは苦かった

オットット、着果に気づかないうちにもうこんなに大きくなってしまった。


ニューメロン(プリンスメロン)の7月7日。
蔓が延び出した頃で、もう実が着いているとは。

株元にごく近い場所での着果なので、これは取ってしまわなくてないけない。
こんなのが2つ見つかった。

ここまでに育っているのを捨ててしまうのは忍びなく、漬け物にしてみようと思いつく。
大きさはハヤトウリ、外見は白瓜に似ているから塩漬けでいけるのでは。

ピーラーで皮を薄く剥いて即席漬けに。
冷蔵庫で1日漬けて薄く切って食卓へ。

! 苦い。
ちょっと苦味があるという程度じゃない。
苦味のある野菜は嫌いじゃないけど、美味しく食べられる範疇じゃない。

間引きのものなので、余り拘らずに捨てた。
後で調べた結果、うり科の未熟果が持つ成分で異常ではないとのこと。

ククルビタミンという成分で、成長に従って消滅するのだと。
キュウリの生り口(蔓に繋がっている方)を齧ると苦いことは知られている。
それと同じだと。

そうなんだ。
スーパーの「地元農産品」売り場でこの間引きメロンを見かけたけど、美味しく食べる方法があるのだろうか。

その後は、目的外に着いた実はせっせと摘果している。
大きくしてしまうと捨てることに抵抗が大きくなるのでね。






2018年6月25日月曜日

マクワやメロンのテントの裾上げ

昨日の午後から晴れ上がって、今日は30度になる予報。
梅雨の晴れ間という時期なのかこの後暫くは傘マークは見えない。

狭いビニールテントの中で育っているマクワウリ、スイカ、メロン類はかなり窮屈な状態になってもいるので、この辺で外に出してやるタイミングかなとテントの裾を上げた。

    これがマクワウリ↓



どちらも子弦が4本出て、親弦の芯は止めてある。
マクワやメロン類は孫弦に実をつけるので、早めに親の芯を止めて子、孫の成長を促すのだ。

上の写真は実際より大きく見えるので、ちょっと離れて見れば実際の大きさに近くなる。
こんな感じだ。


この頃は株元に花が1つ、2つ着くけどそれは意味が無いので摘んでおく。

次にニューメロン。


見た目はマクワと変わらない形で、ニューメロンの方が小さ目。
やはり子弦は4本でまだマクワほど成長していないが、とても元気。

そして小玉スイカ。


親弦は長く伸びているけれど、子弦の数は1.3本。
あ、摘心してなかった(^^;

マクワの摘心作業をした時はまだ小さかったので、後でと思ってそのまま忘れていた。
摘心し子弦を3~4本出させて子ズルに着果させる。

このスイカの弦は奥の草地に這わせたいが、水掃けが悪いので止めて手前のコンクリートの上を這わせるように弦を誘引した。

弦が風に揺すられてブロックの縁でキズをつけないよう、ポリ袋でブロックをカバーし、弦のケアをする。


これで子ズルや孫ズルに花が着き出したら、人工授粉だ。
放任でも虫によって授粉はするが、授粉日がわからなくなり収穫の日も分からなくなって困る。

品種は違ったけど、去年はそれで大失敗した
整枝をサボったら着果数が多すぎてウリのような味のメロンができた。

今年は株間をしっかり取ったので、放任さえしなければ管理はできる筈。
多くの数は望まずに、しっかり美味しいスイカやメロンをつくるぞ~。

この後はうどん粉病対策とウリハムシ対策が必要だ。
早朝の作業を頑張らねば。




2017年7月24日月曜日

糖度が乗らないサンライズメロン 

外観と日数は十分なのに、熟し足りないサンライズメロン。

これは7月23日に収穫のメロン。
手入れの際、軽く障ったらポロリと枝から外れてしまった。

いわゆる離層ができた、完熟のサインだ。


目方は1100gだった。

種屋さんの説明によると、「成熟日数は43日前後・・」とある。
成熟日数というのは交配後の日数のことだと思う。

このメロンの授精日の記録は無いのだけれど、ブログでの記録によると5月21日以降のはず。
5月21日に保温用のテントを外しているので、その日より前ということはあり得ない。
そうすると最大日数で61日。

6月21日には多くの球がゴルフボールよりやや大きくになっているように見えるから、6月に入ってからの交配の可能性が高いかな?
そうだとしたら53日くらい。

どちらにしても43日は十分経っている。
表皮の色もメーカーの写真と同じに見える。
葉はほとんど枯れた。

成熟の条件はすっかり揃ったのだが、どれを食べても甘さが足りない。
赤肉なのにこの色で、皮も厚い。


これはどう見ても食べなくても味がわかりそうな色だ。

葉がすっかり枯れてしまったのだから、もうこれ以上の養分補給はない。
じゃ、このままいくら待ってもこれ以上の味にはならず、腐るだけ。

なぜこんなことになったか?
この写真からも見えてくることは


いっぱいできているねぇ!
白いカゴの下も全部サンライズメロン・・・

1株で10個くらいは着いている。
種のメーカーは6個くらいにせよと言っている。
ということは、明らかに生らせ過ぎ。

糖度(適量なら14くらいになるはず)が乗らない原因は、これ以外に無い。
摘果をサボってしまったからだ。

説明書の「放任で」できるという言葉を勝手に解釈してしまったが、メロン特有の摘芯、整枝の必要はないというだけで、実の間引きはしなきゃいけなかった。

それは基本の「キ」だと笑われた。
経験が全く活きていない。恥かしい(汗)

残念、無念、悔しいけどもうどうしようも無いねぇ。
しょうがない、また来年に繋げることにして気をとり直すとする。

でも生っているリッパな?メロンをどうするか・・30個位はありそうだ。
シャーベット・・は、冷凍庫が空いていない。
コンポートかな。

どこかで線を引いて早く処し方を決めて行動しなくちゃ、本当に腐ってきちゃう。








2017年7月13日木曜日

裂果するプリンスメロン 雨も無いのに

ポットに種を蒔いてから110日。日数的にはもういい頃だ。
熟すと表面が黄色っぽくなり、甘い香りがし、やはりヘタが自然に離れるという。

まだそのどの条件も満たしてはいないけど、茎の付け根の辺りが裂けている。
試しに収穫してみたプリンスメロン。

プリンスメロンの裂果


指で押しても硬く、鼻を近づけても何も匂わない。
まだ早い。

採ってしまったのだから、もどせない。
追熟させてみよう。

近くに置いて様子を見ていれば、熟すまでの日数がわかるだろうから送ってやる時のタイミングが読めそうだ。

熟してもいないのに裂けてくるのは、急な水分の供給があった時というのが一般的だ。
北九州では多くの犠牲者が出るほどの豪雨なのに、ここではみんな水遣りに汗をかいている。

それなのに何で?
あぁ、世の中わからないことだらけ(なんと、大袈裟な)

3日程すると芳香がしてきたので、鼻をヒクヒクさせながら包丁を入れる。
おぉ、芳香をちょっと通り過ぎてほのかなるアルコール臭。

行き過ぎだ、でも種を包んでいるワタがう~ん、美味しい。
身がしゃりしゃりで、糖度不足はこのメロンの宿命・・・。

ということで、これで良し!

じゃぁ、とっとと収穫して、とっとと食べなければとっとと腐る。
フルーツ太りの心配もなく、暫くはプリンスメロンの食べ放題。


2017年7月9日日曜日

サンライズメロンの試し採り

今栽培中の野菜の中で最高級品のサンライズメロン。

ゴロン、ゴロンといっぱい生っているのだけれど、収穫はいつになるのかがよくわからず不安でしょうがない。

現状はこんな具合だ。

サンライズメロン

生り枝の付け根の、網目模様との境目が離れてきたら(離層形成)穫り時だと説明されているが、その程度が判らず日々不安にさいなまれている(笑)のだ。

鼻を近づければ甘い香りがしてくる、とも。
それはまだ無い。

今頃だけど、間引きのつもりで一つを採ってみよう。

早めに着いたと思われる実を1こ、チョキン。
ズッシリ。

量るとちょうど800gだった。
硬い。

まだ早い、と感じたけれど採ってしまったのだから最後まで行こう。
切った。

サンライズメロン 試しどり

タネはできているけれど、実の色は完熟の色じゃない。
赤肉メロンなので、熟せばオレンジ色になるはず。

どこから見ても未熟。
はい、わかりました!。

せっかくだから、1晩冷やして食べてみた。
ほんのり甘めのウリ。

生野菜と思えば食べられないことはないが、今の時期にそこまでしなくても・・
はい、廃棄。

収穫まではまだ時間が必要のようだ。

2017年6月27日火曜日

サンライズメロンに網目模様ができてきた

トップを切って授粉したと思われるメロンだ。

サンライズメロン 網目模様

直径9~10cmで、模様ははっきりしてきている。
もう少し大きくなれるのかもしれない。

敷いているオフトンが狭くなって、目を離すと片方が転がり落ちている。
大きいのに替えて上げなくては。


収穫時期が迫ってきたようだ。
ジャングルのなかで身を潜めているターゲットたちを探り出さねばならない。

今日はその作業だ。
午前中ヒヤヒヤと細い雨が当っていたけど、何とか夕方までは持ちそうだ。

狭い庭だけど、捜索と道具などの持ち運びで小足を使って行ったり来たりしていたらすっかり疲れて途中終了。

土の上で大きくなっているメロンだけはとりあえず助け出した。
まだ雨はこないけど、今日はここまで。

明日は朝から雨らしい。
体はお休みで、苦手な頭の体操をしなければ・・

2017年6月21日水曜日

台風並みの荒天

ずいぶん荒れた。

朝から雨風が強く、昼過ぎは風速8mで(ヤフー予報)横殴りの雨はまるで台風。
ガチャン!という金属音に窓から外を見ると、庭の物干しからステンレスのポールが吹き飛ばされて地面に落ちていた。

単に飛ばされて落ちただけで、二次被害は見当たらずそのまま辺りに目をやると、1mほどの琵琶の木が斜めになっている。

ビワ 強風で倒れる

折れたという感じじゃなかった。

そしてこちら。


これは遠くで見ても、骨折。

一番危ないトウモロコシは・・


風圧に懸命に耐えている感じ。
倒れ防止の紐は張ってあったけど、かぜの方向が違う。

2時ごろ、雨はピタッと止み風も弱まった。
空も明るくなり、これで雨は終ったようなので長靴を履いてスコップを持ち外へ。

琵琶は根が持ち上がってしまったのを直し、支柱をして踏み固め終了。

ナスは案の定完全に折れていた。

強風で折れたナスの枝

2本仕立てにするつもりでいたうちの主枝の1本だ。
もう少し伸びたら方向付けも兼ねた支柱を追加しようと思っていたのだけど、風を甘く見た。

この枝は諦めて、これからの枝の伸びを見ていこう。

トウモロコシは、傾いた株を起こして根元を踏み固めればいいだろう。
そして、蔓ものはというと・・

ドロ汚れがひどい。

泥で汚れたメロンの葉

土の上を這っているのだから、どうしようもない。
こっちも。

強い雨で汚れたメロンの葉

ここも。

メロン 強い雨で汚れた葉

これも。
ドロで汚れたメロンの葉

ポリフィルムや稲藁などでマルチをすれば、こんなことにはならない。
そもそもスペースの無いところで無理に栽培しているから、十分な設備はできない。

泥だらけになったのをそのままにはできないから、如雨露で水をかけながら洗えるところは洗った。
先端が主で、若い芽や花が複雑に付いているのできれいに落すことはできなかった。

キュウリやナスのように立ち上がっているものは、常に下の葉は除去するように気をつけていたのでドロ撥ねの害はなかった。

気温や風、雨などの変化には、もっと気を使ってやらなくちゃいけないね。

2017年5月21日日曜日

サンライズメロンが着花

定植後すぐに保温と防風を兼ねて薄いビニールでテント掛けをしておいたサンライズメロン。

スクスク成長し、テントが窮屈になった。
そろそろ外にだしてやってもいいかな。

サンライズメロン 花

何の痛みもなく、きれいで生き生きしている。

そして、おぉ!花。
こっちにも。


昨日も今日も真夏並みの気温だった。
いいタイミングだったようだ。

4本植えて3本に花が着いた。

あとの1本はどうしたのか、ちょっと遅れているのでテントもそのまま。
この気温ならおそらくじきに追いつくだろう。

覆いを外したら、今度は虫が気になる。
だけどこの品種(たぶんメロンはどれも)は、交配の媒介は虫。

アオムやシヨトウが媒介するんじゃなくて、ハチのようなムシたち。
なので、農薬は使えない。

害虫はすべて手で捕殺しなくてはいけない。
他には何もお世話する必要がないらしいので、専ら虫獲りに力を注ぐことになる。

蔓を整理するという大変面倒な作業がいらなくて、ネットメロンができるなんて素晴らしい。
ネットメロンは大きなハウスの中で作られる高価な果物、という常識は破られた?

同様のメロンが様々な名前で、家庭菜園用に改良されている。
家庭でできるメロンといえばプリンスメロンしか知らなかった昔人には、種の世界の進歩は愕く程だ。