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2019年5月14日火曜日

里芋から新芽 親芋・子芋・傷芋を植える

やっぱり植え付け時に出ていた芽とは別に新しく芽が出るんだ。
これが新しく顔を出した芽。


反対側から見ると


くるくると巻いてまだ葉の形はわからない。

これが発芽する前、つまり保存中に発芽した様子は、こんな風だった。


この時の葉はもうハート型に開いていた。
この状態を埋め直してどうなったかというのが、上の写真。

既に出て埋められた新芽は死に、新たに巻いてツンと尖った芽が出たのだ。
サトイモの植え付けはこれで良かったようだ。


暫くすると種芋を掘り取った場所からまた芽が出ていた。
掘り上げてみると、


堀り残した芋があって、なんとスコップでバッサリと半分(1/3か1/4かもしれない)に切られた芋から出ていた。

腐ってさえいなければ、どんな芋でも種として利用できるということか。
それが大きいほど種としての力があるだろうけど、里芋って強いものなんだ。

だから捨てた辺りと思われるところのあちこちから芽が出ているのをよく目にする。
その株から収穫できた経験はないので、この芋もどうなるのかは判らない。
結果をみたいので、他の芋の端に植えておいた。

親芋を種にした場合と子芋の場合と、おまけで半切りの種とで、結果にどんな差が出るか出るのか楽しみ。


《親芋から切り離した子、孫のその後》
土中の保存は株ごとしたので、目的の親芋の周りにくっついていた子芋、孫芋の行方。

3株分なので大量にあったわけで、一度に全部は食べられない。
形のいいもので傷みがない芋は茹でて冷凍する。
冷凍保存は経験があり、そのまま煮汁に入れれば生と遜色なく食べられることが判っていた。

どうかなぁ?程度のものは紙袋で当座の保存後少しずつ消費した。
当座用に保存した芋は・・

小ぶりの芋は問題なかったのに、大きめで形がイビツな子芋は煮ても硬く美味しくはなかった。歪な芋は親芋(先代の芋)との接着面が大きく、先代や次世代から切り離した時の傷から変質が起きるのだろうと想像する。

だから種芋でなくても、収穫後いつまでも常温で保存していると同様に変質してくる。
サトイモは収穫後の保存がキーかも。

言えることは、一度に沢山収穫しないこと&1株分の芋は使用するもの以外はなるべく株から離さないことだね。

2019年4月23日火曜日

里芋の親芋を植える

里芋を植える際に親芋を種にするといい芋ができる、との情報を得て早速やってみた。

これは裏ワザよう。
親芋は店では売られていないので、去年できた里芋を2月になってから小芋と親芋を離さずに株ごと畑に埋めておいたものを使った。

それが先日来土の表面に芽を出し始めた。

里芋の芽だし
ちゃんと定植する前に予め芽を出させる、芽だしというのに当るんだろう。
あぁもうこれは掘り上げてちゃんと植えつけなくてはいけない時期だ。
だけど予定の場所にはまだキヌサヤとグリンピースがいる。

他の空いている畝を利用できないかと、あれをこうして、これはああしてと入れ替えを考えてみたが連作になってしまいどうにもうまくいかない。

キヌサヤの方はもう花は無く、ほぼ全体がうどん粉病で真っ白。
そこでこれはもう退場させて、ちょっと狭いけど予定通りにそこにサトイモを植えようということに行き着いた。

年間の作付け計画を作ってみても、こんな風に早めに前作を撤去させたり、間に合わなくて全く別の場所にしたりで予定は飽くまでも予定でしかないなんてことがよくある。
作付けってほんとに難しい。

場所が決まったら、埋めてある種用の株を掘り起こしてみる。
こんな様子だった。

掘り上げた時に見えた状態(根がある方)。
品種は「土垂れ」、形のいい大き目の芋ができる。

土中から掘り出した保存した里芋(上側)

上下が逆さになっていたのだから、この根は水を吸う役には立っていない筈。

よいしょっと、上下をひっくり返すと

土中から掘り出した保存した里芋(下側)

白い芽がいっぱい。

株をひっくり返して頭を下にして埋めていたので、出た芽が一旦下に向かってから上に方向転換するので全部曲がっている。この発芽のエネルギーは芋本体からのものということでしょう。

それはどうでもいいけれど、種として使うのは親芋だけ。

これを子、孫を引き離し親芋だけの状態にして

株から切り離した親芋

親芋から切り離した小芋、孫芋、ひ孫芋

親芋だけを植え付けた。
今ある芽はたぶんここまでで、別に新しい芽がでてくると思うけど、一応今の芽が真上に伸びられるような角度で植えてみた。

里芋(親芋)の定植


2枚目の写真は↑まだ子芋が2つくっついたままなんだけど、無理に取ると親芋が大怪我をしそうなのでそのまま埋める。子芋からも発芽して結果に大きな問題はたぶん無いでしょう。

狭い場所に無理やり3つの芋を植えて、とりあえず植えつけ完了。

さぁ、この沢山の子、孫、ひ孫たちはどうしよう?
保存用として埋める時に当然こうなるだろうとの予測はしたが、そのまま保存するように書かれていたのでそうした。

それを3株もやってしまったので、秋から冬に食べるはずだった小芋がうんと減ってしまった。
初めてのことで試しなのだから、種にする親芋はうち程度の畑では1個でよかった、と今更思う。他のは小芋を使って今まで同様でやれば比較にもなったのに。

でもやってみて、そうっかとなるものだから今回は仕方ない。

萌芽した小芋、孫芋だって食べられるだろうけれど、順に食べるための保存はどうしたらいいものか?

湿気に合わせなければ大丈夫では、と紙袋に入れて物置へ。
梅雨前に食べなくちゃいけないね。

また植え付けの話しに戻ると、親から子達を離してしまって腐らずに芽が出るものだろうか?
里芋は切り口から腐るので、小芋を切り離すと切り口がいっぱいできてくる。

親芋を種にすると良質の里芋が・・という理屈は、親芋は大きいのでその栄養分も沢山貯蔵されているからというもの。
それならば親だけを植えればいい筈で、やり方は間違っていないとは思うけど。

これでうまくいけば、種代600~700円が節約できたことになる。
切り離した子や孫たちも残さず胃に収まれば、だけど。


こうして定植した里芋、2日後にはこんな風に双葉が開き始めていた。
もう!

定植2日後に発芽した里芋


ちょっと見えにくいかな、これでどう。

上の写真のup
まだ白いままでも明らかに里芋の双葉。
これを眺めてまた思う。

この芽はやはり土中に埋めておくべきだったのかな、と。
種が動き出すには、先ず根を出して吸水活動を始めてから芽が出るのが原則だから、先に芽を出させたら先に地上の成長に栄養をとられて根は思うように伸びない、ということになりはしないか。

わからないことだらけで、揺れますねぇ、情けない。

表面的な情報を浅はかな知識のままで鵜呑みにして、大失敗になるのかも。

この後の追跡投稿はこちら


2018年10月10日水曜日

台風被害からの復旧

台風24号の最接近から10日。
枯れるべきものは枯れ、生きるべきものはちゃんと復旧できた。

すぐに水をかけて塩を洗い流したものはほぼ元どおり。ハクサイにキャベツそれと早蒔きのダイコンはこれがだめになるとやり直しが効かないので、必死に救出。思いが通じて!元気になった。

ハクサイの、これは「郷秋」でみんな斜めに倒れたのだけれど、傷跡はもう何もない。


葉の数もこんなに増えて、今は虫害もほとんど見られない。


もう1種類は10日遅れで蒔いた「京都3号」で、やはり順調。これは小苗だったので塩を被った以外の傷害はなかった。


残暑が続いているように思えても、ここで10日の違いははっきり出るもんだ。


キャベツも後遺症らしき様子は無く、順調。虫害が見えるがこの程度はさほどの影響は多分無いだろう。


これは直後に追加した株、定植後8日のもの。元々予定していた。


重かったせいで大袈裟に倒れちゃたのはカリフラワー。
根が持ち上がったかな、と思いながら起こして根元の土をしっかり踏んでおいたらこれも復活。


角度が良くなくて見にくいけど、これで3本。
ところが台風の害からは復活したけれど、その後1本がちょっと様子が変。


外葉がへなへなっとなってしまう。水をやった時にはしゃんとするのだがそれが1日持たないのだ。自分で水を吸い上げることが満足にできないみたいだ。これは青枯れ病?
やな予感。。。

ちょっと被害が大きかったのはダイコン。
セーノ!テで全部45度?の角度で倒れていたのを、無理にならない程度に起こして塩を洗いながしてここまで復旧できた。


ほぼ垂直に立っているように見える。が、果たしてまっすぐなダイコンになっているかは疑わしい。葉は枯葉が目立つ。どんなものが出来上がるかな。

ブロッコリー以外は品種を変えればまだ蒔くことはできるのだけれど、収穫が来年になってしまう。そうはしたくないのだ。できれば11月から収穫し2月中頃まで順次利用できるようになるのが今年の理想だ。

水を掛けなかったので何とも可愛そうなコトになったのが、サトイモにサツマイモ。


まだ掘ってみていない。もうおよそ出来上がっているのではと思うので明日にでも掘ってみよう。


伸びた蔓をフェンスを跨いで外側に下ろしながら伸ばそうと持ち上げてあったのがいけなかった。下を這っている葉はそれほどじゃないのに


里芋同様、高いところの葉が濃く塩を受けたようだ。
さつま芋は収穫にはまだ半月程早いのだ。可愛そうなことしちゃったがもう少し頑張ってもらわなくちゃね。


地表に1センチほどになっていたカブは全滅だったので、蒔き直した。余りに小さく、あの強風と塩に耐えられなかったのだ。カブは1回目は虫で全滅し、2回目は台風。美味しいから作りたいのだが、実に育てずらい野菜だ。

塩害に強いのがネギだった。



少し倒れ、葉が途中で折れてしまっていたが、そのまま成長している。ありがたい。

今年の台風はもうないと希望的に思うが、来年からは台風の後はとにかく真水で洗うことだ。葉がついていればこれで助かる、忘れないようにしよう。

小作業の連日  

収穫を切らさないため、少量ずつずらして蒔く。秋の作物は蒔ける適期は短いために逃してはならじ、だがくっついてしまうのも困ると緊張する。その結果毎日のように30分から1時間くらいの作業をする。それだけのために着替えて、作業後はシャワーを浴びて・・作業時間より準備や後始末に時間がかかってしまう。
月初めの台風が去ったらようやく連日の晴れ。もう10月半ば、さすがに朝夕の気温は下がってきたが、日中の気温はまだ28度、日差しはまだ強く、長袖長ズボン、帽子に汗拭きタオルの重装備、薄いが化粧も。
それでも顔のシミは増える一方。単なる日焼けだけなら戻ろうがシミの肌は復旧しない。。。

どこから見ても「農家さんですか?」になった。農業者に失礼かな、今の農業従事者は日焼けなんかしていないようだ。え?それは若い人のことだろうって?


2018年10月4日木曜日

台風一禍 まずは塩抜き、傷跡は殺菌剤で病気予防

当地にとっては近年覚えが無いほどのすごい台風だった。
中心はだいぶ北に逸れたけれど、台風の際は通り道の南側が風の被害を受けやすいようだ。

風雨のピークは30日夜10時40分ごろから1日1時くらいまで。
ここで電灯は消えた。
ゴーゴーという風の音とたまにピシッと何かが壁や窓にぶつかる音が、短時間だったが実に恐ろしかった。

明るくなった時には雨は止んで風もだいぶ弱まってはいたものの、平常時並にはならない。外に出ると家の周りはわが家の所有物ではないゴミがいっぱい。

とりあえず住まいに異状はなく、畑の様子を見る。
さっと全体を見たときには全滅か!と思った。

いつもよりかなり力を入れて対策をしたつもりだった防風ネットは、全部壊されて支柱が野菜に覆い被さっていた。もっとひどいのは完全に剥がされしまった。

これはダイコン。蒔いてから1月余り、根はもう1センチ程の太さになっている。


南西からの風にやられたのか、皆同じ角度でバッタリ。
この時は倒れて外葉が千切れていただけに見えていたので少し起こして(完全に起こすには抵抗があった)、土をよせて経過を見る。

3日後。


傷められた葉は白くなり、黒くなって枯れた。
でも何とかなりそうなので引き続き様子を見ることに。

ブロッコリーは、倒れたネットの下敷きになっていた。


うまく育たずにたった2本だけになりながらも、ここまでくれば大丈夫のところまでいっていたのが、葉を全部むしりとられて無残なことになりthe end.

第2弾がちょうど移植できるまで育っていたので、すぐに定植。
たった4本だけど、有ってよかった。
ブロッコリーは今年はもう蒔けないので、これに期待したい。

ダイコンと隣り合った雑居畝。
やはりみんな同方向に寝て、葉は折れている。


カブは双葉のままで引きちぎられて、3日後には枯れてしまった。
だいぶ大きくなってきたコマツナにチンゲンサイも、葉の縁が黒くなって茎が折れている。

カブは蒔きなおし、コマツナにチンゲンサイはこのままでも食べられるからとりあえずこのまま。ネギも葉が折れて、折れところから枯れかかっている。

里芋は


ボロボロの葉だけしかない。
これはどうしようもないけど、そろそろ収穫できる時期なのでもう暫くこのままで頑張ってもらおう。

ハクサイ、キャベツは丈が低かったためか被害は軽くて済んだ。
と今は思っているが・・

ナスはこの台風がなければあと1月はぼちぼち収穫があったはず。
今回のことで葉が全部枯れ、枝が引き裂かれたので、思い切って終了とした。

一巡した後、壊れた防虫(防風)ネットを除去して倒れた野菜をそっと起こしたら塩抜きだ。シャワー口をつけたホースを引っ張って水道水で弱めの水圧で全部洗った。
ここでは強風の後はこれが必須作業だと、近所の人から教わった。

その後は、殺菌剤の散布だ。
傷がついた植物は病気になりやすいのでこれも必須作業。
ついでに殺虫剤も混ぜて噴霧。

最後にまた防虫ネットを設置しなおして片付け作業の終了。
丸1日かかった。












2018年4月22日日曜日

さといもを植える

ホームセンターで買った里芋の種


全体に乾燥し過ぎた感じでひどい状態だ。
右端の2つは完全に干からびてしまって、中身が無かった。

こんなもので芽が出るのかなぁ?
これもショウガと同じように中国産で598円(500g)

里芋はこれまで何年も食用を買って植えていたが、結果に問題は無かったものの品種がわからなかったので今年はちゃんとした?種を買ってみた。

それがこれで、品種は「どたれ」。
私には聞き覚えのない品種だけど、調べたらごく普通にあるもののよう。

芽が出掛かっているものもあり、大丈夫そうなのを選んで6個、3mの畝に植えた。
生姜同様に深い穴を掘り、オルトラン粒剤を混ぜ、芋を芽の出る先の方を上にして落とし込み、厚く土を掛けた。

これで種に問題が無ければ1月以内には発芽するでしょう。
去年は29日目、おととしは18日目に出ている。

品種なのか、その年の気候なのかずい分と差があるものだ。
その時に「安物買い」の結果がどうでるか・・



2017年10月1日日曜日

サトイモを収穫 いつもより早い

9月にサトイモの収穫なんて、なんて早いんだろう!

よそで掘ったと聞き、まだ味ができていないのではと思いつつも 下葉が枯れてきたから、もういいのかなと試し掘り。

里芋収穫

端の一番大きな株を1株掘り上げた。
形はできていた。

里芋 600g

不ぞろいだけど、予想より大きい。
これで600グラムの上。

芽かきをしていないので小粒かと想定していたけど、ここまで大きくなれば上出来。
敢えて芽掻きの手間をかける必要はない、よかった。

それにしても株間が混んでいる。
芽掻きを省略するなら、株間はもっととらなくてはだめだね。

そうそう、味は・・・
美味しくなっていた。

株の小さいのはまだ未熟かも。

2017年7月3日月曜日

さといもにセスジスズメ

サトイモの地上部にこんなイキモノが・・

セスジスズメ サトイモ

捕らえて、シゲシゲ見てみると(ちょっとバッチィものも写してしまたったが)


セスジスズメ

例によって、「さといも 害虫」で検索するとバシッと命中し「セスジスズメ」だと教えられた。

スズメガの幼虫だと。
お初にお目にかかります。

特に珍しいわけじゃなさそうなので、私の目には見えていなかっただけだろう。
サトイモの葉の虫害は気にしていなかったから。

今回1匹、2匹じゃなく都合7匹ほどいたかな。
集団でかかられると、大きな葉もこんな姿になる。

セスジスズメの食害

微力でもコツコツと積み重ねると、結果は大きくなるものだ。


2016年11月10日木曜日

さといも試し掘り

里芋の試し掘り、というか第1回目の収穫となる。

株があまり大きくならないので少しグズグズしていたけれど、時期的にもう収穫していいのではと掘ってみた。

先ずは掘る前の全体の様子。


葉はあるけれどだいぶくたびれてきているよね。
下葉は枯れているし。
だからもう掘っていい頃なんだ。

6株あるのだけれど、かなり小さいものも混じるから4株くらいにしか見えない。
写真を撮る前に手間の1株の茎を刈り取ってしまったので、余計にだ。

余談だけど、右側にナスが見えている。
まだ生っている。
もう11月中旬に入ろうというのに。

5本の木で1週間に小さ目5~6個だけど、まだ食べられる。
今年だけの現象かもしれないけど。

で、この一番手前の株を掘ってみると


なんと思っていたよりだいぶいいじゃない。
わぁ、やったね!

ここから取りあえず食べる分だけを外してまた埋めもどしておいた。

これは勘違いでしたことで、本当は1株分は掘り上げてしまい、食べ終わったらまた次の株を収穫するといい。
そうして全部終るまで食べない分は畑にそのまま置く。

霜がなく土が凍ることがない土地だからそんな風な保存か出来る。
怠け者になるなぁ。


一度外にでると次々に仕事が見えてくる。
・強い風にグルグルと振り回されぐったりしてしまったレタスに、アンドンでかこってやる。これからは風は避けられないから。
・白菜が防虫ネットの中でギュウギュウ詰めになっていたので2畝分のネットを外し
・植えたばかりのキャベツにそのネットを移す。
・ホウレンソウの追い蒔きをした。

午前中30~40分と午後3時間くらいを外で過ごすと、頭の中はご機嫌なんだけど腰が・・・(泣)