2017年5月30日火曜日

ニンニクの醤油漬け 今年は上手く作ろう

3度目の正直、というけどそんなものじゃない。
4回目か、5回目か。

今度は行けるのでは、の気持でまたしても懲りずに試すニンニクの醤油漬け。

ニンニク 醤油漬け

生じゃないのにちょっとコリコリした歯応え。
市販のニンニクの漬物のような漬物を作りたい。

何回挑戦しても望むような作品?にならなかった。
加熱するとグニャグニャになり、生のままだといつまで経っても漬からないのがこれまでだった。

青森のニンニク製造販売店のブログで、「収穫してすぐの」にんにくで、というのを見て「これでは?」と気づく。

これまでは乾燥させたニンニクを使っていたように思う。
確かな記憶ではないが「収穫直後」を意識した記憶はない。

収穫直後の乾燥させる前のニンニクはジューシーだ。
これで漬け物にすれば、あのテクスチャーになりそうだ。

先日掘り上げて、特に小さい球だけを別にしてあったので、それを使うことにした。
ピンポン玉くらいの小さな球の厚い皮を何枚も剥いて、最後の薄皮も剥がして粒を一つずつに離す。

ニンニク 皮むき

しんどい作業だ。

ニンニクの汁がつくと強烈な刺激になるから指先にちょっとでも傷があると出来ない。
包丁で指の皮まで剥かないよう注意しながら、一粒一粒。

指先がベタベタしてくるので何度も蛇口まで行く。
この小さな1瓶分を作るのに1時間じゃ終らなかった。

大きな粒の球を使えば早かったんだよ。
そこのところは「欲」。

今年こそは喜ばれるニンニク漬けを作りたい、という執念(笑)でやり終えた。
つるつるになったニンニクの粒をビンに入れたら、醤油を注ぎ込んで蓋をし、半年間お休みいただく。

こんなに苦労しても半年も経たないと結果が出ないのだ。
それでも、美味しくできればそれでいいのだけれど・・どうでるかな。

1時間辛気臭い皮むきに取り組みながら思ったこと。
「自分で育てたニンニクだからこんなことを毎年繰り返すけど、1個100円のものを買ったのではやれないなぁ。」






タマネギが倒れてきた-収穫日が近い

タマネギの畝が空かないのでイモヅルを買うタイミングに迷っていた、と昨日のブログに書いた。

それが急に倒れ出した。
この畝は南向き。

たまねぎ 倒れ初め

今まで2~3本は倒れたが、昨日はドドッと半分近くが倒れた。

葉が地面にくっついているのが倒れているタマネギ。
倒れた方向が様々なので、この写真ではよくわからないが。

こちらは、西向きの畝。↓

タマネギ 収穫サイン

立っている数のほうが少ない。
1週間くらい前から倒れ始めて、昨日はこんなふうになっていた。

種を蒔いた苗がほとんど育たず、あわてて買った苗が都合3種類。数も予定を大幅に超え無理やり植え付けたので何がどこに植えられたのか分からなくなった。

だから品種がグチャグチャになってしまった。
いつのどの苗がどう育ったのかまるで分からない・・情けない。

倒伏の始まりが何日もズレたのは品種なのか、日当たり(畝の向き)なのか?
でも結局は収穫作業は1回で済みそうだ。

タマネギは種蒔きと植え付けのタイミングはピンポイントだと言われるが、その植え付けが今回は農場主の都合で3週間も早かった。

買った苗も質が悪く、とても期待はできなかったのだけれど、家庭菜園ならこんなものかという程度にはなった。

地上に出た球を見れば、10センチ以上もある巨大なものからピンポン玉ほどのものまで、まぁ様々だけど、病気が出なかったことが幸いだった。

2日の金曜日は雨の予報なので、その後1~2日した頃には掘り上げられそうだ。


2017年5月29日月曜日

さつま芋 根出しをしてみる

植える前に先ず根を出させる。
そんなことはやったこと無いけど、検索すればいっぱい出てくる。

やり方は微妙に違うけど、要は萎れた苗に湿り気を与えて根を出させる。
何を使ってどうやろうかと考えた結果、こうしてみた。


左側は金時30本で右は紅あずまが20本。
バットには1cmほどの水が入っている。

それぞれ頭をバットの縁に乗せるように置いて茎部分を水の中に。
どの苗も水につかるように広げて並べ、その上に濡れた古タオルを被せる。

葉の付け根それぞれから発根するはずなので、そのところを乾燥させないように。
新しいタオルでも、新聞紙でもいいけど全体に水分がまわるように茎を包むような感じで。


これで徐々に発根してくるというのだが、日数は結果待ち。
3ミリ程既に出ているのもあったから、そうはかからないのではないだろうか。

この写真で見る限りは、それなりにピンとして見えるけど店で見た時は買うべきかどうか迷った。
しんなりした苗でいいのは承知していたけど、しんなりを通り越して枯葉がいっぱい。

4種類あったけど、程度はどれも一緒。
機を逸したのは店のせいじゃないので、仕方ない。

植付け時にちょうどよく根が出ている状態にしたいのだけれど(足りないと根付きが遅く長く育ちすぎたら植える時に傷む)、そのための買い時が難しい。

植え付けの場所が「いつでもどうぞ」状態なら問題ないけど、まだ空いていないのだ。
タマネギがあり、まだ収穫のサインがでていなかった。

今朝から大量に倒れ出したので、急いで買いに走ったという訳。

今まで根出しはせずに買った苗を直接植えていた。

これだと植え付け後に一旦は枯れたようになり、再起するのに時間とエネルギーがかなり必要になる。

水に入れて根を出させるということは極自然なので苗に負担がかからず、植えればすぐに成長を始めるのでこのやり方のほうがいい、と思った。

タマネギの収穫(畝が空く)はあと1週間後くらいになりそうだ。
空いた畝のケアは特に必要無さそうなので、さっと入れ替えができる・・かな?

折々の状態を追ってupしておきたい。

2017年5月27日土曜日

中玉トマトにホルモン剤

丸二日間の雨、よく降った。
室内は蒸して不快だったけど、野菜たちはみんな生き生きしている。

根が上がってしまって倒れかけたトウモロコシも、原因不明で萎れかけてたナスも生き返った。
多すぎてもだめだけど、水は大事だねぇ。

今朝はちょっと肌寒かったけど、ギンギラギの快晴。
そうだ、トマトにホルモン剤のチャンス。

中玉トマトの花の具合はこんなふうに1房に3~4つの花が咲いている。



背の低い湯飲み茶碗のような容器に、50倍に希釈したトマトトーンの液を作り、そこに花の部分をポチャッと浸してやるだけのこと。

生育全体を通じてこの時期に1回だけの作業だけど、これをすることで実着きがよくなるのだ。実に簡単なことだけど、プロの(プロから教えてもらった)ワザ。


この花は実は2段目の花。
第1花は取ってしまった。

この順序がいまひとつわかっていない。
第1花の摘除は、開花したときなのか実着きを確認してからなのか・・

どちらかによって、ホルモン処理の効果が違ってくるかもしれない。


トマトトーンはホルモン剤で、いわゆる農薬ではないし価格も安い。
ホームセンターで買えるので、使うといい。

今日はこの中玉種2本だけの処理。うちの大玉(2段目)はまだ開花しない。



2017年5月26日金曜日

カラスに遊ばれて

あ、ラッカセイの苗が。
・・カラスだ。

完全に土から出ている。


これも。


これなんか移動している。


これも。


ここまで大きくなったものを、やるか。
顔を出し始めたマメ類の芽はやられ易いのだけれど。

犯人は、彼らだ。
直前に、やはり悪戯されたというブログを見ていたのでピンときた。
(他人事で笑いながら見ていた)

ちょっと用足しをして外から戻った時に、私の姿を見て飛び立った2羽。
ツヤツヤと黒光りした大物だった。

雨の止み間に遊びに来たんだ。
何時間か降り込められて退屈して、止んだのを機にちょっと体を動かしてこようとイタズラをしに来たんだろう。

こんなものは食べられないことは承知で。


被害にあってすぐ気づき、しかも雨上がりだったこともありすぐに植え直してとりあえず事なきを得たように思うけど、全く困ったものだ。

以上は昨日の事件。
今朝も目覚めると雨。

ほぼ一日中シトシト振っていた。
もうすぐ本格的な雨の季節。

このところは晴れて高温の日が続いたので、植物にとっては嬉しい雨。
畑管理人としても、久しぶりに家の中でおとなしく体を休めることができた。


2017年5月25日木曜日

ソラマメ不作 栄養不足かアブラムシか

今年のソラマメは、丈はやっと1メートルで下半分くらいまでしか実が着かなかった。
上には未熟な莢すら着いていない。


花はいっぱい付いた。
それが実にならなかったということは、栄養不足だったんでしょうかねぇ。

豆類は自分の根でチッソを作るから、肥料は少なめでというのだ基本だけれど、少なすぎたのか。
ここのところが難しい。

もう一つ心当たりは、アブラムシ。
今年は尋常じゃなかった。

去年は手で払い落としただけで除去できたのに、今年と来たら牛乳で窒息はその時だけ。
3日後には収穫できる程度の農薬でも効き目なし。

仕方なくマラソン乳剤(かなり強い)を散布してようやくいなくなった。
その後、気のせいかなんだか木に勢いがなくなったように見えた。

実際に弱っていたようだ。
そして弱ってくると弱り目に祟り目で害虫や有害菌や虫のエサになるようで、こうなる。

ソラマメ 虫害

生き物の世界は厳しい。


そして・・・テーマが変わるけど
好みの違いと思えばそれまでなんだけど、とり時をいつにするかで舌触りが変わる。

甘味と柔らかさ(ねっとり感)を好むなら早めの収穫、ホクホクとした歯応えを好むなら
ちょっと遅め。

家族の好みに合えば、少々の失敗も笑いとばせるもの。
収穫時期は大事だ。

でもいずれにしても収穫末期にはどうしても硬くなるので、食欲が涌かない。
それならいっそのこと「乾燥まめ」にしてはどうか。

と思いついて木はまだそのままにしてある。
木の命がある間は生らせたままミイラにし、木が終った後はもぎ取って更に乾燥させることにしようかと。

ソラマメ 熟成中

カチカチの茶色いソラマメを炒ってもらって食べたのは、遠い昔。
今も乾燥ソラマメって、小売されているのだろうか。





2017年5月24日水曜日

キュウリとナスに一番花

昨日のブログに「まだ着花の様子は見えない」なんて書いたのに、今朝は花が咲いていた。

キュウリ 一番花

アンドンを外したから花が着いた・・訳じゃなく、開花寸前まで生育していたけれど、全体が緑色で気が付かなかっただけ。

雌花だ。
このままなら多分1週間もすれば収穫になるだろう。

でもこの1番花は惜しいけれど摘み取るつもり。
そうすることで後の実着きがよくなるということだから。


ナス(水なす)も3日くらい前からきれいな花を着けている。

ナスの花 下向き

きれいな紫色。
ナスの花は奥ゆかしく、みんな下を向いて咲く。

顔も見たいので、失礼して下から一枚。


健全な姿。

今年も美味しい水ナスがふんだんに食べられそうかな。


キュウリやナスの花のブログは掃いて捨てるほどあるだろうけど、一番花が咲くとついカメラを向けてしまう。

2017年5月23日火曜日

キュウリの独り立ち

キュウリの成長は速い。

4月末に、買った苗を植えつけて1月弱でもうこんなに大きくなった。

キュウリ 定植後1ヶ月

身長70cm。
ケガなし、病気なし。

蔓も複数伸ばしてネットに絡みつき始め、強い風の日も減ったので、もうアンドンは要らないかと昨日外した。
あぁ清々した、と言っているようだ。

今のところとってもいい成績に見える。
うどん粉病が怖いので、予防に気をつけている。

ウリハムシを時々見かけるので、捕らえて潰す。
今の内ならテデトールで間に合う。

まだ着花の様子は見えないけど、付きだしたら速い。
まだ5月だけど、着果が待ち遠しい。

2017年5月22日月曜日

ニンニクの収穫

ちょっと壮観!(笑)

ニンニクの収穫

普通の品種100本と芽といわれているトウを採るための品種が160本で、2種類合わせて260本。

昨年は全滅だったので、今年こんなにできるなんて想像していなかったからちょっとびっくり。

平均の大きさは普通球の方が5センチくらいで、芽採り用の方はそれより一回り異常小さくてゴルフボールほどだろうか。

にんにく 収穫

この写真じゃあまり明確にはわからないけど、左列が普通球で右が芽採り用。
いくらかの違いは判るかな。

普通球の方は私にしてはいい出来だ。
採り時がジャストだった。

一日前に試し取りして形を見ていいだろうと。
調べると、トウが出てから10日~2週間という説もあり、これにも合致。

さび病が発生しかけていたけど、もうここまで来たら逃げ切ったも同然。
こんな風に鱗片が離れかけた球は2個だけだったので、それから推しても丁度良かったかと。

ニンニク 鱗片の分離

それに対し、芽採り用の方は・・・

目的の「にんにくの芽」は全体で10本ちょっとしかできなかった。

ニンニクの芽 にんにくのトウ

トウが立つ前にサビ病が蔓延し、全体的に黄色っぽくなってしまったので、これ以上の成長は期待できないので諦めて、球の方を使うことにした。

店頭で売られている「ニンニクの芽」というのは、それ用に栽培されたものだと知り一度作ってみたいと思った。

何が違ったのか、こんなことに。
まぁ、ニンニクとして利用はできるから無駄ではない。

乾かして保存し、家族の1年間の食料(それにしてもこんなに食べられる?)になる、少しずつ販売しながら。

昨日抜いたものをすぐに使ってみた。

皮が厚く剥くのに手間がかかり、味は薄い。
やはりこれは乾燥させてようやく出来上がりのようだ。

で、丸2日外で干したら1球ずつ根と葉を切って、ネットに入れて雨のかからない風が通るところに吊るして保存。

にんにく 吊るし乾燥

今回は陽に干してからになってしまったが、根の切り離しは掘ったらすぐにした方が楽に出来そう。
根は乾燥すると硬くなるので。

260個のこの作業はちょっとホネだったね。

2017年5月21日日曜日

サンライズメロンが着花

定植後すぐに保温と防風を兼ねて薄いビニールでテント掛けをしておいたサンライズメロン。

スクスク成長し、テントが窮屈になった。
そろそろ外にだしてやってもいいかな。

サンライズメロン 花

何の痛みもなく、きれいで生き生きしている。

そして、おぉ!花。
こっちにも。


昨日も今日も真夏並みの気温だった。
いいタイミングだったようだ。

4本植えて3本に花が着いた。

あとの1本はどうしたのか、ちょっと遅れているのでテントもそのまま。
この気温ならおそらくじきに追いつくだろう。

覆いを外したら、今度は虫が気になる。
だけどこの品種(たぶんメロンはどれも)は、交配の媒介は虫。

アオムやシヨトウが媒介するんじゃなくて、ハチのようなムシたち。
なので、農薬は使えない。

害虫はすべて手で捕殺しなくてはいけない。
他には何もお世話する必要がないらしいので、専ら虫獲りに力を注ぐことになる。

蔓を整理するという大変面倒な作業がいらなくて、ネットメロンができるなんて素晴らしい。
ネットメロンは大きなハウスの中で作られる高価な果物、という常識は破られた?

同様のメロンが様々な名前で、家庭菜園用に改良されている。
家庭でできるメロンといえばプリンスメロンしか知らなかった昔人には、種の世界の進歩は愕く程だ。

2017年5月19日金曜日

農薬を予防的に使うー病気にさせない野菜づくり

目からウロコです。
そういうことなのか・・

ジャガイモ 疫病

結論から言うと
 「殺菌剤には『予防剤』と『治療剤』があり、病気に罹ってから予防剤を使ってもまず効果はない」
ことがわかったこと。

こんなことも知らずに使っていたことがハズカシイ・・


農薬を使わない農法では、病気にならないよう健康な苗を作ることだと言われます。
ヒトの健康についても同じように言われますから、もっともなことだとも思います。

でもずぼらな私は行き当たりばったりで、病状が出てからアタフタしている。
状態を見ても何の病気かも判らない。

解らないままに、表面の説明だけを読んで殺菌剤を数種類買い集め、適当に使って「対処した」こととしていた。
結果は、推して知るべし。

野菜の病気に対処するには殺菌剤を使います。
種類はいっぱいあって、おおいに迷います。

家庭菜園での農薬使用は結構高価に感じます。
従って選定基準の一つに比較的安価なものを入れていたのですが、治療剤に比べれば予防剤のほうが安いのだそうです。

だから結果として私の手持ち品は、殆どが予防剤でした。

病気になって発熱しているのに予防注射をしたって、治りませんよね。
薬代、診察料、エネルギーの無駄使いです。

例えば、これ。
ジャガイモに疫病らしき症状が出て、この薬を指示通りの希釈で散布。
ダコニール1000
やはりこれは予防薬でした。

このダコニールを、もっと早くに(病気になる前に)使っていれば疫病には罹らなかった。そうだったのか!

でも、予防の時と治療の時とを使い分けすべきなら、薬品の使用説明書になぜ書かれていないのでしょう?

病気に罹ってしまったらその治療はできない、又はとても難しい。
「ウィルスに感染したら直らない」ということは聞いてはいたけど、こういうことでしたか。

幸いなことに病気の経験はいっぱい。
病名は推定でしかないけれど、過去の記録を見ながら虫害か病気かぐらいの区別はできそうだから、今後はこの予防剤を使えばいい。

結果次第ではあるけれど、無駄使いではなく、宝の持ち腐れであった、と。

知らないことがいっぱいで、次から次へと「あぁ、そうなんだ!」が出てくる。
これが出てくると俄然やる気も起きる。

楽しくなります。


インターネット上で見つけたページは、とても興味深いものでした。
殺菌剤の使い方が解りやすく書かれていました。

ふと見つけたこのサイトですが、家庭菜園で農薬を使用中の方には一読をお勧めです。
参考記事

読めばわかりますが、プロ向けの解説ページなのですが私のような素人でも理解できるよう解説され、具体性もあります。


残念なことにサイトの運営者が表示されないのですが、内容を見る限りいい加減なものではないでしょう。




2017年5月17日水曜日

生姜を植えた

生姜のタネを買ってきてからチェックしたら、植時は5月上旬までとなっていた。
遅かったかな。


上旬が中旬になったからって、これくらいの差は芽が出ないとか育たないとかは無いだろう。今ここの地温は20~25度ある。
早過ぎて目が出ずに腐っちゃったことはあったが。

1袋/450gで638円。これで値下げ品。
正価は700~800円というところかな。
生姜って高いね。

高知県の太平洋側の地方や宮崎県が産地であるように、ごく限られた一年中暖かい場所を必要とするので、この辺だって限界かも知れない。

植え方は、1片を50gくらいに割って芽がでているところを上側にして植えるようにと書かれている。


こんな風に芽が出始めていたら、芽が下になたならないように寝かせて置く。

芽がまったく見えない塊もあって(あ、値下げの訳はこれ?)、それはどこで割ったらいいかわからないのでその大きな塊のまま、たぶんこの辺から出そうと思うとことを上にして植える。


結果6株分にして埋めることになった。

450gを6個にしたのだから、1個当たりが大きい。
種が大きいのだから大きな株になるかな?


生姜は「直射日光が苦手」と書かれたサイトもあれば、種に添えられた説明書には「日当たりのいい場所に植える」とある。
「乾燥させない」というのはあちこちにある。

土の中じゃないけれど、冷蔵庫に入れた生姜はちょっと忘れているとカビたり腐ったりしているか、はたまたミイラになっているか・・・

「取り扱い要注意」の神経質な品ナリ。

で私的な総合判断?では、土から上にある部分は工場なので日当たりが欲しいが、ショウガとなる根は乾燥させてはいけない、ということではないだろうか。

ということでこんな風でどうだろうか。




2017年5月15日月曜日

じゃがいも モザイク病か

ジャガイモの葉に茶褐色や黒っぽい斑点ができている。
あっちにも、こっちにも。

こんなふうに。

じゃがいも 疫病か

こんなふうに。

ジャガイモ 疫病か

どうも疫病(モザイク病)のようだ。

他所の畑にも同様のジャガイモはよく見るし、今までの経験でもほぼ毎年のようにある。
でもそれは大概収穫直前だったので、そのままにし見過ごした。

今回は収穫までまだ一月くらいありそうに思う。
実にも影響するらしい。

1株や2株じゃない。
傷のない株のほうが少ないくらいだ。

疫病だとすると、今更治らないと聞いている。
薬で止められるとする説も散見する。

手をこまねいていても仕方がないから、殺菌剤(ダコニール)を散布した。
しばらく続けてみよう。

疫病は、アブラムシか種にした芋が元々菌を持っていたかだという。

アブラムシは気が付かなかった。
種芋は殺菌してから植えた。

生育中に湿気が多すぎても出る、とも。
異常と思えるほどの雨は降らなかったように記憶する。

何だったのかなぁ。


収穫までどのくらいになりそうかと、ちょっと土をどけて芋の具合を見てみたけれど、まだ卵大。
でも今のところつるんとして白くきれいだった。

収穫は、持って来月の半ばくらいになりそうだ。
殺菌剤で進行が止まってくれるといいんだけど・・・。



2017年5月14日日曜日

トウモロコシの定植

昨日はほぼ一日中雨、一時はかなり強く降った。
そして今日は晴れで風も弱い。

植付けには抜群のタイミング。
4月16日に種を蒔いたトウモロコシを定植した。

1箇所基本2本植えで、22箇所。
予定通りなら44本できる筈。

トウモロコシ 定植

品種はスィートコーンの「おおもの」といって、「甘さもサイズもヘビー級」なんだって。
元肥は事前に牛糞、鶏糞、ヌカをしっかりほどこしてある。もちろん石灰も。

吸肥力が強いということは、つまり肥料を沢山必要とすること。
今年はこのところを今までとグンと変えてみた。

定植時の株間は30cm。
列間は70cmくらいという説明だけど、そんな畝幅は無いのでいつもやっているようにやはり30cmで植えた。

仲間同士で花粉を飛ばす、あるいは自家受粉するのだ。
方法は風媒。

そのためには最低2列はないとできないと言われる。
3列以上でやったことはないけど、2列あれば何とかなる。

何で2本植えかというと、危なくて、不安でとても1本にはできなかったから。
育苗中に強い風に吹かれて、根が持ち上がって切れてグラブラしているものがいっぱいあるのだ。

こんな状態になっていた。

トウモロコシ 風害

この白い細い部分は「根」だった。
風に持ち上げられてしまったみたいだ。

半数近くがこんな状態で、泣きたいようだ。
種を買い直して初めからやり直そうかと考えたけど、まだみんな生きて成長はしているので、ひとまず植えて様子をみようとなった。

新しい根が出てくるように、上まで土を掛けて深植えにし、しっかり押さえた。
もちろん植え穴にはオルトラン粒剤を混ぜ、土からの殺虫対策もしっかり。

これでしっかり成長してきたら1本に減らそう。
そうできることを願う。

植え付け終わったらネキリエースという、これまた殺鼠剤みたいな殺虫剤を下部の周りに撒いて幼苗が切り倒されないように予防。
せっかく根付いたと思ったら、ある日突然倒れている・・なんてことにはしたくない。

根切り予防薬

暑かった去年は7月前半には収穫になってしまったが、今年はどうかな。


2017年5月13日土曜日

カブの肌がでこぼこ 多分キスジノミハムシの害

抜いてみると、白くツルンとしている筈のカブの表面が凸凹している。

カブがでこぼこ キスジノミハムシ

ナメクジでは?と調べたけれど、それらしきページは出でこない。
いろいろ検索し、これだと思ったのは「キスジノミハムシ」。

実が大きくなってくる前に、葉に針の穴のような小さな穴がポチポチ空いていた
その時に犯人不特定のままマラソン乳剤とモスピランを散布したら、すぐに止まった。

それで安心していたが、抜いてみたらボコボコ。
葉だけじゃなく、土の中でも活動していたんだ。

株がまだ小さいときに食害するので、実が大きくなるに従って傷口も大きくなる。
地上部分だけに薬をかけてもだめで、土中の虫をやっつけなくてはいけなかったということのようだ。

キスジノミハムシは大根の葉などにもよく見かける1~2mmの小さい黒い虫。
捕まえようとすると、ぴょんと飛ぶ。

そうだ、大根を抜いたときにも似たような傷跡を見ることがある。
そうだったんだ。

このカブはこの次は秋口まで蒔けないので、今回は諦める。
そのときには上手くやろう。

幸い皮を剥けばその下は異常なし。
家庭で食べるには問題ない。

2017年5月12日金曜日

ソラマネがそろそろ収穫適期-試しどり

お豆の季節だねぇ。

キヌサヤ、スナップエンドウ、グリンピースそしてしんがりはソラマメ。
できるべきものはできたのか、莢が全体に垂れてきた。

収穫が近いソラマメ

こんな具合に。

サヤが垂れ下がったソラマメ

スジがはっきりとできている莢で、触ってみて硬めのを2本取ってみた。

完成していそうなソラマメ


サヤを割ってみると

そら豆の試しどり

おぉ、いいねぇ。
一寸というほど大きくはないけど、そろってできあがっている。

たった4粒だったけど、塩茹でで試食。
う~ん、ケッコウ、結構。

外見は完成しているように見えても、外から押してみるとまだフニャフニャしている莢が多いので、まだ本格的な収穫にはならない。

少しずつ食べ進むにはちょうどいいかな。
焼きソラマメがとても美味しいそうだ。
この次は試してみよう。


2017年5月11日木曜日

トマト定植のタイミング-花が付いた

植え付けのタイミングを待っていたトマトに花芽が付き、開花した。

こちらはホームセンターで買った大玉「ホーム桃たろう」が2本。

購入したトマト苗

大玉トマトの花芽


こちらは種から育てた中玉トマト2本で
これと

種から育てた中玉トマト 着花

これ。

育苗した中玉トマトに花芽

風のせいか茎があばれてくねくねと曲がってしまったが
もう開花している。

これら中玉は3月4日に蒔いて、保温して、発芽したのが11日。

中玉トマトの発芽

こんなか細い頼りない芽だった。
蒔いた種は全部出て、その内の2本を選抜し今日に至ったもの。

味的にはそれほどのものじゃない(好みに合わない)が、種から育苗したことに達成感があり愛おしい。

購入した大玉に花芽が付くのを待って、ようやく定植となった。
植え付けの前日に殺菌剤(ダコニール)と殺虫剤(プレオ)とで灌注処理をした。

トマトはうどん粉病が出やすいのと、去年はオオタバコガにやられて収穫ができなかった経験がある。

予定の畝に植えつけた。
今年はネットは止めて有り合わせで便利な鉄筋支柱に沿わせることにした。

これが桃たろうの方で、赤い←に花芽がある。

トマトの植え付け


花芽を手前にして植えるトマト

こちらが中玉。黄色い花が見える。

トマト 花芽の向きを揃える

花芽、花房はどれも同じ向きにし作業しやすい側に向けて植えてある。
それで花が付くのを待ったのだ。

トマトは第1花が付くと後の花房は全部同じ側に付く性質があるので、作業位置のしやすいように植えつけるのが一つのコツ。
知ってみると面白いもんだ。

上穴に粒剤の殺虫剤を入れて植えつけたら、支柱に固定する。
それから、せっかく付いた花芽だけど第1花は摘除、つまり取ってしまう。

勉強不足でその理由はここに披露するほどには解っていないが、キュウリもナスも同様にするそうだ。

ついでに中玉の方はボサボサとわき芽も伸びていたのでそれも取って、すっきりとなった。

トマト第1花 摘み取り

下を向いたようになっているけれど、そのうちちゃんと上に向いてくれる。

これで植え付け終了。
根が活着するまで水枯れに注意し、第2花が付いたらホルモン剤の付着になる。

ということで、はい4本整列。


今日は暑い一日だった。
午後2時にうちの温度計で27度、静岡(のどこか?)は30度だったとのこと。

予報でも気温が上がる、と出ていたので植え付け作業は夕方にした。
トマトは高温が大好きだけど、新居に移るときには気を配ってやらなきゃね。