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2022年4月10日日曜日

レタスのテント育ちとアンドン育ちの違い

12月に畑に定植し、1月になってからビニールテントで囲ったレタスとポリアンドンだけのレタスの生育の仕方を観察する目的で4株を育て、4月にその結果が出た。


品種は「ノーブルSP」(完全結球種)
結果は出たが、そこからはっきりとした何かが得られたとは残念ながら今は言えない。
テント囲いがある程度先を行くのではと読んでいたのだが、ほぼ同時の収穫となり、播種から5か月以上の日数を経ての栽培となった。

収穫時のレタスは、これがテント育ち↓


葉が暴れてしまって玉は小さ目。
もう1つは形はまともだったがやはり小さかった。

一方のアンドン育ちは↓


やはり小型(280g)だけれど2個とも形に問題はなかった。
この球を切ってみると


外から押してみたときに芯が固く感じたので、採り時をはずしたか?と思ったが切ってみたらこんなで、まだ早かったくらい。

どちらも2つずつなので、これだけでどっちがどうと言える実験結果ではなかったように思うが、あえてこの結果だけから言えばこの程度では大差なし、ということに。

欲目だろうか、2月頃の状態ではテントの方が葉の数が多くなってるように思えたが、その後の自然環境の下で差が縮まったのだろうか。

肥大するに連れてテント内で外葉が暴れたのは、何だったのか?
テントが窮屈で圧迫された末かな。

10月の半ばを過ぎるとキャベツは収穫は4月になるのが通常なので、この日数は特に長いわけじゃないかもしれない。
食べた結果は柔らかく、ほろ苦さと甘さのバランスが良く、文句なく美味しかった。
(あばれレタスは茎部分は苦みが強かった)

直径6センチの小さなビニールポット1個で苗を作り、そこでできた苗4本を全部育てて、大きさや形は十分ではなかったけれど、食べられるものが出来上がった。

種蒔きがあと1週間早ければ、結果もかなり違っていたのでは。
冬を跨いだレタスは病気や虫害の心配がなく味もいいのだが、温度管理が難しい。
それだけに面白い、なんてナマイキか。

2022年2月27日日曜日

真冬のレタス栽培 小さなテントで保温とアンドン囲いだけとの違い

蒔き時をちょっと逃した?結球レタスは 真冬に育つかどうかやってみた。
ノーブルSPという品種の結球レタス。





種を蒔いたのは秋蒔きができるギリギリの10月19日だった。
気温はもう15℃まであるかないか・・だったので種を蒔いたポリポットを小さなビニールハウスに入れて保温。
4日で発芽。いいねぇ。

今日で種を蒔いてから4か月と10日。
定植後ずっと肥料袋を使ったアンドンで囲って、まぁ風よけをしただけのはこんな状況。


実を言えばうっかりしていたのだ。
生育温度は最低でも地温で15℃は必要なのだから、アンドンが囲いをしたくらいで良い訳がないのに、季節風から守ってやればいいような気がしていた。

気づいて1月の半ばになってからスイカ栽培用の小さなビニールテントを張って保温した。
それがこれ。


アンドンだけで育っているのと比べると葉の数が随分違う、この写真ではよくわからないが大きさも違う。

テントで保温をしたレタスは、この後の事故が無ければ3月中には食べられそうだ。
そうなれば久々のレタス成功・・なんだけど。

レタスは定植後活着すれば寒さには強いから、時間をかければ収穫できるという経験はしている。だけど時間がかかると硬く締まったレタスになり、あまり美味しくないのだ。

もう1月早くテントに入れてやったらもっとすくすくと育っただろうに。
アンドンだけとの差は確認できたものの、生育時間がかかりすぎだ。

「育てやすい」なんて書いてあるけど結球レタスって結構難しい。
家庭菜園ではレタスといえば普通は非結球のレタスのこと。我家では非結球品は味的に嫌われるのでほとんど作らない。

保温しての発芽もうまくいったので気をよくして、続いて冬の間にもう1回栽培してみたいなと邪心が起き出したけど、植える場所があるか、生野菜として食べることが多いレタスを消費できるかよく考えてからにしよう。




2022年1月19日水曜日

真冬の結球レタス  テント栽培実験

西瓜栽培用のテントで保温

12/1の定植時はまだそれほど寒くはなかったので、防風目的のアンドンで保温もできるような気がしていた。


それが暮れあたりからは雪が降り、ほぼ毎朝のように氷が張るほどの冷え込みで、ちょっと見は元気に生きてはいるもののかなりきついのではと気づき、危機感。

株にして4つ。それもキャベツの株間に。
どうやって守ろうか。

一つずつ個々に覆いをするしかないが、それにはテントかキャップだ。
ホットキャップというのがしっかりしていて保温効果もありそうに思ったが、ちょっと高価。
手持ちの資材で似たような機能のものを探すとこれがあった。


ペラペラのビニールで、ちょっと変形の小学生の防災頭巾のような形の袋状で、上部に通気用の小さい穴がある。これまた華奢な支柱(被覆した細いハリガネ)がセットになってるのだが、風速10メートルの季節風に耐えられるだろうか?

物置の中を見回し、プランター菜園用?の太目で小型のU型支柱を見つけ、セットしてみたらうまく治まり、ビニールの裾を周りの土で押さえて出来上がり。これならしっかりしている。

10月半ば過ぎに種を蒔いて12月1日に定植しておよそ1月半の結球レタス。
施工作業をしながらの思い付きで、現状の4株を2株は上のように保温対策をして、残る2株はそのままアンドンだけで栽培を続けてみよう。

その結果どんな成長の違いが出るのか(出ないのか?)を見極められれば、次から大いに参考になりそうだ。

気温20℃での発芽

順序が逆になったけれど発芽についても実験で、常に20℃を保っている屋内で発芽させた。

暖地の域内といえども、10月半ば過ぎに外で何の覆いもせずに発芽させるのは無理。手製のミニハウスも夜は気温が下がるので却ってよくない。
そこで、定温の屋内で管理した結果4日で発芽した。

その後の育苗は戸外で手製のミニハウスの中。
ポットの底を地面から離し、晴れた日中はお日様に当て夜は物置の中の生活で凡そ40日。
ひょろひょろと徒長するのが怖かったので、本葉が2~3枚になった頃早めに畑に定植。

アンドンで風をよけてやり自分の根でしっかりと立ち上がったのでそれで安心し、寒さ対策をすっかり忘れていた。

ぼぉーっと見てるんじゃないよ!
ってことで今回はここまで。

この先は、明らかに成長がみられるようになったら投稿する予定。





2020年9月28日月曜日

レタスの種を水に浸したら、すぐに発芽

レタスの種も一度浸漬してからの方が発芽しやすいとは聞いていたが、それをしなくても大体4~5日で発芽はしていた。
どうした風の吹き回しだったか、今回はそれをやってみた。

水漬けは1晩だけだからと少な目の水に種をいれ・・浸けたことをコロッと忘れて浸水から3日目に気づいた時には、あらら、完全に発芽しちゃってる。


レタスのスプラウトだなんて喜んでいる場合じゃない。種の状態でさえ蒔きにくいのが、芽も根も出てしまっているのをどうやってポットに移したらいいか?

土の中に根だけを埋めて立てるようにはするのは無理。
幸いレタスは好光性、、、いやそれは発芽条件であって既に発芽し苗になっているものは?

始めから土に蒔いて発芽していれば、やはり根の上には極薄く土で覆われているはず。それじゃ芽根の出た種をポットの土の上に1本ずつそっと移し、ほんの少しだけ砂を掛けておこう。生まれたばかりの赤ちゃんにガーゼのケットを掛けるように。

土の上に移した直後がこれ。↓


翌日↓


双葉の色が濃くなって、生きているのがわかる。

そして移殖?して2日後には全員ピッと立ち上がった↓


お~っ、正解♪
結果的にちょっと感動的な実験をしたことになったが、この先徒長を避けるための処置に大失敗にをし、あっという間に全部枯らしてしまった。

この顛末はまたいずれ。


2018年9月23日日曜日

レタス苗は徒長でヒョロヒョロ

また、またひどい徒長苗だ。
レタスは芽を出したけど、これじゃとても健全な苗にはならないだろう。


蒔き直しだ。

どうしてこうも徒長してしまうのか。

日陰で育てるとモヤシになるのは常識だけど、発芽するまでは日陰でいい筈。
レタス種は好光性なので光を感じるくらいがいいのだが、発芽はしているからこれは問題ないが、発芽が揃うのを待っている間に先に出た芽はぐんぐん伸びてしまう。

栄養過多でも徒長するらしいが、これに関しては種を蒔いてからまだ1度も肥料はやっていない。

水過多でも伸びる。
思い当たるとすれば、これだろうか?
水枯れで枯れることが無いようにと注意はしていたのだが、連日の雨もあったので多すぎたのか。

発芽率も良くはないので、やり直してみよう。
発芽時の様子はこちら

2018年9月15日土曜日

レタスは2日で発芽

「水に浸けて、冷蔵庫へ」が効いたのか、温度が適当だったのか2日目に芽を出した。


今までは殆どが3日目、時によっては5~6日も掛かることもあった。
これでスッスッと育てばいいのだけれど、レタスは途中で枯れてしまうこともよくあるので、先の期待はできない。

蒔いた種が全部発芽したのも1ポットだけで、あとの3つは1~2本だけ。
その後の様子はこちら

直接外に蒔いたのじゃないから影響はないけれど、ほとんど連日の雨。
雨量はそう多くはないものの、日照不足でナスもキュウリも成長しない。

地面を這っている残り物のメロン、スイカが腐ってきた。

2018年9月13日木曜日

レタスの種を蒔く


レタスの種って小さいので、ポット1つに種を3粒蒔くことって細やかな神経が見当たらない私にはとても難しい。

ダイコンの種と比較してみるとよくわかる。
左がレタス、ニンジンの種とよく似ている。同じキク科なんだ。
右の赤っぽいのは比較対象でダイコンの種。


播種の手順としてはいきなり土に埋めるのでなく、先ず水に1日浸ける。
ホウレンソウと同様に発芽し難い種なので、この措置は外側の発芽抑制物質を除去するためと思われる。


その後は布か紙で余分な水気をふき取って


ポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。
今はまだ気温が高いのでこうして種を冷やしてから蒔くと芽が出やすいのだと。

レタスは発芽(生育も)適温範囲が狭いのでのんびりと涼しくなるのを待っていたら、チャンスを逃してしまうので、種屋さんに教えられてやってみた。

温度が適温まで下がる前に蒔きたいときには、種を冷やす・・これは私にとって初めてのやり方。
春早くに蒔く種は、お風呂に入れたり腹巻の中に入れたり、蒔いたポットやトレーを暖房したり・・と温めて発芽を促進させることをする。

こういうことで首尾よくできれば、少々面倒だけど面白いものだ。

さて3日目にしてようやく種蒔き。
レタスの種は小さいだけじゃなくとても軽いことも有って、蒔きずらいのだ。

ポリポットに播種用の土を入れてたっぷりと水を含ませて、土全体に浸み渡ったら表面に種を置く。
指先で1つずつはつまみずらいので、ピンセットをつかうといいが、これも先を土に付けると濡れてしまって種が離れなくなるので、必ず土の上に「落す」ようにする。

落し終わったら新しい播種用土でごくう薄く覆う。
この時は指先で土を摘まんで振り掛けるようにするのがいい。

レタスの種は発芽に光が欲しいので、厚い土で覆うと芽が出ない。
「種が見え隠れする程度」がいい、という。

掛け終わったらいつものように軽く上から押さえておく。
土と密着させるというのも発芽の大事な要件だ。

でも湿気は必要なので、蒔いたポットはトレーのようなものに受けて新聞紙で覆い、発芽まで乾燥しないように管理する。


毎日様子を見て、土が乾いたら新聞紙の上からジョウロで水をかけるか、または下から水を吸わせる。

これで4日前後で芽が出てくる筈。
そうしたら新聞紙は取って、明るいところで育苗開始。

植えつけられるようになるまで結構時間がかかるのだけど、今回はどうかな。

2018年6月4日月曜日

巻かない?レタス 施肥量を変えてみた その2

変だと思ってからほぼ2週間。
結果の姿がこれ。

巻かないレタス

これは何じゃ?の姿なり。
何とか巻こうとしたけど、どうにも・・という感じだ。

播種から50日経っても巻いてくる様子が無く、こりゃダメかと思いつつ2週間待ってやっぱりダメ。
大体2ヶ月くらいで出来上がっているものなのに。

頑張ってここまで巻きました、が右端の1つだけ。

レタス 巻かない 巨大な葉

その隣の葉を見ると、ずいぶん大きい。
こんなのが殆どだ。

これはチッソ過多だろうねぇ。
基準量と思われる量の3倍を施してみたのだ。

レタスやキャベツの葉が巻いてくるのはそれが持つホルモンが関係するという。
チッソは多すぎたらホルモンの作用を邪魔するだろうか?

一般的に生り物(果菜類)は葉や茎を必要以上に育ててしまうと、花が咲かない、実が着かないということになる。

レタスは葉ものだから肥料(特にチッソ系)は多めでいいのでは、と単純に思うけどこのお化けのような姿を見ると、葉が成長しすぎるとホルモンに影響してくるのかな?
う~ん、やや専門的になってきたね。

前に考えた温度過多(気温が高すぎた)はどうだろう?
気温(地温)と植物の生育とは密接な関係だから、これは有りそうだ。

また、また後手ながら調べた。
「生育適正温度」は20℃前後だと。

「25℃以上では玉肥大が抑制され、30℃以上では生育が阻害され正常な結球ができません・・」とあった。
詳細はこのサイトで

路地栽培なので30℃にまではなっていなかった筈だけど、生育に適する気温ではなかったようだ。

結論。
チッソ肥料が多かったことで葉は大きく育ったが、正常に生育できる気温範囲から外れてしまい、結球ができなかったいうことになりそうだ。

もう少し早い時期にこの方法で栽培していたら、きっと巨大レタスができていたのだろう。

上手く育てば、短期間で虫害も極少ないレタスはとてもいいと思っていたけど、最近は思うようには育っていない。

たまたま最初の2回が上手くできたからって、ちょっと高をくくって見くびったかな。
まだまだ勉強も経験も大いに不足。

さて、ここまで育てたレタスは捨てられない。
さらだ菜やサニーレタスだと思えば食べられそうだ。
外の大きな葉は炒めるなど加熱して、内部は比較的柔らかそうなのでそのまま生で・・

美味しく食べられました(^^




2018年5月22日火曜日

キャベツ苗が成長しない レタスが巻かない

ほぼ一月前に蒔いたキャベツが未だこんな姿。

発芽1月後も成長しないキャベツ苗

ポットは径9センチの小さなポット。
その中に発芽苗が2本。芽が出たのは種を蒔いて5日後の4月24日。

ここまでは順調だったので何も疑わずにいたが、この時期に本葉が展開したものの一向に大きくならずに、下葉が変色した。

本来必要のない筈の液肥を何度もやってみたが変わらず。
土に間違いがあったのか?
いままで同じ土で他のものがちゃんと育っていたのだから、そんなはずは無い。

わからないままにもう一つ気になっているのは、レタス。

やはり途中まで順調で、ようやく1個が巻き始めて同じ畝の他のを見ると葉の形が変なのもある。?これは巻かないのでは・・

レタスは播種から54日。
巻き始めた1つは今こうなっている  ↓

巻き始めたレタス

これは結球レタスか?という恰好のがこれ ↓
およそ2ヶ月も経ってこれはないねぇ。

巻かないと思えるレタス

葉の形が細長くレタス特有のフリルがほとんど無くノッペラボウ。
以前にも巻かなかったレタスはたしかこんな葉の形をしていた。

明らかにダメそうなのはこれだけだけど、他にも怪しいのがいくつか見える。
下の写真の右側はとっても怪しい。
左は巻いてきているけどこの小ささは異常。


10株全体ではこんな様子


結球しそうなのは2株だけで、あとはどれもアヤシイ~。
芯の葉が2~3枚立ってきているのもあるから、もしかしたら・・


キャベツにしてもレタスにしてもこの地で夏に栽培できるものじゃないことは前提なので、春作の最後と思って植えたり蒔いたりしたものだ。

だけど、一体何度でできるんだっかかな?と、何度も作っているのに今更再確認してみた。

種の袋で
キャベツは

レタスは


どちらの説明でも発芽温度の範疇には入っていて、発芽には問題なかった。
スムーズに発芽したので、生育温度にまで気がまわらなかった。

でこうなってみて、生育温度はどうかと見てもどちらにもその記述は見当たらないので、いつも愛用のタネ屋さんのサイトでチェック。

キャベツの生育適温は15~20℃、結球適温は13~20℃。
レタスの生育適温は20℃前後とあるではないか。

あ、こりゃダメだ。
あわてて畑の温度を測ってみると、気温28度、地温30℃。

適温が20℃が多少の違いなら結果できるかも知れないけど、こんなにも高温じゃとても無理。

特にキャベツはこの大きさでは諦めるしかないか。

レタスは・・
結球しかかっているのもあるのだから、もしかしたらと。

寒冷紗の手持ちがある。
黒い寒冷紗の遮光率51%って温度がどのくらい違うものなのかな。

51%も遮光したらかなり中の温度も下がるのではと、とにかくやってみることにした。
サイズが合わなかったけど、なんとか日除けにはなりそうだ。


寒冷紗をこんなふうに本来の使い方で使ったのは初めてだ。
さぁ、効果の程はどうか。
結果が出たら忘れずに更新しておこう。

3月、4月はまだ種蒔きはできるけど、芽がでてからは気温はぐんぐん上昇する季節になるんだ。特に今年は桜が2週間も早かったことに注意を払わなきゃいけなかった。

そして種屋さんにも注文したい。
いえ、種を注文するんじゃなく、いくら安価で売っているからと言っても必要な情報は袋にきちんと入れておいて欲しい。

八つ当たりじゃなく、袋を大きくしてでももう少し詳しい情報はほしい。
ネットで調べられることも多いけど、品種特有の情報はなかなか手に入らない。


このレタスがどうなったか・・その結果の記事はこちら

2017年10月23日月曜日

防風目的のネットはしっかりと張ろう

台風31号は遠州灘を陸地に沿って舐めるように進み、そのためこの地方は22日夕方から23日夕方にかけて暴風警報発令。

この暴風による畑の被害は大きく、雨が上がった後もほぼ一日唸るように吹き荒れた。
人や家がなくなるような被害ではなかったことが不幸中の幸いだった。

夜が明けて外に出ると、ネットの中は大荒れ。


アーチ状の市中が倒れてトンネルがぺしゃんこ。
中の小さな苗はそのネットに揉まれて、葉が千切れたり擦り傷だらけ。

矢印の辺にあったレタスの苗がない。
左上の苗よりだいぶ大きかったのに。

そう、レタスは風にとっても弱いんだった。
1株1株に防風用の要塞を作ってやらなくてはならなかったのだ。

右上のネットも同様に支柱は倒れてネットは地面にべたっと付いている。
こちらは大根の苗。


かろうじてふんばっていたが、葉は千切れて全体が小さくなってしまった。

風除けになるかと張っておいた防虫ネットは、支柱が倒されてネットが野菜を撫で回してしまい、却って良くなかったみたいだ。

実は台風情報が入る直前に、もう防虫目的でのネットはそろそろ不要かと取り外したばかり。
そこに猛烈な台風が直撃しそうだというので、あわててまた設置。

「飛ばされない」ことを中心に考えて、ネットの裾は頑丈に止めた。
が、トンネルの柱が倒れることは想像しなかった。

北からの強風でみな同じ方向に将棋倒し。
でも風は止まないから、上に被さったネットが苗を土にズリズリと擦りつけた。

ネットを張ったことが悪かったのじゃない。
頑丈なトンネル工事が軟弱だった、ということだ。

いい加減な工事で二次災害が起き、被害を広げちゃったのだろうな。
まずかった。
いつも支柱のぐらつきは気になってはいたが、被害が出なかったのでいいことにしてしまった。

本当の土木工事なら柱の基礎はコンクリートで固めるが、これはどう固定すべきか。



ネット防風は仕様がなかったナスやサトイモもボロボロ。
サトイモはまるでモンステラのよう。


自然災害による損失というのは、悔しいねぇ。
他にも、ねぎは葉が折れたり切れたり。


ピーマンにトウガラシは、倒れないよう手は打ったけど、実がぽろぽろと落下。



まだもう少し頑張れたナスも、こう痛められたら終りかな。


まだ近隣の畑は見ていないけど、他の人はどう対処しただろうか。

2017年7月4日火曜日

この暑さはレタスには厳しい

グレートレークという品種の結球レタス。
4月下旬に蒔いてからおよそ60日超。

この数日で巻き始めた。
巻くべきものは。

巻き始めたレタス

が、全くその気がないものも半数くらいある。

巻く気配のないレタス

こうなっているのは、今更巻きはしない。
このまま食べて食べられないこともないが、まずい。

このところ日の出から日没までずっと30℃以上なので、低温を好むレタスには相当きついのだろう。
これはオーバーだけど、実際は10時頃から4時ごろまでは30度を下回らない。

プロなら遮光ネットを使うのかな。
防虫ネット(写真に写っている)じゃ、その役には立たない。

今まで虫害についてはかなり気をつけてきたけど、これからは野菜にとっての快適温度ということにももっと気をつけねば。

無理やり育ててもいいものはできないと、遅ればせながら思い始めた。

2017年6月10日土曜日

レタスに集るコガネムシ どこから来たか

防虫ネットの内側に1匹張り付いて、「出たいよ~」と言っていたので出してやった。
その時にネットを上げてよく見ると、お仲間が2匹、3匹・・


ふ~ん、レタスってコガネムシの好物なんだ。
今まで虫害の経験が無かったけど、それはたまたまだったのかな。

植付から今までずっとこんな風にネットの中で育てたから安心していた。


コガネムシ(カナブンかも知れないけど)どこから来たの?

ブ~ンと飛んできて入ったのじゃないね、多分。
植え付け前から土の中に居たんだ、きっと。

「レタス コガネムシ」で検索すればいっぱい上がってくる。
そのほとんどは幼虫による地際の切断。

うちの場合も1株だけ幼苗が地際で切られた。
成虫がこんなに見つかるのに、その1株だけで済んだのは不思議。

それにしてもわが家の近くにはコガネムシが住むといわれるスギ、ヒノキは無いので元々土に居ついていたとは思い難い。
堆肥では?

牛糞を作付けが変わる度に入れていたから、これが原因じゃないかな。
バークならどうだろう?

コガネムシのみならずカブトムシも大発生なんてことに・・・

牛糞堆肥が原因の虫害だとしたら、植付時の殺虫剤を考え直さなくてはいけないか。

2017年3月16日木曜日

レタスの芽が消失して、蒔き直し

発芽後の気温を上げ過ぎた(21度)のか、保温したり外気に遭わせたりがよくなかったのか、せっかく顔を出したレタスの芽は悲しいことになってしまった。

芽が消失したポットに重ねて蒔いてみたけど、すっと出ない。
これも温度が合わなかったかな。

仕方がない、初めからやり直しだ。
前回から20日経って、気温も少しずつ上がってきているから、今度は一貫して外でやろう。

ポット数も1つ増やして、種も多めに蒔いた。
使い切れそうにないし、発芽率も不安だし。


切った爪のような形の白く長いのがレタスの種。
この上に種蒔き用土を薄く掛けて、軽く押さえたら乾燥防止に新聞紙1枚を被せて止めたら種蒔き終了。


レタスは発芽に光が欲しいから新聞紙の覆いはまずい?
でも新聞紙1枚なら光は通るし、毎日風がピューピューなので保湿のためにはあった方がいいだろう。

ペラペラで頼りない食感のレタスだけど、ビタミンKが豊富で骨量確保のための大事な栄養素なんだって。
新鮮なレタスは美味しい。

今度はちゃんと育って欲しい。


ソラマメは去年よりも、ご近所の畑よりもだいぶ遅れているけれど
やっとちらほらと花が見えてきた。


蕾もぎっしり付いている。


蕾の上の頂芽の辺りに、ときどきアブラムシが集っている。
指先でピッピッと弾き飛ばせば下に落ちて、それがまた上に上がってくることはないみたいだ。

こまめに気をつけていれば、薬を使わなくても良さそうだ。
日々の見回り励行だね。

2017年3月7日火曜日

レタスの発芽 保温なしで7日目

早くから蒔けるので楽しみにしていたレタスの発芽。
2月24日に蒔いた種が7日目に発芽。保温なし。

本当に寒さには強いんだねぇ。
褒めてあげたいくらい。

でもやはりちょっと早かったみたいで、去年は(3月5日の播種)発芽まで5日だったのが今回は7日かかった。

顔は出したもののその後すくんでしまって、なかなか緑色の双葉にならない。
白い糸のような芽のうちは、肉眼では見えても私のカメラには上手く収まってくれない。

技術を棚に上げてカメラのせいにしてる。
ようやくカメラに収まるようになったのが昨日。


地温が低かったせいなのか種の力が落ちてきたのか、発芽率もいま一つ。
有効期限は去年の6月の種だけど、これくらいのはみ出しなら大丈夫として蒔いた。

でもそれならもっと数を多く蒔けばよかった。
間引く手間を減らそうと少な目にしたけど、まずかった?

まぁ1ポットに1本育てばいいのだから。
この辺がイイカゲンなんだな、私は。

順調に育てば5月上旬には収穫になる。
その頃には紫タマネギもできている筈。

今月中に赤いラディッシュも蒔いておきたい。
成長が早い春は忙しいけど結果が早くていい。



・・・

2017年2月24日金曜日

レタスの種蒔き

レタスの種蒔き、まだちょっと早いかなと思っていたけどヒゲおやじ氏はもう蒔いたというので、私も蒔いてみた。

去年は3月6日に蒔いてスッと出てびっくりした記憶がある。
四国松山とここは似たような気候、むしろこっちの方がいくらか気温が高めのようにも思う。

そんな根拠で播種開始。

今は端境期で、畑には大きくならないホウレンソウしかない。
はやく何か育ってくれなくちゃ、しょっちゅうスーパーに通わなくてはならない。

そんなこと言っても時期が来なくちゃできないけどね。

ま、とにかく植える場所をきめて今回の数をきめてポットに蒔いた。
ついでなのでイタリアンパセリなんてのも蒔いてみた。

まず、種まき用の土だけど。
その専用の土だけだと水をはじいてしまい、なかなか浸透しないので砂を混ぜてみた。

種蒔き用土と砂の割合は4:1くらいかな。
根拠はなく勘だけ。

これがピュアの用土


砂を混ぜてこんな感じ


ポットのに入れて水をかける。うん、スーっと滲みていった。
全体が湿って落ち着いたら種をぱらぱらと蒔く。


切ったツメのような形のが種。
ごく細かいのでこうしてぱらぱらと蒔くしかない。

ぎっしりと発芽すると間引きが大変なので、気をつけてなるべく少なく。
これでも多分多過ぎだと思う。

こうして蒔いた上に残った播種用土を指でつまんで、種がやっと見えなくなるくらいに薄く掛ける。厚掛けすると発芽しないかもしれないからね。

そして指の腹で表面を押さえて種と土とを密着させる。

これで種蒔きは終了。
同じようにイタリアンパセリも3ポットに蒔いて、1ケースにまとめて


乾燥しないように新聞紙を掛けて、発芽を待つ。


去年は5日で出たけれど、今年は果て、さて・・・