2017年10月23日月曜日

防風目的のネットはしっかりと張ろう

台風31号は遠州灘を陸地に沿って舐めるように進み、そのためこの地方は22日夕方から23日夕方にかけて暴風警報発令。

この暴風による畑の被害は大きく、雨が上がった後もほぼ一日唸るように吹き荒れた。
人や家がなくなるような被害ではなかったことが不幸中の幸いだった。

夜が明けて外に出ると、ネットの中は大荒れ。


アーチ状の市中が倒れてトンネルがぺしゃんこ。
中の小さな苗はそのネットに揉まれて、葉が千切れたり擦り傷だらけ。

矢印の辺にあったレタスの苗がない。
左上の苗よりだいぶ大きかったのに。

そう、レタスは風にとっても弱いんだった。
1株1株に防風用の要塞を作ってやらなくてはならなかったのだ。

右上のネットも同様に支柱は倒れてネットは地面にべたっと付いている。
こちらは大根の苗。


かろうじてふんばっていたが、葉は千切れて全体が小さくなってしまった。

風除けになるかと張っておいた防虫ネットは、支柱が倒されてネットが野菜を撫で回してしまい、却って良くなかったみたいだ。

実は台風情報が入る直前に、もう防虫目的でのネットはそろそろ不要かと取り外したばかり。
そこに猛烈な台風が直撃しそうだというので、あわててまた設置。

「飛ばされない」ことを中心に考えて、ネットの裾は頑丈に止めた。
が、トンネルの柱が倒れることは想像しなかった。

北からの強風でみな同じ方向に将棋倒し。
でも風は止まないから、上に被さったネットが苗を土にズリズリと擦りつけた。

ネットを張ったことが悪かったのじゃない。
頑丈なトンネル工事が軟弱だった、ということだ。

いい加減な工事で二次災害が起き、被害を広げちゃったのだろうな。
まずかった。
いつも支柱のぐらつきは気になってはいたが、被害が出なかったのでいいことにしてしまった。

本当の土木工事なら柱の基礎はコンクリートで固めるが、これはどう固定すべきか。



ネット防風は仕様がなかったナスやサトイモもボロボロ。
サトイモはまるでモンステラのよう。


自然災害による損失というのは、悔しいねぇ。
他にも、ねぎは葉が折れたり切れたり。


ピーマンにトウガラシは、倒れないよう手は打ったけど、実がぽろぽろと落下。



まだもう少し頑張れたナスも、こう痛められたら終りかな。


まだ近隣の畑は見ていないけど、他の人はどう対処しただろうか。

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