秋に蒔いたニンジンは春になるとトウが立つので、収穫はそれまでに済ませないと使えない。
じゃぁ春に蒔いて夏に収穫期を迎えたものは、いつまでそのまま畑に置いておけるか?
トウ立ちはするのだろうか?
必要が生じるまで、じっと放っておいてみた。
播種から158日だった。
五寸ニンジンなので、採り時から1月~1月半経過。
掘り上げた時はこんな姿。
どれも肩のところが大きく傷になっていたが、根は太って長さもあり大きさという点ではいい感じ。
葉は枯れ始めて、いかにもという風に硬くなっている。
葉を外し、土を洗い流して良く見る。
肩の傷は、ドロドロした状態ではなかったので害虫にやられたようだ。
2ミリくらいの白っぽい虫が1匹いた。
この写真ではよくわからないが、表面には黄色っぽい横スジ(側根というらしい)がくっきりと現れ、ニンジンが木の根のように見えていた。
包丁を入れる前から「硬そう!」。
虫食いの肩の部分を切り落し中の状態を見たが、スは入っていない。
輪切りにしたときも、皮を剥いた時のも当たり前に柔らかではなかった。
キンピラで食べてみた。
食べられない硬さではなく、それなりに美味しく食べられた。
これ以上置いたらどうなるかは解らないけれど、春に蒔いたニンジンは出来あがってからも長期に畑で保存?できることがわかった。
いつかトウ立ちはするのだろうけれど、春に比べればゆっくりと利用できるようだ。
但し、虫対策は必要。
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