ソラマメが美味しく食べられる時期が終った。
見た目がこんなふうになったら、収穫適期は過ぎた。
莢の背中のスジが黒くくっきりと出て、皮の表面にはアバタもできる。
この莢を割って中の豆を取り出すと、そこにも黒い筋ができている。
これがお歯黒(はぐろ)と言われるもの。
こうなっても食べられないわけじゃなく、ホクホクとしていて美味しいと感じる人もいる。だけど甘味がぐっと落ちるのは確実。
硬くなっているので茹で時間も長くなるから、そのところでも時期外れを感じることができる。
わが家ではフレッシュな豆を味わうのはここまで。
できればこの直前で限界としたいところだが、莢から豆を出してみないと確実にはわからないので、最後はこれになる。
まだ木が枯れてはいないし、小さめの莢がたくさん生っている。
充実した莢を数本残しておき、来年の種にすべきを失念。しょうがないから今残っている中から比較的大きいものを使うことになる。
今年収穫したものは去年できた豆から採った種だった。
収穫時期としてはほぼちょうどいい時だったと思うが、生育全体としてはどうだったか。
草丈が100センチに達しなかったこと、莢が大きく膨らんで収穫できたのは下のほうの一部だけだったことに不満が残る。
草勢が増せば却って豆莢が貧弱になったかもしれないが。
上部の莢が膨らまなかったのは、途中の管理で摘花、摘果をしなかったのが原因だったかも知れない。
地際からいくつも出る枝の整理は丹念にしたのだが。
その整枝のおかげかアブラムシが極少なかった。
成長点の辺りに見つけてすぐには叩き落し、その後2度殺虫剤(サンヨール)を散布しただけで大きな被害になる前に終了となった。
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