あまり多くの莢はできなかったものの、熟しだすと一斉なので食べるのが間に合わず、美味しい瞬間はあっという間に通り過ぎて、ぱさついた味になる。
このままじゃしょうがないので乾燥させることにした。
乾燥させて、来年のタネに。
種でもこんなにはいらない。
長野県の伊那地方に「お多福豆」という、惣菜なのかお菓子なのか、いや今時ならスィーツでしょうという豆の加工品がある。
これはたしかそら豆が原料だった。
これ作ってみよう。
こんな風に莢が黒くなるまで木に生らせたままに。
ここまでになったら取り入れ、更に日にあててカラカラになるまで干す。
幸い好天続きだったので、3日くらいでカラカラの真っ黒になった。
そこで種用と豆で食べるものとを選別し、乾燥豆は殻から取り出す。
種になる方は良質にしたいので、なるべく大きな種になるよう1つの莢の中に1個か2個入っているものを主に選んだ。
完全に乾いたらあとは湿気ないよう風通しのいい場所で保存すればいい。
お多福豆風の煮物は暇になったら、じっくりと戻してゆっくり煮ることにしよう。
ところでここまでの乾燥の仕方なんだけど、この方法で良かったかどうか?
乾くことは乾いたけれど、これで種として大丈夫かどうか自信はない。
ググッてみても信頼して良さそうな情報に巡り会えず、結局テキトーになってしまった。
サヤのまま乾燥させたのだから、死んでしまってはいないと思うけど。
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