株間をごく狭くして植えたら、言われているように大きな芋は少なく全体に小さかった。
「男爵」はまだ枯れてこないので、今回は「はるか」だけを収穫。
掘り始める前の姿はこんな感じ。
とても汚い感じだけど、ジャガイモって芋ができあがるとこんな姿になるのが普通。
上が青々して立派な時はまだ生産中なので収穫はできず、こうなってようやくOKのサイン。
葉が青い時に掘っても芋の形はできているんだよ。
でもデンプンの蓄積が十分ではないから、美味しくないのだ。
ささやかなウンチクはここまでで、作男(笑)にスコップを入れてもらって私が拾うという流れ作業で収穫したのがこちら。
左端がよくできた大きい芋で、右に順に小さくなって右端はムシクイになった芋。
これ全体で22キロ超。
種の目方を記録し忘れたので正確には計算できないけど、写真やらブログの記録から推して目方ではいつもと同じく10倍になっていた。
立派な大きさがごく少なく小ぶりが多い。
タネ芋が余ってしまい、無理やりギュウギュウ詰めで植えたのが原因のようだ。
1種類だけだけど収穫をしてみて、目だったのは虫害。
全体の1/5に被害が出た。
土の中からは灰色の2cmほどのイモムシ(ヨトウかな?)とこんなサナギが幾つか出た。
珍しい虫じゃなく、時々お目にかかってはいる。
今回の被害が大きいので、調べると「ジャガイモガ」のようだ。
ナス科の植物だけを食害するそうだ、特定の科だけにというのは珍しいように思う。
他にはナスにトマトが危ない。
このサナギが穴を開けたわけじゃなく、ジャガイモガの幼虫が食害したのだ。
ついでに見た幼虫の写真、あ、これも居た。
食害されると地上の葉にも変化が出るらしいが、モザイク病のような症状に目を奪われて気づかなかったが、今度から気をつけてみよう。
それがわかれば、その株を早めに抜いてしまうことで被害の拡散を防げる。
ジャガイモガ・・この名はいままで聞いた(見た)記憶がない。
被害にあう前に防除する方法はないか。また課題ができた。
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