3月も15日まで季節は進んで、ぼつぼつ直蒔きもできそうです。
手持ちの種ではコマツナ、チンゲンサイ、ラディッシュが播種適期になっています。
では、この3種を蒔くとします。
場所は---
あれー、無い。
あーでもない、これでもうまくいかないと作付け計画をグダグダ決めかねていて、結局用意してなかった。
ホウレンソウやダイコン用に準備の畝はできているけど、それらを蒔くのはまだちょっと早そうだ。
早いと解っているものを蒔いて失敗するより時期が合っているものを蒔くべきだよね、と一人合点し
急遽予定変更でホウレンソウやダイコン用の畝にコマツナ、チンゲンサイを蒔くことに。
こういうのを「現場合わせ」といいます。自慢すべきことじゃないけど私の得意ワザです。
これらはどれも難しいことはなく、既に元肥や石灰を敷きこんである畝に1cm程の深さの溝を作りそこにパラパラと小さな種を落とし、掘った土を戻し上から軽く押えて終い。
パラパラと蒔く種の量は「出来るだけ薄く」です。
沢山蒔くと後で間引くのが大変です。
間引いた菜も食べられるので、一食になるくらいの間引きができればそれもテではあるのですが、これらの葉物は一度に沢山収穫しても困るので、少しずつ何回かに分けて蒔きます。そうすると1回の間引き菜の量は知れたもの。味噌汁の実にはなってもおひたしや和え物は無理ですね。
今回の私の場合は、コマツナもチンゲンサイも1.5メートル程。
どっちも青菜なのでたぶんこんな量でいいのでは。
収穫予定は4月中~下旬頃かな。
うまく発芽したら4月中に2回目を蒔く予定です。
ところでこの種は去年の秋に百円ショップで購入したものです。
2袋で108円。
イタリア産で内容量10mg。
モノによっては量が少ない場合もありますが、そのほうが嬉しいんです。
1年、2年じゃ使い切れなくて捨てることになることを思うと、安いのは嬉しいです。
品質に差は感じられないし、野菜の種ってどっちみち輸入品ですからね。
ただ説明が荒っぽいので慣れていないものは要注意なのと、新品種は売られていないのが欠点です。
作業ついでに、今育苗中のキャベツやブロッコリー用の畝に石灰を入れました。
先日芽を出したキャベツが畑にデビュー出来るのは3~4週間後でしょう。
だからまだ急ぐことはないのですが、石灰は早くても問題ないようです。
土のペーハーをアルカリに傾けるのが目的ですが、一旦PHを上げてしまえばその後ある程度はそのままの状態を保てるようなのです。
それと石灰にはいろんな種類があって、それによっては水を含むと(土に混ざると)発熱するものがあり、種まきや植え付けの直前だと害が出てしまうのです。
発熱するのはたぶん生石灰で、普通素人が家庭菜園で使うのは苦土石灰が一般的のようですからあまり神経質になるには及びませんが、直前ではちょっと不安になります(論拠はありません)。
今回私が使ったのはカキガラ石灰です。
カキガラ石灰は自然農法や無農薬栽培の場合によく使われます。土を固くしたくない為のようです。
その辺にこだわらなければ安い石灰で構わないんです。
私は自然農法や無農薬のつもりじゃないのですが、昨年秋にハズミで買ってしまい残っていたので使いました。
本当は散布量も計算して(土を硬くしないためにも)すべきなのですが、経験上こんなもんかな、でこんな感じに撒きました。
手前の畝3列がそれです。
ここには2月末に牛糞や米ぬかを入れてあります。
これを軽くうない込んで、再度形を直して終了。
どうせ入れる化成肥料も一緒に混ぜ込んでしまえば、鍬を振るう作業が1回で済むのですが、化成はあまり早くに入れると雨で流れてしまい効果が薄れます。
じゃぁ石灰は2月に堆肥と一緒に入れておけば、今回わざわざ鍬を使わずに済んだのに・・・
その辺は私の支離滅裂さであり、理屈ではないのです。
反省し、次回に生かします。
化成肥料は後で苗を植えつけるときに入れる予定です。
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