2016年3月18日金曜日

ネギの種まきはズボラがいい

午前中は晴れていたものの夕方からは雨。頻繁に降るようになりました。
それでも寒くはないです。


少々の行ったり来たりはあるけれど、ぐんぐん暖かくなり人々の動きも活発になってきたようです。
私もその一人?で、運動を兼ね近隣を見て回るための散歩の回数が増えてます。

昨日もより沢山の畑が見られるコースを選びながら出かけました。何か無理やりといった感じで銀行への用も伴って。

過去に会釈をした程度で会話まではしていなかったオジサンにまた会いました。
畑に入ろうとしていたところです。
明らかに家庭用と思える菜園。

一旦はまた会釈のみで数歩行きすぎたのですが、バックし思い切って声をかけました。


キヌサヤは紫色の花が咲いている。
ダイコンは葉をつけたまま数本立っている。
ネギが何種類か植えられている。
一番通り沿いには私が知らない野菜が植えられている。


声かけのきっかけとして、見たことのない野菜を指して「これは何ですか?」と尋ねました。
「かつお菜って言ってるけどナ」とやや自信が無さそうでしたが、続いて食べ方や成長の仕方などを説明してくれました。

これは、あとでネット検索しようと名前をしっかり頭に入れておき、次々と他の野菜についても質問。いやな顔をせずに10分ほど時間を割いてくれました。



かつお菜を持っていかないかと言われたのですが、入れ物がなく菜っ葉を掴んで銀行に入る分けにいかずお断り。これはちょっと残念でしたが、オジサンの話にはとっても収穫がありました。

その中のひとつが、ネギの種蒔きです。
太く白く育てるネギです。

もうじきネギボウズが出来てきます。
ネギボウズというのはネギの花、タネになる部分ですよね。

袋に入って売られているのは、ここから採取された種です。
採取し、乾燥し、保存したものを買って蒔いているんです、普通。


このオジサンは言いました。
「.タネのできたネギボウズは『家(うち)に持って帰っちゃだめだと言う』んだよ」と。
種が自然にこぼれるままにし、そこで芽を出させるのが一番だと。

でもそれでは収集がつかなくなるので、実際は事前に畑を(畝を)用意しておくのだそうです。

そうなんだ~。

そうやって地場の野菜を育てていくのか・・


採取した種を乾燥して、保存してという手間の掛かることをしなくてもいい。
タネができた時にはもう播種の時期が来ている、と。

これは都合がいい。


私は先日1本ネギの種を蒔いて、今ちらほらと発芽中。
これがうまく育ったら、言われたようにやってみよう。





さて今うちの畑にあるネギはというと
去年の夏植えた(ホームセンターで売られていた「乾燥九条ねぎ」)ネギが分岐を重ねて数は増えているのに硬く、食味が悪くなり、外葉の枯れも目立ってきたので植替えを思いつき、2月に1本ずつ別の畝に植え替えました。

2月中頃 こんな様子でした↓


葉を切り縮めて1本ずつ植え↓




一月弱でここまでになりました↓



植替え時期が適当だったかどうか全く調べることもしなかったのですが、果たしてどうか。
もしかしたらこの後すぐにネギボウズ誕生!になるかも。

1ヶ月の間に2度の追肥(化成肥料)と土寄せをしたのですが、成長が早い。
もう収穫を始めてみてもいいかなという大きさ。

九条ネギは植えるときは数本ずつまとめて植えるものだと、後で言われましたが
こんなに太く育つなら1本植えでもいいのではと、とりあえずこのまま様子を見ることにします。
なるべく白い部分を長くしたいから、頻繁に土寄せもして。


植替えの時に残ってしまったネギは、別畝の隅に移動させただけで放ったらかしにしていたら、成長が止まったままです。
もちろん順に食べてはいましたが。



肥料の効果がよくわかります。





そうそう、「かつお菜」。
ググってみました。

九州地方の特産で、高菜の仲間とか。
葉っぱ一枚が1メートル近くにもなって、高菜のような辛味はなく柔らかく美味しいと。

食べ方は主に炒めたり、煮たり。


煮た葉菜はあまり喜ばれないうちじゃ、消費できそうにないのでこれは知識のみに留めることにします。




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