10月に蒔いて半年、ようやく収穫期を迎えたキャベツだけど何だか変な形になった。
いきなりトウ立ちだろうか。
「ある程度の大きさで寒さに遭遇すると花芽が分化する」のがトウ立ちの原理なのだ。
花芽の分化とは、こういったものの場合つまりトウ立ちのこと。
ある程度の大きさってどの程度かわからないのだけれど、このキャベツは秋に蒔いて今収穫だから小苗から葉の数10枚そこそこで冬越している。
アブラナ科の野菜は春暖かくなってくると花が咲くものが多いし。
もっと早くに収穫しなきゃいけなかったのかな。
ドキドキしながら包丁を入れる。
大丈夫だ。
芯の先が少々怪しいけどね。
外葉の数枚が頂上で立ちあがってしまっているんだ。
伸びようとする成長が旺盛で、巻き込みが間に合わなかったみたいに見える。
出来上がるまでに時間がかかるけど、待つだけで、防虫など他に手がかからないこの時期のキャベツはトウ立ちさえなければ、安心して畑で待つことができる。
柔らかくて瑞々しく、千切りも楽にできて、生でたっぷりいただきました。
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