トウモロコシがまた1本やられた。
前日の夕方の見回りでは異常なし、だったのに朝見るとグタッ。
根から掘り起こして、静かに土をほぐす・・何もいない。
根が植わっていた周りの土を少しかきまわす・・・いた!
カブラヤガというネキリムシ。
やっぱりこいつだった。
カメラを持ちに行っている間にも土の中に隠れようとしている。
こんなに太く大きくなったトウモロコシがやられるなんて、想定外。
今までにやられたのは植えたばかりの幼苗や芽を出したばかりのものだったから。
彼らの生活は昼夜逆転(私の生活からみると)で、辺りが暗くなったら食餌活動を始め、人が眠りから覚める時間には「お休みなさい」と地中で眠る。
だから、前日夕方には何とも無かった野菜が朝突然バッタリということに。
植えつけるときには必ずネキリムシ対策の薬剤(オルトランかカルホス)を使っているのだけど、効いていないのかな。
代えてみるか。
もう一つの害虫はキャベツを荒らすもの。
防虫ネットに守られてうまくできていると思っていたら、いつの間にか穴があき徐々にその穴が大きくなる。
葉の間を調べてみると緑色の排泄物がごっそり。
これはアオムシかヨトウムシでは?
早起き(5時半頃)して捜査すること3~4日。
こんな時間でも、お日様こそまだだけど外はもう完全に明るい。
何も見つからない。
今朝は4時半に目が覚め、曇り空でまだ薄暗かったのでよし、今日こそはと構える。
いた。
糸のようなコナガが3匹。
??これがあのウンチ?
あの穴を?
違うなぁ、たぶん。
あー、もう止めた。
この時間に見つからないなら、もうテデトールは中止。
手遅れかもしれないけど、薬に切り替え。
ヤッテラレナイ。
一日中頭に霞が・・・。
取り敢えずしっかりと睡眠をとった後、翌日午前中こんどはブロッコリーの葉をチェック。
これもいつのまにか小さな穴がいっぱい。
葉を一枚一枚裏に返して見ていく。
いるは、いるは・・
2mmくらいから1cmくらいのまでのコナガが極細の糸を出しながら補食中。
葉の裏を見れば、コナガは日中に見つけることができるんだ。
ブロッコリーはキャベツと違い葉を収穫するのじゃないから、そう神経質にならなくてもいい。
でも、葉は工場だからあまりボロボロじゃいい良品の製造は無理。
捕まえながら気づいたのは、この虫は、中心に近い柔らかな葉よりも外側の硬い葉の方を好むようだ。
そうするとやっぱり、キャベツの巻きかけた葉を害しているのは別物。
農作業用のイスで腰を支えながら、メガネをかけ、ピンセットを持って小1時間。
全部チェックが終ったときは汗びっしょり。
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