2018年8月2日木曜日

キャベツ、ブロッコリーなどの種蒔き

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの種蒔きをした。

こんなに暑くて発芽するのだろうか?と思ってしまうけど、発芽最適気温はどれも15~30度となっている。
それなら、最適ではないけど33℃、34℃の今でも発芽しないことはないだろう。

ポットに蒔いて白い寒冷紗を掛けて家の北側に置いた。
へぇ~、3日目にほぼ揃って発芽!


強いんだねぇ。

うまくいけば次々と蒔いて長期に収穫したいので、少数ずつだ。
定植まで枯れさせないように水の管理をしっかりとしなくては。

ブロッコリーとカリフラワーは食べ方が似ているから、同時にいっぱいできても困るけど、カリフラワーは自家用で食べたいと。ブロッコリーは無人販売では比較的よく売れる方なので、結局2種類必要。

でも植える場所が・・
紙面上では悩むけどそのうちどこかが空いてくるかも、と楽観している。

気温と虫害が異常だから、収穫まで持っていけるかどうか。

2018年8月1日水曜日

台風12号の爪あと

東から西に進路をとって、九州の南まで行ってとぐろを巻いている(7/31)妙な台風は
7/28~28にかけて浜松の南岸を通っていった。

雨はそうでもなかったが、風の勢いがすごかった。
やられそうなものはある程度対処したけれど、どうしようもないものは諦めた。

エダマメは

どう変わったのかのかというと・・
今までは東側(この写真では左側)に倒れ掛かっていたのが、皆起き上がって逆方向のフェンスに寄りかかるように、言い換えれば立ち上がったようになった。

じゃ、良かったのかというと・・


葉が無い。
峰に数本残っているだけ。
その葉も翌日には枯れてきた。

あと10日もすれば収穫かと日を数えていたが、さてどうなるのだろうか。

もうどうしようもなくだめになってしまったのは、支柱頼りの蔓もの。
インゲンは葉が全部無くなって丸裸。


第2弾の株はやっと上まで蔓が届いてこれから実をつけようというところだった。
残念。

今から蒔きなおしたら?
手持ちの品種は今は気温が高すぎるが、お盆以降に蒔けば10月には収穫できるとの説明。
考えてみよう。
ここへの次期作付けはエンドウだから、暫くの間ダブっても大丈夫そうだし。

そしてキュウリ。
こちらは葉が大きいだけに風当たりも強く、残っている葉はみごとにボロボロ。
子も孫も芯が千切られ、蔓は途中から折れ曲がったり無くなったり。


後蒔きの株は2本のうち1本はやはり上半分がなくなっている。
どれも生きてはいるけど、成長点がやられているからたぶん収穫までは行かないだろう。

トマトは、主幹が折れていた。
虫害がひどく、もう終わりにしようかとも考えていた矢先だったので、あまり惜しくはない。

地面を這っていたニューメロン。


急に大量の水をもらってひび割れてしまった。
収穫予定日までまだ2週間以上あるから、このままは置けない。

ダメ元で、室内で追熟してみようと切り取ってきた。
鼻を近づけても何の匂いもしない。

風に振り回されてキズついたものもいくつかある。
いくつかは重りを増やして対処したけれど、何十個もの事前対策には手が回らなかった。


一番の無残な姿はコレ。


軒下に支柱を工作して吊っておいたタマネギ。
支柱ごと倒れていた。

倒れた際の衝撃でいくつか傷ものになっていた。
これは別にして早く消費してしまわないと、腐ってくる。

この場所は東西に風が抜けるようになっているので、今回の台風は、はい、お通り下さい状態だった。固定装置を補強しておくべきだった。

暫くは自家用野菜もほとんど無く、寂しい限り。

ここ2年は台風に見舞われなかったのでだいぶ気が抜けていたのか、チェックが甘かった。
これら野菜の他にも、3年目のアンズの木が根を持ち上げられていた。









2018年7月26日木曜日

トウモロコシの収穫ー惨めな結果

雄花が出る頃から緊張を伴うトウモロコシ。
今年の品種はスィートコーンのハニーバンダムでピーター610。

雄花が出ると同時に虫害跡や穂の異常が見つかり、焦った。
これ以上被害を広げてはならないと、すぐに殺虫剤を散布。

殺虫剤は、先ず播種前に土中にダイアジノン(粒剤)を混ぜ込んでいる。
発芽直後にネキリエース、出穂前にイモムシを発見したのでスミチオン、雄穂が出てから
スミチオンとトレボンをそれぞれ数回、絹糸が出てから更にスミチオンとトレボンを1回ずつ。

虫穴がどんどん増えるので、薬の回数が増えてしまった。
去年は雄穂が出る前にスミチオン、出てからはダイアジノンだけ数回だった。

今年は絶望かと思いながらも、授粉のタイミングだけはバッチリだった、ように思う。
これに希望を繋いで、引き続き1本ずつ観察、チェック。

この頃からの成長が、とても速く驚く。

袋の説明によると雌花(白いヒゲ)が出てから19~26日が収穫適期だと。
19~26日ってずいぶん間隔があるけど。
トウモロコシって、収穫が1日違うと味に違いが出るから慎重に日を選ばなくてはならない。
7月3日に雌花が出て、ヒゲが茶色くなったので14日に試しに取ってみたら当然早過ぎた。


粒が小さく、甘味が乗っていない。未完成。
覚悟はしていたけど、穂先が虫にやられている。

16日経過の19日に再度試して、あ、全体にもう1歩。

更に21日にまた試して、OK、粒も大きくなり甘味もだいぶ増した。満足する甘味じゃないけれど、品種特性かな。



翌日22日(ヒゲが出てから19日)には全部収穫。

ヒゲのあるところの皮をちょっと剥いてみると、かなりの割合で変質。
実のどてっ腹に小さな穴が見えるものが3~4割くらい。

想像以上のひどい結果だ。

薬を良くできた昨年と同様にやればよかったものを、ネット情報に迷ってしまったのが虫害の原因。

種の剪定は手間を省いて近くのホームセンターで2,3種類の中から、耳に覚えがあって格安なものを選んだのが良くなかった。
種はネットで買ったほうがいいかな~。

寸刻を争う食べ時

トウモロコシは畑から取ってきたらすぐ茹でろというけれど、収穫後1日経つとこんな風になる。



収穫してすぐに孫のところに送ったけれど、到着までには1日経過してしまうから、きっとこんなものを食べたのだろう。
トウモロコシを嫌いになるのでは?それとも私を嫌いになる?




2018年7月24日火曜日

きゅうりが曲がり、尻細果になってきた

虫食い跡はないのにくるりと曲がったり、こんな風にお尻が急に細った三角の実になってきた。



高温、水不足、栄養不足の三重苦とういかわいそうな環境になっていることが原因のよう。

連日の猛暑でここは33度、34度。35度に到達した日もあった。雨はもう2週間近く降っていない。肥料は、このところ頻繁に追加しているものの、化成肥料を適当に撒いているだけで足りていたかは怪しいものだ。

ほぼ毎朝水やりはしているけど、ジョウロで撒いた程度じゃ全く足りないのだろう。
5~6日前に1度時間をかけてたっぷりとやっただけなので、ここでまたホースを使ってたっぷり灌水。


根元の日除けになるよう、干し草を敷いておいた。
この対策はもっと早くにすべきだった。来年からは忘れずにしよう。

5月に2本の苗を定植し6月初旬から生り始めて今日までに収穫数は既に100本を越えた。
日々はたいした数じゃないと思っても、継続は力だ。

変な形になる原因の一つには「生り疲れ」とも言われる。これも栄養が行き渡っていれば疲れることなく元気に頑張れるはず。
一般的にはそろそろ終了の時期だろうか。

葉は枯れたり破れたりでそれなりに老化を感じさせはするけど、まだうどん粉病も無く黄色い花も次々開花しているからまだ生産してくれそうだ。

次世代の苗に実質1本目の実が見えて、1週間以内には収穫になりそう。
これならうまく引き継ぎができそうだ。


2018年7月19日木曜日

メロンは授粉後1週間で野球ボール大に

ニューメロン、マクワウリの授粉後の成長具合のこと。
多分授粉していると思える日から1週間後の大きさがわかった。

小指の爪くらいの実を見つけたらその日の日付ラベルを付けて、毎日見ていた。
1週間経った今日の様子がこれ。

これがニューメロンでちょうど野球ボールの大きさ。
掌の中に納まっている。



こっちがマクワウリ。何に例えたらいいか・・長い方向で9cmだった。


10cmのもあったが、誤差か、個差か。ウリボウのような縞模様は消えかけている。

どちらも株元から8節目くらいに着いた実で、順調に生育している最も速い部類がこれら。
ニューメロンの収穫適期は授粉から35~40日。
ちょうどお盆の頃。

マクワウリも大体同じらしいが、マクワは完熟になると生り口の周りにヒビが入るのでそれがサインだと、今年知った。

雌花の下に卵形の小さい実が見えたら、その日付けを書いて蔓に止めているのだが、果たして本当にその日が授粉日かどうかは自信がない。

それから授粉してない固体はそのうち消滅してしまうからいいが、授粉後の成長が遅れている固体は実際の授粉日はもっと早い可能性があるので、同じ日付のものがいっぱいあるが大きさは様々なので、個々の収穫日は読めない。

なのでこれで完璧ということにはならないが、受粉日の確認を逃してしまいかなりの大きさになってから気づいた時に、凡その経過日数がわかれば助かる。

もう1点、今年は子蔓が50cmくらいの頃から整枝ができたので、それを空き地に誘導し、蔓が絡みあってぐしゃぐしゃになることがなく実の管理ができている。



そして3方に広げた蔓が風で動いて傷付かないように、今年はこんな工夫もしてみた。


川岸で拾った丸い石をキッチン用の水切りネットに入れて、メロンの蔓に結びつけたのだ。ソフトボール程大の石でも結構な重量があるので、余程の強風でない限りはこれで大丈夫そう。

蛇足だが、葉の上の白っぽい粉のようなものは米糠。
有機農法のサイトで見たやり方で目的は多分栄養補給と思われるが、うどん粉病や虫害も忌避できているような気がしている。


2018年7月15日日曜日

未熟メロンは苦かった

オットット、着果に気づかないうちにもうこんなに大きくなってしまった。


ニューメロン(プリンスメロン)の7月7日。
蔓が延び出した頃で、もう実が着いているとは。

株元にごく近い場所での着果なので、これは取ってしまわなくてないけない。
こんなのが2つ見つかった。

ここまでに育っているのを捨ててしまうのは忍びなく、漬け物にしてみようと思いつく。
大きさはハヤトウリ、外見は白瓜に似ているから塩漬けでいけるのでは。

ピーラーで皮を薄く剥いて即席漬けに。
冷蔵庫で1日漬けて薄く切って食卓へ。

! 苦い。
ちょっと苦味があるという程度じゃない。
苦味のある野菜は嫌いじゃないけど、美味しく食べられる範疇じゃない。

間引きのものなので、余り拘らずに捨てた。
後で調べた結果、うり科の未熟果が持つ成分で異常ではないとのこと。

ククルビタミンという成分で、成長に従って消滅するのだと。
キュウリの生り口(蔓に繋がっている方)を齧ると苦いことは知られている。
それと同じだと。

そうなんだ。
スーパーの「地元農産品」売り場でこの間引きメロンを見かけたけど、美味しく食べる方法があるのだろうか。

その後は、目的外に着いた実はせっせと摘果している。
大きくしてしまうと捨てることに抵抗が大きくなるのでね。






2018年7月14日土曜日

ブロッコリーは腐敗病に・・またも多肥障害

これがブロッコリーかと思えるような容姿。


葉の虫害も然ることながら^^;蕾の状態に注目。
この茶色いのは?

こちらは少しマシだけど、やはり茶色くなりかけている。この後広がってくるかもしれない。


どうしたのだろうと、調べたら「花蕾腐敗病」という病気だった。

こちらのサイトにお邪魔しての回答によると・・
専門用語が混じったページでその中から解る部分だけを読み取っての結論はこれ。

被害

花蕾に発生する。はじめ花蕾の一部に濃緑色の水浸状の病斑が形成され、後に、淡褐色~黒褐色に腐敗する。激しく発病すると、花蕾全体が腐敗する。

発生

発蕾期に曇天や降雨が続いた場合に発生が多くなる。病原細菌は、罹病残渣中に残存し、降雨によって運ばれ感染する。窒素過多は発病を助長する。

この花蕾を加熱して食べてみたら、特に変な味はしなかったがやはり美味しくはなかった。病気とわかるとちょっと気持のいいものじゃないので、止めた。

また、肥料過多による障害だった。
「また・・」というのは、既に春のブロッコリーで多肥による生理障害の状態(差し葉)を経験したので、これもかと。

表れ方が前回と違うのは、時期の違いと思える。
今回花蕾ができたのは梅雨真っ盛りの頃。条件にぴたっとはまってしまったのだ。

10個作ったブロッコリーが、菌の伝染により全部花蕾腐敗病となってしまった。
肥料を増やしたらどうなるかを試すために、あえて多肥状態で栽培したのだから、結果が出たということなのだ。

ブロッコリーには肥料の与え過ぎはご法度の結論。
これまでも施肥量が原因と思える異常はなかったのだから、肥料メーカーや種屋さんの教えに従っていこう。

今回のブロッコリーは3月末に播種し、育てたもの。
3ヶ月余りで収穫だから特に時間がかかっていたわけでもない。

が、梅雨時を経ての真夏の収穫はこのように病気、虫害、色が薄いなどの見た目の悪さなどで、無理やりになるのだろう。

あらためて今回使用した種の袋の説明を見れば、3月以降が蒔き時になっている。


つまり、やっぱり、肥料過多が主原因だったのか。