2016年12月20日火曜日

切干大根を作ってみる

大根はどれもこれも2kgを超える大きさになって、春までに全部は消費し切れそうにない。

今までには抜いて葉をつけたままの丸干し大根を作ったけれど、丸のままだと戻すのに大変な時間がかかり調理が億劫になるので、今年は切干で行ってみようかと。

経験がないので、とりあえず1本だけで試作。
やはり2キロを超した太い大根で。

千切りは夫が積極的に担ってくれ、手動だけれどスライサーを出してきて瞬く間に出来上がる。
皮ごと細く切って、それを網カゴに広げて


天日に当てながら干すこと4日。
風とお日様の力で短期間でよく乾いた。


2キロ以上あった大根がこうなったら85グラム。
なんと!大根というのはほとんどが水分なんだ。

近づくと、あの大根干し独特の香り。
これを俗に「ひなた臭い」なんて言うけれど、これは方言?

日光浴でビタミンDが増えたかと、食品成分表で調べると変化なし。
もともとビタミンDなんて含まれていない。

天日干しでビタミンDが作られるのは、どうもシイタケだけのよう。
だいこんを干す目的は専ら「保存」なんだ。

こんなにコンパクトになっちゃうし、水分がほとんどなくなっちゃうから腐ることもない。
乾燥って保存にはもってこいなんだ。

ただし、この後の調理に手間が掛からなければだけど。
この状態に乾燥させれば、水戻しは30分で大丈夫。

私は煮たものが好きだ。

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