2016年11月7日月曜日

落花生にさつま芋に・・収穫の秋

さつま芋と落花生を収穫。
どっちも必需品というより「楽しみ」な食品だから、掘り上げる時の気持はドキドキよりワクワク。

さつま芋は夫が3日に掘ってくれた。
植え付けから144日。

狭い場所に植えたのでスコップが使えず、四つんばいになって全部手で掘った。
とっても大変そうだった。

その成果がこれ。


量だけじゃなく質にも大いに問題。
大部分の芋がクレパス状に裂けている。


収穫が遅かったのでは?と思ったが、夫が調べたらどうも天候が原因らしい。
雨がない夏が続いた後、9月には大量の降雨でこのようなことに。

そういえば、ナスがやはりそうなった。

この芋は腐敗しやすいかもしれないけど、大した量ではないから家庭で食べるには問題なさそう。
気候が原因だとしたら、商売で栽培していた人は大変な被害だろうな。

さつまいもをハウスで作っているなんて聞かないし・・。


次は6日に落花生を収穫。
種蒔きから170日、定植から数えて147日。

勢力が落ちてきて葉に虫食い穴が目立ち始めたけれど、まだ青々していて黄化してくる様子は無い。
けれどもう11月の上旬だ。前回の試食から数えてもそろそろいい頃だ。

乾燥に使う道具や場所の関係で、この日は全体の1/3を掘りあげる。
前に2回試し掘りをして、この頃と決めた。

植えた間隔が30cm。
畝の長さに合わせてのものでムリヤリだったから仕方がなかったけれど、枝が隣同士で交錯していて根を起こすのに一苦労だった。

でもこれはもしかして豊作?


サヤに傷を付けないためには、1つ1つをハサミで切り取る方がいいとは思ったが、とてもやってられないので、指先で1粒ずつ外した。

指先にはめて使うようなツメのような道具があると便利かな。
専業の農家さんは脱殻機を使うようだから、そんなものは無さそうだ。

株数にして8株。
全部もぎ取ってみたら量は意外に少なかった。

この日の作業はここまで。

翌日(つまり今日)、水でザブザブと洗って土を落としカゴに広げて天日に干す。
カラス避けに頭を悩ませた結果、こんな感じで濡れ縁に。


これで振ってカラカラと音がするようになるまで干し上げるのだそうだ。
5日~1週間くらいをみているけれど、経験がないので果たして・・・。

一部をまた茹でて食べたけど、甘味が加わって前より一段と美味しくなった。


《収穫してみて》

・半立ち性品種の筈がどこまでも(今回は半径60~70cm)広がって、全く立つ気配がなかった。なぜか。
・株間30~35cm(袋の説明)では枝が絡み合ってしまう。が、実莢が着いていたのは根元から30cmくらいだった。中には枝先までヘソノオを出しているのもあったが。
・収穫期の見極めは、何度か試し掘りしてみることか。
播種から○○日とか、葉が黄色くなってきたらなどとネット上にはあるが、違っていた。
袋には11月上旬までに、とあるが、葉が枯れるのを待ったらいつになることか。
・栽培中は虫害も病気も出ず、何の手もかからなかった。

初めて作ったものなので、ともかく収穫(それも良い出来のよう)できたことに喜びを感じる。
「茹で落花生」をふんだんに食べられるなんて、とんでもない贅沢。

この後まだ日陰での乾燥、保存という難しい処置が控えている。


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