2017年5月23日火曜日

キュウリの独り立ち

キュウリの成長は速い。

4月末に、買った苗を植えつけて1月弱でもうこんなに大きくなった。

キュウリ 定植後1ヶ月

身長70cm。
ケガなし、病気なし。

蔓も複数伸ばしてネットに絡みつき始め、強い風の日も減ったので、もうアンドンは要らないかと昨日外した。
あぁ清々した、と言っているようだ。

今のところとってもいい成績に見える。
うどん粉病が怖いので、予防に気をつけている。

ウリハムシを時々見かけるので、捕らえて潰す。
今の内ならテデトールで間に合う。

まだ着花の様子は見えないけど、付きだしたら速い。
まだ5月だけど、着果が待ち遠しい。

2017年5月22日月曜日

ニンニクの収穫

ちょっと壮観!(笑)

ニンニクの収穫

普通の品種100本と芽といわれているトウを採るための品種が160本で、2種類合わせて260本。

昨年は全滅だったので、今年こんなにできるなんて想像していなかったからちょっとびっくり。

平均の大きさは普通球の方が5センチくらいで、芽採り用の方はそれより一回り異常小さくてゴルフボールほどだろうか。

にんにく 収穫

この写真じゃあまり明確にはわからないけど、左列が普通球で右が芽採り用。
いくらかの違いは判るかな。

普通球の方は私にしてはいい出来だ。
採り時がジャストだった。

一日前に試し取りして形を見ていいだろうと。
調べると、トウが出てから10日~2週間という説もあり、これにも合致。

さび病が発生しかけていたけど、もうここまで来たら逃げ切ったも同然。
こんな風に鱗片が離れかけた球は2個だけだったので、それから推しても丁度良かったかと。

ニンニク 鱗片の分離

それに対し、芽採り用の方は・・・

目的の「にんにくの芽」は全体で10本ちょっとしかできなかった。

ニンニクの芽 にんにくのトウ

トウが立つ前にサビ病が蔓延し、全体的に黄色っぽくなってしまったので、これ以上の成長は期待できないので諦めて、球の方を使うことにした。

店頭で売られている「ニンニクの芽」というのは、それ用に栽培されたものだと知り一度作ってみたいと思った。

何が違ったのか、こんなことに。
まぁ、ニンニクとして利用はできるから無駄ではない。

乾かして保存し、家族の1年間の食料(それにしてもこんなに食べられる?)になる、少しずつ販売しながら。

昨日抜いたものをすぐに使ってみた。

皮が厚く剥くのに手間がかかり、味は薄い。
やはりこれは乾燥させてようやく出来上がりのようだ。

で、丸2日外で干したら1球ずつ根と葉を切って、ネットに入れて雨のかからない風が通るところに吊るして保存。

にんにく 吊るし乾燥

今回は陽に干してからになってしまったが、根の切り離しは掘ったらすぐにした方が楽に出来そう。
根は乾燥すると硬くなるので。

260個のこの作業はちょっとホネだったね。

2017年5月21日日曜日

サンライズメロンが着花

定植後すぐに保温と防風を兼ねて薄いビニールでテント掛けをしておいたサンライズメロン。

スクスク成長し、テントが窮屈になった。
そろそろ外にだしてやってもいいかな。

サンライズメロン 花

何の痛みもなく、きれいで生き生きしている。

そして、おぉ!花。
こっちにも。


昨日も今日も真夏並みの気温だった。
いいタイミングだったようだ。

4本植えて3本に花が着いた。

あとの1本はどうしたのか、ちょっと遅れているのでテントもそのまま。
この気温ならおそらくじきに追いつくだろう。

覆いを外したら、今度は虫が気になる。
だけどこの品種(たぶんメロンはどれも)は、交配の媒介は虫。

アオムやシヨトウが媒介するんじゃなくて、ハチのようなムシたち。
なので、農薬は使えない。

害虫はすべて手で捕殺しなくてはいけない。
他には何もお世話する必要がないらしいので、専ら虫獲りに力を注ぐことになる。

蔓を整理するという大変面倒な作業がいらなくて、ネットメロンができるなんて素晴らしい。
ネットメロンは大きなハウスの中で作られる高価な果物、という常識は破られた?

同様のメロンが様々な名前で、家庭菜園用に改良されている。
家庭でできるメロンといえばプリンスメロンしか知らなかった昔人には、種の世界の進歩は愕く程だ。

2017年5月19日金曜日

農薬を予防的に使うー病気にさせない野菜づくり

目からウロコです。
そういうことなのか・・

ジャガイモ 疫病

結論から言うと
 「殺菌剤には『予防剤』と『治療剤』があり、病気に罹ってから予防剤を使ってもまず効果はない」
ことがわかったこと。

こんなことも知らずに使っていたことがハズカシイ・・


農薬を使わない農法では、病気にならないよう健康な苗を作ることだと言われます。
ヒトの健康についても同じように言われますから、もっともなことだとも思います。

でもずぼらな私は行き当たりばったりで、病状が出てからアタフタしている。
状態を見ても何の病気かも判らない。

解らないままに、表面の説明だけを読んで殺菌剤を数種類買い集め、適当に使って「対処した」こととしていた。
結果は、推して知るべし。

野菜の病気に対処するには殺菌剤を使います。
種類はいっぱいあって、おおいに迷います。

家庭菜園での農薬使用は結構高価に感じます。
従って選定基準の一つに比較的安価なものを入れていたのですが、治療剤に比べれば予防剤のほうが安いのだそうです。

だから結果として私の手持ち品は、殆どが予防剤でした。

病気になって発熱しているのに予防注射をしたって、治りませんよね。
薬代、診察料、エネルギーの無駄使いです。

例えば、これ。
ジャガイモに疫病らしき症状が出て、この薬を指示通りの希釈で散布。
ダコニール1000
やはりこれは予防薬でした。

このダコニールを、もっと早くに(病気になる前に)使っていれば疫病には罹らなかった。そうだったのか!

でも、予防の時と治療の時とを使い分けすべきなら、薬品の使用説明書になぜ書かれていないのでしょう?

病気に罹ってしまったらその治療はできない、又はとても難しい。
「ウィルスに感染したら直らない」ということは聞いてはいたけど、こういうことでしたか。

幸いなことに病気の経験はいっぱい。
病名は推定でしかないけれど、過去の記録を見ながら虫害か病気かぐらいの区別はできそうだから、今後はこの予防剤を使えばいい。

結果次第ではあるけれど、無駄使いではなく、宝の持ち腐れであった、と。

知らないことがいっぱいで、次から次へと「あぁ、そうなんだ!」が出てくる。
これが出てくると俄然やる気も起きる。

楽しくなります。


インターネット上で見つけたページは、とても興味深いものでした。
殺菌剤の使い方が解りやすく書かれていました。

ふと見つけたこのサイトですが、家庭菜園で農薬を使用中の方には一読をお勧めです。
参考記事

読めばわかりますが、プロ向けの解説ページなのですが私のような素人でも理解できるよう解説され、具体性もあります。


残念なことにサイトの運営者が表示されないのですが、内容を見る限りいい加減なものではないでしょう。




2017年5月17日水曜日

生姜を植えた

生姜のタネを買ってきてからチェックしたら、植時は5月上旬までとなっていた。
遅かったかな。


上旬が中旬になったからって、これくらいの差は芽が出ないとか育たないとかは無いだろう。今ここの地温は20~25度ある。
早過ぎて目が出ずに腐っちゃったことはあったが。

1袋/450gで638円。これで値下げ品。
正価は700~800円というところかな。
生姜って高いね。

高知県の太平洋側の地方や宮崎県が産地であるように、ごく限られた一年中暖かい場所を必要とするので、この辺だって限界かも知れない。

植え方は、1片を50gくらいに割って芽がでているところを上側にして植えるようにと書かれている。


こんな風に芽が出始めていたら、芽が下になたならないように寝かせて置く。

芽がまったく見えない塊もあって(あ、値下げの訳はこれ?)、それはどこで割ったらいいかわからないのでその大きな塊のまま、たぶんこの辺から出そうと思うとことを上にして植える。


結果6株分にして埋めることになった。

450gを6個にしたのだから、1個当たりが大きい。
種が大きいのだから大きな株になるかな?


生姜は「直射日光が苦手」と書かれたサイトもあれば、種に添えられた説明書には「日当たりのいい場所に植える」とある。
「乾燥させない」というのはあちこちにある。

土の中じゃないけれど、冷蔵庫に入れた生姜はちょっと忘れているとカビたり腐ったりしているか、はたまたミイラになっているか・・・

「取り扱い要注意」の神経質な品ナリ。

で私的な総合判断?では、土から上にある部分は工場なので日当たりが欲しいが、ショウガとなる根は乾燥させてはいけない、ということではないだろうか。

ということでこんな風でどうだろうか。




2017年5月15日月曜日

じゃがいも モザイク病か

ジャガイモの葉に茶褐色や黒っぽい斑点ができている。
あっちにも、こっちにも。

こんなふうに。

じゃがいも 疫病か

こんなふうに。

ジャガイモ 疫病か

どうも疫病(モザイク病)のようだ。

他所の畑にも同様のジャガイモはよく見るし、今までの経験でもほぼ毎年のようにある。
でもそれは大概収穫直前だったので、そのままにし見過ごした。

今回は収穫までまだ一月くらいありそうに思う。
実にも影響するらしい。

1株や2株じゃない。
傷のない株のほうが少ないくらいだ。

疫病だとすると、今更治らないと聞いている。
薬で止められるとする説も散見する。

手をこまねいていても仕方がないから、殺菌剤(ダコニール)を散布した。
しばらく続けてみよう。

疫病は、アブラムシか種にした芋が元々菌を持っていたかだという。

アブラムシは気が付かなかった。
種芋は殺菌してから植えた。

生育中に湿気が多すぎても出る、とも。
異常と思えるほどの雨は降らなかったように記憶する。

何だったのかなぁ。


収穫までどのくらいになりそうかと、ちょっと土をどけて芋の具合を見てみたけれど、まだ卵大。
でも今のところつるんとして白くきれいだった。

収穫は、持って来月の半ばくらいになりそうだ。
殺菌剤で進行が止まってくれるといいんだけど・・・。



2017年5月14日日曜日

トウモロコシの定植

昨日はほぼ一日中雨、一時はかなり強く降った。
そして今日は晴れで風も弱い。

植付けには抜群のタイミング。
4月16日に種を蒔いたトウモロコシを定植した。

1箇所基本2本植えで、22箇所。
予定通りなら44本できる筈。

トウモロコシ 定植

品種はスィートコーンの「おおもの」といって、「甘さもサイズもヘビー級」なんだって。
元肥は事前に牛糞、鶏糞、ヌカをしっかりほどこしてある。もちろん石灰も。

吸肥力が強いということは、つまり肥料を沢山必要とすること。
今年はこのところを今までとグンと変えてみた。

定植時の株間は30cm。
列間は70cmくらいという説明だけど、そんな畝幅は無いのでいつもやっているようにやはり30cmで植えた。

仲間同士で花粉を飛ばす、あるいは自家受粉するのだ。
方法は風媒。

そのためには最低2列はないとできないと言われる。
3列以上でやったことはないけど、2列あれば何とかなる。

何で2本植えかというと、危なくて、不安でとても1本にはできなかったから。
育苗中に強い風に吹かれて、根が持ち上がって切れてグラブラしているものがいっぱいあるのだ。

こんな状態になっていた。

トウモロコシ 風害

この白い細い部分は「根」だった。
風に持ち上げられてしまったみたいだ。

半数近くがこんな状態で、泣きたいようだ。
種を買い直して初めからやり直そうかと考えたけど、まだみんな生きて成長はしているので、ひとまず植えて様子をみようとなった。

新しい根が出てくるように、上まで土を掛けて深植えにし、しっかり押さえた。
もちろん植え穴にはオルトラン粒剤を混ぜ、土からの殺虫対策もしっかり。

これでしっかり成長してきたら1本に減らそう。
そうできることを願う。

植え付け終わったらネキリエースという、これまた殺鼠剤みたいな殺虫剤を下部の周りに撒いて幼苗が切り倒されないように予防。
せっかく根付いたと思ったら、ある日突然倒れている・・なんてことにはしたくない。

根切り予防薬

暑かった去年は7月前半には収穫になってしまったが、今年はどうかな。