2016年9月2日金曜日

蒔き直しのハクサイ発芽

やはり水遣りが多過ぎたようで、やり直したらスッと芽が出た。
当たり前だけど取り敢えず一安心。


28日に急いで追い蒔きし、2日後には揃って発芽。
写真の小さな芽がそれで、右上方の大きめの芽は初めに蒔いたもの。

もう本葉も出ている。
6日間の差がよくわかる。

もう少ししたら次のも蒔かなくては間に合わないね。
暑い暑いと言っても今朝など風はずいぶん涼しく感じる。

同時に蒔き直したキャベツ(白のポット)も全部発芽している。
四角の連結ポットはセロリでやり直しせず、その右4つはブロッコリーで30日に新しく蒔いたもの。


これを陽に当てなくてはいけないけど、まだ日中の日差しは強いから防虫を兼ねてネット(寒冷紗)を掛け、でも徒長しないように気をつけて・・・と。

前回やったことでもすぐに忘れてしまうんだけど、よく見て気を抜かないようにしなければ。
しゃべれない赤ちゃんを育てるのと一緒と言われるけど、こんなことじゃ私には赤ん坊は育てられないなぁ。

2016年8月28日日曜日

発芽が揃わない原因

白菜と大根を蒔いてもう1週間になる。

発芽したのは白菜がポットの数で半数弱。種数にしたら2割くらい。
大根は直播きなので箇所数で半数強。

いつもなら2~3日で揃って出るのに・・・

ポット蒔きの白菜↓


直播きのダイコン
黄色の↓が出なかった場所


写真は畝の半分で、写っていない半分も似たような具合。

まだ暑すぎる?
適温は15~30度。

もっと早くに蒔くこともあるし、白菜には寒冷紗で日除けしてある。
大根はいつも直播きでそのまま。

毎日何回も「もう出たか」「今出たか」と見に行っても、出ないものは出ない。
どうして?


「ダイコンの発芽条件」で検索してみた。
あ、またお気に入りのサイトから回答が出てきた。

「・・畑にタネをまいて頻繁に水やりすると、土の中で空気が占める大きな透き間にまで水が入り、タネが水に漬かったままに近い状態におかれることになり、発芽が順調に進むための酸素が不足して、発芽不良を起こします。・・」

これだ、窒息。
以前にも読んだという薄い記憶はあるのに、何ということか。

雨が無い、水が足りない・・こればかりが気になり、蒔いた時にも勿論播種後にも毎日(朝晩のことも)水遣りをしていたから、十中八、九間違いなし。
一般的には播種時にたっぷり水を含ませたら後は発芽までは潅水不要。

ニンジンは芽が出るまでは乾燥させてはならないけど、これは他とは違う特殊性。

蒔く前の種を1晩水に浸ける場合があるけど、それもごく限られた種で、一般的には水に浸けるのは禁じ手とある。

たしかインゲンの時も播種後の水遣りが多すぎて失敗した。

学習や経験が頭に留まってくれない現実が寂しい。
都度、繰り返し学習を重ねるしかないか。



早めの収穫をと予定しての種まきだったけど、また予定が狂ったねぇ。
仕方がない、もう一度蒔き直そう。






2016年8月27日土曜日

ニンジンが発芽した

ニンジンの発芽が始まった。
蒔いてから7日目。思ったよりだいぶ早かった。


均一に出ていないけど、蒔き方が蒔き方だったからこんなもんでしょう。
マニュアル通りにやったのだから当たり前だろうけれど、ちょっと嬉しい。

でも水遣りを欠かさない、ということに神経を使った7日間。
ニンジンは発芽すればほぼ成功したも同然と言われるから、いい結果が出るとホッとしたり、嬉しかったり。

これで世の中が信じられるようになる(笑)。


9月いっぱいまで蒔けるようだから、10日もしたら2回目を蒔きたい。

レタスは結球しなかったー時期を間違えた

6月20日にポットに種を蒔いて7月16日に畑に植え付けたレタス。

種の袋を見て、この季節でもレタスが作れると読んで始めた。


表示の播種適期の範囲に入っているけど、とにかく日差しが強く暑いので寒冷紗で畝を覆った。
その功が奏したか、ぐんぐん大きくなった・・・

が、それが・・・
ただ上に上にと伸びていく。
葉の形もおかしい。




変だ。

まさかの抽苔、トウ立ちだ。


袋にはそれについては何も書かれていない。
他のサイトを調べてみた。

あった。

種メーカー大手「タキ○」のサイトで詳しい説明がされていた。


別品種(byトー○ク)の種袋も見てみた。(下線は管理者)


このメーカーは注意を促している。
連日30度を超す気温では無理だったのだ。


レタスは今年の早春に初めて手がけ、寒い時期から始められて栽培も簡単なことに魅せられて5月頃まで何回も作った。

気をよくしてちゃんと調べもせずに暑くなってからも植えたが、これはダメだった。
やはりこれは高原野菜。長野県のような気候の地でないと真夏には出来ないことを実践したようだ。

でもトウ立ちするとは思わなんだなぁ。


種袋のあの狭いスペースに漏れなく説明することは出来ない。
ユーザーが調べるのが、今や常識ということかな。
特に格安品メーカーのそれは要注意のようだ。


カテゴリーから外れるけど、その点では「タキ○」のホームページはとてもいい。


2016年8月21日日曜日

マルセイユメロンが収穫できた!

まさかネットメロンが出来るなんて思わなかった。それも完全に路地で。

ダメモトで「夢」を買ったつもりの苗1本で、標準の大きさまで育てることが出来たのだ。


メーカーHPで1.1kgになると説明されていた。
ぴったり1.1kgになった。

切ってみると、ワォッ!


う~ん、メロンの香りだ。

タネの周りのワタを摘まんで食べてみた。
美味しい!

果肉は柔らかい。
甘味は・・ちょっと足りない。

本来どのくらい甘いものなのかわからないけど、これは未熟果なのでしょうがない。
でも簡単な路地栽培でここまでできるとは。

来年はもっと甘いマルセイユメロンを作るのだ。


「未熟果」にしてしまった栽培過程を、来年のために記しておこう。

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5月初旬に苗1本(値段300円台 詳細忘却)を購入

植え付けて支柱を立て(なしでも良かったが、あった方が負担が小さいかと)

活着した頃に適芯。苗をいじるのは後にも先にもこのときだけ。

その後第1花が付いたのが5/22 ↓これ


この頃にケイフンを追肥している。

そしてもっと地温を上げたほうがいいだろうと、小さなテント(市販品 スイカ用)を張る。


この写真でわかるが、植えた場所は桃の苗が植えられているスペースの一隅。
この場所が「未熟果」を作る原因になったと思われる。

専用の土の量が少なかったのと、地主の桃に遠慮して元肥を十分に施していなかった。
追肥も控えていた。

が、ぐんぐん伸びて6月20にはテントを外す。


7月に入ってすぐに卵大の実を見つけ、これは摘み取る。
そして化成肥料を追肥する。

ぐんぐん暑くなり実も成長しているけど雨が無く、ぐったり。


ここまで大きくなるとカラスの目も気になって、何でカバーしようかと悩んだ結果こんなふうになる。


後は収穫まで待つだけ。
収穫適期になると、実のヘタの周りが白くカサブタのようになるのでよくわかるようなので、今か今かと待った。

雨も今日か、明日かと待てど暮らせど来ない。
もちろん水遣りはしていたけれど、葉の勢いは回復しない。

これじゃ実がスカスカになってしまうだろう、と思い切って収穫したうちの1個が上の写真。
大きさに問題はなかったので、室内で追熟ということになる。
それが8月6日。


で9日ほど経って包丁を入れ、総勢8人のお腹に治まる。

足りなかったのは水だけじゃなく、栄養も不足だったのでしょう。
あと1週間から10日のエネルギーがあれば、木生り完熟のとても美味しいメロンができたのではないかと思う。


ネット上で見てびっくり。
小売値は1個1300円。
販売店では糖度=16~18と。(種屋のページでは「糖度は高い」とだけ)



2016年8月20日土曜日

ニンジンの播種

一月も前からベッドだけは用意できていて、昨日(19日)やっと種を蒔いたニンジン。

  

ブロッコリーの苗が出来たけど植える場所を確保していなくて、困って空いていたニンジン用地を一旦拝借した。暫くして空き地ができて(ゴボウが順に消滅したため)ブロッコリーはそちらに移転。

そのうちに家事が忙しくなって、しばらく忘れ・・
他人のブログを見て「蒔かなくては」と気づき、本日に至る。

元肥を鋤きこんでから日が経ってしまい土が固く締まってしまったので、軽く起こしてから蒔き溝を作り、種を薄く蒔く。



いえ、薄く蒔くつもりだったけれど指の先から落ちた種は結構多めで均一になっていない。
土に落ちた種をいじっているとせっかく平らにした蒔き溝が台無しになるから、ひとまずこのまま発芽させることに。

雨が降った後で蒔けば条件がいいのだけれど、近日中の雨は全く期待できないので水を撒いてからの播種とした。

ニンジンの場合被せる土は極薄くするのがポイント。
畑の土を使うと薄く掛けるのは難しいから、種まき用土を使って薄く土掛けをし、その上から手でぎゅっと押さえて種と土とを密着させたら念のためもう一度水を撒いて終了。

普通ならこれで種まき完了だけど、何しろすごく暑い。
説明にある播種適期の範囲ではあるのだけれど、この夏は一度ならず高温で苗を失っているから、日よけをすることにした。

幅40cm、長さ80cmの小さな畝だから、丁度いい大きさのシートなんて無い。
さんざ悩んで1、8m×5mの寒冷紗の端をきることにした。

後で困ることも考えられるけど、今蒔いたニンジンを見殺しにするのはもっとマズイ。
ということで、こんなふうにして完了。


日除けなので裾は固定せずに、風通しもあるのであえてフリーに。


さて、袋にあるマニュアル通りになっているかチェック。

・蒔き方はこれで間違ってはいないけど、すじ蒔きより点蒔きにすれば発芽後の間引きが楽だった。

・発芽までは水をきらしてはならない、と。
雨が降らないからねぇ、注意、注意。

・発芽温度(地温)15℃~25℃とある。地温を測っていないけど、気温が32~33℃はあるから、う~ん、地温は30℃以上ありそうだ。
ここは温暖地の範囲なのか暖地に括られるのかが微妙なところで、温暖地ならば播種のタイミングはギリギリだ。気温が下がるのを待っていられない。
いずれにしても8月が蒔き時らしいけど、それで地温を25℃に保つには書かれていないけど日除けが必ず必要と読めばいいのかな。

これで発芽まで10日から2週間。
天気予報を見る限りでは、明日からは徐々に気温も下がっていくようだけど上手く発芽できるかな?


今年の厳しい暑さと雨の無い夏は、野菜の生育には厳しかった。
後半はあれもだめ、これもだめでちょっと世の中不信気味(笑)。


2016年8月8日月曜日

トマト黄化葉巻病とういウィルスに感染していた

実はポロポロ落ち、素直に伸びないでいじけたようなトマトの原因は何だろうと思いながらそのままにしていた。

ようやく、ちょっと調べただけで「あぁ、これのようだ」と探し当てた。

「トマト黄化葉巻病」
状態そのままの病名。

上部の葉の緑色が薄く黄色っぽく、葉自体がとても小さく上に伸びる力が無い。
下のほうの葉は巻き込んで、全体にグシャグシャになっている。
生った実も落下するのが特徴と。

↑葉の広がりがなく、全体におかしな形

↑頂部の葉色は薄く、葉が短く縮れている


↑下方の葉もクルクルと巻き込み、全体がひっ絡まったようになっている

ぴったり当てはまる。
情報元はここ。
http://www.maff.go.jp/chushi/anzen/seisan/pdf/yamaguchi3.pdf


わかったと喜んでいる場合じゃない。
生産できない、食べられないのは仕方ないとしても、ウィルスの一種とのこと。

治癒不可能で、すぐに抜き取って木を始末しなければならないと。
トマトに限らずウィルスに罹ってしまったら治療薬は無いんだそうだ。

このウィルスの原因はタバココナジラミという虫。
羽を持つ白い極小さなムシ。

気温が高い時に発生し、取り付かれてから20~25日で発病するそうだから、この1月くらいの間に発生していたことになる。

病気が出てからは治しようがなくても、虫が付いたらすぐに始末していればここまでにはならなかっただろうに。

日々よ~く観察していなくちゃいけない。