まさかネットメロンが出来るなんて思わなかった。それも完全に路地で。
ダメモトで「夢」を買ったつもりの苗1本で、標準の大きさまで育てることが出来たのだ。
メーカーHPで1.1kgになると説明されていた。
ぴったり1.1kgになった。
切ってみると、ワォッ!
う~ん、メロンの香りだ。
タネの周りのワタを摘まんで食べてみた。
美味しい!
果肉は柔らかい。
甘味は・・ちょっと足りない。
本来どのくらい甘いものなのかわからないけど、これは未熟果なのでしょうがない。
でも簡単な路地栽培でここまでできるとは。
来年はもっと甘いマルセイユメロンを作るのだ。
「未熟果」にしてしまった栽培過程を、来年のために記しておこう。
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5月初旬に苗1本(値段300円台 詳細忘却)を購入
植え付けて支柱を立て(なしでも良かったが、あった方が負担が小さいかと)
活着した頃に適芯。苗をいじるのは後にも先にもこのときだけ。
その後第1花が付いたのが5/22 ↓これ
この頃にケイフンを追肥している。
そしてもっと地温を上げたほうがいいだろうと、小さなテント(市販品 スイカ用)を張る。
この写真でわかるが、植えた場所は桃の苗が植えられているスペースの一隅。
この場所が「未熟果」を作る原因になったと思われる。
専用の土の量が少なかったのと、地主の桃に遠慮して元肥を十分に施していなかった。
追肥も控えていた。
が、ぐんぐん伸びて6月20にはテントを外す。
7月に入ってすぐに卵大の実を見つけ、これは摘み取る。
そして化成肥料を追肥する。
ぐんぐん暑くなり実も成長しているけど雨が無く、ぐったり。
ここまで大きくなるとカラスの目も気になって、何でカバーしようかと悩んだ結果こんなふうになる。
後は収穫まで待つだけ。
収穫適期になると、実のヘタの周りが白くカサブタのようになるのでよくわかるようなので、今か今かと待った。
雨も今日か、明日かと待てど暮らせど来ない。
もちろん水遣りはしていたけれど、葉の勢いは回復しない。
これじゃ実がスカスカになってしまうだろう、と思い切って収穫したうちの1個が上の写真。
大きさに問題はなかったので、室内で追熟ということになる。
それが8月6日。
で9日ほど経って包丁を入れ、総勢8人のお腹に治まる。
足りなかったのは水だけじゃなく、栄養も不足だったのでしょう。
あと1週間から10日のエネルギーがあれば、木生り完熟のとても美味しいメロンができたのではないかと思う。
ネット上で見てびっくり。
小売値は1個1300円。
販売店では糖度=16~18と。(種屋のページでは「糖度は高い」とだけ)
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