2016年5月8日日曜日

発芽時の温度 足りないと揃わない

先月下旬からは種まき、苗作り、管理、収穫と大変に忙しくなり、ブログへの書き込みをする時間が取れなかった。

目を吊り上げ、眉間に皺をよせていたようで、もっと楽しんでやったら?と言われる始末。

全く・・・
結果が生活を左右するほどのことじゃないのにね。

言い訳をすれば、「作目が多すぎる」。


それでも時は流れて、ゴールデンウィークも終わり5月ももう1週間が過ぎてしまった。
樹木の新芽はぐんぐん伸びて、日々緑色が濃くなりそろそろうっとうしさが気になる。

向かいの家のバラの花がきれいだ。

気温が上がってきて、発芽が楽になり少しゆとりができたように感じブログの復旧をしようかという気分も出てきた。



さて、どこから続きを始めたらいいのかな?

メモと節々の写真はあるけど、それら全部を細かに書き込むことはできそうにない。

取り敢えずは、今までと違った方法で試しそれなりに結果が見えたものから始めようか・・・。



トウモロコシの発芽。

発芽を早めるために、今年は種を蒔いたポットを室内に置いた。
でもそれに気づくのが遅れて発芽までの日数はいつもとそうは違わなかったけど、保温効果ははっきり出た、と思う。

何かそれなりに保温装置を作らなくてはできないと決め付けて、ひたすらお日様に頼ることしか考えなかった、硬い頭。

家の中はいつも25度の温度であることを利用すべきだと夫の進言。

土を家の中に持ち込むことにも抵抗があり、踏み切れなかったのだけど、気をつけて実行。

床の温度が場所によって違うので、廊下をはだしで歩いて明らかに暖かく感じる場所を見つけ、そこに置いた。汚れ防止の新聞紙を敷きその上に種を蒔いたセルトレイを置く。
但し基本的に夕方から朝まで。
晴天の昼間は外に出した。


夕方、外から再び屋内に入れた時に1つのトレイの位置をずらして置いてしまった。
その結果、たぶんその結果、2つのトレイの成長が明らかに違ってしまった。

播種から2日後(4/27)の状況がこれ。


たしか60粒を30個用のトレイに2枚蒔いた筈・・・
この日の写真はこれだけしかない・・揃って発芽しているトレイだけしか写していない。

右側にちょっと写っているのは別ものらしい。わからなくなってしまった。
たった2日で芽を出したことに感激したけど、トウモロコシって早いらしい。


それはそれとして、後に成長した結果がこれ。
発芽後はすぐに外で管理。


左のトレイは29本ほぼ揃っているけど、右のはてんでばらばら。

手前の何もない部屋は強風に煽られてひっくり返ったことによる欠損。
そのときの痛手も成長に響いてはいるけど・・・

証拠がそろわない申し立てみたいで、本当?って感じだけど、触って暖かく感じる場所に置いた箱と、そうでない場所に置いてしまった箱との発芽時の違いは顕著だった。





2016年4月23日土曜日

グリンピース収穫 シワにならないよう茹でる

グリンピースが一斉に成熟です。

先日試し採りしてから8日。
もう2日くらい早いほうがよかったかもしれません。
でも美味しくできました。

昨日は約2kg(莢付き)、今日また800g。
処理が忙しいです。


息子達に送ってやりたいな、と思うのですが鮮度が落ちるのでままなりません。
冷凍保存して、来たときに食べさせましょう。

昨日は二人がかりで莢を外し、塩豆とプレーンな茹でえんどうを作りました。
エダマメができるまではこれがビールのおつまみになってくれます。

 茹で上がったグリンピース↓



作業手順をメモしておきましょう。

《茹でるだけの場合》
①莢から豆を取り出します。
両手で莢を持ってちょっと捻るように力をいれると途中から莢が割れます。そしたら開けて豆をしごき出します。
(注意)
・莢が白っぽくなっていたり、表面に皺があるものは豆が硬くなっているので別にします。
・豆を取り出している間に鍋にお湯を沸かしておきます。

②豆が全部出たら沸騰した湯に入れ、時々食べてみながら目的の硬さになったら(目安4~5分)で火を止め、差し水をしてそのまま冷まします。(上の写真)
豆を湯から上げないこと。

これだけなので、湯が常温まで冷めたら食べます。


《塩えんどうにする場合》
①豆の目方を量って鍋にいれ、水はひたひたになるくらいに計っておく。
②豆を一旦取り出します。
③豆と水の目方の1.5%~2%の塩を水に入れて沸騰させます。
④そこに②の豆を入れ、ちょっと硬めくらいに茹でたら火から下ろしそのまま冷まします。
 (差し水をすると塩分が変わるのでしない)
⑤常温に下がったら終了。


水をよく切ってチャック付きのポリ袋などで冷凍すれば保存できます。


ゆでた後そのお湯を捨てずにそのまま冷ますことで、シワの無いコロンとした茹で豆ができます。

黒豆、トウモロコシも茹で汁(煮汁)に浸けたままにすることでパリッとできますね。
でも黒豆と同じ「ダイズ」でも、乾燥大豆(お味噌の原料などの、いわゆるダイズ)は茹でてすぐ湯を切ってもシワになりません。

この違いは何なんでしょうね?



茹であがったグリンピースはヒスイのような(と言われる)艶やかさですが、口に入れると「あぁこれは畑のイクラだ」とビール片手に夫クン。


2016年4月21日木曜日

発芽が揃わないエダマメ

芽が出てはきたけど、う~んちょっとヘンだなぁ。

1つ目が出たのが19日。
蒔いてから8日経過。

これで次々に出れば問題ないんだけど、21日の今日になってもこんな。


半分も出ない。
あぁ、これはだめだ。

何が悪かったのかなぁ?

種は新しいから質には問題なし。
種袋の説明を見直しです。

蒔き時は3月末から。
(早蒔きは育苗)とあり。

発芽までの日数5~7日
発芽温度(地温)25~30度
ですって。

育苗ってことは、蒔き床の温度を上げよということ。
25~30度の地温になれば5~7日で芽がでるよ、って書いてあるよ。

これも今蒔くなら地温を上げてやらなきゃならなかったんですね。
豆を蒔くのに温めるなんてこと頭になかったので、知らん顔してた。

そして新聞紙の覆い。
なんともアサハカでしたねぇ!

保温のつもりでしたけど、遮光になってしまったのですよ。
せっかくお日様輝く戸外に出しても、日よけをしてしまったら意味ない~~。

思えば、「種を蒔いたら芽がでるまで新聞紙で覆って・・」と教わったのは確か真夏。
できるだけ温度を下げてやる必要のある、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイなどの頃だった。

なぜ?を考えずに、いつでもそうするものと捉えていたんですねぇ。
なんとも恥ずかしい・・・。


このポットはそのうち芽が出てくるでしょうが、成長が揃わないと管理が面倒なことに。
これ、どうしようかな?








2016年4月18日月曜日

ネギボウズ 脱皮して種を作って

爽やかな風の流れに乗ってジャスミンの花の香りがしています。
家から出て近くを散歩すると、塀に絡んだハゴロモジャスミンが咲き出していました。
いい香りです。

畑に植えられているネギはどこもかしこもまん丸のネギボウズをつけています。
わが家のも同様です。

3月20日ごろにボウヤが葉の間からニョッキリ


20日後(今から1週間前)は
葉よりずっと伸びて、ボウズを支えている茎(葉?)はしっかり硬い。

写真奥のネギはボウズを摘み取ってしまっています。

切り取ったネギボウズは、天ぷらにするとほんのり苦味があって美味しいそうです。
切って捨てた後で知りました。残念。
来年の楽しみとします。


花(ボウズ)は薄いベールのようなものに包まれています。


こうなるともう白い部分も硬くなってしまい、美味しくありません。
しばらくは市販品で凌ぐことになります。


そして3日前の状態は


全員脱皮。ベールが取れました。

ネギボウズとはネギの花。
これで何百という数だそうです。



そして今日は、こうなりました。


何したの?


ストッキングで覆面しました。
どこへ強盗に入る・・・のじゃなくて
タネを採るためです。

花が咲いたら種ができて、放っておくとその辺に勝手に振りまいてしまうのです。
細かい種なので、地面に落ちたらわからなくなります。

で、落ちる前にこれで受け止めよう、っていうことなんです。

初めての経験なので、巧く収集できるかどうか。
上手に採れたらそれを蒔いて次のネギを育てます。

それができれば、もう種を買わなくても良くなります。
ネギの種って毎年買わなくちゃならないので、支出もばかになりませんね。

 この状態を見た夫曰く「こんなにキッチリ止めたらタネは飛べないんじゃない?」
えっ?ストッキングを使うように言ったじゃない。足に履いてバブダブしているストッキングなんてどこにある?




首の辺でストッキングを止めてある道具は、園芸用の輪ゴムです。
リアル店舗では見かけないのですが、ネット上で売られています。



止めるのも外すのも簡単で、紫外線にも強く何年でも使えとても重宝してます。



2016年4月17日日曜日

タマネギが膨らんできた・・何があっても季節は進む・・

秋に植えたタマネギの鱗茎が膨らんで地上に出てきました。



少し拡大すると


最も大きいと思われるものはこんな感じ。


できあがると、球と葉の境目部分の芯が折れたようにコテッと倒れるんです。
そうやって教えてくれるので判りやすいんです。

晩生種のタマネギは標準地では6月中旬が収穫期となっているのですが、この分ではだいぶ早そうです。
あと1週間?10日?




暢気に家庭用野菜の世話などしていますが、
九州地方で強い地震が大規模で起きています。
恐ろしいことです。

九州地方での大震災は今まであまり耳にしていませんでしたが
日本列島いたるところ断層だらけなので、どこで大地震が起きても全く不思議はなく、人が国内を移動して逃げることはできません。

対策は、「備える」ことだけのようです。
基本の食料品、水、トイレットペーパーのチェックをしなくては。

災害対策という意味でも庭に野菜があれば助かるのではないでしょうか。
暖かいこの地では、その気になれば通年何か青いものができるので、精を出さねば。

水をかぶってしまったらお終いですけど・・・


2016年4月16日土曜日

ラディッシュの収穫

昨日の収穫で、播種後26日です。


20日大根とは言うけれど1月はかかる、今まではかかっていた、と思っていました。

26日を20日というか1月と表現するかは微妙なところですね。

出来上がったのはこれだけで、全部が収穫できるようになったわけじゃないのでまぁ1月くらいと考えれば間違いないです。

つまらぬ理屈で因縁をつけるようなことを言いました。
要は半ら20日で収穫できる大根というわけです。


あまり美味しいものでもなく、主菜に出来るものでもないのですが、この色形に惹かれてつい毎年作ってしまいます。
きれいな赤で、まん丸でかわいいですよね。


害虫が活動を始めない低温期には20日から30日くらいですっとできるのですが、これから先はそうはいきません。
それで、かわいいというだけでしょっちゅう作るのはちょっと、ね。





2016年4月14日木曜日

キャベツやレタスの植え付けと同時に風対策

ポットで育てていたキャベツ、レタス、ブロッコリーが発芽してから1月を超えてしまった。
植えなければと思いつつも何だかんだで、延び延び・・

昨日一晩強い雨。
予報で見ていたのでその翌日(つまり今日14日)に植えようと計画したのですが、風予報では10メートルの風が夕方から翌日も吹くと出ました。

3日後にはまた雨らしい。
その後まで待つ・・・とまだ4日も先になってしまう。

仕方が無い。
できる限りの風対策をして植えつけよう。


植えるのはこれらです。


キャベツにレタス・・あれ?
あ、あと2個忘れられたようです。他にブロッコリーも。

1ポットに5~6本の苗を作ってしまったので、本当はいけないのですがそーっと株分けをして数を増やして2畝に植えつけました。

予め牛糞、鶏糞、石灰は入れていますが肥料は入れてなかったので、植え穴に化成肥料を入れて少し土を掛け、その上に防虫剤を蒔いてから苗をおきます。

定植時の防虫剤は必須ですね。
必ずというくらいにネキリムシがきます。

地際からちょっと上がった辺りを齧られ、簡単に枯れてしまいます。
私の使っている薬は今回はオルトラン粒剤ですが、使用したからといって万全ではありません。
たぶん使ったほうがやられ難いでしょう、という程度です。

そんなことで、こんな風に定植です。


左畝は全部今回の苗で、右畝は左側の4株が今日の苗です。

レタスとブロッコリー、レタスとキャベツという順番に昆植しました。
コンパニオンプランツのつもりです。


この後風避けの対策です。
南西からの強い風、との予報です。

左の畝は
トンネル用の支柱をセットし、防虫網を掛け簡単に止めたら更にその上をビニールシートで被いました。
ただし完全に被うと蒸れてしまうので風上側だけ。

右の畝は
左と同様に出来れば理想的でしたが、ビニールシートがありません。
さて、どうしよう?

ちょっと心細いけど何もしないよりはいいかとポリ袋利用の行灯をしました。
その上に防虫ネットが掛かるので、アンドンの支柱は長さ制限があります。

この畝は去年は通路部分だったところも利用したようで、プラ竹がどうにも入ってくれないところが幾つかあり、三角の行灯となりました。
それでもネットを持ち上げてしまうところが出て・・無理矢理な造作となりました。

さらにネットの裾を錘で固定し完成。


これで巧く難をクリアしてくれるかな?

4月は時々台風みたいな風が吹くことがあるんですよね。


今日は気温は25度。
風は爽やかだったのですが、日差しがきつく、たった1時間半の作業がきつかった。



ー後日記ー
この風避け装置(?)は、役に立ちました。
寄せ集めの材料ばかりで美しくないのですけど、目的はバッチリ達成。
かなりの風からも小さな苗たちを守ってくれます。
しばらくはこのままにしておきます。