2018年9月9日日曜日

白菜(郷秋)を定植

播種から21日目、かつて無く早く植えられた。
2回の追肥が効いたのか、本葉が5~6枚のちゃんとした苗ができた。


苗の様子は近づいて見ればこんな感じ。


植えつけたばかりだから、みんな下を向いてしまって・・
これもやや徒長気味なので起き上がるのに時間がかかるかも。

植えている間に陽が登ってきて影が邪魔をするので見にくい画像になってしまった。
予定では10株だったのが、それでは株間が開きすぎるので育てた12株を全部植えた。

1列植えでは余りにもったいなく・・列間が狭過ぎたかな。
畝幅の融通がきかないので、思うような配置はできない。

植えるまでの手順だけど、特別なことはしていない。定植の標準パターンでこういう具合に。

前日に12コの苗ポットを大きな洗面器のような入れ物(下が平らで水を受けられる容器)に移して殺虫剤の希釈液(今回はプレオフロアブル)をジョウロで掛けておく→畝には植える間隔を決めたら4センチくらいの深さに穴を掘ってオルトラン粒剤を混ぜる→穴に水をたっぷり入れる→水が浸み込んだところにポットから外した苗を置き、周りの土を寄せて手でしっかりと押さえて畑の土と根鉢を密着させる。→根の周りに水やりをしておく(今回は前日に雨が降り、当日また雨の予報なのでこれは省略)→根切り虫の忌避剤(ネキリエース)を株の周りにぱらっと撒いたら完了。

虫害が怖いので、上記の作業終了後すぐに防虫ネットでカバーした。
植え付け前に殺虫剤を灌注し、植え穴に殺虫剤を混和し、さらに上に防虫ネットという三重の防虫体制をとっても、どこからか侵入されてしまう。

もっと言えば、畝作りをしたときにも殺虫剤を鋤きこんでいるのだ。
そして2週間後くらいからは定期的に予防として直接散布を始める。
(これがなかなか腰があがらず遅くなってしまうのだ)
この時は、この時期ならこの虫が出そうだとある程度の予想で撒く。

穴が開き始めたら犯人探し。犯人の特定ができないと薬の選定もできないのでこれが重要。
もう本当に虫との「闘い」だ。


この白菜の定植をしたのは9日。
翌日(今日のこと)は、1日中しっかり雨。

頻繁に発生する台風と前線に伴う雨で、水気は過剰。
完熟間近のメロンが次々と裂果してしまうという悲しい状況の9月だ。


この白菜の定植から2週間後の様子はこちらで。




2018年9月8日土曜日

キュウリの枯れ木を撤去する

1代目、2代目のキュウリは2度の台風でボロボロになり、もうだめだろう。


緑色の葉が殆んどないもの無理だよね、これじゃ。
徒に生かしておかずに、片付けることにした。

今年はうどん粉病も出ずに(気温が高かったから?)良く生産してくれた。
5月始めに植えた2本の苗は、4ヶ月で200本の上収穫できた。

その後5月末に種から育てた2本は、生り始めに台風にやられ、50本まで収穫して先日また強い台風に煽られて先代の木と同じ姿にまで傷められてしまった。
残念だけれど、これもリタイア。

気候が穏やかならまだまだ働いてくれただろうが、自然災害はどうしようもない。
プロの生産者にはきついだろうねぇ。
その反映もおおいにあろう、スーパーでの値段は1本が70円の上だ。

8月始めに直蒔きした2本のキュウリは、まだ背が低かったのでキズが浅かった。


秋どり用の品種なので、今後また大きな傷害が無ければ収穫できるのではと期待している。未経験の品種なので結果に自信はないけれど、できたら嬉しい。



かぶ、コマツナはスッと発芽

かぶ、コマツナに、チンゲンサイを雨上がりに蒔いて3日目にそろってきれいに発芽した。
カブは目検討だけど、3センチぐらいの間隔で点蒔き。


コマツナは1条ですじ蒔き。もう少し濃い目に蒔いてもよかったが、種の残りがこれだけだった。また新しく買って追加しよう。
カブに比べて葉がだいぶ小さい。


チンゲンサイも発芽は上々で、これも点蒔きにした。


こういう風に全部揃ってすっと発芽すれば、スタートは成功ということになる。
出ない箇所がいくつかあったり、何日もかかってボツボツというのはまず順調な成長は見込めないものだ。

かつて種蒔きの「基本のキ」すら知らなかった頃の私は、蒔いた種が芽を出さないことがよくあったものだ。
テキトーに土を掘って種を落とし入れて、テキトーに土を掛けていただけだった。

・播種時期を守る
・土を良く湿らせる
・蒔き溝の深さを均一にする
・覆う土の厚さは野菜によって違う
・種と土を良く密着させる
という基本を全く知らなかった。

今の私が知る限りではニンジン、ホウレンソウ、レタス、シュンギクはちょっとコツがあるのだけれど、一般的には上記の点を外さなければ種が古くない限りちゃんと出る。

知らないとは怖いもので、経験がないと簡単だと思ってしまう。それが2~3回やってダメだといやになって菜園そのものを止めてしまう例が家庭菜園を始める人に多いのだと。

調べるツールはいくらでもあるのだから、作ってみようと思い立ったら何か1つでも学ぶまでは続けたいもの。
少しでもわかってくれば面白くなるものです。


日差しがだいぶ弱まってきたようにも思うので、寒冷紗を外して防虫ネットに交代しよう。

これらはどれも一度にいっぱいできても困るものなので、1週間から10日もしたら第2回目を蒔く予定にしている。

2018年9月6日木曜日

間引き&追肥

1箇所から3~4本出ているダイコンを間引いて2本にした。
これの追肥はまだ早くて、本葉が4~枚になったら1本にしてその時に1回目の追肥となる。

10日程前に定植した3種類はどうだったかな、調べてたらすぐにやらなくちゃということに。
キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーだけどどれも植え付けの1週間後に1回目の追肥。

計算した量を化成肥料(14-14-14の高度化成)で施した。
ほう、結構な量になるものだ。
これを忘れたらちゃんとした形には多分ならないだろうね。

この計算だけど、元肥として鋤き込む時に畝ごとに計算しているが、今は1畝に全部植わってはいないので、追肥の計算は按分も必要になってくる。

元肥の時のNは鶏糞を使っているのだが、防虫ネットが掛かっている畝で鶏糞を追肥でやるのは大変な手間になる。
従って簡単にばら撒くだけの化成肥料にした。

これはこれでまた、鶏糞を化成に換算しなおさなくてはいけないので、あぁややっこしい。3回又は4回の追肥計画なので、今回の量をメモと頭(大丈夫?)に記録しておいて次回からは凡その目分量でやれないだろうか。

施肥作業の途中から雨。
これはラッキーと、少々濡れながらの完了。
ウン、気持がいい。

2018年9月5日水曜日

かぶ、こまつなを蒔いた

私にとってはまず成功が難しい野菜なので、気が重いけど欲しい野菜のトップ10の内。

カブ(F1白雪)

かぶの品種としては初めてのもので、「小かぶの時から中かぶになるまで順次収穫できて裂果や変形が少ない」などの特徴が魅力で選んだ品種。
9月いっぱい蒔けるようなので、少しずつ数回に亘って蒔いていく予定。
カブは買うと高いので、できる時期にはぜひ作りたいが、ちゃんとできたことはあまり無い。

コマツナ


何回も作ってみるのだけれど、柔らかくてある程度大きく育ったものを収穫することはなかった。
収穫適期がごく短いので、大きくなりきらずに硬くなってしまう。きっと肥料が足りないのだといつも後になって思う。今度こそは、と何回思ったことか。
で、また今度こそとケイフンを標準量の2倍漉き込んだが・・

そして欲張ってチンゲンサイ


これはだれでもが手を出しやすい野菜のようなので、売店での1品として作りたい。


台風が過ぎた後、はっきりと空気が変わったとは思えないがいくらか過ごしやすくなっている。それでも直射はまだ痛いほどに感じるので、また寒冷紗を使った。

どれもアブラナ科でと~~っても虫にやられやすいものばかり。
コナガ、キスジノミハムシ、カブラハバチ、アオムシ・・針穴が開いた程度では犯人の姿が見えないので、推測で対策をしていくところから始めるしかない。

3日位で発芽するだろうが、虫との闘いの季節が始まる。
発芽したら寒冷紗を防虫ネットに替えて虫対策。

発芽の様子はこちらで



ポット苗に追肥

発芽して2週間のはくさいに液肥をやった。


今までポット苗は何でも、発芽からおよそ30日くらいを水の管理をするだけでそのまま育苗していた。

最近、このような育苗中も追肥の必要があると知った。今頃、なのだ。
そのせいか、苗がなかなか定植できる十分な大きさにならなかった。

種を蒔く土は市販の種蒔き培土を使うが、改めて袋を見たが今使用している品には「PH調整済み」としか表示されていない。肥料らしきものは何も入っていないと解釈すべきか。

それだとしたら水だけではしっかり太れる筈はない。
定植までに週に1回程度の液肥を使うのだという。

そうだったのか。
これを実行すればいい苗ができるかな。

本葉が出ている白菜の他は、同数で別品種のはくさい、追加で蒔いたキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーで、どれも発芽して5~6日を経過。
ひょろひょろだけど、今から数回の追肥でしっかりしてくれることを期待。


昨日の台風21号は、当地では幸い被害らしいものはなかった。
予報が早期の時にはスワッ、直撃かと思ったけど日ごとに西へ西へと反れて関西方面で大被害。
年々災害が大きくなるような気がする・・



2018年9月3日月曜日

ニンニクは冷凍保存がお勧め

5月半ばに収穫して、乾燥しながら消費してきたニンニクはもうそろそろ芽がうごく時期だ。人の感覚ではまだ真夏だと思っても、植物は敏感に温度の低下を感じているようで毎年9月半ばには緑色の芽がみえてくる。

そうなる前に、この先来年の収穫までの8ヶ月分を家庭で保存するには「冷凍」しかない。
店にはいつも乾燥したものが並んでいる(どうやって保存しているのか?)のを買って使う分には何の問題もないけど、家庭菜園でできたものを来春まで使っていくにはこの方法だ。

どうやって冷凍するのか、その手順をご紹介します。

今の状態はこれ。店で売られている状態のものだ。


まずは全体を包んでいる白い薄皮を剥がします。4~5枚重なっていてちょっと面倒だが、ちょっと乱暴に2~3枚を一緒に剥がしても問題ない。
すると、こうなる。


ユリ根みたいだね。
そしてこれを1粒ずつパチッパチッとばらして、こう。


ここまで解体したら、冷凍庫へ。
別にどうってことなかったね^^

「冷凍」ってどうやって?という方もおいでなので、こうして凍らせるのだよとの説明です。
しっかり凍ったらチャック付きのポリ袋にでも入れて保存し、必要なときに出してくればいい。

冷凍庫から出してすぐに包丁が入ることと、最後の1枚の皮は乾いている状態の時より剥き易いので使いやすく、ニンニクの冷凍保存はお勧めです。

最後の皮まで剥いてから冷凍すれば、使うときにもっと楽ですけど、乾燥状態での最後の皮むきがとても大変で、沢山あると途中で投げ出したくなります。

<蛇足>
今年の秋もまたニンニクを植えようと思っている人は、この冷凍作業の時に種の分を取りおくことをお忘れなく。
全部冷凍しちゃったら植えつけの時になって、あらっなんてことにならないようにね。

・・経験者語る