ポットは径9センチの小さなポット。
その中に発芽苗が2本。芽が出たのは種を蒔いて5日後の4月24日。
ここまでは順調だったので何も疑わずにいたが、この時期に本葉が展開したものの一向に大きくならずに、下葉が変色した。
本来必要のない筈の液肥を何度もやってみたが変わらず。
土に間違いがあったのか?
いままで同じ土で他のものがちゃんと育っていたのだから、そんなはずは無い。
わからないままにもう一つ気になっているのは、レタス。
やはり途中まで順調で、ようやく1個が巻き始めて同じ畝の他のを見ると葉の形が変なのもある。?これは巻かないのでは・・
レタスは播種から54日。
巻き始めた1つは今こうなっている ↓
これは結球レタスか?という恰好のがこれ ↓
およそ2ヶ月も経ってこれはないねぇ。
葉の形が細長くレタス特有のフリルがほとんど無くノッペラボウ。
以前にも巻かなかったレタスはたしかこんな葉の形をしていた。
明らかにダメそうなのはこれだけだけど、他にも怪しいのがいくつか見える。
下の写真の右側はとっても怪しい。
左は巻いてきているけどこの小ささは異常。
10株全体ではこんな様子
結球しそうなのは2株だけで、あとはどれもアヤシイ~。
芯の葉が2~3枚立ってきているのもあるから、もしかしたら・・
キャベツにしてもレタスにしてもこの地で夏に栽培できるものじゃないことは前提なので、春作の最後と思って植えたり蒔いたりしたものだ。
だけど、一体何度でできるんだっかかな?と、何度も作っているのに今更再確認してみた。
種の袋で
キャベツは
レタスは
どちらの説明でも発芽温度の範疇には入っていて、発芽には問題なかった。
スムーズに発芽したので、生育温度にまで気がまわらなかった。
でこうなってみて、生育温度はどうかと見てもどちらにもその記述は見当たらないので、いつも愛用のタネ屋さんのサイトでチェック。
キャベツの生育適温は15~20℃、結球適温は13~20℃。
レタスの生育適温は20℃前後とあるではないか。
あ、こりゃダメだ。
あわてて畑の温度を測ってみると、気温28度、地温30℃。
適温が20℃が多少の違いなら結果できるかも知れないけど、こんなにも高温じゃとても無理。
特にキャベツはこの大きさでは諦めるしかないか。
レタスは・・
結球しかかっているのもあるのだから、もしかしたらと。
寒冷紗の手持ちがある。
黒い寒冷紗の遮光率51%って温度がどのくらい違うものなのかな。
51%も遮光したらかなり中の温度も下がるのではと、とにかくやってみることにした。
サイズが合わなかったけど、なんとか日除けにはなりそうだ。
寒冷紗をこんなふうに本来の使い方で使ったのは初めてだ。
さぁ、効果の程はどうか。
結果が出たら忘れずに更新しておこう。
3月、4月はまだ種蒔きはできるけど、芽がでてからは気温はぐんぐん上昇する季節になるんだ。特に今年は桜が2週間も早かったことに注意を払わなきゃいけなかった。
そして種屋さんにも注文したい。
いえ、種を注文するんじゃなく、いくら安価で売っているからと言っても必要な情報は袋にきちんと入れておいて欲しい。
八つ当たりじゃなく、袋を大きくしてでももう少し詳しい情報はほしい。
ネットで調べられることも多いけど、品種特有の情報はなかなか手に入らない。
このレタスがどうなったか・・その結果の記事はこちら