小人数家族で1回に食べきれるサイズが都合いいし、冷蔵庫への納まりも良さそうと思い、蒔いてみた。
播種から27日目。
今日は曇り空で、日付が替わる辺りから弱い雨の予報なので、今日は植付のチャンスと見て行動に移した。
まだあっちこっちと勝手な方向をむいているけど、大丈夫、そのうちみんなシャンとする。
いつものように植え穴にオルトラン粒剤(土の中にいる虫を退治&水に溶けた薬の成分をハクサイが吸うことで地上部に付いた虫も死ぬ)を混ぜて、苗を植えたら回りにデナポンベイトをパラパラと撒いておく。
本葉の数4~5枚で、ちょっと頼りない感じだけど畑に植えればぐんぐん大きくなる。
この苗も葉が1枚齧られているが、これはダンゴムシの仕業だ。
デナポンベイトはダンゴムシとネキリムシの対策用。
デナポンベイトはネキリムシにも効果があるようなので、1石2鳥なり。
葉が土に触っていると、その葉の下にはダンゴムシがウジャウジャ寄ってきて葉を食べるので、ダンゴムシ退治は必須。
他にも少々心配な苗が1つ、2つ混じっている。
こんなのはダンゴムシじゃない。
芯に近い葉の形が変形しているのは虫害。
この写真じゃ解らないけど、シンクイムシかコナガにやられた跡がある。
かろうじて芯はある。
今はもう虫はいないし植え付け前に殺虫剤を灌注したので、この被害に関しては進行はしないと判断して植えた。
この後は防虫ネットをかけて終了。
うまくいけば11月初旬には収穫できるらしい。
キャベツの植え付けもした。
これはまだ急ぐことはなかったけれど、播種から凡そ1月たったのでそろそろいいかと、ついでにやってしまった。
品種は「めぐみ極早生」、年内には出来上がる予定。
正常に成長することを見越して、株間40cmで5本。
蒔いてから38日を経過しているけれど、先のハクサイよりもっと小さくて、本葉の数は3~4枚。
8月末に堆肥、苦土石灰、ケイフンを入れて、土作りをしているが、小石が多くて困った土なのだ。
この近隣の畑はほとんどどこでもこの土でそのままやっている。
去年はここにダイコンが立派にできたのだが、これで股根にならなかったのが不思議。
だから、葉菜なら病気と虫をクリアすれば結果が出るのはわかっている。
ということで、ハクサイ同様の手順で植えてしっかりとネットで被って終了。
年内に収穫できるキャベツはここまで。
この後は、発芽はするものの生育に半年かかってしまう。
なので、1~3月にはここではキャベツの収穫は無いのだ。
高冷地の野菜だけど、温度が低すぎてもだめということかな。