2017年5月11日木曜日

トマト定植のタイミング-花が付いた

植え付けのタイミングを待っていたトマトに花芽が付き、開花した。

こちらはホームセンターで買った大玉「ホーム桃たろう」が2本。

購入したトマト苗

大玉トマトの花芽


こちらは種から育てた中玉トマト2本で
これと

種から育てた中玉トマト 着花

これ。

育苗した中玉トマトに花芽

風のせいか茎があばれてくねくねと曲がってしまったが
もう開花している。

これら中玉は3月4日に蒔いて、保温して、発芽したのが11日。

中玉トマトの発芽

こんなか細い頼りない芽だった。
蒔いた種は全部出て、その内の2本を選抜し今日に至ったもの。

味的にはそれほどのものじゃない(好みに合わない)が、種から育苗したことに達成感があり愛おしい。

購入した大玉に花芽が付くのを待って、ようやく定植となった。
植え付けの前日に殺菌剤(ダコニール)と殺虫剤(プレオ)とで灌注処理をした。

トマトはうどん粉病が出やすいのと、去年はオオタバコガにやられて収穫ができなかった経験がある。

予定の畝に植えつけた。
今年はネットは止めて有り合わせで便利な鉄筋支柱に沿わせることにした。

これが桃たろうの方で、赤い←に花芽がある。

トマトの植え付け


花芽を手前にして植えるトマト

こちらが中玉。黄色い花が見える。

トマト 花芽の向きを揃える

花芽、花房はどれも同じ向きにし作業しやすい側に向けて植えてある。
それで花が付くのを待ったのだ。

トマトは第1花が付くと後の花房は全部同じ側に付く性質があるので、作業位置のしやすいように植えつけるのが一つのコツ。
知ってみると面白いもんだ。

上穴に粒剤の殺虫剤を入れて植えつけたら、支柱に固定する。
それから、せっかく付いた花芽だけど第1花は摘除、つまり取ってしまう。

勉強不足でその理由はここに披露するほどには解っていないが、キュウリもナスも同様にするそうだ。

ついでに中玉の方はボサボサとわき芽も伸びていたのでそれも取って、すっきりとなった。

トマト第1花 摘み取り

下を向いたようになっているけれど、そのうちちゃんと上に向いてくれる。

これで植え付け終了。
根が活着するまで水枯れに注意し、第2花が付いたらホルモン剤の付着になる。

ということで、はい4本整列。


今日は暑い一日だった。
午後2時にうちの温度計で27度、静岡(のどこか?)は30度だったとのこと。

予報でも気温が上がる、と出ていたので植え付け作業は夕方にした。
トマトは高温が大好きだけど、新居に移るときには気を配ってやらなきゃね。



2017年5月9日火曜日

グリンピース収穫開始

5月の、初夏の味、グリンピース。


ぎっしりと実が入っていい感じ。
白いご飯に炊き込んだ豆の鮮やかな緑色がとてもきれいで、しかも甘く美味しい。

畑では鈴生り状態。


種を蒔いてから6ヶ月、伸びていく蔓を持ち上げてやっただけで特に手はかからなかったけどこんなに長くかかるんだ。

今はまだウドンコ病も全く出ていないが、隣にある終ったキヌサヤが白くなってきた。
早く撤収しなくては。

去年の経験からすると収穫期間は2週間くらいなので、熟すのも枯れるのも急速だ。
今年も冷凍保存になりそうだ。


蛇足だけれど、グリンピース=実ったエンドウマメと思っている人もいるようだ。
地域的な現象かもしれないけど。

目こぼしでエンドウマメになってしまったキヌサヤの豆をゆでて「塩豆」で食べてみた。
違う。

しっかり実ったエンドウマメは、茹でてもなかなか柔らかくならず湯から揚げるとシワシワになる。

一方グリンピースはさっと茹でれば柔らかくなり、空気に当ててもパリッとしている。
私の幼少の頃はグリンピースなるものは無かった(知らなかった)。

2017年5月7日日曜日

大型連休の嵐、その爪痕

連休最後の今日は、朝から風が強い。
予報によると風力5~6とのこと。

メロンのテントが何度も剥がされ、定植したばかりのインゲンは1センチ近くも土から出て傾いた。

もうしっかり根を張っているはずのトウモロコシの苗も、こんな風に。

傾いたトウモロコシ

風が地面から吹き上がったのか、上着を持ち上げてお腹を見せるかのように隋が出てしまっている。

傾いたトウモロコシ


拙いなぁ、どうしたらいいのだろう。
予報を見ていたなら、避難すべきだった。

もう一つの嵐。

8歳、6歳、2歳、1歳の4人の孫。
彼らにとっては年に2~3度のイトコ同士の顔合わせ。

言えば解るのは8歳だけで、6歳はその場は「うん、わかった」と言えるが、全然わかっちゃいない。
気が向くままにロウゼキを働き、怒られている。

2歳は黙って(まだ言葉が出ない)目を輝かせて、庭中を走り回っている。
躓いて転んでも泣かない。

1歳10ヶ月は、嬉しそうにニコニコとイトコたちの動きを眺めながらヨチヨチと追いかけている。

隣組全戸に聞こえそうな騒音が一日中響いている。
こどもの日でもあることだし、ここはお許しいただこう。



ここまではハラハラしながらも、普段は動かさない顔の筋肉を使って傍観。

ところが、2歳の全身運動が止まりしゃがみこんで静かに何やら「お砂遊び」中。
あっ、あ~っ!何をしてくれたの~~

種を蒔いてあるポリポットを持ち上げてひっくり返して次々とジャーッと。

2つ3つと芽が出始めていたレタスだよ・・(泣

2歳じゃ、出し放しにしておいたこちらが悪い。
叱るにしかれない。

こういう被害は想定外だった。




2017年5月6日土曜日

落花生はタネが土の上に出て発芽

落花生の発芽が始まった。
今年は播種がから12日かかった。

落花生の発芽

上の画像が一番進んでいるタネで、全体にはこんな感じ↓

発芽が始まったラッカセイ

ある程度深く埋めたはずのタネが土の表面に出ている。
水遣りの際に土を跳ね飛ばしてしまったかと、ちょっと慌てたけれどよく見ると

落花生の発芽

土がモコモコと持ち上がって、種が土の上に顔を出し、それが二つに割れて、それから緑色の芽が出てくることがわかる。

芽が出るより先に根がしっかり出ていて、その根が種を持ち上げているということかな。
掘り出して見てみたいけど、もったいなくてできない。

ラッカセイは種が大きいから、この現象がちょっと異様に思うけど、他にも双葉の先に種の殻のようなものを付けていることはよくある。

ごく当たり前の発芽の様子なのだ。

2017年5月2日火曜日

メロンを定植

種から育てたメロンが植えられる時期になった。
本葉は2枚しか出ていないけれど、ポットから抜いてみると白い根が予想以上にできていた。

メロンの苗

これなら大丈夫。
病害虫予防の薬も灌注したし、ベッドも温まって待っている。

土を温める

ここに植え穴を掘って、念のために土にも殺虫剤を混ぜて、水もたっぷり入れて植え付け。

メロンの植え付け

生育中も高温にしてやらなくてはいけないので、小さなテントを張って保温。
この資材はホームセンターに売られていた。

こういう便利なものがないと、芽を出すことはできても実を生らせるまでは難しいものだ。

保温用テント

こうして書いているとどうってこと無いように見えるけど、小苗を5株植えつけるだけで小1時間かかっている。

地面に向かってする作業だから、足腰にも負担が大きい。
家庭菜園では避けて通れない部分で、収穫の喜びまでの少々きつい過程の一つなんだ。

2017年5月1日月曜日

ごぼうに鶏糞を追肥

ゴボウが発芽してからおよそ1ヶ月。


そろそろ間引きの頃かと、改めてみるとまだ1本立ちできそうなところはあまり無い。
生育がとても不ぞろいだ。

間引きはもっと先だ。
周りの雑草を始末して、追肥しなくては。

播種前の元肥は入れていないから、追肥はケイフンでやる。
こんな大きさではまだ根は広がってはいないだろうが、株元から少し離して置く。

ゴボウ 元肥 鶏糞

粉末状の鶏糞を株に沿ってスジ状にまいて、風に飛ばないように水で湿らせておいた。
ゴボウは栽培期間が長いから、化成肥料より有機系の肥料の方がいいだろうと思う。

これも最近知った施肥のテクニック。
この場所は土目が悪いからいいものはできないと思うので、せめて肥料は足りなくならないよう注意しなくては。


2017年4月30日日曜日

溝施肥で植えてみたナスの小苗

店頭の苗が豊富にあるGW前に手に入れておこうと、29日に買いに行った。
いつもの¥70の苗を目指して売り場へ。

どれもこれも見逃してしまうほどの小さな苗だった。
さんざ迷って、結局これら(箱の中にある苗)を購入。右のトマトは私が種蒔きから育てた苗


このうちのナスとキュウリを翌日(4/30)には植えた。
地温は30度以上になっているし、近所の皆さんも植えているから大丈夫だろうと。

今年は元肥の施し方を変えて、「溝施肥」にしてみた。
先ず堆肥としての牛糞と石灰は事前に鋤き込んでおいた畝の真ん中に、鍬で溝を深めに掘る。
溝施肥1

その溝に元肥のケイフンを置いていく。

溝施肥2

次に苗を植える位置に油かすを置いて、そこに割り箸を立てて印をする。
今年は苗の間隔を1mにした。2本仕立てにしたいのでこのくらいは必要になる。

溝施肥3

そこまでやったら、印の割り箸を倒さないように気をつけて土を2~3センチ埋め戻す。
このう埋め戻しの作業は、肥料が苗の根に直接触れないために行うもの。

溝施肥4

この後は植え付けになる。
ポットから外した時に、十分ではないけど白い値が外側に見えて、根鉢が崩れることもなかった。

鉢にある苗には事前に防虫剤や殺菌剤の薬液を灌注しておいた。
今回はサンヨールという殺菌剤と殺虫剤を混合した薬剤にした。

割り箸が立っている位置にオルトラン粒剤(殺虫剤)をパラパラと蒔き、土を寄せて水鉢を作り水を入れる。
水が浸み込んだら苗を置いて土を掛け、手で押さえておく。

ナスの植え付け

後は苗の支柱とアンドン用の支柱を立てアンドン(風除け)をすれば終了。

アンドンで風除け

少々わずらわしかったけれど、この方法だと植え付け時に有機肥料の施肥ができるので、バタバタせずに済むし、肥料も上穴の分だけでいい。

だからケイフンも「穴」で良かったのだ。余計なことをしたようだ。

この溝施肥や穴施肥は、予定通りに畝が空かなかった時や急に予定が変わって準備できていない時にはとても便利だ。

それに元肥を畝全体に鋤きこむ方法よりも肥料効果が高い、とする説も見える。
今後は基本的にこれでやろうかと、いまのところの胸算用なり。


今回の「苗が小さい」件は、思うに値段との折り合いでは。

いつものように70円(税込み)で売ろうとしたら、こうなったのだ、多分。
燃料代、手間賃、資材費などの値上がりでここまでしか育てられなかった、か?

売価を上げたら売り上げが落ちる、という販売側の判断の結果ではないだろうか。
いつもの大きさにまで育てたらいくらの値になるのかは知る立場じゃないけれど、景気は良くないんだよね。

考えすぎ?
単に気温が低かったからかも。