2017年5月1日月曜日

ごぼうに鶏糞を追肥

ゴボウが発芽してからおよそ1ヶ月。


そろそろ間引きの頃かと、改めてみるとまだ1本立ちできそうなところはあまり無い。
生育がとても不ぞろいだ。

間引きはもっと先だ。
周りの雑草を始末して、追肥しなくては。

播種前の元肥は入れていないから、追肥はケイフンでやる。
こんな大きさではまだ根は広がってはいないだろうが、株元から少し離して置く。

ゴボウ 元肥 鶏糞

粉末状の鶏糞を株に沿ってスジ状にまいて、風に飛ばないように水で湿らせておいた。
ゴボウは栽培期間が長いから、化成肥料より有機系の肥料の方がいいだろうと思う。

これも最近知った施肥のテクニック。
この場所は土目が悪いからいいものはできないと思うので、せめて肥料は足りなくならないよう注意しなくては。


2017年4月30日日曜日

溝施肥で植えてみたナスの小苗

店頭の苗が豊富にあるGW前に手に入れておこうと、29日に買いに行った。
いつもの¥70の苗を目指して売り場へ。

どれもこれも見逃してしまうほどの小さな苗だった。
さんざ迷って、結局これら(箱の中にある苗)を購入。右のトマトは私が種蒔きから育てた苗


このうちのナスとキュウリを翌日(4/30)には植えた。
地温は30度以上になっているし、近所の皆さんも植えているから大丈夫だろうと。

今年は元肥の施し方を変えて、「溝施肥」にしてみた。
先ず堆肥としての牛糞と石灰は事前に鋤き込んでおいた畝の真ん中に、鍬で溝を深めに掘る。
溝施肥1

その溝に元肥のケイフンを置いていく。

溝施肥2

次に苗を植える位置に油かすを置いて、そこに割り箸を立てて印をする。
今年は苗の間隔を1mにした。2本仕立てにしたいのでこのくらいは必要になる。

溝施肥3

そこまでやったら、印の割り箸を倒さないように気をつけて土を2~3センチ埋め戻す。
このう埋め戻しの作業は、肥料が苗の根に直接触れないために行うもの。

溝施肥4

この後は植え付けになる。
ポットから外した時に、十分ではないけど白い値が外側に見えて、根鉢が崩れることもなかった。

鉢にある苗には事前に防虫剤や殺菌剤の薬液を灌注しておいた。
今回はサンヨールという殺菌剤と殺虫剤を混合した薬剤にした。

割り箸が立っている位置にオルトラン粒剤(殺虫剤)をパラパラと蒔き、土を寄せて水鉢を作り水を入れる。
水が浸み込んだら苗を置いて土を掛け、手で押さえておく。

ナスの植え付け

後は苗の支柱とアンドン用の支柱を立てアンドン(風除け)をすれば終了。

アンドンで風除け

少々わずらわしかったけれど、この方法だと植え付け時に有機肥料の施肥ができるので、バタバタせずに済むし、肥料も上穴の分だけでいい。

だからケイフンも「穴」で良かったのだ。余計なことをしたようだ。

この溝施肥や穴施肥は、予定通りに畝が空かなかった時や急に予定が変わって準備できていない時にはとても便利だ。

それに元肥を畝全体に鋤きこむ方法よりも肥料効果が高い、とする説も見える。
今後は基本的にこれでやろうかと、いまのところの胸算用なり。


今回の「苗が小さい」件は、思うに値段との折り合いでは。

いつものように70円(税込み)で売ろうとしたら、こうなったのだ、多分。
燃料代、手間賃、資材費などの値上がりでここまでしか育てられなかった、か?

売価を上げたら売り上げが落ちる、という販売側の判断の結果ではないだろうか。
いつもの大きさにまで育てたらいくらの値になるのかは知る立場じゃないけれど、景気は良くないんだよね。

考えすぎ?
単に気温が低かったからかも。





2017年4月29日土曜日

エンドウの冷凍保存 これもゼイタクのうち

毎年のように冷凍保存。


1日1回の収穫では大きくなり過ぎてしまうキヌサヤ。
その都度食べきることはできない。

で最盛期には収穫したらその日のうちにさっ熱湯を通して冷凍。
これはこれで長期間使えて便利。

炒め物なら、解凍せずにこのままフライパンに入れればいい。
汁の身で使うには、やはり凍ったまま厚い煮汁に入れて1分ほどそのままで。
飾りの色としてなら、やはり凍ったままもう一度さっと茹でる。


スナックエンドウも同様に冷凍してみた。
やはりさっと熱湯に通して、水切りしながら冷ましたら冷凍に。

ブランチングしたスナップエンドウ

スナップエンドウは、解凍後に茹で直してどの程度になるのかはわからない。
今年は試作段階。

あと1回の収穫を残すだけで、これは終了。
今年初めて作ってみた野菜で、作りやすく調理も簡単で、さっと茹でただけでお酒のつまみなんかには便利で美味しい。

野菜の無人販売所でささやかに安く売っているのだけれど、キヌサヤもスナックエンドウも売れない。

原因はわからないけれど、食べたことがないという人も少なからず居るみたいだ。
食べたことがないものは興味も無く、その値段が安いのか高いのかも判らないよね。

スーパーの棚を見ると、高いところに少量並べられていて、1パック10枚前後で100円強(スナップの場合)。

キヌサヤだってとても高い。
キヌサヤと玉子の取り合わせなんて、これ以上無いほど美味しいんだけど・・

これじゃ気楽には手が出せず、「口に入れたことない」のは珍しくはないか。
やはり自分で作ることはとてもゼイタクなんだね。

スナックは収穫が始まってから2週間で終ってしまった。
収穫期間が非常に短いのも高価な原因かな。

2017年4月28日金曜日

細長い春キャベツ

10月に蒔いて半年、ようやく収穫期を迎えたキャベツだけど何だか変な形になった。

縦に長いキャベツ

いきなりトウ立ちだろうか。
「ある程度の大きさで寒さに遭遇すると花芽が分化する」のがトウ立ちの原理なのだ。

花芽の分化とは、こういったものの場合つまりトウ立ちのこと。
ある程度の大きさってどの程度かわからないのだけれど、このキャベツは秋に蒔いて今収穫だから小苗から葉の数10枚そこそこで冬越している。

アブラナ科の野菜は春暖かくなってくると花が咲くものが多いし。
もっと早くに収穫しなきゃいけなかったのかな。

ドキドキしながら包丁を入れる。

トウ立ちはなかったキャベツ

大丈夫だ。
芯の先が少々怪しいけどね。

外葉の数枚が頂上で立ちあがってしまっているんだ。
伸びようとする成長が旺盛で、巻き込みが間に合わなかったみたいに見える。

出来上がるまでに時間がかかるけど、待つだけで、防虫など他に手がかからないこの時期のキャベツはトウ立ちさえなければ、安心して畑で待つことができる。

柔らかくて瑞々しく、千切りも楽にできて、生でたっぷりいただきました。

2017年4月26日水曜日

ジャガイモの芽かきと土寄せ

ジャガイモの生育は速い、もう蕾ができている。
去年の記録を見ると、やはり同じ頃だった。


今年が特に早いわけじゃないようだ。
背丈は20センチを越えて、ちょうど間引きサイズだ。


枝がいっぱい出ている株は2~3本にして芋の数を減らし、1個を大きくするため。
抜きたい枝の地際を片手で押さえながら、別の手で引き抜く。

こちらが間引き前


間引いた後はこうなって、散髪後みたいにスッキリ。


ズルッと抜けたり、ボキッと切れたりするけどどちらでもいい。
おお、もう大豆大のジャガイモができている。

今年はどうしたことか枝の数が少なく、抜くべきものは僅かで簡単に終ってしまった。
どっちみち抜いてしまうのだから、少ないからって困ることじゃない。

芽欠きが済んだら根の周りに土を寄せる土寄せ作業。
せっかくできた芋が土の上に顔を出さないようにする作業だ。

土から顔を出すと、芋は緑色になって食べられなくなるからね。
あの緑色の部分は、芽と同様に天然毒素(ソラニン)を持っていてその部分は食用にはならない。

光に当るとできる毒素でその部分を除去すれば大丈夫だけど、毒は作らない方がいいよね。
人の肌が陽光に当るとできるのはメラニン。
これも女性から見ると毒素で作らない方がいいよね。

ということで、鍬で根元にその外側にある土を寄せる。
(忘れなければ)そのときに化成肥料で追肥するといい。

後は収穫を待つだけなんだけど、花がやけに多いような・・・
いつもなら1~2割りの感じだけど、ほとんど全部にできている。

収穫に影響するだろうか。

2017年4月25日火曜日

部分マルチで地温を上げる

トウモロコシと同一のセルトレーに西瓜とマクワウリを蒔いて、トウモロコシはとっとと芽を出したので外に出したいけれど、スイカにマクワはまだ熟睡中。

トウモロコシは外で陽に当てたいけれど、スイカとマクワはまだ温めたい。
トレーをカット?う~ん、型が崩れるだろうな。

困って、考えてこうしてみた。


これが良かったかどうか凡そ9日で発芽開始。


カメラ角度が90度違っちゃったけど、上の画像のトレーと同一のもの。
スイカとマクワウリが小さな芽を出している。

が、出ただけで喜んでいてもだめで、植付け後の地温もそれなりに必要。
そこで一般的には畝全体にポリシートを張ることになるる訳だけど、1畝、2畝そっくりマルチするほどのスペースが取れないので、このようにしてみた。


30cm角くらいに切った透明のビニールシートをパッチワークのように畝間の端に置いた。植えるのはここ。
植えつけるスペースの土だけを温めようという訳。

植付けまで3~4週間。
それまでこうしておけば土が温まるだろう。

実はこれ近所の畑で似たことをやっていたのでヒントにして真似たのだ。

そこでは肥料の袋をいっぱい並べて畝の天だけを覆っていた。
去年もその風景をみたが、ピンとこなかった。

色とりどりの肥料袋を何枚も並べて小石で押さえていた。
どう見ても美しい絵ではなく(ごめんなさい)、何をしているのだろうぐらいに思っていた。

その人は少しずつ多品種を栽培していて、お金を掛けずに工夫しているのが見てわかる。
ハタと保温だと、気づいた。

畝をそっくり覆わなくても、これでいいのか!
そこから今回の「部分マルチ」を思いついた。

我ながらいい案だと、今は悦に入っている。
どこかで何かが抜けていたりするんだけど・・・。

上の画像のようにメッシュの箱の天井にだけフィルムを張っただけでも、中は40度にもなってるので、たぶんこのやり方でも地温を上げることはできそうだ。


2017年4月24日月曜日

落花生の種蒔き

発芽適温(地温)は20℃前後、4月下旬あたりからというのが去年買った種の説明。
その種でできたマメを種として使うのだから、もうズバリ適期だ。

去年の収穫時に、よくできた豆を選んで陰干し乾燥して保存していた。
品種は「千葉半立」。

自家採取の落花生の種 千葉半立

去年は畝が空かなかったので5月下旬まで待っていたので、ついのんびり構えていたが今年は前作も数日前に終り、もういつでもいい。

これの殻を割って取り出して、種として十分なものが46粒だった。
去年買った1袋は45粒入りだった。その中には割れていたものもあった。

落花生の種

この中から30粒を選び、セルトレーに入れた土をよく湿らせたら1セル1粒ずつ置く。
種が大きいから作業は簡単。

落花生の種蒔き

土の量が少ないかなぁ、と感じるけれどポット30個は扱いが大変なのでこれで行くことにした。なるべく早めに植えつけよう。

タネを軽く押し込んだら上からも土を被せて、もう一度軽く押さえて完了。
土は種蒔き用土に海砂を少し混ぜて水の浸み込みを良くし、且つ増量も兼ねて。

最後に乾燥防止と遮光を兼ねて新聞紙を被せる。

蒔いた種の乾燥防止に新聞紙

これで発芽を待つ。
去年は1週間だった。この時期だから似たようなものじゃないだろうか。

去年収穫した後に土中に忘れられていた落花生が、自然に芽を出していた。

自然に芽を出した落花生

元々生命力が強い種なんだねぇ。
この場所でいいなら、収穫時にそのまま埋めておけば翌年もそれでOK、とは行かないかな。