2025年9月9日火曜日

きゅうりは挿し木でも育つ

 ごく気楽にキュウリの挿し木をしてみたら、どうってことなく根付いた。

これは8月6日に種をまいてから約2週間のポット苗↓


植付時には1本にした方がいいが2本共立派にできていて、どちらを植え付けるか迷う。
捨てられないので根鉢を崩して根洗いして
①2本とも生かす・・確実に活着させられるが、今は植えるスペースが無い。
②挿し木はどうだろう?

きゅうりの挿し木は、やったことも聞いたこともないけれど「やってみよう」と思い立つ。
地際からカッターで切り取った苗1本を、先ず水を入れたコップに3日ほど浸けて水を上げる。
その後土を入れたポットに割りばしで穴をあけ、切口を傷めないようそっと差し込んで押さえる。
このポットを水を張ったバットに入れて見守る。


置き場は、家の北側で直射が当たらない明るい場所。

2週間くらい経つと、引っ張っても抜けなくなった。
根が出て活着したんだ。

畑に移して、アンドンで直射と強風から防御した。
ポリ袋のアンドンじゃ暑いか?
代わる適当な資材が無いので、少しでも風を通そうと底を1cm位上げてみた。


上の画像中央が挿し木からできた苗。
右側は同時に発芽し普通に定植した先行苗。

今回使った種はこれ。



蒔き時適期がやや長めではあるけれど発芽と幼苗期の管理次第で真夏に種を蒔いて秋に収穫できるものだと(まだ収穫は不確定)、初経験をした。

4~5月に植えられるような苗を作るのは、加温設備が必要になるので簡単ではない。
春一番の植付けには市販の出来上がった苗を使い、その後は順次種を蒔いていけば秋まで新鮮なキュウリが食べられる

が、暑い時期に播種、育苗するにはそう大変じゃなかった。
今年の猛暑の中での経験だった。