2017年4月23日日曜日

ソラマメのアブラムシにも牛乳 効果なし

ソラマメに集まるアブラムシって避けようがないのだろうか・・・

アブラムシ発生のソラマメ

セロリに発生したアブラムシが、牛乳を散布することで簡単に駆除できたので味を占めてソラマメの緑色のアブラムシにもシュッシュッとやった。

アブラムシに牛乳を吹き付ける

すぐに動かなくなった。
牛乳のタンパク質が作った幕で、その日は死んだように見えた。

1~2日後も変わりなく、いや増えている・・みたい。
ちょっと揺らしてみた・・あ、動く。

仮死状態になっただけ?
それとも死骸とは別の固体が更に集まったのか?

とにかくソラマメについた緑色のアブラムシには牛乳は効果がなかった。

牛乳が掛かった虫は窒息死したとしても、乾いて固まっただけのところに次から次に飛来(?)したら、牛乳はずっと掛け続けていなくてはならない。

指先で払い落とす程度じゃ間に合わないような状況になったら、牛乳なんて生優しいことをしていてもだめなんだ。

アブラムシは病気を持ってくるから放って置けない。
薬の出番かな。











2017年4月22日土曜日

トウモロコシが発芽

トウモロコシが一斉に芽を出した。

トウモロコシの発芽

種蒔きは4月16日。
品種はスウィートコーンで1代交配の「おおもの」。


本当にこんなに大きなトウモロコシができるのかナぁ。
事の行きがかり上、選んでしまったけれど結果はいかに・・

各セルに2粒ずつ蒔いて、44セル。
発芽適温(地温)は25~30℃と、わざわざ断り書きを貼り付けてある。

裏に小さく書いてある注意書きだけだと、「出ない」と文句を言われるのかしら。
まぁ、私も書かれている説明をちゃんと読まずに突っ走るので、他人事ではないけど。

昼は25度を超えることが多くなったが夜の温度が適温までないので、セルトレイは終日屋内(21度)に置いた。

細かいことを言うと、この種も埋める時に向きがあるように書かれていたのを何かで見た記憶があるけど、どっち向きなのかは忘れたのでランダムに埋めた。

どうやらその説は関係なかったみたいだ。
畑一面に栽培する場合はそんなことしていられないものね。

芽が出たのでそろそろ肥料(鶏糞)の鋤きこみをお願いしなくては。



このところネギ類の成長が旺盛だ。
貧弱でどうなることかとハラハラさせたタマネギが、今まで経験がないほど立派な葉になっている。

茂っているタマネギ

今度は上の成長が良すぎてこれまた心配になった。
でも、まだ球にはならないが、膨らみ始めている。

地際がしっかりと太ってきたタマネギ



ニンニクもかつてなくしっかり伸びている。
少々混んでいるが。


育苗中の一本ねぎもピンと上を向いて元気だ。


九条ネギは、ぼうずができて芯は硬くなっているが葉はやはり元気に成長中。
葉だけなら今も食べられる。







2017年4月21日金曜日

ブロッコリーを灌注処理をしてから定植

ずっと待っていたブロッコリーの定植がようやくできた。
ポットに種を撒いて育てていたブロッコリーを畑に定植。2mほどの場所に5本。
少々窮屈かな。

ブロッコリーの定植


予定していた畝が空かなくて、播種から64日にもなってしまった。
間に合わないと考えて、途中で苗ポットを1周り大きなものに移植。

そして今日ポットから外してみると


やはりずいぶんな根の量だ。
ポットを大きくして正解だったようだ。

このところ何ヶ月か育苗した苗を畑に植え付けるという作業からご無沙汰だった。
去年覚えた「灌注処理」のことをすっかり忘れかけていて、危なくスルーするところだった。

畑に植えつける前のまだポット苗の時に、適正に薄めた農薬を水遣りをする要領で本体と土にかけてやること。

そうすることで薬が苗に浸透し、定植後の2~3週間は何もせずに病気や害虫を防ぐことができるというもの。

今回のブロッコリーにはプレオという殺虫剤を灌注した。
殺菌剤は、経験上ブロッコリーには致命的な病気は出たことがないので入れなかった。

植えつけるときには更に土にオルトラン粒剤を混ぜ、土の中にいるかもしれない害虫の害から守るための処置も。
せっかくここまで育てた苗だから、念には念をと。


ブロッコリーはアブラナ科。キャベツと同じでウワバ、コナガ、アオムシ、ヨトウムシたちの大好物なんだ。

モンシロチョウもモンキチョウも見かけるようになったから、今日使った農薬の効果がなくなる頃には防虫ネットも張らなくてはいけない。

風に振られて弱るのを防ぐためと、やたらと茎がグニャグニャ曲がるので割り箸で支えもした。

ブロッコリーの定植

これでまず1つの懸念が解消。

2017年4月20日木曜日

エンドウにはうどん粉病の予防薬

今朝はキヌサヤエンドウとグリンピースに、うどん粉病の予防薬を散布。
使ったのはこれ。

うどん粉病予防に使ったサンヨール

まだ出現していないうどん粉病だけど、必ず出る。
はびこってしまってからではどうしようもないので、カビが見えていないうちに手を打たなくては。

実はこれも昨年その実績を作って、納得した。
「予防だよ、予防が大事だよ」と言われていても、白くなった葉を見るまではなかなか動けず、発生してから「しまった!」というのが今までだった。

虫の害と違って、牛乳でというわけにはいかないんだよね。


今朝も目が覚めたときには既に風が出ていたけれど、止む瞬間もあったので思い切って実行。突然吹かれて逆流した液体が腕にかかってしまうこともあったけど、とりあえず一通り終了。

野菜の病虫害の予防は、人間の予防接種のように1回やればいいというわけにはいかず、危険のある期間は繰り返し手をかけなくてはならない。

そういう手間暇をかけて作る野菜だと考えると、店に並んでいる野菜の値段は高くはないんだね。

そうそう、薬剤散布前に必ずしなければならない大事なことは、収穫中の野菜は少々未熟でも散布前に収穫しておくこと。

農薬が掛かった野菜は3~4日は食べられないからね。
このサンヨールは撒いたその日だけ避ければ、翌日から収穫できる。


かって私も農薬を忌み嫌っていて無農薬を旨としていた頃はロクな野菜ができなかった。
師匠に使い方を教わり、正確に希釈して撒かれた薬は数日(薬によって違う)で分解し人に影響は出ないとわかり、最低限で使うようになった。

自然農法では、病害虫に強い野菜を作って無農薬でというけれど、並大抵の努力じゃできない。
家庭菜園程度の備えである程度の形にまでしようとしたら、農薬も止むを得ないと思う。

2017年4月19日水曜日

セロリにアブラムシ 牛乳で退治

ギョッ !
ごまを振ったような騒ぎ。


茎を軟白化するために地際から30センチくらいを、肥料のポリ袋で覆っていた。
昨日、収穫するために袋を取り除くと、この通り。

メガネとムシメガネを持ってきてよ~く見ると、6本の足が見える。
やはり!アブラムシだ。
ケシツブ以下の黒い小さなアブラムシ。

根元には大豆大のナメクジも、1匹や2匹じゃない。
(写真をとる前に考えずに全部捕殺してしまった)

このところの雨続きが呼んだのかな。
日除け用のポリ袋も良くなかったかな?

どうしよう・・
もう収穫しているから、殺虫剤は使えない。

ナメクジには塩でいけるかも。
アブラムシはどうする?

ネットで探すと色々出てくる。
牛乳、酢、木酢液、石灰、石鹸水など。

主に生で口に入れる野菜だから、違和感がないのは牛乳か酢。
牛乳を濃くして散布すればいいと。

ん?濃くした牛乳?
薄くすることはできるけど、どうやって濃くするの?

ハハ、きっと未経験者が書き並べたサイトだろうな。
牛乳が乾くと幕ができるからそれで窒息させるという理屈だそうな。

解らないことはないので、すぐにやれることなのでやってみた。
晴天ではなかったけれど、風速6mという風が吹いていた。

今朝見るとまだ黒い点々がいっぱい。
あ、でも障っても動かない。

なるほど~。
シャワーの水をかけて死骸を落そうとしたけど、これがまたしっかり張り付いていて落ちない。

水を掛けながらブラシでセロリの溝に沿ってこすり落してようやく粗方きれいになった。


いやぁ~、牛乳の粘着力って凄いんだ。
それにラクチンだし。

今日も風速7mだって。
洗濯物はハンガーごと飛んでしまうような暴風。

北海道ではすごい吹雪だったそうだ。
もう4月半ばを過ぎようというのに。

明日はこの風もいくらか弱まるらしいから、今度はソラマメのアブラムシに牛乳で攻めてみよう。




2017年4月14日金曜日

そらまめに着くアブラムシ

ソラマメに花が着くと必ずやってくるアブラムシ。

ソラマメに着くアブラムシ

先ずは成長点に多く集まる習性があるようだ。

成長点に集まるアブラムシ

アブラムシって黒い種と緑色のとがあって、ここにはいつも緑色のアブラムシが来る。
先ずは成長点にやってくるが、気がつかずにいると枝全体にビッシリと着いて、それは気持悪い絵となる。

早いうちから観察し、来たら追う、来たら追う。
手袋をして、枝を傷めないようにそっと払うか軽く枝全体を揺するようにすると、パラパラと地面に落ちる。

それがまた上に登ったり舞って戻ったりはしないようだけど、念のため落ちた虫は踏み潰しておこう。

花は咲き終わって花柄が黒く汚らしいけど、そこから小さなサヤが見え始めた。

ソラマメの小さいサヤできる

生育過程は順調なんだけど、背が伸びない。
現在90センチ。
他所のと比べてだいぶ低い。

この後花を間引く「摘花」も予定に入っているのだけれど、どうしたものか?
身長がない分花の数が少ないかもしれないから、間引くほどのサヤができるのかな。

2017年4月13日木曜日

カブの若葉が穴だらけ カブラハバチかダイコンハムシか

気温が上がったとたんに、なのか本葉が出始めたカブの葉が穴だらけ。

穴だらけのカブの葉
穴だらけのカブの葉

カブの葉には針のような穴がいっぱい
穴だらけのカブの葉

双葉のうちはまだ大丈夫と油断していたら、3~4日間目を離したらこれだ。
予想できたことなのに、また対策をさぼった。

すぐに手を打たなくてはならないけど、犯人がわからない。
カブによくいる虫はカブラハバチであることが多い。

カブラハバチは昼間でも見つかることがあるのに、まったく姿が見えない。
が、こんなにカンカンと照らされれば、彼らだって土の中でお昼寝だろう。

ダイコン(サル)ハムシの可能性もあるようだ。
いずれにしても見つからないし、この状態じゃ数も相当だろうから手で補虫するのは非現実的。

酢とか牛乳とかという手段も言われるけど、そんな生やさしいことを言っていると被害はどんどん拡大してしまう。
となれば、おっくうだけど農薬しかない。

腹をくくって(笑)早朝6時前に農薬散布準備にかかる。
始める前にもう1度犯人探しをしたけど、やっぱり影も形もなし。(喰い穴があるんだからこの言い方はないか)

ぴたっとはまるかどうかは自信ないけど、手持ちの薬剤でカブラハバチにはマラソン乳剤、ダイコンハムシにはモスピラン顆粒あたりが適当と判断し、それを混合した。

量れるギリギリで出来上がり量は400cc。
これでも2~3回分はある。

この作業をするたびに、家庭菜園に農薬は向かないと思うけど手で捕らえることができない害虫を始末するに他に効果的な方法がない。

少々の被害があっても収穫ができればいいけれど、カブやダイコン、キャベツなどのアブラナ科の野菜は害虫の防除なしでは収穫もない。

葉が葉脈だけのレースになってしまうから、キャベツは形にならないし、カブやダイコンはやせ細ったものしかできない。
何度も経験した結果、最低限の農薬は必要と思うようになった。

防虫ネットはアオムシのようなものには効果がある。
このカブに付いた極細かい虫や、元々土の中でチャンスを狙っていた虫には全くだめ。

なんだか農薬論みたいになってきちゃった。
続きはまたいつかの機会にしよう。

とにかくせっかく蒔いたのだから、なんとか食べられるところまで持っていきたいと、気が重い農薬散布をしたと言いたかったのだ。
効果を出すためには、この作業を週に2~3回繰り返さなくてはいけない。

不要な野菜にまでかからないように風の無い時にやらなくてはいけないのだが、このじきはいつも風が強くて、散布のチャンスが難しいんだ。

なんとかなりそうなのは早朝。
それで6時前ということだけど、それでも微風はあるし日も当っている。
風がない時は雨が降っている・・・悩ましいことだ。

下の写真の手前がカブ、奥側は二十日ダイコン。
二十日ダイコンは今のところ無事。


もちろん同じように農薬散布をしておいた。
穴があく前に予防散布をしたから、被害後に対処したカブとの違いが見られるかな。