2017年1月11日水曜日

ソラマメ、ハクサイの冬作業

寒期対策って何を今頃、なんだけど。

3~4日前に霜が降りて、変化を見るためにあえて植えっぱなしにしてあったサツマイモがみごとに枯れた。さすがにこれは耐えられなかったようだ。

前から少しずつ黄ばんでいたハクサイの外葉も、痛みが広がったように思う。


寒さに対する抵抗力の違いなのか、手前の「京都三号」はみごとに黄化している。
奥の「郷秋80」は何の変化もない。

「京都三号」はすでに収穫期を過ぎている?
でも、巻きがまだ甘い。


近隣のハクサイは皆しっかりとハチマキをしているから、それに倣わなくてはいけないかとも思ったけど、この違いを見ると品種を選べば寒さ対策はいらないような。

来年は「京都三号」は止めよう。


こちらはソラマメ。


去年は早く育ちすぎたので、播種を約1ヶ月遅らせたらまだこんなもの。
大苗は霜にあうと弱いのでこれでいいのでは、と思っているが結果が出なくては正解もわからないか。

元気で育っているので、この辺で摘心を。
中心から出ている茎の成長点をチョキンとやる。

こんな風になる。


もっと下から切っても用は足りるんだけど、全体の葉の量がまだ少ないので下からきってしまうと工場が小さくなってしまって成長に障るという訳。

こうしておけば、脇芽の成長が旺盛になって株も大きくなる。
少し暖かくなって、どんどん枝が伸びてきたところで改めて整枝をする、予定。

2016年12月21日水曜日

ショウガを収穫して、佃煮に

ショウガは地上部が枯れ落ちる寸前となった。


何回か植え付けに失敗し、結局生育できたのは小ショウガだった。

柔らかい夏の新ショウガ(大株)を酢漬けにしたかったけれど、小ショウガを育てることになった。
この時期まで地中に置くとヒネっぽくなってしまい、薄くスライスしても生では辛味が強くて酢漬けでは食べられない。

佃煮にした。


美味しいけれど、やはり辛味は強い。

薬味以外で食べたければもっと若いうちに使わなくちゃだめなんだね。
浸けるにしても煮るにしてもね。

う~ん、生姜って最初から最後まで難しい。
また、また来年の宿題に残ってしまった。

まだ収穫してない生姜は、薬味用にまわすことにする。
それでも大助かりなんだけどね。

掘り上げたらポキポキと小さく折って、土を洗ったらそのまま冷凍庫へ。
こうしておけばいつでも使えるので、とても具合がいい。

2016年12月20日火曜日

切干大根を作ってみる

大根はどれもこれも2kgを超える大きさになって、春までに全部は消費し切れそうにない。

今までには抜いて葉をつけたままの丸干し大根を作ったけれど、丸のままだと戻すのに大変な時間がかかり調理が億劫になるので、今年は切干で行ってみようかと。

経験がないので、とりあえず1本だけで試作。
やはり2キロを超した太い大根で。

千切りは夫が積極的に担ってくれ、手動だけれどスライサーを出してきて瞬く間に出来上がる。
皮ごと細く切って、それを網カゴに広げて


天日に当てながら干すこと4日。
風とお日様の力で短期間でよく乾いた。


2キロ以上あった大根がこうなったら85グラム。
なんと!大根というのはほとんどが水分なんだ。

近づくと、あの大根干し独特の香り。
これを俗に「ひなた臭い」なんて言うけれど、これは方言?

日光浴でビタミンDが増えたかと、食品成分表で調べると変化なし。
もともとビタミンDなんて含まれていない。

天日干しでビタミンDが作られるのは、どうもシイタケだけのよう。
だいこんを干す目的は専ら「保存」なんだ。

こんなにコンパクトになっちゃうし、水分がほとんどなくなっちゃうから腐ることもない。
乾燥って保存にはもってこいなんだ。

ただし、この後の調理に手間が掛からなければだけど。
この状態に乾燥させれば、水戻しは30分で大丈夫。

私は煮たものが好きだ。

2016年12月16日金曜日

落花生の乾燥から保存へ

11月の初旬から4回に分けての収穫、乾燥がやっと終り、吊るし保存の段階になった。

収穫前の茂っている時には、こんなにいっぱい作ってどうしよう!と思っていたものが、収穫してみるとそれほどじゃなかった。

病気も出ず虫害も目立つほどは無く、特に出来が悪かったとは思えない。

プロ風に言えば「反当りの収量」は少ない作物。
それゆえに高価なんだ。


籠に広げて1週間~10日程で、殻を持って振るとカラカラと中でピーナッツが躍っている音がしてくる。
これで第1次乾燥を終了させ、後は保存を兼ねて日陰干しとした。

第1次乾燥が終ったものを品質別に分けて、保存価値のあるものだけをネットに入れて雨がかからない風通しのいい場所に吊るして完了。


このネット入りが全部で20個できた。
自家用と、息子達と2~3の親戚とに分けるつもり。
その時はちょっと自慢げに言葉を添えるかも(汗)。

そう、この他に来年の種用として第1次乾燥過程を抜いたものを保存している。


この後食べるための加熱方法をいろいろと試している。
フライパンか、電子レンジか、オーブンか・・?

この結果を出さないとひと様には差し上げられない。
種蒔きから食料になるまでのうちで、これが一番難しい。

2016年12月13日火曜日

ミニのカリフラワー 収穫株と蕾がない株

買った苗に付いていたラベルには、「ミニサイズでの収穫がおすすめ」となっているだけで、その「ミニサイズ」のサイズがわからない。

「定植後40~50日」との記載もある。
この計算だと11月20日ごろが収穫適期となる。

その頃はゴルフボール位だったかな?
ミニだからそれでいい?

それじゃあんまりに食べ出がなくて、収穫する気にはならないので成長を待った。
今朝の時点で直径10cm、花蕾がちょっとボコッとしてきたので潮時かなと、切り取った。

木全体のバランスはこんな風。


花蕾だけを見れば


美しい!

これで差し渡し10センチ、目方は400グラム丁度。
ミニなのか、普通の品種なのか曖昧な大きさになっている。

食べてみて美味しければ、これで良いとするか。

もう1株同時に植えたのだが、そちらは花蕾の姿は全く見えない。
できているかのごとくに芯の葉が蕾を覆うように巻いていても、めくれど、めくれど中には何もない。

?、?、?
植えた時期が違えば、成長過程と気温がマッチしないとか何とか理由があろうけれど、苗を購入してからは全く同一条件で育てたのに。

こういうこともあるんだねぇ。
もう少し待って様子を見てみようか。


もう一つのフ・シ・ギは

店頭ではミニサイズとして売られているのは見ないけど、単に「カリフラワー」と表示された商品は私が行くような店で300~400円している。

1株で1個しか収穫できない、栽培面積も結構必要という条件はキャベツと同じだ。
この苗128円だった。

カリフラワーは高いなぁ、と思っていたけど、キャベツが安すぎるのではないかな。

2016年12月11日日曜日

白菜初収穫

今年の白菜、品種は郷秋80。
播種から80日くらいで収穫できる、とは説明されていないけどそんなメドなんでしょう。


虫の穴もなく、きれいに出来上がった(ように見えた)白菜。
80日は過ぎておよそ90日で、頭を押してみて硬く締まっていると感じた。

いいのでは、と採ってみた。


硬い外葉を落して量ったら2kgだった。
・・・まだ早かった?

切ってみた。


3~4kgになるとされている。
そう思って見ればまだ巻きがアマイようにも思える。

90日経ってこの大きさだと、あと1キロ太るには何日必要なのかな。
まだ太ることができるのだろうか?
人間なら1kg増えるのってワケナイのにね。

まぁ、トウ立ちまではまだ十分な時間があるから、これを食べながら待とう。
暮れまでにもう少し太って欲しいものだ。


同じように育てているもう一つの品種、「京都三号」は、なんだか変。
初期の成長は郷秋80より良かったけれど、今は穴だらけの上にちゃんと巻いていないものもある。

どうしてこうなるのだろうか?




2016年12月10日土曜日

ホウレンソウの種蒔き もう一工夫

ホウレンソウの種蒔きは、事前に種を水に浸けて外の硬い皮を取り除くことで発芽率が良くなることを覚えた。

時間があれば、それを一度冷蔵庫に入れて芽を出させてから蒔くともっといい。
しかし水に浸した種は掌や指先にくっついてしまって、均一に蒔くことが難しいという欠点もある。

そこでもう一工夫。
砂を都合して、濡れた種にまぶしてから蒔くと・・あらっ、パラパラと上手く落ちる。

砂は川砂でも海砂でも大丈夫。
砂にまみれたホウレンソウの種は、甘納豆みたいで美味しそう。


種と種が1粒ずつバラバラになっている様子がわかる。
なるほど。

これを指先でちょっとひねりながら植え溝に落とし込んで蒔く。
そして薄めに土を掛けて、手のひらか平らな板のようなもので押さえて播種完了。

今回は発芽まで7日。
まぁこんなもんでしょう、9月頃のようなわけには行かない。

で、発芽の具合は・・・
ほぼ揃った2日後の様子はこんな感じ。


あまり重なっていない。
砂をまぶした効果がでている。

実はこの方法は私が考えたのじゃなく、ネット上に落ちていたもの。
何でも工夫はしてみるもんだねぇ。

ホウレンソウの蒔き時は、マニュアルでは暖地で12月初旬までらしい。
でも今年の正月に、「数日前に芽を出しました」という感じの発芽したばかりの畑を目撃。

種袋も畝の端に添えてあった。
「剣葉ほうれんそう」だった。

先日ホームセンター2店で探したけど見当たらず、ネット上で見ると今回私が蒔いた「西洋大葉」と同条件だった。

もう一度、なるべく早く蒔いてみたい。