2016年6月4日土曜日

トマトにキュウリ、2回目の植え付け

2回目と言ってもやり直しではなく、収穫をずらす目的での植え付け。
当初トマトは大玉2本、ミニ2本、キュウリは1種類を2本ずつ苗を買って植えた。

総合的にもう少しあったほうがいいので、後から種をまいてみた。
トマトの実生栽培は初めて。

5月1日ポットに蒔いて、保温兼防虫のケースの中で凡そ1ヶ月。

トマト(中玉)はこんなふうに本葉が2枚出たところで


この中から2本を選択し、その2本を夫々芯を摘んで脇芽を2本出させた。


播種からおよそ1ヵ月後の6月2日にこれを畑に定植。


Yの字になって2本仕立てになっている。
脇芽をすべて摘んで主幹1本だけで育てる方法を、今まではとってきた。

そういうものだと思っていたけれど、こうすればあまり高くならずに収量も1本仕立てより多くなるとの情報を得て、それはやってみるべきと。

既にうえてある苗は大きくなっているので、やっていいのか疑問だったので、種からのこの中玉種だけで試そうと思う。

まだ弱弱しい感じがあるけど、発芽して1月もしているから大丈夫では。


キュウリも追加は種から。
やはり5月1日ポットに蒔いて、保温兼防虫のケースの中で凡そ1ヶ月。

品種は「ときわ風みどり」
蒔いてから1ヶ月、こちらは何の手も加えていない。

まだ本葉が2枚の頼りない姿で、なんだかヌーッと腰高の徒長したような苗ができた。
はやく定植したほうが良さそうなので、やはり6月2日にこれを畑に定植。


アンドン囲いで風から守ってやりたいところだけれど、ネット際なのでそうはいかず、支柱を立ててそれに固定。
支柱を斜めにしてあるのは左(北)方向に持っていきたいから。

良く見ると、もううっすらと2箇所にうどん粉病がでていた。
すぐにサンヨールをかけておいたけど。

目が離せないなぁ。


こちらは苗から育て始めたキュウリ「北進」の今の姿。


1日に強い風が吹き荒れて、下のほうの葉がボロボロになってしまった。
それまでは濃い緑色の大きな葉がついて、惚れ惚れするようだったのに。

今回植えたきゅうりとのバトンタッチは果たしてスムーズに行くだろうか。

2016年6月2日木曜日

ニンニクのオイル漬けを作る

ニンニクがうまくできなかったことのショックが少しずつ薄れ、今日は一粒一粒の保存作業ができた。

醤油漬け、オイル漬け、そのまま凍結、少しだけそのまま冷蔵と4種類で保存することに。

A 醤油漬け
皮を取ってつるんとなった粒を一旦ビンに詰め、そこに被るくらいに水を注いだらニンニクを取り出し、入った水量を測る。
その水量と同量の{醤油+みりん(醤油の約15%)}を一度沸騰させてから冷まして注ぐ。

1週間くらい常温で、その後は冷蔵庫で保存。1ヶ月くらいしたらニンニクも醤油もチャーハンなどに利用予定。


このニンニクをそのままで生っぽくなく美味しく食べたいのだけれど、その方法がわからない。

この状態だといつまでたっても生で、臭い。
蒸してから漬けてみたこともあるけど、そうするとグニャッとなってしまい美味しくない。

いろいろなレシピを覗いてみても、どれも「そのまま」漬け込むとある。
しかも1週間後くらいから食べられるなんて書いてあったり。

そんなのを食べたらお腹を壊すよぉ。


B オイル漬け
まな板の上に皮を取ってつるんとなった粒を置き、粒の上に包丁を寝せて置きその上から押さえつけて潰す。バリバリッと小気味のいい音がする。こうすれば粗みじんに切ったのとおなじこと。作業も切るよりずっと速い。

必要量を潰したらビンに詰め、そこに被るくらいにオリーブオオイルを注いで完了。


これはパスタなど洋風の料理に。

凍結保存はポリ袋で出来るだけ空気を抜いて。


ここまでやったらちょっと気が楽になった。
あとは忘れずに使うだけ。

2016年6月1日水曜日

ニンニク栽培終了・・多くが腐敗球

昨年秋に植えつけたニンニクを31日に掘り上げた。
だいぶ前から、様子が変だと思いながらも取り敢えず時期が来るまでは待ってみて、と倒れるまで待っての収穫。

結果は収穫なんて言えるものじゃなかった。

こんなのがほとんどだったから。


球の一部が写真のように腐っている。
そして、鱗片を包んでいる皮が厚くまだ柔らかい。

タマネギの外皮を剥くように、1~2枚その厚くて腐りかけた皮を剥くと食べる部分はとりたてて異常は無い。


冬の終わりごろに葉先が枯れたようになり、異変を感じ始めた。


手をこまねいて、何もせず。
そのうち4月になるとサビ病発生。


こうきましたか・・・
でも、ニンニクやネギのサビ病は命取りにはならない、との風の噂を信じ・・・

5月になるともう全体がまっ茶色に枯れ、でも立っていた。
トウもいくつかできて、その都度摘み取った。

5月末、ようやく倒れた。


引っ張って抜き取ることができず、スコップで掘り起こして収穫。

中でこれならいいか、と思えるものはほんの数個で、大きさも中国産のそれくらい。


これは良さそうに見えるんだけど、この上を覆っている薄い皮が腐っていて、粒と粒との間に入っている皮も腐っていたのでそれらを取り除いた結果の姿なんです。

とにかくロクナモンじゃ無かった。


種として植えつけたのは中国産の食用。
これが原因ではない。

なぜなら、今まで何年もこの方法だったから。

大元はサビ病。
これが何が原因なのか?

九条ネギもひどいサビ病に侵された。
どちらかがどちらかに伝染したなか?

ニンニクでのこんな残念な経験は初めて。
1片1片をばらして皮を取り除き、取り敢えず冷蔵庫に。

乾燥保存は出来そうにないので、お醤油やオイルに漬け込んでの保存にするつもり。
ラッキョウ洗いの仕事のような手間のかかる作業でしっかり疲れたので、その仕事は明日。



このニンニクの後の畝は消毒が必要だろうか?

2016年5月29日日曜日

害虫が活発 ネキリムシ、コナガ、それに・・

トウモロコシがまた1本やられた。
前日の夕方の見回りでは異常なし、だったのに朝見るとグタッ。

根から掘り起こして、静かに土をほぐす・・何もいない。
根が植わっていた周りの土を少しかきまわす・・・いた!


カブラヤガというネキリムシ。
やっぱりこいつだった。

カメラを持ちに行っている間にも土の中に隠れようとしている。


こんなに太く大きくなったトウモロコシがやられるなんて、想定外。
今までにやられたのは植えたばかりの幼苗や芽を出したばかりのものだったから。

彼らの生活は昼夜逆転(私の生活からみると)で、辺りが暗くなったら食餌活動を始め、人が眠りから覚める時間には「お休みなさい」と地中で眠る。
だから、前日夕方には何とも無かった野菜が朝突然バッタリということに。

植えつけるときには必ずネキリムシ対策の薬剤(オルトランかカルホス)を使っているのだけど、効いていないのかな。
代えてみるか。


もう一つの害虫はキャベツを荒らすもの。
防虫ネットに守られてうまくできていると思っていたら、いつの間にか穴があき徐々にその穴が大きくなる。





葉の間を調べてみると緑色の排泄物がごっそり。
これはアオムシかヨトウムシでは?

早起き(5時半頃)して捜査すること3~4日。
こんな時間でも、お日様こそまだだけど外はもう完全に明るい。
何も見つからない。

今朝は4時半に目が覚め、曇り空でまだ薄暗かったのでよし、今日こそはと構える。
いた。
糸のようなコナガが3匹。

??これがあのウンチ?
あの穴を?

違うなぁ、たぶん。

あー、もう止めた。
この時間に見つからないなら、もうテデトールは中止。


手遅れかもしれないけど、薬に切り替え。
ヤッテラレナイ。


一日中頭に霞が・・・。


取り敢えずしっかりと睡眠をとった後、翌日午前中こんどはブロッコリーの葉をチェック。
これもいつのまにか小さな穴がいっぱい。

葉を一枚一枚裏に返して見ていく。
いるは、いるは・・

2mmくらいから1cmくらいのまでのコナガが極細の糸を出しながら補食中。
葉の裏を見れば、コナガは日中に見つけることができるんだ。


ブロッコリーはキャベツと違い葉を収穫するのじゃないから、そう神経質にならなくてもいい。
でも、葉は工場だからあまりボロボロじゃいい良品の製造は無理。

捕まえながら気づいたのは、この虫は、中心に近い柔らかな葉よりも外側の硬い葉の方を好むようだ。
そうするとやっぱり、キャベツの巻きかけた葉を害しているのは別物。



農作業用のイスで腰を支えながら、メガネをかけ、ピンセットを持って小1時間。
全部チェックが終ったときは汗びっしょり。

2016年5月28日土曜日

落花生も発芽

2~3日前からモコモコと土が持ち上げられていたけど、なかなか姿が現れない。
昨日やっと見えてきた。

種を植えてから1週間だった。
大きな種にしては早い。

土の布団をよいしょっともちあげている。
さぁ、起きようかなんて言いそうな、ちょっとユーモラスな格好。


開いた豆の中に緑色の芽がチラリ。




落花生の芽はフタバの形はしていないねぇ。
エンドウもそうだけど、いきなり本葉が顔を出す。
いや、これが双葉なのかな。

種の置き方が悪かったのかこんな格好で苦しんでいそうなのも。


直してあげたいけど、どっちが頭なのか根なのか?

2016年5月27日金曜日

ショウガが発芽

小ショウガが芽を出し始めた。

種を植えてちょうど1月。
毎年のことでも、芽を出すまではドキドキする。

このところ数日暑い日が続いたので、これでと期待していたら当り!

ここは家の北側で、直射日光は朝日が少しと西日が当るだけ。
累積の温度で出たのかな。

出たのはこれ1箇所で、土から背中を出しているのはこんな具合。


芽は出掛かっているようにみえるが、まだ緑色にならない。



他に、日当たり良好の場所に黒マルチで地面を覆って植えてある大ショウガは、マルチを剥ぐって見たけど全くケハイナシ。
土から半身が出るように植えてあるが、少々心配。


芽さえ出てくれれば、後は成長を見守って待つだけなんだけれど、その発芽がなんともヤキモキさせられる。



2016年5月26日木曜日

九条ねぎの種採取

九条ねぎの種が採れた。


ゴマ粒より小さい種。
これだけあれば十分。

去年の夏に乾燥ねぎを買って植えつけてこれで一回りしたことになる。
試行錯誤の一周だった。

結局この品種は「九条太ねぎ」だったけど、そのあたりすらわからないまま闇雲の進行状態だった。これで良かったのかも未だに疑問。

何がかというと、柔らかく美味しく食べられたのはほんの一時だったことが腑に落ちない。
ネギってそんなものなのかなぁ。


この種を採った後のネギは、邪魔にならない場所に移して栽培続行中。
ネギボウズを作りながら新しいネギを分けつし、更新している。
頻繁に分けつを繰り返して、どこで止まるのだろう。

だけど分けした新しいネギも、この季節はすぐに硬くなってしまう。
まったく、せつなくなる。


ところで種採りだったっけ。

できた種がこぼれてしまわないようにと、kのアイディアでボウズの頭をストッキング地で覆面して採取をしようとしたのが4月半ば。(4月18日のブログ参照)


ネギボウズができればすぐにでも種になるものと思っていたら、まん丸のボウズが開いてからタネを持った苞のようなものができて、そこからタネがこぼれるのだった。


ボウズの上に飛び出している部分にタネが入っていた。
ボウズ誕生からこうなるまでに40日以上かかっている。

ストッキングに包まれたまま置かれたので、大方がかびていた。
種ってネギボウズの外にできるんだ!


解ったところでストッキングの覆面を外して、青い芯を20センチほど付けて切り取り紙箱に入れて乾燥させながら採種。
この方法はネット上のどこかで目にしていたので、真似た。


切り取ってきてしばらく日にあてて乾燥させてから、箱の中で軽くボウズをたたいて落としたのがゴマ粒のような九条ネギの種。

これでいいんだ。
ねぎ栽培そのものは今一よく解らないけど、種の採取はできた。

これを封のできる紙封筒に入れて、蒔く時期(いつ?)が来るまで冷蔵庫でお休み。
ドロナワ生活はいい加減に卒業し、次期はちゃんと美味しく食べられるよう、勉強して置かなくちゃ。