2016年4月18日月曜日

ネギボウズ 脱皮して種を作って

爽やかな風の流れに乗ってジャスミンの花の香りがしています。
家から出て近くを散歩すると、塀に絡んだハゴロモジャスミンが咲き出していました。
いい香りです。

畑に植えられているネギはどこもかしこもまん丸のネギボウズをつけています。
わが家のも同様です。

3月20日ごろにボウヤが葉の間からニョッキリ


20日後(今から1週間前)は
葉よりずっと伸びて、ボウズを支えている茎(葉?)はしっかり硬い。

写真奥のネギはボウズを摘み取ってしまっています。

切り取ったネギボウズは、天ぷらにするとほんのり苦味があって美味しいそうです。
切って捨てた後で知りました。残念。
来年の楽しみとします。


花(ボウズ)は薄いベールのようなものに包まれています。


こうなるともう白い部分も硬くなってしまい、美味しくありません。
しばらくは市販品で凌ぐことになります。


そして3日前の状態は


全員脱皮。ベールが取れました。

ネギボウズとはネギの花。
これで何百という数だそうです。



そして今日は、こうなりました。


何したの?


ストッキングで覆面しました。
どこへ強盗に入る・・・のじゃなくて
タネを採るためです。

花が咲いたら種ができて、放っておくとその辺に勝手に振りまいてしまうのです。
細かい種なので、地面に落ちたらわからなくなります。

で、落ちる前にこれで受け止めよう、っていうことなんです。

初めての経験なので、巧く収集できるかどうか。
上手に採れたらそれを蒔いて次のネギを育てます。

それができれば、もう種を買わなくても良くなります。
ネギの種って毎年買わなくちゃならないので、支出もばかになりませんね。

 この状態を見た夫曰く「こんなにキッチリ止めたらタネは飛べないんじゃない?」
えっ?ストッキングを使うように言ったじゃない。足に履いてバブダブしているストッキングなんてどこにある?




首の辺でストッキングを止めてある道具は、園芸用の輪ゴムです。
リアル店舗では見かけないのですが、ネット上で売られています。



止めるのも外すのも簡単で、紫外線にも強く何年でも使えとても重宝してます。



2016年4月17日日曜日

タマネギが膨らんできた・・何があっても季節は進む・・

秋に植えたタマネギの鱗茎が膨らんで地上に出てきました。



少し拡大すると


最も大きいと思われるものはこんな感じ。


できあがると、球と葉の境目部分の芯が折れたようにコテッと倒れるんです。
そうやって教えてくれるので判りやすいんです。

晩生種のタマネギは標準地では6月中旬が収穫期となっているのですが、この分ではだいぶ早そうです。
あと1週間?10日?




暢気に家庭用野菜の世話などしていますが、
九州地方で強い地震が大規模で起きています。
恐ろしいことです。

九州地方での大震災は今まであまり耳にしていませんでしたが
日本列島いたるところ断層だらけなので、どこで大地震が起きても全く不思議はなく、人が国内を移動して逃げることはできません。

対策は、「備える」ことだけのようです。
基本の食料品、水、トイレットペーパーのチェックをしなくては。

災害対策という意味でも庭に野菜があれば助かるのではないでしょうか。
暖かいこの地では、その気になれば通年何か青いものができるので、精を出さねば。

水をかぶってしまったらお終いですけど・・・


2016年4月16日土曜日

ラディッシュの収穫

昨日の収穫で、播種後26日です。


20日大根とは言うけれど1月はかかる、今まではかかっていた、と思っていました。

26日を20日というか1月と表現するかは微妙なところですね。

出来上がったのはこれだけで、全部が収穫できるようになったわけじゃないのでまぁ1月くらいと考えれば間違いないです。

つまらぬ理屈で因縁をつけるようなことを言いました。
要は半ら20日で収穫できる大根というわけです。


あまり美味しいものでもなく、主菜に出来るものでもないのですが、この色形に惹かれてつい毎年作ってしまいます。
きれいな赤で、まん丸でかわいいですよね。


害虫が活動を始めない低温期には20日から30日くらいですっとできるのですが、これから先はそうはいきません。
それで、かわいいというだけでしょっちゅう作るのはちょっと、ね。





2016年4月14日木曜日

キャベツやレタスの植え付けと同時に風対策

ポットで育てていたキャベツ、レタス、ブロッコリーが発芽してから1月を超えてしまった。
植えなければと思いつつも何だかんだで、延び延び・・

昨日一晩強い雨。
予報で見ていたのでその翌日(つまり今日14日)に植えようと計画したのですが、風予報では10メートルの風が夕方から翌日も吹くと出ました。

3日後にはまた雨らしい。
その後まで待つ・・・とまだ4日も先になってしまう。

仕方が無い。
できる限りの風対策をして植えつけよう。


植えるのはこれらです。


キャベツにレタス・・あれ?
あ、あと2個忘れられたようです。他にブロッコリーも。

1ポットに5~6本の苗を作ってしまったので、本当はいけないのですがそーっと株分けをして数を増やして2畝に植えつけました。

予め牛糞、鶏糞、石灰は入れていますが肥料は入れてなかったので、植え穴に化成肥料を入れて少し土を掛け、その上に防虫剤を蒔いてから苗をおきます。

定植時の防虫剤は必須ですね。
必ずというくらいにネキリムシがきます。

地際からちょっと上がった辺りを齧られ、簡単に枯れてしまいます。
私の使っている薬は今回はオルトラン粒剤ですが、使用したからといって万全ではありません。
たぶん使ったほうがやられ難いでしょう、という程度です。

そんなことで、こんな風に定植です。


左畝は全部今回の苗で、右畝は左側の4株が今日の苗です。

レタスとブロッコリー、レタスとキャベツという順番に昆植しました。
コンパニオンプランツのつもりです。


この後風避けの対策です。
南西からの強い風、との予報です。

左の畝は
トンネル用の支柱をセットし、防虫網を掛け簡単に止めたら更にその上をビニールシートで被いました。
ただし完全に被うと蒸れてしまうので風上側だけ。

右の畝は
左と同様に出来れば理想的でしたが、ビニールシートがありません。
さて、どうしよう?

ちょっと心細いけど何もしないよりはいいかとポリ袋利用の行灯をしました。
その上に防虫ネットが掛かるので、アンドンの支柱は長さ制限があります。

この畝は去年は通路部分だったところも利用したようで、プラ竹がどうにも入ってくれないところが幾つかあり、三角の行灯となりました。
それでもネットを持ち上げてしまうところが出て・・無理矢理な造作となりました。

さらにネットの裾を錘で固定し完成。


これで巧く難をクリアしてくれるかな?

4月は時々台風みたいな風が吹くことがあるんですよね。


今日は気温は25度。
風は爽やかだったのですが、日差しがきつく、たった1時間半の作業がきつかった。



ー後日記ー
この風避け装置(?)は、役に立ちました。
寄せ集めの材料ばかりで美しくないのですけど、目的はバッチリ達成。
かなりの風からも小さな苗たちを守ってくれます。
しばらくはこのままにしておきます。






鈴生りグリンピースの初採り

グリンピースの収穫です。
昨日採ってみたのは大体こんな量。


莢を割ってみると、平均的にこんな感じです。


燦燦と日を浴びた若葉の輝きのような色の粒。
きれいです。

粒の数は1莢に5粒が平均。
画像の真ん中にあるような8粒も揃ったものは少数でした。

莢の長さはキヌサヤの平均的な大きさと比べて大差が無いのです。
全体が膨らんでくるので大きく感じるようです。

キヌサヤを太らせるとゴツゴツしてくるのですが、これは莢全体が大きく膨らみます。
そして莢にはキヌサヤのような艶は無いのです。

採り時の大きさを比べると


上端のがキヌサヤです。
長さはあまり変わりがないですよね。
太ると大きく感じるんですね。


早速試食です。
塩茹でだけで食べてみました。

うまいなぁ~と言ってもらいましたが、私の正直な感想はちょっと勇み足だったかというところです。
甘味が足りません。
粒の大きさも十分じゃないように思えるし。

収穫は数日早かったかという感じなので、数日後にはたぶんもっと甘くなるでしょう。

思えば生のグリンピースなんて、店頭では春だけですね。
しっかり春を感じる代表的な野菜ですね。



畑ではグリンピースが鈴成りです。


こんなにも新鮮でヒスイのようにきれいな野菜を存分に食べられるのは、とっても贅沢ですねぇ!
家庭菜園の魅力の最たるものです。


・10月初めに4株分の種を蒔いて
・11月にオルトラン水溶液を2度噴霧(うどん粉病予防)
・葉が鳥につつかれたので、周りにテグス糸を張って
(写真に見えている白い紐は倒伏防止用ーこれも大事な作業、でも淡々とやるだけ)
後は成長に任せました。


秋蒔きの野菜は収穫までに時間は掛かるけど手がかからないので、見ているだけで育つような気がします。


エンドウの仲間ってうどん粉病がどうしようもない、と思っていたのですが今回はキヌサヤも含めて被害は極狭い範囲で止まりました。
オマジナイのつもりでしたが、出始めにオルトランで手を打ったのが功を奏したのでしょうか。


これからはキュウリのうどん粉が必ず出ます。
エンドウに学んで「早め」で対処してみよう。

2016年4月11日月曜日

ソラマメの摘芯後の様子

ソラマメの花が一斉に枯れて黒くなりました。
上の方の若い花を落としたのだから、残った花は全部枯れても当たり前なのかな。

放っておいても時間が経てば順に枯れて黒くなるのですが、芯を摘んだ枝は一斉に花が枯れました。


摘芯しなかった枝は上の方に花が咲いているので、摘芯による変化ですね。
成長点を切られたら栄養は生殖にまわるので、花は活発に(変な言い方?)なるのが理屈なのでは?

開花による活動が終って実を結ぶ方にエネルギーが行っていると考えればいいのかな?
株が枯れてきているのじゃないから、大勢に影響はないのですが不安と疑問が湧きました。

今のところ莢はどんどん太り元気です。


どう、いい感じでしょう。

まっすぐに空に向かって伸び、正しく「空豆」ですねぇ。

あと2週間くらいで収穫になりそうです。
楽しみ!



エダマメを蒔く 第1回目

ビールのつまみの代表、枝豆の播種です。
何回もずらして蒔いて、ずらして収穫する予定の第1回目はこれ。


「極早生茶豆」です。
播種後77日が収穫目安と書かれています。
今蒔くと6月下旬には食べられそうです。順調なら。

ビールは一年を通しての嗜好品ですけど、そのお友達のエダマメはやはり汗をかくようになってからが美味しいようです。
今年は夏場は切らさぬように、が目標。


では準備です。

種は、20cm間隔で植える計算で1箇所3粒として今回は18粒。
ささやかです。
とりあえず植えられるスペースは120cmの畝1箇所なので6箇所分。

この18粒を昨夜から水に浸しておきました。


今回は直播せずにポットで苗を作ります。
カラスのいたずらを防ぎたいから。

カラスは豆の芽が地面から出始めると、待ってましたと遊びに来ます。
芽をズ、ズ、ズーっと嘴で引き抜いてしまいます。

餌にする為にやるんじゃなく、遊ぶのです。
遊び盛りの若いカラスの仕業なんだそうですが、遊ばれているかと思うと腹が立ちますねぇ。
もう一度蒔き直さなくちゃならないし。

だからちゃんと苗ができたら植えつけられるように、僅かな数でもありポットに蒔くことにしました。


まずポットの穴をふさぎます。
材料は薄い木綿布。


ここに種まき用の土を入れます。


この土は安くはないですがバッチリ出ます。
葉物なら少しの量でいけますが、大豆の種は大きいので結構使うのでもったいないけど何度も蒔き直していると何かと不都合ですし。

この土をさっきのポットにちょっと多めに(水をやると沈んでしまうので)入れ、水をかけ、落ち着くのを待って植え穴をあけ、種を3粒ずつ落とします。


手前の黄色い棒は穴を開ける道具で、温度計のケースです。
種がストンと入る穴が開けられれば何でもOK.。

そして種がかくれるように土を掛けて、上から押さえます。


バットのようなものに入れたら新聞紙で全体を覆い終了。
昼間は日なたに出しておけば、土の温度が上がって発芽が早まりますよね。


あ、新聞紙の上からも水を撒いておくともっといいですね。

新聞紙を掛けておくのは、保温と乾燥防止です。