2020年3月17日火曜日

すっかり芽が伸びたジャガイモを植える

う~ん、こんなので大丈夫かな?
2センチ前後にまで伸びてしまったメークィンの芽、ぎょっとするほどの姿。


HCで買ったのは2月中頃だった。
早すぎるとは思ったが、持ち帰って放置してもこのまま店で放っておかれても結果は同じなので、選択肢が多いときに買っておこう、いつも売れ残りの品ばかり掴んでいるから。

購入時に既に芽が出ていたものだから、我が家に来てもぐんぐん成長した、当然。
結果は上の様になったのだけど、伸びすぎだね~。
大丈夫かな?

それをそーっと60g前後の大きさにカットして、都合丸1日ほど切り口を直射日光で殺菌。昔は灰を切り口に塗ったものだけど、今はお日様の力を借ります。


乾いて黒く変色してきたらあとはそっと土に埋める。


ダンシャクの芽はそれほどじゃなかったが長い芽があるメークィンは発芽している方を上にしないと芽が傷むし、安定が悪い。
どんな向きで植えても結果に大きく影響しないことがわかった(去年試した、その結果)ので、なるべく傷をつけないよう埋めた。

結果的にほとんどが切り口が下になり、標準的な植え方になった。
芋の背中が出ないよう少々厚めに土を掛けた。明日からは暖かくなるらしいけれど今日の地温はまだ12度までだった。

伸びすぎた芽は傷むかもしれないけど、これからまだどんどん新しく出てくるでしょう。
暑すぎたり雪が舞うほど(東京)寒かったりの陽気が過ぎ、明日あたりからようやく安定して気温が上がってくるらしい。

チャンスではないか。

ポリマルチをしたよその畑ではもう20cmくらいの葉が出ているので、見るとちょっと焦るけど、急いで育てる必要はない。少々収穫が早まったところでその後すぐに蒔いたり植えたりできるものはないから。

品種は無難なところで男爵とメークィン。
過去に他の品種を作ってみたけれど、新品種はどれも収量が今一つで、食味も感動するほどの差異はないように感じているので、昔から作られ万人に愛されている品種が素人には向いているのでは。

この定植作業の段になるまでには、1月ほど前に堆肥としてバーク堆肥、木灰を土に鋤きこみ、さらに2週間ほど後には元肥となる鶏糞と途中に潜む虫(おもにコガネムシ、ヨトウムシ)に対する殺虫剤を施している。

覚えておかなくてはならないことは、ジャガイモの場合「石灰は使わない」こと。
ジャガイモは酸性土が性に合うのだそうだ。

いつもは間に合わなくて結局みんな一度に鋤きこむのがオチなんだけど、今年はマジメに教科書どおりにやれてチョットキブンガイイ。

そんなこんなで
春一番の定期的な仕事が一段落。

この後緊張するのはメロン、スイカ、トウモロコシ。
これらはウチの場合収穫時期が決められているので、逆算での計画を立てていかなくてはならないが、それがなかなか結果がでないので難しい。

余談になるけれど、この春はジャガイモにタマネギは超がつく安さだった。
我が家が常時利用するスーパーだけのことだったのかどうかは知らないが、特大のジャガイモ1個25円、やはり特大(350gくらい)のタマネギが17円、9円だった。

暖冬で育ち過ぎたのか、発芽前に売り切ろうとの戦略だったのか、はたまた安さで売っているこの店の目玉品だったのか。こんな値段を付けられたら家庭菜園は立場ないなぁ。
家庭菜園の価値は計算したらダメなのは承知だけどね・・




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