今年の同時期に同条件で植えた2種類のじゃが芋は、生育過程も結果も揃わなかった。
じゃが芋の品種は
・キタアカリと
・メークィン
この2種を共に3/12に植えている。
どちらも市販の種用を2kgずつ使用した。
経過は順に書くとして、先ずは結果から。
キタアカリの収穫で植えてからちょうど100日の5/31、収穫量は18kgでタネの時の9倍。
写真右がLサイズ、左がMサイズ。
光を浴びて青くなってしまった芋も混じったが、総じてつるんときれいにできた。
収量にやや不満。
メークィンは6/13の収穫で113日、収穫量は23kgでタネの時の11.5倍。
キタアカリ同様に木が半分以上枯れた頃の掘り上げ。
やはり虫害は全く無くその意味ではきれいで、収量にも満足なのだが「そうか病」になっていた。
栽培過程での違いが幾つか見られた。
・発芽までの日数が、品種により10日くらいずれた。
キタアカリは小さかったので丸ごと、メークィンは半分にカットして植え、結果の発芽はは丸ごとのキタアカリの方が早かった。
それから半切りの種は切り口を上にして植えたのと、下に向けたのとを試したが顕著な差は出なかった。
・キタアカリは葉がうっそうとしてきた頃に徒長し始めた、
午後3時ごろから日陰になったので、そのせいか。でも7時間くらいの日照はあったのでどうか?
・メークィンには殆どの株に花が着いたがキタアカリは1つも着花しなかった。
メークィンの花は摘み取らずそのままにした。花を除去しないと収穫量に響くとの情報はあったが、病気を呼ぶなんていう情報は見ない。
収量にも響いたようには思えないので、きれいな花はそのまま鑑賞していていいようだ。
・メークィンだけがそうか病になった。
植える前に土の酸度を計った上で、石灰は使わず鶏糞と熔りんとを元肥にしたが、いつもと違うのは木灰も元肥として加えたこと。
木灰がPHを上げてしまったのだろうか?
それならどちらにもそうか病が出そうなものを、キタアカリはきれいにできていた。
草木灰のカルシュウムが芋を育てるという情報を得てやったものだが、草木灰にカルシュウム?カリウムならわかるけど・・
そうか病の原因かどうかは分からないけど、木灰はよくなかったような気がする。
キタアカリはそうか病に強い品種なのかもしれない。
テーマ外だけれど、メークィンの収穫は梅雨に入ってしまい瞬間の晴れ間で作業をすることになった。
梅雨前に収穫の計算で定植日を決めたはずが、アテが外れてしまった。
さらさらした土なのであまり手こずらなかったが、このタイミングって難しい。
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