6月7日ごろ梅雨入り、この頃から徐々に熟し始めた早生桃と杏。
しょぼ降る雨の中で日々大きくなり、日ごとに熟して・・・
やがて収穫に。
日川白鳳(ひかわ はくほう)という早生もも。
もうほとんど収穫が終っている樹だけど、盆栽みたいな樹形に40個ほど生らせた。
少し無理だったのだろう、やや小さめ。
味は出来上がっていて、満足させてくれている。
袋を掛けたりもしたのだけれど、相当数がアリにやられた。
少し採り遅れたか?
収穫適期がとても短く、1週間くらいで全体が熟してしまうのが弱点。
14日までは3歳11ヶ月と1才10ヶ月の孫がいた。
樹に生っているのを見せるだけで、まだ食べられないよとオアズケ。
上の孫は毎日外に出て見ていた。
下の孫は覚えた「モ・モ」という言葉を口にしながら嬉しそうに姉の後を追いかけていた。
食べさせることも出来ずに、罪作りだった。
そして、あんず。
花の時期も熟すペースも日川白鳳と全く同じ。
場所の都合で樹形全体が撮れないけれど、枝の様子。適当に摘果した杏です。
あんずの実はこれ。アンズ独特のこの色合い、桃とも梅とも違う。
信州では杏は珍しくないが、他の地方ではまず見ない。
信州でも生食用に売られているのはあまり見ないが、これは生食できる期間が短いからだろう。
干しあんず(これがまた美味しい!)や杏ジャムは道の駅や駅売店などでは常時並んでいる。ジャムは給食のコッペパンと一緒によく出てきたような気がする。
甘味、酸味、香りのバランスがいいフルーツで、私にとっては懐かしい一品。
今年は20個ほど生らせた。
やはり虫害でポトポトと落ちてしまったのもあったけど、いくつかは美味しく胃に収まった。
品種なのか、昔口にした味とはちょっと違ったけれどいくらお金を出しても他では手に入らない、価値ある品。
杏の特徴は、桃と違い実がパカッと2つに割れて、タネが簡単に外れることだ。
桃はどんなに熟してもタネと身をきれいに離すのは難しいものだ。
生食で余るほど収穫できるようになるのが待ち遠しい。
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