2018年9月8日土曜日

かぶ、コマツナはスッと発芽

かぶ、コマツナに、チンゲンサイを雨上がりに蒔いて3日目にそろってきれいに発芽した。
カブは目検討だけど、3センチぐらいの間隔で点蒔き。


コマツナは1条ですじ蒔き。もう少し濃い目に蒔いてもよかったが、種の残りがこれだけだった。また新しく買って追加しよう。
カブに比べて葉がだいぶ小さい。


チンゲンサイも発芽は上々で、これも点蒔きにした。


こういう風に全部揃ってすっと発芽すれば、スタートは成功ということになる。
出ない箇所がいくつかあったり、何日もかかってボツボツというのはまず順調な成長は見込めないものだ。

かつて種蒔きの「基本のキ」すら知らなかった頃の私は、蒔いた種が芽を出さないことがよくあったものだ。
テキトーに土を掘って種を落とし入れて、テキトーに土を掛けていただけだった。

・播種時期を守る
・土を良く湿らせる
・蒔き溝の深さを均一にする
・覆う土の厚さは野菜によって違う
・種と土を良く密着させる
という基本を全く知らなかった。

今の私が知る限りではニンジン、ホウレンソウ、レタス、シュンギクはちょっとコツがあるのだけれど、一般的には上記の点を外さなければ種が古くない限りちゃんと出る。

知らないとは怖いもので、経験がないと簡単だと思ってしまう。それが2~3回やってダメだといやになって菜園そのものを止めてしまう例が家庭菜園を始める人に多いのだと。

調べるツールはいくらでもあるのだから、作ってみようと思い立ったら何か1つでも学ぶまでは続けたいもの。
少しでもわかってくれば面白くなるものです。


日差しがだいぶ弱まってきたようにも思うので、寒冷紗を外して防虫ネットに交代しよう。

これらはどれも一度にいっぱいできても困るものなので、1週間から10日もしたら第2回目を蒔く予定にしている。

2018年9月6日木曜日

間引き&追肥

1箇所から3~4本出ているダイコンを間引いて2本にした。
これの追肥はまだ早くて、本葉が4~枚になったら1本にしてその時に1回目の追肥となる。

10日程前に定植した3種類はどうだったかな、調べてたらすぐにやらなくちゃということに。
キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーだけどどれも植え付けの1週間後に1回目の追肥。

計算した量を化成肥料(14-14-14の高度化成)で施した。
ほう、結構な量になるものだ。
これを忘れたらちゃんとした形には多分ならないだろうね。

この計算だけど、元肥として鋤き込む時に畝ごとに計算しているが、今は1畝に全部植わってはいないので、追肥の計算は按分も必要になってくる。

元肥の時のNは鶏糞を使っているのだが、防虫ネットが掛かっている畝で鶏糞を追肥でやるのは大変な手間になる。
従って簡単にばら撒くだけの化成肥料にした。

これはこれでまた、鶏糞を化成に換算しなおさなくてはいけないので、あぁややっこしい。3回又は4回の追肥計画なので、今回の量をメモと頭(大丈夫?)に記録しておいて次回からは凡その目分量でやれないだろうか。

施肥作業の途中から雨。
これはラッキーと、少々濡れながらの完了。
ウン、気持がいい。

2018年9月5日水曜日

かぶ、こまつなを蒔いた

私にとってはまず成功が難しい野菜なので、気が重いけど欲しい野菜のトップ10の内。

カブ(F1白雪)

かぶの品種としては初めてのもので、「小かぶの時から中かぶになるまで順次収穫できて裂果や変形が少ない」などの特徴が魅力で選んだ品種。
9月いっぱい蒔けるようなので、少しずつ数回に亘って蒔いていく予定。
カブは買うと高いので、できる時期にはぜひ作りたいが、ちゃんとできたことはあまり無い。

コマツナ


何回も作ってみるのだけれど、柔らかくてある程度大きく育ったものを収穫することはなかった。
収穫適期がごく短いので、大きくなりきらずに硬くなってしまう。きっと肥料が足りないのだといつも後になって思う。今度こそは、と何回思ったことか。
で、また今度こそとケイフンを標準量の2倍漉き込んだが・・

そして欲張ってチンゲンサイ


これはだれでもが手を出しやすい野菜のようなので、売店での1品として作りたい。


台風が過ぎた後、はっきりと空気が変わったとは思えないがいくらか過ごしやすくなっている。それでも直射はまだ痛いほどに感じるので、また寒冷紗を使った。

どれもアブラナ科でと~~っても虫にやられやすいものばかり。
コナガ、キスジノミハムシ、カブラハバチ、アオムシ・・針穴が開いた程度では犯人の姿が見えないので、推測で対策をしていくところから始めるしかない。

3日位で発芽するだろうが、虫との闘いの季節が始まる。
発芽したら寒冷紗を防虫ネットに替えて虫対策。

発芽の様子はこちらで



ポット苗に追肥

発芽して2週間のはくさいに液肥をやった。


今までポット苗は何でも、発芽からおよそ30日くらいを水の管理をするだけでそのまま育苗していた。

最近、このような育苗中も追肥の必要があると知った。今頃、なのだ。
そのせいか、苗がなかなか定植できる十分な大きさにならなかった。

種を蒔く土は市販の種蒔き培土を使うが、改めて袋を見たが今使用している品には「PH調整済み」としか表示されていない。肥料らしきものは何も入っていないと解釈すべきか。

それだとしたら水だけではしっかり太れる筈はない。
定植までに週に1回程度の液肥を使うのだという。

そうだったのか。
これを実行すればいい苗ができるかな。

本葉が出ている白菜の他は、同数で別品種のはくさい、追加で蒔いたキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーで、どれも発芽して5~6日を経過。
ひょろひょろだけど、今から数回の追肥でしっかりしてくれることを期待。


昨日の台風21号は、当地では幸い被害らしいものはなかった。
予報が早期の時にはスワッ、直撃かと思ったけど日ごとに西へ西へと反れて関西方面で大被害。
年々災害が大きくなるような気がする・・



2018年9月3日月曜日

ニンニクは冷凍保存がお勧め

5月半ばに収穫して、乾燥しながら消費してきたニンニクはもうそろそろ芽がうごく時期だ。人の感覚ではまだ真夏だと思っても、植物は敏感に温度の低下を感じているようで毎年9月半ばには緑色の芽がみえてくる。

そうなる前に、この先来年の収穫までの8ヶ月分を家庭で保存するには「冷凍」しかない。
店にはいつも乾燥したものが並んでいる(どうやって保存しているのか?)のを買って使う分には何の問題もないけど、家庭菜園でできたものを来春まで使っていくにはこの方法だ。

どうやって冷凍するのか、その手順をご紹介します。

今の状態はこれ。店で売られている状態のものだ。


まずは全体を包んでいる白い薄皮を剥がします。4~5枚重なっていてちょっと面倒だが、ちょっと乱暴に2~3枚を一緒に剥がしても問題ない。
すると、こうなる。


ユリ根みたいだね。
そしてこれを1粒ずつパチッパチッとばらして、こう。


ここまで解体したら、冷凍庫へ。
別にどうってことなかったね^^

「冷凍」ってどうやって?という方もおいでなので、こうして凍らせるのだよとの説明です。
しっかり凍ったらチャック付きのポリ袋にでも入れて保存し、必要なときに出してくればいい。

冷凍庫から出してすぐに包丁が入ることと、最後の1枚の皮は乾いている状態の時より剥き易いので使いやすく、ニンニクの冷凍保存はお勧めです。

最後の皮まで剥いてから冷凍すれば、使うときにもっと楽ですけど、乾燥状態での最後の皮むきがとても大変で、沢山あると途中で投げ出したくなります。

<蛇足>
今年の秋もまたニンニクを植えようと思っている人は、この冷凍作業の時に種の分を取りおくことをお忘れなく。
全部冷凍しちゃったら植えつけの時になって、あらっなんてことにならないようにね。

・・経験者語る

2018年9月2日日曜日

エダマメに実が入らない原因はカメムシ

マメ科の根には根粒菌がつく、というのは常識と思っていたのですが・・
今年のエダマメにはそれが無い。


すっきりときれいな根だ。


今年のエダマメは全滅だった。
1回目に蒔いた中早生の黒豆は、7月末の台風で枯れた。

ずらして蒔いた茶豆は、いくら待っても実が入らなかった。
莢はびっしり着いているのに膨らまずに枯れていく。


チッソ肥料が多すぎてツルボケしたなら、マメサヤがここまで着かないのでは?
肥料はチッソ系は少なめにし、リン骨球を加えている。

莢はできているのに、その中のマメが成長しないのだからたぶん根粒菌とは関係ないでしょう。


カメムシがいっぱいいたので、2回ほどスミチオンで退治した(これは良く効いた)。
横道だけど、カメムシっていろんな形があるのだねぇ。
緑色、茶色くて小豆粒みたいなもの、褐色、細長く足の長い大きなアリのような形のもの・・どれもあのニオイは共通。

汁を吸うのだろう、穴のあいたサヤや変形した莢もいっぱいあったが、全部やられる前に退治しているから膨らむサヤがあってもいいのに、なんて手前勝手な言い分。

答えがあった。
種屋さんのページだから間違いないでしょう。
実が膨らまない原因はカメムシだった。

カメムシへの対処が遅すぎて、実が成長しなかったということで、根粒が着いていなかったことは、生育には関係なかったようだ。


2018年8月31日金曜日

30度超でも大根は発芽した

寒冷紗の効果が納得。

種袋の説明では8月下旬から蒔けるとされている大根(吉兆)だけど、高温が続いていたのでダメかも知れないと思いながらおそるおそる蒔いたが(8/29投稿)、3日でほぼ揃って発芽。


蒔いた後すぐに寒冷紗で全体を覆った。
この寒冷紗の遮光率は22%。

これが効果を上げた。
気温も地温も34度のところにこうして日除けをすることで発芽条件ができたということか。

この寒冷紗の長さが少し足りず、全部は覆いきれていなかった。
仕方なく北側に当るこの位置からみて左端は日除けなしだった。
その結果はこういうことに。


黄色の破線で囲ったところは8日経っても出てこない。
その手前2箇所は6日後にこれだけ出たがそれぞれ4粒ずつ蒔いてこれだけ。

寒冷紗有るか無いかで如実に違いが出たわけだ。
これは勉強になった。

必要な措置をさぼっちゃいけない。
野菜を快適状態で成長させるには、人間が頭と体を動かさなくては。