途中までは成長したのに、その後止まってしまった。
枯れたわけじゃない。
消滅したので蒔き直したがいつまで経っても双葉のままのもある。
どちらも同じ畝での現象だ。
元肥はバーク堆肥、鶏糞、石灰、リン酸骨球を鋤きこんでいる。
量の間違いがあったとしても途中で成長が止まるというのはおかしい。
リン酸骨球は基本は実もの用の肥料なので、間違ったかな?だけど、だからと言って成長しないことはないだろう。
これが10月27日に問題の畝に追い蒔きしたものの現状。
およそ1月経過してまだこんな状態。
双葉のまま成長が止まった総太大根
双葉のまま成長が止まった総太大根
こちらは同じ日に別の畝に、やはり追い蒔きしたもの。
適期に蒔いたものよりは小さいけど、上のとは全く違う。
順調な総太大根
やたら雨が降っていたから根腐れかもと、別品種だが正規に蒔いたものを1本抜いてみたが、股根の徴候はあっても腐ってはいない。
左は成長不良、右は順調にそだった「YRくらま」
何なんだろう?
だめだった畝には当初「YRくらま」と「聖護院大根」の2種を蒔き、くらまは途中でストライキに入り、聖護院は本葉ができかけてすぐ全滅、その後「総太大根」を追蒔きしたら双葉のまま止まる。
こう見るとこの畝または元肥に原因があるように思える。
虫害ならば葉に異常が出るか、根を切られて終るはずだから違う。
水が過ぎての根腐れでもない。
もしかして元肥は勘違いで何も入れてなかった?
ならば途中まで成長したり、双葉で止まったりというのは説明ができない。
連作障害?
この畝の前作はジャガイモだったから、それもない。
と、ここまでいろいろな観点で考えてきて、連作から連想して「相性」が浮かんだ。
いわゆる連作での障害じゃなくても前作、後作として、栽培した野菜の相性があるようだ。
ジャガイモのあとに生姜は育たない、ようだ。
普通ジャガイモを6月に堀り上げて、その後に生姜を植えることはしないから非現実的な例。
確かな答えには行き着いていないけど、ジャガイモの後に同じ「根菜」であるダイコンは上手く育たないと説明しているサイトがあった。
言われてみれば根のものの後にまた根ものは良くないだろうなと、これか?と他も検索したけど、同じ情報は見つからず確証が無い。
この畝だけで20本を収穫する予定だったのが、全くゼロ。
他の場所に作付けした同品種の30本(YRくらま)はちゃんと育っているから、全く無いわけじゃないがちょっと寂しい状態で、原因もわからないから諦めきれない。