暗くなってしまいその日のうちに土に入れることができなかったので、取り敢えず底に1cmくらい水を張ったバケツにポリポットを置いて、その中に3束ずつ入れておいた。
水の中に倒れないようにとポットを置いた中に苗を立てたが、それでも束の外側にあった極細く小さい苗は溶けかけていた。弱いんだ・・
バケツから取り出して束をばらした苗を、1メートル弱くらいの長さで溝を掘り片面を壁のようにして垂直にして置いてみる。
大き目の苗でも長さ15センチほど、太さは2ミリもあるかどうか。
これなら私が今育てている苗でも、あと2週間も経てば同じようになるんじゃないかな。
自信はないけど、ふ~んという感じだ。
晩生タマネギの苗って、こんな小さい姿で流通するのだ。
これは何か理由があるのだろうか。
もっと大きくして扱い易くしてからじゃまずいのだろうか?
そう言えば去年の苗も小さかった。
これは注意しないとまた去年の二の舞になる。
ちょっとビクビクものだ。
この写真で苗の向こう側の土面がほぼ垂直になっているが、それは苗を垂直に植えたいため。
苗が斜めになっていると、曲がってしまうので起き上がろうとしてそのためにエネルギーを使ってしまうのだそうだ。
白い部分がほんのちょっと隠れる程度に土を寄せて軽く抑えて終了。
マルチシートを張って定植すればより安全だろうとも思うけど、予定している畝は幅が35センチしかなくポリマルチは無理だ。
ポリフィルム以外でなにかマルチングの方法はないものか、考えてみよう。
ところでこの苗は50本で318円。
50本が全部出来上がったとして1本当たり6円。
近所のスーパーでは売り出しの日にはタマネギ1個17円で売られる。
生育中はあまり手はかからないけど、何ヶ月もの間腐らせずに保存するのに時間と場所が必要だ。
それを考えるとこの値段は高い、違う、育苗は簡単じゃないからこれでもいい。
スーパーの値段が安すぎるのだ。
ん?もしかして輸入もの?
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